JP3028633B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3028633B2
JP3028633B2 JP10495391A JP10495391A JP3028633B2 JP 3028633 B2 JP3028633 B2 JP 3028633B2 JP 10495391 A JP10495391 A JP 10495391A JP 10495391 A JP10495391 A JP 10495391A JP 3028633 B2 JP3028633 B2 JP 3028633B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置に関し、特
に感光体や静電記録体等の像担持体である記録媒体面上
を画像情報に基づいて光変調された光束(光ビーム)で
走査することにより画像記録するようにした例えば電子
写真プロセスを有するレーザービームプリンタやカラー
レーザービームプリンター、マルチカラーレーザービー
ムプリンター等の装置に好適な画像記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来よりレーザ光源から画像情報に基づ
いて光変調されたレーザ光により回転多面鏡等の偏向器
やfθ特性を有するレンズ系等を有した走査光学系を介
して記録媒体面上を光走査して画像情報を記録するよう
にした画像記録装置が種々と提案されている。
【0003】これらの画像記録装置では、記録媒体上に
画像情報に応じて、光ビームの照射、非照射を制御し、
露光部あるいは非露光部を顕像化することにより画像を
記録している。
【0004】又一般的に、この種の画像記録装置では、
記録密度として例えば300dpiであれば、多くの場
合その1種類の走査密度により画像記録を行なうように
している。
【0005】これに対して本出願人は特開平2−193
166号公報において1台の画像記録装置で走査光学系
を構成する回転多面鏡(スキャナモータ)の回転数を変
えて複数の走査密度で画像記録を行うことのできる画像
記録装置を提案している。
【0006】同公報では照射光強度を変えることにより
光ビームの見かけ上のスポット径を制御して記録密度を
変えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】走査密度を変える際、
照射光強度を変えてスポット径を制御する場合には例え
ばスポット径を2倍にすると、照射光強度も約2倍にす
る必要がある。このとき、記録媒体として耐光性の高い
ものを用いればよいが、例えばOPCドラム等の様に、
耐光性の低いものを用いると、強露光によりOPCドラ
ムの帯電能が劣化して所謂ドラムゴーストが発生すると
いった問題点が生じてくる。
【0008】本発明は走査密度を切り替えて画像記録を
行う際、記録媒体表面の照射光強度(光ビーム強度)を
あまり強くすることなく、走査密度に応じて光ビームの
スポット径に制御し、どのような走査密度においても良
好なる画像を記録することができる画像記録装置の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録装置
は、画像情報に基づいて光変調した光源手段からの光ビ
ームを光学系を介して記録媒体面上に導光して、該画像
情報を記録する際、走査密度に応じて光束制御手段によ
り光ビームのフォーカス状態を制御することにより、該
記録媒体面上の該光ビームのスポット径を変えて記録す
ると共に、該光源手段を複数のLEDアレイより構成
し、該光学系を複数の集光レンズアレイより構成し、走
査密度に応じて該複数のLEDアレイより何本かを選択
して使用するようにしたことを特徴としている。
【0010】又本発明の画像記録装置は、画像情報に基
づいて光変調した光源手段からの光ビームを走査光学系
を介して記録媒体面上に導光して該記録媒体面上に該画
像情報を記録する際、該光源手段は複数のLEDアレイ
を有し、該走査光学系は複数の集光レンズアレイを有
し、走査密度に応じて該複数のLEDアレイより何本か
を選択して使用するとともに光束制御手段により該記録
媒体面上における光ビームのフォーカス状態を制御して
該光ビームのスポット径を変えて記録するようにしたこ
とを特徴としている。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。
【0012】図中1aはLD基板であり、レーザードラ
イバー及び半導体レーザチップ(レーザ)等の光源手段
1(以下「レーザ1」という。)を載置している。レー
ザ1からは画像情報に基づいて光変調したレーザ光を放
射している。2はコリメーターレンズであり、レーザ1
から放射したレーザ光を平行光束としている。3はシリ
ンドリカルレンズであり、コリメーターレンズ2からの
平行光束を主走査断面内(紙面内)に集光し、偏向器と
しての複数の反射面を有する回転多面鏡(ポリゴンミラ
ー)4の1つの反射面4aに入射させている。
【0013】回転多面鏡4は矢印4b方向に駆動手段と
してのモータ8により等速に回転している。回転多面鏡
