JP3028745U - 中央処理装置の放熱用基板 - Google Patents

中央処理装置の放熱用基板

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JP3028745U
JP3028745U JP1996002354U JP235496U JP3028745U JP 3028745 U JP3028745 U JP 3028745U JP 1996002354 U JP1996002354 U JP 1996002354U JP 235496 U JP235496 U JP 235496U JP 3028745 U JP3028745 U JP 3028745U
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JP
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heat dissipation
substrate
hole
processing unit
central processing
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JP1996002354U
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Inventor
陳富英 洪
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陳富英 洪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の中央処理装置の放熱用基板は、座板は
羽根により上から下に向けて吊り下げるように組立てら
れているため、座板の枠及び座板とローターとの隙間は
扇風機の風の入口側に位置するため、埃などが羽根のコ
イルや電子部品に積もり易くなり、扇風機の回転も騒音
を起こし易くなるなどの問題があった。 【解決手段】 放熱板に適当な隙間を有する放熱ブロッ
クを設け、放熱ブロックの真ん中に形成された収納空間
には基板の枠及び座板が収納され、基板に穴を設け、穴
の縁から下方へ伸びている数本の枠を設け、枠の他端は
中心に集中して座板を支持し、座板に軸穴を設け、軸穴
は羽根の軸と結合され、基板は横ブロック、脚、または
結合穴を設け、単独にまたは併合して放熱板に結合され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、中央処理装置の放熱用基板に関するものである。 詳しくは、放熱板に放熱ブロックを設け、互いの放熱ブロックの間には適当な 隙間が設けられ、放熱ブロックの真ん中に収納空間が形成され、収納空間には基 板の枠及び座板を収納することができる。また、基板に穴を設け、穴の縁から下 方へ伸びている数本の枠を設け、枠の他端は中心に集中して座板を支持し、座板 に軸穴を設け、軸穴は羽根の軸と結合するのに用いられ、基板には横ブロック、 脚、または結合穴を設け、単独にまたは併合して放熱板に結合することができる ように構成されているものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の中央処理装置の放熱用基板にあっては、下記のようなものにな っている。 基板に結合穴を設け、結合穴は固定部品により放熱ブロックと結合し、また、 基板に貫通穴を設け、基板の両側の空気を流通させ、また、基板に座板を設け、 座板はステータと結合することができ、ステータはローターと結合して回転する ことができる構成にしたものとなっている。 その特徴は、基板は比較的薄い厚さをもつ組立空間があるため、回路板、電子 部品、または各種の信号制御部品を組立てることができ、またはその組立空間は 座板の片側に位置するものである。 (実用新案登録第3015783号「超薄型コンピュータ中央処理装置の放熱 用基板」)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 座板は羽根などにより上から下に向けて吊り下げるように組立てられているた めに、座板の枠及び座板とローターとの隙間は同様に扇風機の風の入口側に位置 するため、埃などが羽根のコイルやその電子部品に積もり易くなるため、部品が 故障を起こし、また、扇風機の回転も騒音を起こし易くなる。 そのほかに座板は比較的大きい面積を有するため、扇風機が吸い込む冷たい空 気も相応的に減少する。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもの である。 本考案の目的は、下記の効果を有する中央処理装置の放熱用基板を提供するも のである。 1.