JP3028733B2 - 通信カラオケ切換装置 - Google Patents
通信カラオケ切換装置Info
- Publication number
- JP3028733B2 JP3028733B2 JP6206855A JP20685594A JP3028733B2 JP 3028733 B2 JP3028733 B2 JP 3028733B2 JP 6206855 A JP6206855 A JP 6206855A JP 20685594 A JP20685594 A JP 20685594A JP 3028733 B2 JP3028733 B2 JP 3028733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication karaoke
- communication
- switching device
- download
- karaoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、１台のホスト装置か
ら複数台の通信カラオケ装置に連続して新曲のダウンロ
ードができる通信カラオケ切換装置に関する。
ら複数台の通信カラオケ装置に連続して新曲のダウンロ
ードができる通信カラオケ切換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】通信カラオケ装置は、カラオケ演奏を行
うための楽曲データを電話回線を介してホスト装置から
ダウンロードすることができるものである。このダウン
ロード機能は自動化されており、ホスト装置から電話が
掛かってくると通信カラオケ装置は、自己の装置に記憶
している楽曲データの曲目リストをアップロードし、ホ
スト装置がこのリストに未登録の楽曲データ（新曲）を
ダウンロードする。こののち、通信カラオケ装置が自動
的にホスト装置との電話回線を切断する。
うための楽曲データを電話回線を介してホスト装置から
ダウンロードすることができるものである。このダウン
ロード機能は自動化されており、ホスト装置から電話が
掛かってくると通信カラオケ装置は、自己の装置に記憶
している楽曲データの曲目リストをアップロードし、ホ
スト装置がこのリストに未登録の楽曲データ（新曲）を
ダウンロードする。こののち、通信カラオケ装置が自動
的にホスト装置との電話回線を切断する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通信カラオ
ケ装置は、いわゆるカラオケルームなどに設置される場
合が多く、このような場所では１か所に多数の装置が設
置される。しかし、従来は、このような装置に対しても
ホスト装置は１台１台に別々に電話を掛けて新曲のデー
タのダウンロードを行っていた。このため、各通信カラ
オケ装置毎に別々の公衆電話回線の敷設が必要であると
ともに、ダウンロードに時間がかかるうえ電話の使用時
間も長くなって料金が高くなる欠点があった。
ケ装置は、いわゆるカラオケルームなどに設置される場
合が多く、このような場所では１か所に多数の装置が設
置される。しかし、従来は、このような装置に対しても
ホスト装置は１台１台に別々に電話を掛けて新曲のデー
タのダウンロードを行っていた。このため、各通信カラ
オケ装置毎に別々の公衆電話回線の敷設が必要であると
ともに、ダウンロードに時間がかかるうえ電話の使用時
間も長くなって料金が高くなる欠点があった。
【０００４】この発明は、従来より使用されている通信
カラオケ装置を使用して複数台に対する連続したダウン
ロードを可能にした通信カラオケ切換装置を提供するこ
とを目的とする。
カラオケ装置を使用して複数台に対する連続したダウン
ロードを可能にした通信カラオケ切換装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、マルチプレ
クサ（１２）、検出手段（１３）、制御手段（１１）を
備える通信カラオケ切換装置であって、マルチプレクサ
（１２）は、複数の通信カラオケ装置（４）のいずれか
を選択して電話回線に接続し、検出手段（１３）は、通
信カラオケ装置（４）の接続がオフされたことを検出し
てオフ信号を制御手段（１１）に伝達し、制御手段（１