4の反射面4aで反射したレーザ光はトーリックレンズ
5で再度平行光束としf−θ特性を有するレンズ系6に
より集光して被走査媒体面(記録媒体面)としての像担
持体面(不図示)に導光している。そして回転多面鏡4
を回転させ、光変調したレーザ光により像担持体面上を
主走査方向に光走査している。
【0014】本実施例ではコリメーターレンズ2からf
−θ特性を有するレンズ系6に至る光学系で走査光学系
を構成している。
【0015】本実施例では以上のようにして記録媒体面
上をレーザ光(光ビーム)で光走査して画像記録を行っ
ている。そして例えば回転多面鏡4の回転速度を変えて
記録媒体面上の走査密度を変えて光走査するときは、そ
れに伴い後述する光束制御手段で光ビームのスポット径
を変化させている。
【0016】即ち、回転多面鏡の回転速度を速くして走
査密度を高くするときは光ビームのスポット径を小さく
し、逆に回転多面鏡の回転速度を遅くして走査密度を低
くするときは光ビームのスポット径を大きくしている。
【0017】本実施例ではこのときの光ビームのスポッ
ト径を光束制御手段により光ビームのフォーカス状態を
変えて行っている。即ち走査光学系の記録媒体面上にお
ける集光状態(結像状態)を制御して行っている。
【0018】次に本実施例の光ビームのフォーカス状態
の制御方法について説明する。
【0019】図2は本発明の光束制御手段の実施例1の
要部概略図である。同図はコリメーターレンズ2を比較
的重量の重い前群21と比較的重量の軽い後群22の2
つのレンズ群より構成している。そして後群22を光軸
上移動させてコリメーターレンズ2からの射出光束の平
行状態を変えて記録媒体面上における光ビームのスポッ
ト径を制御している。
【0020】後群22の駆動方法としては後群22をば
ね24及び押えリング23により固定し、押えリング2
3をギアを介してモータ9で光軸上移動させている。こ
れによりコリメーターレンズ2から射出する光ビームの
フォーカス状態を制御し、記録媒体面上の光ビームのス
ポット径を走査密度に応じて変化させている。
【0021】図3に本実施例の走査光学系による光ビー
ムのスポット径のディフォーカス特性を示す。図3に示
すように後群22を光軸上前後に2mm移動させるとス
ポット径を約25μmから100μmまで変化させるこ
とができる。
【0022】本実施例では走査密度として例えば300
dpiと600dpiとの切り替えを行っている。この
とき走査密度300dpiではスポット径は85μm、
走査密度600dpiではスポット径は43μmが望ま
しいとする。そこで図3に示すように走査密度300d
piのときはディフォーカス量を−1.8mm、走査密
度600dpiのときはディフォーカス量を−1.1m
mとなるようにモータ9を駆動させている。
【0023】このように本実施例によれば1つの画像記
録装置により2種類の走査密度で画像記録することがで
き、かつ光ビームの光強度を著しく強くする必要がない
ので記録媒体を損傷することがなく、良好なる状態で画
像記録を行うことができる。
【0024】尚、本実施例において回転多面鏡の速度及
びコリメーターレンズのディフォーカス量を連続的に変
化させて光ビームのスポット径を連続的に変化させて任
意の走査密度で画像記録することも可能である。又例え
ば走査密度240dpi、400dpi、そして800
dpiといった任意の組合わせの走査密度で画像記録を
行うことも可能である。
【0025】図4は本発明の実施例2の要部概略図、図
5(A)、(B)は図4の一部分の断面概略図である。
【0026】本実施例では図1の実施例1に比べてレン
ズ系6を通過した光ビームを光束制御手段としての可動
の折り返しミラー7を介して記録媒体面上に導光して光
走査をしている点と折り返しミラー7を駆動させて光ビ
ームのフォーカス状態を変化させている点が異ってお
り、その他の構成は同じである。
【0027】図5(A)に示すように折り返しミラー7
は背面が磁性部材より成っている。そして高い走査密度
で光走査するときは、ばね42で記録媒体面上における
光ビームのフォーカス状態が合焦位置となるように押し
当てている。又低い走査密度で光走査するときは図5
(B)に示すようにソレノイド41を励起し、折り返し
ミラー7を引き付けて光ビームの光路長を変えてフォー
カス状態を変化させている。即ち、光ビームのスポット
径を大きくしている。
【0028】尚、本実施例ではフォーカス状態を変化さ
せるとスポット径が変わると同時に記録媒体面上の画像
の倍率が変わるのでそれに応じて画像記録の際の画像ク
ロックを補正している。
【0029】本実施例ではフォーカス状態の制御を、折
り返しミラー7の位置をばね42で押し当てた状態とソ
レノイド41で引き付けた状態の2種類で行っている
為、光束制御手段として折り返しミラー7とソレノイド
41だけの簡単な要素より構成することができるといっ
た特長がある。
【0030】図6は本発明の実施例3の要部概略図、図
7は図6の一部分の要部断面図である。
【0031】本実施例では光源手段として2つのLED
アレイ61a,61bを用いている。そして各々のLE