羽根、コイル及び電子部品を正確に下方へ向けて組立てることができるた め、扇風機の風の入口側には如何なる部品も邪魔することがなくなり、また、ロ ーターと座板との隙間も風の入口側に暴露することがないので、これらの部品に は埃は積もらなくなり、製品の故障率を低減することができる。 2.羽根が回転する時において、騒音は生じなくなり、さらによい冷却空気を 提供して放熱の効果を増加するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本考案のものは、放熱板1に放熱ブロックを設け、互いの放熱ブロッ クの間には適当な隙間12が設けられ、放熱ブロックの真ん中に収納空間11が 形成され、収納空間11には基板3の枠31及び座板32を収納することができ 、基板3には穴30を設け、穴30の縁から下方へ伸びている数本の枠31を設 け、枠31の他端は中心に集中して座板32を支持し、座板32には軸穴33を 設け、軸穴33は羽根2の軸21と結合するのに用いられ、基板3には横ブロッ ク34、脚44、または結合穴54を設け、単独にまたは併合して放熱板1に結 合することができる中央処理装置の放熱用基板である。
【0005】
【考案の実施の形態】
実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は、本考案のものの第1実施例であり、放熱板1、羽根2、基板3などの 部品より構成されている。 放熱板1は、アルミなどの金属材質により製造され、中央処理装置に結合する ことができ、放熱板1には数本の放熱ブロックが形成され、放熱ブロックの真ん 中に収納空間11が形成され、収納空間11は基板3の枠31及び座板32を置 き入れることができるよう構成されている。 互いの放熱ブロックの間には適当な隙間12が設けられているため、空気は隙 間12の間を通ることができ、また、基板3と結合することができ、必要があれ ば放熱板1の数本の放熱ブロックに逆さ鈎13を設けることもでき、基板3はし っかりと固定されるよう構成されている。 羽根2はコイルなどの部品と結合され、羽根2の軸21により基板3の軸穴3 3と結合することにより、羽根2は回転して送風することができるよう構成され ている。 基板3の中央部分には穴30が形成され、穴30の縁から下方へ伸びている数 本の枠31が設けられ、その中の一つの枠31に扇風機の電線の導線槽31Aを 設けることができ、この導線槽31Aは電源線を引導するのに用いられ、枠31 の他端は中心に集中して座板32を支持し、座板32の中心に一つの軸穴33が 設けられ、軸穴33を利用して羽根2を支持することができるため、羽根2は回 転し送風することができる。 基板3は各種の方法を用いて放熱板1に結合することができ、図1が示すよう に、基板3に横の方向へ突き出ている横ブロック34を設けることができ、横ブ ロック34を用いて放熱ブロックの隙間12に緊密に嵌めることができるため、 簡単かつ便利に結合することができるように構成されている。 図2、3のごとく、基板3が羽根2と結合した後、基板3の横ブロック34に より直接放熱板1の放熱ブロックの隙間12に嵌め込むことができるため、簡単 かつ便利に結合することができ、または羽根のコイルは羽根2により覆い隠され ているため、埃が積もらなくなる利点を有し、また、羽根が回転する時において も騒音は生じなく、円滑に冷却空気を大量に吸い込んで放熱板1へ向けて送風す ることができ、放熱ブロックの槽や隙間を経て四方へ放散し、さらによい放熱効 果を得ることができるよう構成されている。 図4は、他の実施例の中央処理装置の放熱用基板を示しているが、その構成は 下記の通りである。 放熱板1には同様に収納空間11、隙間12、逆さ鈎13が設けられ、羽根2 には軸穴43に結合するのに用いる軸21が設けられている。 基板4にも同様に穴40の縁から下方へ伸びている数本の枠41が設けられ、 枠41の他端は中心に集中して座板42を支持するよう構成されている。 そして、この枠41のうちの一つの枠41には扇風機の電線の導線槽41Aを 設けることができる。 座板42の中心には一つの軸穴43が設けられ、軸穴43を利用して羽根2を 支持することができるため、羽根2は回転し送風することができ、基板4には両 対称の辺から下方へ伸びている脚44が設けられ、脚44は放熱板1の放熱ブロ ックの間の隙間12に緊密に嵌込むことができる(図5、6が示すように)ため 、簡単に結合することができるように構成されている。 また、脚44は少しの弾力性を有するため、震動を吸収する効果を得ることが できる。 そして、第1実施例の横ブロック34も合わせて用いると、さらによい固定の 効果を得ることができるよう構成されている。 