１）は、電話回線を介してホスト装置（１）との通信を
開始し、オフ信号が入力されたとき、次の通信カラオケ
装置（４）にマルチプレクサ（１２）の接続を順次切換
えることを特徴としている。上記制御手段は、マルチプ
レクサによって新たに選択された通信カラオケ装置を電
話回線での電話呼出と同じ呼出信号により呼出を行って
該通信カラオケ装置とホスト装置との通信を行わせるこ
とが出来、また、ホスト装置との通信開始時に該ホスト
装置との通信を行うべき通信カラオケ装置を指定する指
定ＩＤ番号を受信してテーブル登録し、このテーブル登
録されている指定ＩＤ番号の通信カラオケ装置を順次切
換えていくことも可能である。
クサ（１２）、検出手段（１３）、制御手段（１１）を
備える通信カラオケ切換装置であって、マルチプレクサ
（１２）は、複数の通信カラオケ装置（４）のいずれか
を選択して電話回線に接続し、検出手段（１３）は、通
信カラオケ装置（４）の接続がオフされたことを検出し
てオフ信号を制御手段（１１）に伝達し、制御手段（１
１）は、電話回線を介してホスト装置（１）との通信を
開始し、オフ信号が入力されたとき、次の通信カラオケ
装置（４）にマルチプレクサ（１２）の接続を順次切換
えることを特徴としている。上記制御手段は、マルチプ
レクサによって新たに選択された通信カラオケ装置を電
話回線での電話呼出と同じ呼出信号により呼出を行って
該通信カラオケ装置とホスト装置との通信を行わせるこ
とが出来、また、ホスト装置との通信開始時に該ホスト
装置との通信を行うべき通信カラオケ装置を指定する指
定ＩＤ番号を受信してテーブル登録し、このテーブル登
録されている指定ＩＤ番号の通信カラオケ装置を順次切
換えていくことも可能である。
【０００６】
【作用】この発明の通信カラオケ切換装置は、複数台の
通信カラオケ装置を接続している。通信カラオケ装置は
ホスト装置から楽曲データのダウンロードを受ける。ダ
ウンロード時に、ホスト装置は通信カラオケ装置を統括
接続している通信カラオケ切換装置に対して電話を掛け
る。通信カラオケ切換装置は、自己が接続している通信
カラオケ装置に対してホスト装置との接続状態を維持し
ながら順次切換接続してゆく。これにより、１本の電話
回線で且つ１回の回線接続で通信カラオケ切換装置に接
続されている通信カラオケ装置の全部に対して楽曲デー
タのダウンロードをすることができる。また、この場合
において、通信カラオケ装置は、従来のようにダウンロ
ードののち通信回線を自ら切断する装置のままでよい。
通信カラオケ装置を接続している。通信カラオケ装置は
ホスト装置から楽曲データのダウンロードを受ける。ダ
ウンロード時に、ホスト装置は通信カラオケ装置を統括
接続している通信カラオケ切換装置に対して電話を掛け
る。通信カラオケ切換装置は、自己が接続している通信
カラオケ装置に対してホスト装置との接続状態を維持し
ながら順次切換接続してゆく。これにより、１本の電話
回線で且つ１回の回線接続で通信カラオケ切換装置に接
続されている通信カラオケ装置の全部に対して楽曲デー
タのダウンロードをすることができる。また、この場合
において、通信カラオケ装置は、従来のようにダウンロ
ードののち通信回線を自ら切断する装置のままでよい。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明の実施例である切換装置を含
む通信カラオケシステムの構成を示す図である。この通
信カラオケシステムでは複数台の通信カラオケ装置４が
モデム５を介して切換装置３に接続され、切換装置３は
公衆電話回線２を介してホスト装置１に接続されてい
る。通信カラオケ装置４はホスト装置１から定期的に新
曲の楽曲データのダウンロードを受ける。ホスト装置１
は、各通信カラオケ装置毎にそのダウンロードの時期を
記憶しており、そのタイミングにその通信カラオケ装置
を統括する切換装置３に対して電話を掛ける。１台の切
換装置３に接続されている通信カラオケ装置に対する新
曲ダウンロード時期を同一にしておけば、１回の電話で
全ての通信カラオケ装置に対するダウンロードを行うこ
とができる。ホスト装置１は楽曲データ等をＦＳＫ変調
で送信する。通信カラオケ装置４はモデム５を用いてこ
のデータを復調し、自己のストレージに記憶する。
