JP3028426U - 石材製洗顔台のシンク固定構造 - Google Patents

石材製洗顔台のシンク固定構造

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JP3028426U
JP3028426U JP1996001018U JP101896U JP3028426U JP 3028426 U JP3028426 U JP 3028426U JP 1996001018 U JP1996001018 U JP 1996001018U JP 101896 U JP101896 U JP 101896U JP 3028426 U JP3028426 U JP 3028426U
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screw shaft
fixing
hole
support plate
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忠 勲 陳
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陳 忠勲
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シンクの固定構造を耐久的なものとし、施工
が便利で、シンクにお湯を注入したときに生じる温度の
影響が、シンクの固定状態に悪影響を及ぼすことがない
ようにする。 【解決手段】 石材製洗顔台100の開口部100Aの
周縁下面にシンクの外周縁壁200C上面を当接し、シ
ンク200の外周縁壁の側面の近接して矩形石塊体30
を石材製洗顔台下面に接着し、矩形石塊体は、固定ねじ
軸31が垂下するように一つの透孔39が開設され、こ
の透孔は内径の異なる段付き孔であり、透孔39に頭部
39Aが嵌合されかつ垂下された固定ねじ軸31の脚部
が支持板32に開設された通孔32Aを挿通するように
構成し、シンクの外周縁壁下面を支持板32の端部が支
持するように固定ねじ軸の脚部に支持板32を数個のラ
イナ一37,38及び固定ナット34,35により挟持
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、石材製洗顔台のシンク固定構造に関し、特に、矩形の石塊体を有し 、固定ねじで矩形石塊体を被し貫きシンクをねじ止め挟み付ける固定構造に関す る。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
一般の石材製洗面台は、シンクを取り付ける時、図3に示す如く、洗顔台10 0の上で蛇口300から水が流れ出す所に対応して開口部l00Aが開設されて いる。この開口部l00Aは、シンク200の外周縁壁200Cの内側に相当し 、シンク200は、上から下に向きに開口部100A内に挿入される。
【0003】 したがって、シンク200の外周縁壁200Cにより洗顔台l00の面上に支 えられる状態となるので、シンク200の外周縁壁200Cと洗顔台100の台 面との間の隙間にはゴミ等の異物が付着しやすい。
【0004】 また、洗顔台100の面上に水が濡れたとき、シンク200に戻そうとしても シンク200の外周縁壁200Cに遮られ、処理することができず、これを拭い 去ろうとすれば、水が床面にこぼれて、かえって濡らす面積が拡大する虞れがあ り、洗面台周辺を清潔でさっぱりとした環境を保全することが難しい。
【0005】 そこで、最近、石材製洗顔台の下方から上方に向けシンクを取り付ける構造が 提案されている。
【0006】 これは、図4に示す如く、洗顔台100に開設された開口部l00Aの下位に シンクが取り付けるようにしたもので、洗顔台100の面上にシンク200が突 出することがなく、洗顔台100の面上に溜った水をたやすくシンク200に戻 すことができ、洗顔台周辺の環境保全には有効である。
【0007】 この場合のシンク200の固定構造は、図5及び図6に示す如きものである。 図5のものは、強力な接着剤により木製の支持板l0を洗顔台l00の下面に 接着し、該支持板l0にも洗顔台100に開設された開口部100Aに対応する 大きさの開口10Aを開設し、そしてこの支持板l0の開口側縁に挟持片l2を ねじ11により取付け、この挟持片l2と洗顔台100によりシンク200の外 周縁壁200Bを挟持し、シンク200を洗顔台l00の下端に固定するように したものである。
【0008】 しかし、支持板l0の開口10Aの内周面が、常に水と接触し濡れた状態とな るので、長期間使用していると、支持板10が腐朽し、ねじ11も弛み、シンク 200が脱落する虞れがある。
【0009】 また、図6のものは、洗顔台l00に開口部l00Aを開設し、この開口部l 00Aの洗顔台下面両側縁にそれぞれ接着剤注入孔l00Bを設け、ここにねじ 2lの頭部を入れた状態で接着剤20を注入して固め、ねじ2lの脚部に挟持片 22を取付け、ナット23により挟持片22を介してシンク200の外周縁壁2 00Cを挟み付け、シンク200を洗顔台l00の下面に固定するようにしたも のである。
【0010】 この種の構造は、上記の木製の支持板10が湿って腐朽する虞れはないが、や はり下記の欠点が有る。