図7は、他の実施例の中央処理装置の放熱用基板を示しているが、その構成は 下記の通りである。 放熱板1には同様に収納空間11、隙間12、逆さ鈎13が設けられ、羽根2 には軸穴53に結合するのに用いられる軸21が設けられている。 基板5にも同様に穴50の縁から下方に伸びている数本の枠51が設けられ、 枠51の他端は中心に集中して座板52を支持するよう構成されている。 枠51のうちの一つの枠51に扇風機の電線の導線槽51Aを設けることがで きる。 座板52の中心には一つの軸穴53が設けられ、軸穴53を利用して羽根2を 支持することができるため、羽根2は回転し送風することができ、基板5には結 合穴54が設けられ、結合穴54はねじなどの固定部品55が通過するのに用い られ、固定部品55により放熱板1に固定することができるため、しっかりと固 定され結合するよう構成されている。(図8、9参照)
【0006】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 本考案の中央処理装置の放熱用基板は、羽根を上から下へ向けて組立てること ができるため、羽根のコイルは羽根により覆い隠され、埃などが積もり易いとい う問題はなくなり、回転する時において騒音は生じなくなり、また、最大量の冷 却空気を吸い込んで放熱板に対して送風し、放熱板の隙間または槽により拡散さ れ、最大の冷却効果を発揮することができる。 また、基板と放熱板との結合は、使用上の需要に応じて横ブロックや脚により 簡単かつ緊密に結合し固定することができ、また、固定部品により固定すること ができ、あるいは実施例に示された各種の方法を併用することができるため、同 様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図である。
【図2】平面図である。
【図3】A−A線断面図である。
【図4】他の実施例の分解斜視図である。
【図5】同上の平面図である。
【図6】B−B線断面図である。
【図7】他の実施例の分解斜視図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】C−C線断面図である。
【符号の説明】
1 放熱坂 2 羽根 3,4,5 基板 11 収納空間 12 隙間 13 逆さ鈎 21 軸 30 穴 31 枠 31A 導線槽 32 座板 33 軸穴 34 横ブロック 40 穴 41A 導線槽 42 座板 43 軸穴 44 脚 50 穴 51A 導線槽 52 座板 53 軸穴 54 結合穴 55 固定部品

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱板(1)に放熱ブロックを設け、互
    いの放熱ブロックの間には適当な隙間(12)が設けら
    れ、放熱ブロックの真ん中に収納空間(11)が形成さ
    れ、収納空間(11)には基板(3)の枠(31)及び
    座板(32)を収納し、基板(3)に結合されている羽
    根(2)が回転するのに用いることができ、基板(3)
    には穴(30)を設け、穴(30)の縁から下方へ伸び
    ている数本の枠(31)を設け、この枠(31)の他端
    は中心に集中して座板(32)を支持し、座板(32)
    には軸穴(33)を設け、軸穴(33)は羽根(2)の
    軸(21)と結合するのに用いられ、基板(3)を放熱
    板(1)に結合することができることを特徴とする中央
    処理装置の放熱用基板。
  2. 【請求項2】 枠(31)のうちの一つの枠(31)に
    扇風機の電線の導線槽(31A)を設けることができる
    請求項1記載の中央処理装置の放熱用基板。
  3. 【請求項3】 基板(3)には横の方向へ突き出ている
    横ブロック(34)を設け、横ブロック(34)は放熱
    ブロックの隙間(12)に緊密に嵌込むことができる請
    求項1記載の中央処理装置の放熱用基板。
  4. 【請求項4】 基板(4)には下方へ伸びるような脚
    (44)が設けられ、脚(44)は放熱ブロックの隙間
    (12)に緊密に嵌込むことができる請求項1記載の中
    央処理装置の放熱用基板。
  5. 【請求項5】 基板(5)には結合穴(54)を設け、
    結合穴(54)は固定部品(55)により放熱板(1)
    に結合することができる請求項1記載の中央処理装置の
    放熱用基板。
  6. 【請求項6】 基板は横ブロック(34)、脚(44)
    または結合穴(54)を選択し、単独または併合して用
    いることができる請求項1記載の中央処理装置の放熱用
    基板。
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