む通信カラオケシステムの構成を示す図である。この通
信カラオケシステムでは複数台の通信カラオケ装置４が
モデム５を介して切換装置３に接続され、切換装置３は
公衆電話回線２を介してホスト装置１に接続されてい
る。通信カラオケ装置４はホスト装置１から定期的に新
曲の楽曲データのダウンロードを受ける。ホスト装置１
は、各通信カラオケ装置毎にそのダウンロードの時期を
記憶しており、そのタイミングにその通信カラオケ装置
を統括する切換装置３に対して電話を掛ける。１台の切
換装置３に接続されている通信カラオケ装置に対する新
曲ダウンロード時期を同一にしておけば、１回の電話で
全ての通信カラオケ装置に対するダウンロードを行うこ
とができる。ホスト装置１は楽曲データ等をＦＳＫ変調
で送信する。通信カラオケ装置４はモデム５を用いてこ
のデータを復調し、自己のストレージに記憶する。
【０００８】図２は切換装置３の構成を示す図である。
この切換装置３は、各通信カラオケ装置４のモデム５が
接続される複数（ｎチャンネル）のコネクタ１４、およ
び、これら複数のコネクタ１４と公衆電話回線２とを接
続するマルチプレクサ１２を有している。マルチプレク
サ１２は制御部１１によって切り換えられる。制御部１
１には公衆電話回線２を介してホスト装置１から送られ
てくるデータを受信するためのモデム１０が接続されて
いる。ホスト装置１は通信カラオケ装置４に対して楽曲
データをダウンロードする前に制御部１１に対してダウ
ンロード先などの制御用データを送信する。なお、上記
複数のコネクタ１４には１〜ｎのＩＤ番号が付されてお
り、その各コネクタに接続される通信カラオケ装置はそ
のコネクタのＩＣ番号で識別される。
この切換装置３は、各通信カラオケ装置４のモデム５が
接続される複数（ｎチャンネル）のコネクタ１４、およ
び、これら複数のコネクタ１４と公衆電話回線２とを接
続するマルチプレクサ１２を有している。マルチプレク
サ１２は制御部１１によって切り換えられる。制御部１
１には公衆電話回線２を介してホスト装置１から送られ
てくるデータを受信するためのモデム１０が接続されて
いる。ホスト装置１は通信カラオケ装置４に対して楽曲
データをダウンロードする前に制御部１１に対してダウ
ンロード先などの制御用データを送信する。なお、上記
複数のコネクタ１４には１〜ｎのＩＤ番号が付されてお
り、その各コネクタに接続される通信カラオケ装置はそ
のコネクタのＩＣ番号で識別される。
【０００９】ホスト装置１からＦＳＫ変調されたデータ
が送られてくると、モデム１０がこのデータをベースバ
ンド信号に変換して制御部１１に入力する。制御部１１
はこのデータに含まれるダウンロード先の通信カラオケ
装置のＩＤ番号等の制御データを記憶する。こののち、
各通信カラオケ装置に対して楽曲データのダウンロード
が開始されるが、制御部１１はホスト装置１から受信し
たダウンロード先のＩＤ番号に従ってマルチプレクサ１
２を順次切り換えてゆき、ホスト装置１と通信カラオケ
装置４とを切換接続する。
が送られてくると、モデム１０がこのデータをベースバ
ンド信号に変換して制御部１１に入力する。制御部１１
はこのデータに含まれるダウンロード先の通信カラオケ
装置のＩＤ番号等の制御データを記憶する。こののち、
各通信カラオケ装置に対して楽曲データのダウンロード
が開始されるが、制御部１１はホスト装置１から受信し
たダウンロード先のＩＤ番号に従ってマルチプレクサ１
２を順次切り換えてゆき、ホスト装置１と通信カラオケ
装置４とを切換接続する。
【００１０】なお、通信カラオケ装置４は自局へのダウ
ンロードが終了すると、自動的に切換装置３との接続を
オフして、オフライン動作（通常のカラオケ装置の動
作）に復帰する。マルチプレクサ１２には２次側切断検
出器１３が接続されている。この２次側切断検出器１３
は、通信カラオケ装置４との接続がオフされたことを検
出して制御部１１に伝達する。制御部１１は、２次側切
断検出器１３からオフ信号が入力されたとき、次の通信
カラオケ装置４にマルチプレクサ１２の接続を切り換え
る。
ンロードが終了すると、自動的に切換装置３との接続を
オフして、オフライン動作（通常のカラオケ装置の動
作）に復帰する。マルチプレクサ１２には２次側切断検