【0011】 1.洗顔台100の下面に接着剤注入孔l00Bを穿孔するとき、洗顔台10 0が石材のときには、孔加工をしにくく、しかも洗顔台100の下部という挟小 な場所で孔加工を施さなければならないので、極めて作業性がわるい。
【0012】 2.接着剤20により固定されたねじ21は、お湯をシンクに注いだ時に熱が 伝達され、金属製ねじ21では熱膨脹と収縮が起こり、シンク200の熱膨脹に より生じた応力を吸収できず、ねじ21の接着固定状態を破壊し、接着剤20の 部分に徐々に割れ目が発生し、長期間使用すると、接着固定状態が弛んだり、最 終的には外れる虞れがある。
【0013】 本考案の第1の目的は、シンクの固定構造を耐久的なものとすることにあり、 第2の目的は、施工の利便性を可能とすることにあり、第3の目的は、シンクに 湯を注入したときに生じる温度の影響が、シンクの固定状態に悪影響を及ぼすこ とがないようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の考案は、石材製洗顔台に開設され た開口部にシンクを取付け固定するシンクの固定構造において、前記開口部の周 壁下面に前記シンクの外周縁壁上面を当接し、該シンクの外周縁壁側面に近接し て少なくとも一つの矩形石塊体を前記石材製洗顔台下面に接着し、該矩形石塊体 には、一つの固定ねじ軸が垂下するように一つの透孔が開設され、この透孔は内 径の異なる段付き孔であり、上段は前記固定ねじ軸の頭部より少し大きく、下段 は上記固定ねじ軸の軸径より少し大きくなるように構成し、該透孔に頭部が嵌合 されかつ垂下された固定ねじ軸の脚部が支持板に開設された通孔を挿通するよう に構成し、前記シンクの外周縁壁下面を前記支持板の端部が支持するように前記 固定ねじ軸の脚部に前記支持板を数個のライナ一及び固定ナットにより挟持した ことを特徴とする。
【0015】 請求項2に記載の考案は、上記支持板の中に開設された通孔が、支持板の長手 方向に沿って延伸する長孔であることを特徴とする。
【0016】 請求項3に記載の考案は、上記固定ねじ軸が、透孔から垂下された脚部を前記 固定ナット及びライナ−により前記矩形石塊体に固着するようにしたことを特徴 とする。
【0017】
【作用】
請求項1に記載の考案は、洗顔台の下面に接着固定した矩形石塊体の中にシン クを挟み付けるための固定ねじ軸等を設け、矩形石塊体が水に腐巧しない特性を 利用して、シンクの固定構造が耐久的なものとすることができ、また、前記矩形 石塊材の中に固定ねじ軸等を取付けるに当たり、別途石材製洗顔台の下面に接着 剤注入孔を形成する必要がないので、施工が便利なものとなる。
【0018】 さらに、矩形石塊体が垂直に固定スクリューを貫設している所に段付の透孔を 形成し、該透孔の上段は上記固定ねじ軸の頭部より少し大きく、透孔の下段は上 記ねじ軸の脚部軸径より少し大きくし、固定ねじ軸の頭部を透孔の上段の中に入 れて脚部を透孔より垂下させて、透孔と固定ねじ軸との間に十分な空隙が形成さ れるように構成することにより、シンクにお湯を注入したときに生じる温度の影 響がねじ軸の熱膨脹を吸収し、シンクの固定状態に悪影響を及ぼすことがないよ うにすることにある。
【0019】 請求項2に記載の考案は、上記支持板に開設された通孔を該支持板の長手方向 に沿って延伸する長孔とすれば、長孔の中の固定ねじ軸の位置を動すと、シンク 支持板の長さを調整でき、シンクを取付ける場合の支持板によるねじ止めの強さ とねじ止めの高さを調整できる。
【0020】 請求項3に記載の考案は、固定ねじ軸の脚部を固定ナット及びライナ−により 矩形石塊体に固着すれば、固定ねじ軸自体が強固に支持され、シンクの支持状態 が強固なものとなる。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下,添付した図面を参照し、本考案の実施の形態を説明する。 図1は本考案に係る石材製洗顔台のシンク固定構造の立体分解図、図2は図l の要部拡大分解斜視図であり、図3〜6に示す部材と共通する部材には同一符号 を付すことがある。
【0022】 図1及び図2に示す如く、本考案に係る石材製洗顔台のシンク固定構造は、主 に矩形石塊体30、固定ねじ軸31、支持板32、数個の固定ナット33、34 、35及び数個のライナ一36、37、38から構成されている。
【0023】 石材塊体30は、垂直の方向に透孔39が設けられ、この透孔39は二段の段 付き孔であり、透孔39の上段39Aは、固定ねじ軸31の頭部31Aより少し 大きく、透孔39の下段39Bは、固定ねじ棒31の脚部の軸径より少し大きく 形成されている。
【0024】 この固定ねじ軸31は、頭部31Aが、透孔39の上段39Aの中に収容され 、固定ナット33及びライナー36により矩形石塊体30に締め付け固定され、 脚部がこの矩形石塊体30から下方に垂下されている。
【0025】 このように固定ねじ軸31の頭部31Aは、透孔39の孔径が固定ねじ軸3l より少し大きいので、シンク200にお湯を注入したとき、その熱がシンク20 0を介して固定ねじ軸3lに伝達されても、透孔39と固定ねじ軸31との間に 形成された隙間により固定ねじ軸3lの熱膨脹を吸収し、固定ねじ軸3l、固定 ナット33及びライナー36による矩形石塊体30の締め付け固定状態に悪影響 を及ぼすことがない。