Dアレイ61a,61bからの画像情報により光変調し
た光束をホルダー63で保持した集光レンズアレイ62
a,62bを介して記録媒体65面上に集光している。
【0032】LEDアレイ61a,61bは記録媒体6
5の長手方向(紙面に垂直方向)に千鳥状に配置してい
る。高い走査密度で画像を記録するときは2つのLED
アレイ61a,61bの双方を用いている。又低い走査
密度で画像記録するときは2つのLEDアレイ61a,
61bのうちの一方を用いて行っている。即ち主走査方
向はLEDアレイを1つおきに間引いた形で用いて高い
走査密度に比べて1/2の走査密度となるようにしてい
る。
【0033】このとき光束制御手段を構成する駆動モー
タ64により集光レンズアレイ62aを図中矢印66方
向に移動させて光ビームのフォーカス状態を変えて記録
媒体65面上の光ビームのスポット径を大きくしてい
る。
【0034】以上のように本実施例では光源手段として
複数のLEDアレイを用い、集光レンズアレイを駆動さ
せることにより複数の走査密度で画像記録を行ってい
る。
【0035】尚、本実施例においてLEDアレイを2本
以上設けて、そのうちから何本かを選択することにより
複数の走査密度で画像記録を行うようにしても良い。
【0036】図8は本発明の実施例4の要部概略図、図
9は図8の一部分の要部断面図である。
【0037】本実施例では図1の実施例1に比べて光束
制御手段としてコリメーターレンズ2の代わりにシリン
ドリカルレンズ3を光軸上移動させて記録媒体面上の光
ビームのスポット径を変えている点が異なり、その他の
構成は同じである。
【0038】走査密度の切り替えは図9に示すように調
整つまみ81を手動又は電動的に駆動させてシリンドリ
カルレンズ3を図中矢印82方向に移動させて、光ビー
ムのフォーカス状態を変化させている。これにより記録
媒体面上における光ビームのスポット径の調整を行って
いる。
【0039】本実施例においてコリメーターレンズ2か
らは平行光束が射出してくるのでシリンドリカルレンズ
3を移動させると主走査方向のスポット径は変化せず副
走査方向のスポット径だけが変化する。この為主走査方
向のスポット径を小さく絞った状態で低い走査密度に対
応できるので、例えばパルス幅変調等をかける場合によ
り鮮明な画像を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば記録媒体面上に走査密度
を変えて画像記録を行う際、前述の如く走査密度に応じ
て光ビームのフォーカス状態を変えることにより、光ビ
ームのスポット径を適切に制御し、記録媒体面上の露光
強度をあまり強くすることなく、この結果良好なる画像
を記録することができる画像記録装置を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部概略図
【図2】図1の一部分の拡大説明図
【図3】ディフォーカス量とスポット径との関係を示す
説明図
【図4】本発明の実施例2の要部概略図
【図5】図4の一部分の要部断面図
【図6】本発明の実施例3の要部概略図
【図7】図6の一部分の要部断面図
【図8】本発明の実施例4の要部概略図
【図9】図8の一部分の要部断面図
【符号の説明】
1 光源手段 2 コリメーターレンズ 3 シリンドリカルレンズ 4 回転多面鏡 5 トーリックレンズ 6 レンズ系 7 折り返しミラー 8 モータ 9 フォーカシングモータ 41 ソレノイド 42 加圧ばね 61 LEDアレイ 62 集光レンズアレイ 63 ホルダー 64 駆動モータ 65 記録媒体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づいて光変調した光源手段
    からの光ビームを光学系を介して記録媒体面上に導光し
    て、該画像情報を記録する際、走査密度に応じて光束制
    御手段により光ビームのフォーカス状態を制御すること
    により、該記録媒体面上の該光ビームのスポット径を変
    えて記録すると共に、 該光源手段を複数のLEDアレイより構成し、該光学系
    を複数の集光レンズアレイより構成し、走査密度に応じ
    て該複数のLEDアレイより何本かを選択して使用する
    ようにした ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 画像情報に基づいて光変調した光源手段
    からの光ビームを走査光学系を介して記録媒体面上に導
    光して該記録媒体面上に該画像情報を記録する際、該光
    源手段は複数のLEDアレイを有し、該走査光学系は複
    数の集光レンズアレイを有し、走査密度に応じて該複数
    のLEDアレイより何本かを選択して使用するとともに
    光束制御手段により該記録媒体面上における光ビームの
    フォーカス状態を制御して該光ビームのスポット径を変
    えて記録するようにしたことを特徴とする画像記録装
    置。
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