出器１３が接続されている。この２次側切断検出器１３
は、通信カラオケ装置４との接続がオフされたことを検
出して制御部１１に伝達する。制御部１１は、２次側切
断検出器１３からオフ信号が入力されたとき、次の通信
カラオケ装置４にマルチプレクサ１２の接続を切り換え
る。
【００１１】図３〜図５はこの通信カラオケシステムの
各部の動作を示すフローチャートである。
各部の動作を示すフローチャートである。
【００１２】図３はホスト装置のダウンロード動作を示
すフローチャートである。楽曲データのダウンロードの
タイミングになったとき、該ダウンロードを行う通信カ
ラオケ装置を接続している切換装置３を電話回線２によ
り呼び出す（ｎ１）。この呼び出しに対してタイムアッ
プするまえに応答があれば（ｎ２）、切換装置に対して
制御用データを送信する。この制御用データには楽曲デ
ータのダウンロードを行う通信カラオケ装置のＩＣ番号
（当該通信カラオケ装置が接続されているコネクタ１３
のＩＤ番号）が含まれている（ｎ３）。切換装置３は、
このＩＤ番号をテーブルに登録する。こののち、登録さ
れた順序に従って順次呼び出しを掛けるとともにマルチ
プレクサ１２を切り換える。この呼び出しにはある程度
の時間が必要となる。このため、ホスト装置１は通信カ
ラオケ装置に接続されるまでの間待機する（ｎ４）。指
定した通信カラオケ装置に接続されると、この装置に対
して現在記憶している曲目リストの送信を要求する（ｎ
５）。曲目リストを受信すると（ｎ６）、この曲目リス
トと今回ダウンロード可能な曲目（新曲）の曲目リスト
とを比較して通信カラオケ装置の曲目リストに無い曲を
選択する（ｎ７）。該通信カラオケ装置の曲目リストに
無い曲の楽曲データのみダウンロードを行う（ｎ８）。
そして、この新たな曲目を加えて更新された曲目リスト
をダウンロードする（ｎ９）。以上の動作が終了すると
ダウンロードが終了した旨を示す信号を該通信カラオケ
装置に対して送信する（ｎ１０）。この信号を通信カラ
オケ装置が受信すると、通信カラオケ装置は必要な交信
が終了したとして自ら外線との接続をオフするが、この
外線のオフは、通信カラオケ装置４と切換装置３との間
がオフされるのみであり、ホスト装置１と切換装置３の
間の電話回線は接続されたままである。このため、切換
装置３にＩＤ番号を通知した通信カラオケ装置のうちダ
ウンロードが完了していないものがある場合には、ｎ４
に戻って次のダウンロード動作を実行する。全ての通信
カラオケ装置に対するダウンロードが完了した場合には
（ｎ１１）、動作を終了する。
すフローチャートである。楽曲データのダウンロードの
タイミングになったとき、該ダウンロードを行う通信カ
ラオケ装置を接続している切換装置３を電話回線２によ
り呼び出す（ｎ１）。この呼び出しに対してタイムアッ
プするまえに応答があれば（ｎ２）、切換装置に対して
制御用データを送信する。この制御用データには楽曲デ
ータのダウンロードを行う通信カラオケ装置のＩＣ番号
（当該通信カラオケ装置が接続されているコネクタ１３
のＩＤ番号）が含まれている（ｎ３）。切換装置３は、
このＩＤ番号をテーブルに登録する。こののち、登録さ
れた順序に従って順次呼び出しを掛けるとともにマルチ
プレクサ１２を切り換える。この呼び出しにはある程度
の時間が必要となる。このため、ホスト装置１は通信カ
ラオケ装置に接続されるまでの間待機する（ｎ４）。指
定した通信カラオケ装置に接続されると、この装置に対
して現在記憶している曲目リストの送信を要求する（ｎ
５）。曲目リストを受信すると（ｎ６）、この曲目リス
トと今回ダウンロード可能な曲目（新曲）の曲目リスト
とを比較して通信カラオケ装置の曲目リストに無い曲を
選択する（ｎ７）。該通信カラオケ装置の曲目リストに
無い曲の楽曲データのみダウンロードを行う（ｎ８）。
そして、この新たな曲目を加えて更新された曲目リスト
をダウンロードする（ｎ９）。以上の動作が終了すると
ダウンロードが終了した旨を示す信号を該通信カラオケ
装置に対して送信する（ｎ１０）。この信号を通信カラ
オケ装置が受信すると、通信カラオケ装置は必要な交信
が終了したとして自ら外線との接続をオフするが、この
外線のオフは、通信カラオケ装置４と切換装置３との間
がオフされるのみであり、ホスト装置１と切換装置３の