【0026】 また、支持板32には固定ねじ軸3lが挿通される通孔32Aが開設され、こ の支持板32を固定ねじ軸3lに固定ナット34、35及びライナ一37、38 により上下方向から挟持して固定している。
【0027】 特に、この通孔32Aは、支持板32の長手方向に沿って延伸する長孔であり 、これにより通孔32A内で固定ねじ軸3lの位置を移動し得るようにし、シン ク200に向って延伸する支持板32の長さを調整できるようにしている。
【0028】 この結果、強力な接着剤500によって矩形石塊板30をシンク200に接着 した後に、洗顔台100における開口部l00Aの下面周縁にシンク200を取 り付ける場合、シンク200を支持板32及び固定ナット34、35及びライナ 一36、37により支持するが、このとき支持板32の位置、ねじ止め強さ、ね じ止めの高さを調整することができる。
【0029】 上述した実施の形態は、本考案の理想的な例であり、本考案の理解を容易にす るために記載されたものであって、本考案を限定するために記載されたものでは ない。したがって、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲 に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0030】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案に係る石材製洗顔台のシンク固定構造は、矩形石塊 体が水に腐巧しない特性を利用して、シンクの固定構造が耐久的なものとするこ とができ、施工が便利なものとなる。また、シンクに湯を注入したときに生じる 温度の影響がねじ軸の熱膨脹を吸収し、シンクの固定状態に悪影響を及ぼすこと がない。さらに、シンクを取付ける場合に支持板によるねじ止めの強さやねじ止 めの高さも調整できる。
【0031】 さらに、固定ねじ軸の脚部を固定ナット及びライナ−により矩形石塊体に固着 すれば、固定ねじ軸自体が強固に支持され、シンクの支持状態が強固なものとな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態を示す断面図と要部拡大
図である。
【図2】 図lの要部拡大分解斜視図である。
【図3】 従来のシンクの固定構造を示す斜視図であ
る。
【図4】 従来のシンクの他の固定構造を示す斜視図で
ある。
【図5】 図4の断面図である。
【図6】 従来のシンクのさらに他の固定構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
l00…洗顔台、 l00A…開口部、20
0…シンク、 200C…外周縁壁、30…
矩形石塊体、 31…固定ねじ軸、3lA…頭
部、 32…支持板、32A…通孔、
33、34、35…固定ナット、36、3
7、38…ライナー、39…透孔、39A…上段、
39B…下段、40…空隙。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石材製洗顔台(100)に開設された開口部
    (100A)にシンクを取付け固定するシンク(200)の固定構
    造において、前記石材製洗顔台(100)の開口部(100A)の
    周縁下面に前記シンクの外周縁壁(200C)上面を当接し、
    該シンクの外周縁壁側面に近接して少なくとも一つの矩
    形石塊体(30)を前記石材製洗顔台(100)下面に接着し、
    該矩形石塊体(30)には、一つの固定ねじ軸(31)が垂下す
    るように一つの透孔(39)が開設され、この透孔(39)は内
    径の異なる段付き孔であり、上段(39A)は前記固定ねじ
    軸(31)の頭部(31A)より少し大きく、下段(39B)は上記
    固定ねじ軸(31)の軸径より少し大きくなるように構成
    し、該透孔(39)に頭部が嵌合されかつ垂下された固定ね
    じ軸(31)の脚部が支持板(32)に開設された通孔(32A)を
    挿通するように構成し、前記シンク(200)の外周縁壁(2
    00C)下面を前記支持板(32)の端部が支持するように前記
    固定ねじ軸(31)の脚部に前記支持板(32)を数個のライナ
    一(37,38) 及び固定ナット(34,35) により挟持したこと
    を特徴とする石材製洗顔台のシンク固定構造。
  2. 【請求項2】 上記支持板(32)の中に開設された通孔(3
    2A)は、該支持板(32)の長手方向に沿って延伸する長孔
    である請求項1に記載のシンク固定構造。
  3. 【請求項3】 上記固定ねじ軸(31)は、前記透孔(39)か
    ら垂下された脚部を前記固定ナット(33)及びライナ−(3
    6)により前記矩形石塊体(30)に固着するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のシンク固定構造。
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