間の電話回線は接続されたままである。このため、切換
装置３にＩＤ番号を通知した通信カラオケ装置のうちダ
ウンロードが完了していないものがある場合には、ｎ４
に戻って次のダウンロード動作を実行する。全ての通信
カラオケ装置に対するダウンロードが完了した場合には
（ｎ１１）、動作を終了する。
【００１３】図４は切換装置３の制御部１１の動作を示
すフローチャートである。この動作はホスト装置１から
の呼出信号を受信したときの動作を示している。呼出信
号を受信するとフックオフし（ｎ２０）、ホスト装置１
の要求がダウンロードであるか否かを判断する（ｎ２
１）。ダウンロード以外の内容であれば該当する他の処
理動作へ進む。ダウンロードである場合には、ダウンロ
ードを行う通信カラオケ装置を指定するＩＤ番号を受信
して（ｎ２２）、この指定ＩＤ番号をテーブルに登録す
る（ｎ２３）。まず、先頭の指定ＩＤ番号で識別される
コネクタ１３にマルチプレクサ１２を切り換え、そのコ
ネクタ１３に接続されている通信カラオケ装置４に対し
て呼び出しを掛ける（ｎ２４）。この呼び出しは通常の
公衆電話回線からの呼出信号と同じ信号を発信すること
によって呼び出す。これにより、通信カラオケ装置４は
この切換装置３からデータを受信するために特別の改造
をする必要がなくなる。この呼び出しに対して通信カラ
オケ装置４が応答した場合には（ｎ２５）、このマルチ
プレクサ１２を切り換えてホスト装置１をこの通信カラ
オケ装置４に接続して通信状態を設定する（ｎ２６）。
通信カラオケ装置が外線をオフするまでこの状態を維持
する（ｎ２７）。通信カラオケ装置が外線をオフすると
次に接続する通信カラオケ装置があるか否かを前記テー
ブルを参照して判断する（ｎ２８）。次に接続すべき通
信カラオケ装置がある場合にはｎ２４に戻る。全ての通
信カラオケ装置に対するダウンロードが終了した場合に
はホスト装置との回線を切断して（ｎ２９）動作を終え
る。
すフローチャートである。この動作はホスト装置１から
の呼出信号を受信したときの動作を示している。呼出信
号を受信するとフックオフし（ｎ２０）、ホスト装置１
の要求がダウンロードであるか否かを判断する（ｎ２
１）。ダウンロード以外の内容であれば該当する他の処
理動作へ進む。ダウンロードである場合には、ダウンロ
ードを行う通信カラオケ装置を指定するＩＤ番号を受信
して（ｎ２２）、この指定ＩＤ番号をテーブルに登録す
る（ｎ２３）。まず、先頭の指定ＩＤ番号で識別される
コネクタ１３にマルチプレクサ１２を切り換え、そのコ
ネクタ１３に接続されている通信カラオケ装置４に対し
て呼び出しを掛ける（ｎ２４）。この呼び出しは通常の
公衆電話回線からの呼出信号と同じ信号を発信すること
によって呼び出す。これにより、通信カラオケ装置４は
この切換装置３からデータを受信するために特別の改造
をする必要がなくなる。この呼び出しに対して通信カラ
オケ装置４が応答した場合には（ｎ２５）、このマルチ
プレクサ１２を切り換えてホスト装置１をこの通信カラ
オケ装置４に接続して通信状態を設定する（ｎ２６）。
通信カラオケ装置が外線をオフするまでこの状態を維持
する（ｎ２７）。通信カラオケ装置が外線をオフすると
次に接続する通信カラオケ装置があるか否かを前記テー
ブルを参照して判断する（ｎ２８）。次に接続すべき通
信カラオケ装置がある場合にはｎ２４に戻る。全ての通
信カラオケ装置に対するダウンロードが終了した場合に
はホスト装置との回線を切断して（ｎ２９）動作を終え
る。
【００１４】図５は通信カラオケ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。この動作は切換装置３から（ダウン
ロードのための）呼び出しを受けた場合の動作を示して
いる。切換装置３からの呼び出しがあるとフックオフす
る（ｎ４０）。このフックオフにより切換装置３はこの
通信カラオケ装置４にホスト装置１を接続する。ホスト
装置１からの指示がダウンロードであれば、ｎ４２以下
の動作に進む。ダウンロード以外の内容であれば対応す
るその他処理に進む。ｎ４２では、まず要求に応じて曲
目リストを送信する。次にこの曲目リストに入っていな
い新曲の楽曲データのダウンロードを受ける（ｎ４
３）。この楽曲データはハードディスク装置等のストレ
ージに記憶される。楽曲データを受信したのち更新され
た曲目リストを受信する（ｎ４４）。この曲目リストも
ストレージの所定エリアに記憶される。これらのデータ
を受信したのちホスト装置からダウンロード終了の信号
を受信する（ｎ４５）。この終了信号を受信すると自ら
外線をオフして（ｎ４６）動作を終える。
ーチャートである。この動作は切換装置３から（ダウン
ロードのための）呼び出しを受けた場合の動作を示して
いる。切換装置３からの呼び出しがあるとフックオフす
る（ｎ４０）。このフックオフにより切換装置３はこの
通信カラオケ装置４にホスト装置１を接続する。ホスト
装置１からの指示がダウンロードであれば、ｎ４２以下
の動作に進む。ダウンロード以外の内容であれば対応す
るその他処理に進む。ｎ４２では、まず要求に応じて曲
目リストを送信する。次にこの曲目リストに入っていな
い新曲の楽曲データのダウンロードを受ける（ｎ４
３）。この楽曲データはハードディスク装置等のストレ
ージに記憶される。楽曲データを受信したのち更新され
た曲目リストを受信する（ｎ４４）。この曲目リストも
ストレージの所定エリアに記憶される。これらのデータ
を受信したのちホスト装置からダウンロード終了の信号
を受信する（ｎ４５）。この終了信号を受信すると自ら
外線をオフして（ｎ４６）動作を終える。
【００１５】上記図５の動作は、通信カラオケ装置が切
換装置３に接続されている場合に、切換装置３から呼び
出しを受けたときの動作として説明したが、この動作
は、該通信カラオケ装置４が直接電話回線に接続され、
ホスト装置１から直接呼び出しをうけた場合と全く同様
の処理動作である。
換装置３に接続されている場合に、切換装置３から呼び
出しを受けたときの動作として説明したが、この動作
は、該通信カラオケ装置４が直接電話回線に接続され、
ホスト装置１から直接呼び出しをうけた場合と全く同様
の処理動作である。
【００１６】なお、上記実施例は公衆電話回線を用いて
楽曲データをダウンロードするシステムについて説明し
たが、ＩＳＤＮ回線を用いて楽曲データをダウンロード
するシステムにこの発明を適用することもできる。この
場合には、ディジタルの楽曲データを変調せずにディジ
タル信号のままで伝送することができ、また、切換装置
３の電話番号に付加するコードによって、切換装置３に
接続されている複数の通信カラオケ装置４のうちの１つ
を選択することもできる。また、ホスト装置１と切換装
置３との間をＩＳＤＮ回線を接続し、切換装置３と通信
カラオケ装置４４との間をアナログ信号線で接続するこ
とも可能である。
楽曲データをダウンロードするシステムについて説明し
たが、ＩＳＤＮ回線を用いて楽曲データをダウンロード
するシステムにこの発明を適用することもできる。この
場合には、ディジタルの楽曲データを変調せずにディジ
タル信号のままで伝送することができ、また、切換装置
３の電話番号に付加するコードによって、切換装置３に
接続されている複数の通信カラオケ装置４のうちの１つ
を選択することもできる。また、ホスト装置１と切換装
置３との間をＩＳＤＮ回線を接続し、切換装置３と通信
カラオケ装置４４との間をアナログ信号線で接続するこ
とも可能である。
【００１７】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、通信カ
ラオケ切換装置に複数台の通信カラオケ装置を接続する
ことにより、通信カラオケ装置の構成を変更することな
く１本の電話回線を用い１回の回線接続によって複数台
の通信カラオケ装置に対するダウンロードを実行するこ
とができる。また、マルチプレクサは選択した通信カラ
オケ装置を如何なる制御部を介することもなく電話回線
に直接接続するから、その通信カラオケ装置とホスト装
置間では、データに相手先の宛名を付加するなどの複雑
で余計なプロトコル制御が不要であり、通常の単独カラ
オケ装置とホスト装置間での通信と同じプロトコルでの
通信が可能となる。すなわち、各カラオケ装置は従来か
ら使用されている装置でよく、回路や組み込まれている
ソフト等に変更を施す必要がないので、既に設置されて
いる通信カラオケシステムに安価に且つ容易に適用出来
るという効果を奏する。
ラオケ切換装置に複数台の通信カラオケ装置を接続する
ことにより、通信カラオケ装置の構成を変更することな
く１本の電話回線を用い１回の回線接続によって複数台
の通信カラオケ装置に対するダウンロードを実行するこ
とができる。また、マルチプレクサは選択した通信カラ
オケ装置を如何なる制御部を介することもなく電話回線
に直接接続するから、その通信カラオケ装置とホスト装
置間では、データに相手先の宛名を付加するなどの複雑
で余計なプロトコル制御が不要であり、通常の単独カラ
オケ装置とホスト装置間での通信と同じプロトコルでの
通信が可能となる。すなわち、各カラオケ装置は従来か
ら使用されている装置でよく、回路や組み込まれている
ソフト等に変更を施す必要がないので、既に設置されて
いる通信カラオケシステムに安価に且つ容易に適用出来
るという効果を奏する。
【図１】この発明の実施例である通信カラオケシステム
の構成を示す図
の構成を示す図
【図２】同通信カラオケシステムの切換装置を示す図
【図３】同通信カラオケシステムのホスト装置の動作を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図４】前記切換装置の動作を示すフローチャート
【図５】通信カラオケ装置の動作を示すフローチャート
１−ホスト装置 ３−切換装置 ４−通信カラオケ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−188945（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−130168（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−63053（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G10K 15/04 302
Claims (3)
- 【請求項１】 マルチプレクサ（１２）、検出手段（１
３）、制御手段（１１）を備える通信カラオケ切換装置
であって、 マルチプレクサ（１２）は、複数の通信カラオケ装置
（４）のいずれかを選択して電話回線に接続し、 検出手段（１３）は、通信カラオケ装置（４）の接続が
オフされたことを検出してオフ信号を制御手段（１１）
に伝達し、 制御手段（１１）は、電話回線を介してホスト装置
（１）との通信を開始し、オフ信号が入力されたとき、
次の通信カラオケ装置（４）にマルチプレクサ（１２）
の接続を順次切換える通信カラオケ切換装置。 - 【請求項２】 制御手段（１１）は、次のカラオケ装置
（４）に切換える際、電話回線での電話呼出と同じ呼出
信号により呼出を行う請求項１に記載の通信カラオケ切
換装置。 - 【請求項３】 制御手段（１１）は、ホスト装置（１）
との通信開始時に通信カラオケ装置（４）を指定する指
定ＩＤ番号を受信してテーブル登録し、このテーブル登
録された指定ＩＤ番号の通信カラオケ装置（４）に順次
切換えていく請求項１または請求項２に記載の通信カラ
オケ切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206855A JP3028733B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 通信カラオケ切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206855A JP3028733B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 通信カラオケ切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0869295A JPH0869295A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3028733B2 true JP3028733B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=16530169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6206855A Expired - Fee Related JP3028733B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 通信カラオケ切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3028733B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6176987B2 (ja) * | 2013-04-19 | 2017-08-09 | 三菱電機株式会社 | サーバ装置および映像音声再生端末 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6206855A patent/JP3028733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0869295A (ja) | 1996-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20000048634A (ko) | 인터넷 네트워크를 통한 2개의 전화기 장치 간의 인터렉티브 통신 프로세스 및 시스템 | |
| JPH06284217A (ja) | インタフェース装置 | |
| EP0602948A2 (en) | Use of data communications equipment interface leads to signal half-duplex or full-duplex operation | |
| JP2721367B2 (ja) | 電話装置 | |
| JP3028733B2 (ja) | 通信カラオケ切換装置 | |
| US6167262A (en) | Communication apparatus | |
| EP0710374A1 (en) | Apparatus for adding modem capabilities to a computer system equipped with a digital signal processor | |
| US5953397A (en) | Computer system with mode switching function and method of controlling the same | |
| JPH01318456A (ja) | ファクシミリ通信方式 | |
| JP2799031B2 (ja) | 無線電話装置および接続装置 | |
| US5223950A (en) | Data communication apparatus | |
| JP3547967B2 (ja) | 集中監視システムにおけるデータ送受信装置 | |
| JP2825776B2 (ja) | １本の回線に接続された複数の端末装置の呼び出し方法およびデータ伝送システム | |
| JP3055605B2 (ja) | 加入者無線システム用加入者宅装置 | |
| KR930015591A (ko) | 통신처리 시스팀의 정보검색 단말기의 회선정합장치 | |
| JP2947964B2 (ja) | 通信制御装置 | |
| JPH032960Y2 (ja) | ||
| JP4088620B2 (ja) | 監視端末、およびそれを用いた監視システム | |
| JPS6158367A (ja) | 情報端末装置 | |
| JPS62295553A (ja) | デ−タ通信装置 | |
| JP2001309079A (ja) | データ通信方法、電話回線切換方法、電子装置及びネットワーク接続装置 | |
| JP2000332913A (ja) | データ端末装置の着信制御方法及びデータ端末装置 | |
| JPH04117892A (ja) | ボタン電話装置 | |
| KR20000010013A (ko) | 키폰시스템의 단말 고유정보 자동 세팅장치 및 방법 | |
| JP2004040191A (ja) | 端末アダプタ装置及びプログラム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |