JP3028399B2 - 安全弁 - Google Patents
安全弁Info
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- JP3028399B2 JP3028399B2 JP7008808A JP880895A JP3028399B2 JP 3028399 B2 JP3028399 B2 JP 3028399B2 JP 7008808 A JP7008808 A JP 7008808A JP 880895 A JP880895 A JP 880895A JP 3028399 B2 JP3028399 B2 JP 3028399B2
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- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pressure
- discharge port
- fluid resistance
- safety valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Safety Valves (AREA)
Description
られる安全弁に関するものである。
体の弁座と、該弁座に離接する弁体と、該弁体を弁座に
圧接せしめるスプリングと、を備えている。
め圧力になると、バルブと弁座との間から微量の気体が
漏れ始め、更に吹出し圧力になると、弁体は弁座から離
れて開弁し、圧力容器内の気体は吐出口から大気中に排
出される。
吹き始める時の圧力であって、出口側で微妙なガスの流
出が検出される時の入口側の圧力である。
吹出す時の入口側における圧力で、計測できる程度のリ
フトをもつか、又は、連続した排出状態を認知できる状
態となる圧力をいう。
力が上昇すると、弁座とパッキンの間より、微量に圧力
気体が漏れ始め、それを広い面積で受けて安全弁が作動
し、圧力気体が吹き出す。そして、異常高圧となってい
た圧力容器内の気体圧力が正常になると、バルブはスプ
リングに押圧されて急激に下降し着座する。その時、バ
ルブの広い面積で圧力気体を受けるが、絞り高さが短い
為、十分にバルブを減速できないのでパッキンや弁座が
強い衝撃を受け破損することがある。
キンや弁座の破損を防止することを目的とする。
の出口を囲む弁座を設け、該本体に吐出口を有するスプ
リングケースを接続し、該スプリングケースにバルブを
摺動自在に挿着し、該バルブをスプリング力により前記
弁座に圧着すると共に、該弁座外周部の圧力室と前記吐
出口とを遮断せしめた安全弁において;前記圧力室と前
記吐出口との間に流体抵抗調整路を設けること、により
前記目的を達成しようとするものである。
圧力気体が漏れ始め圧力室に溜る。この圧力室内の圧力
気体はバルブの外周受圧部を押圧する。
圧力になると、該バルブは圧力気体により押し上げられ
て弁座から離れ開弁する。この時、流体抵抗調整路は圧
力室内の圧力気体の吐出口への排出量を規制しながら該
圧力気体を排出させる。
ルブは付勢手段により押圧され吐出口までは急激に下降
する。しかし、該バルブがそれより下方になると、該バ
ルブを押し上げる圧力室内の圧力気体が流体抵抗調整路
により排出量の規制を受けながら徐々に吐出口に排出さ
れるため、該圧力室の圧力は徐々に低くなる。又、減速
長さを必要により長く取る事が出来るので衝撃を小さく
できる。そのため、該バルブは徐々に下降し着座する。
明する。本体1の後端は図示しない圧力容器に接続さ
れ、又、その先端はスプリングケース3に螺着されてい
る。
は圧力容器と連通している。該圧力導入孔4の出口には
弁座5が設けられている。
とガイド筒部3bからなる。このガイド筒部3bには円
環状の通路6と該通路6と連通する吐出口7とが形成さ
れている。この吐出口7は大気に連通している。
ブ10を挿入し、該バルブ10をガイド筒部3bに摺動
可能に挿入する。
当接するパッキン11が設けられている。該バルブ10
には流体抵抗調整路12が設けられている。この流体抵
抗調整路12は該バルブ10の下部外周に設けられた逆
V字状の溝であり、その先端12aは閉弁時通路6に接
する。この溝12は図2、図3に示すようにバルブの外
周方向に沿って間隔をあけて複数設けられているが、そ
の大きさ、長さ、個数は必要に応じて適宜選択される。
ンドル15を挿入し、その先端部15aを該バルブ10
の受溝16に嵌着する。該スピンドル15には上下のス
プリング受17、18に挟まれたスプリング20が嵌着
されている。
整ねじ21を螺着する。この調整ねじ21はスプリング
受18を押圧する大径部21aと、該径部21aに連通
する小径部21bと、前記両部21a、21bの中央を
貫通する収納孔21cと、からなる。
受18を押圧すると、スピンドル15の先端部15aは
バルブ10を弁座5に向かって押圧し閉弁させる。この
調整ねじ21によりパッキン11の押圧力を適切な値に
調節する。
2、キャップ23を順次螺着し、該ナット22を直筒部
3a上面に当接させる。キャップ23にストッパ24を
螺着し、該ストッパ24の先端24aを調整ねじ21の
収納部21cに挿入する。この時ストッパの先端24a
とスピンドル15の後端15bとの間隔Lは必要に応じ
て適宜選択される。
れるが、この圧力室30には吹始め圧力時に弁座5とパ
ッキン11との間から漏れる圧力気体が溜められる。そ
のため、バルブ10の外周(底面)受圧部10Mは圧力
室30の圧力気体により開弁方向の押圧力を受けるの
で、開弁し易い状態となる。
プリングケース3を螺着した後、該スプリングケースの
上端部から順次バルブ10、スピンドル15、調整ねじ
21などを装着できるので、組み立て作業を容易に行な
うことができる。
圧力容器内の気体圧力が上昇すると、本体1の圧力導入
孔4内の気体圧力が上昇し、所謂吹始め圧力になる。そ
うすると、バルブ10の中央受圧部10sに掛かる気体
圧力が、スプリング20の押圧力よりも僅かに大きくな
るとともに、パッキン11と弁座5との間からごく微量
の圧力気体A10が漏れ始める。
路12を通りながら通路6、吐出口7に流出する。該流
体抵抗調整路12は逆V字状の縦溝なので、漏れ始めは
大きな圧力損失が無いと該流体抵抗調整路12を通過で
きない。バルブ10の底面受圧部10M全体に気体圧力
が加わるので、バルブ10は開弁方向の押圧力を受け
る。
し圧力になると、バルブ10の底面受圧部10Mに更に
大きな押圧力が加わるので、該バルブ10はスプリング
力に抗して上昇し、弁座5から離れる。
流体抵抗調整路12を通りながら通路6、吐出口7に流
出する。この流体抵抗調整路12は逆V字状の溝なの
で、バルブ10が上昇するに連れて該流体抵抗調整路1
2の断面積が大きくなり、圧力気体の吐出口7への排出
量も次第に増大する。
と、バルブ10の底面受圧部10Mは更に大きな力を受
け瞬間的に急上昇するので、圧力容器内の圧力気体は一
気に吐出口7から排出される。そのため、漏れ始め圧力
と、吹出し圧力差の小さな安全弁を作ることができる。
この時、バルブ10の急上昇によりスピンドル15の後
端15bはストッパ24aに衝突し、バルブ10の上昇
を規制する。そのため、ストッパ24の位置を調整する
ことによりバルブ10の最上昇位置H、即ち、弁の開度
を調整することができる。
圧力なると、バルブ10の押圧力はスプリング力より弱
くなるので、バルブ10は弁座5に向かって移動する。
激に降下するが、それより下方になると、圧力室30か
ら吐出口7への圧力気体の排出量は流体抵抗調整路12
により規制されるので該バルブ10はゆっくりと下降し
着座する。
なので、バルブ10が下降するに従い該調整路12の断
面積が小さくなり、吐出口7への排出量が次第に減少し
圧力室30内の気体圧力が高くなる。そのため、バルブ
10の下降速度が次第に遅くなるため、該バルブ10の
パッキン11はゆっくりと弁座5に圧接されるので、パ
ッキン11の破損を防止することができる。
説明するが、この実施例と第1実施例との相違点は、流
体抵抗調整路がV字状の溝の代わりに、加工がらくなス
カート状の細い(せまい)隙間40となっていることで
ある。
に形成されており、閉弁時においてガイド筒部3bとバ
ルブ10との間にスカート状の細い隙間40が形成され
る。この隙間40は閉弁時において通路6、吐出口7に
連通している。この隙間40の幅40wは必要に応じて
適宜選択される。
説明するが、この実施例と第1実施例との相違点は、つ
ぎの通りである。 (1)本体1の先端部1aに、弁座5を囲い、かつ、バ
ルブ10を嵌着する筒状ガイド51が螺着されている。
に筒状ガイド51に設けられている。この流体抵抗調整
路は筒状ガイド51の上部内周面51aに形成されたV
字状の溝50である。この溝50は筒状ガイド51の内
周に沿って間隔をおいて複数設けられているが、その数
や大きさは必要に応じて適宜選択される。この溝50は
閉弁時において通路6、吐出口7に連通している。せま
い隙間40よりV字状の溝の方が嵌合長さが長くとれる
ため、スライド時のガタツキが少ないので有利である。
するが、この実施例と第1実施例との相違点は、流体抵
抗調整路がV字状の溝の代わりに、段違いに形成された
吐出口7a、7bを利用することである。この両口7
a、7bの段差Dは必要に応じて適宜選択される。この
ように吐出口7a、7bを段違いに形成すると、弁を閉
じる時に圧力室30の圧力気体の排出量を徐々に絞るこ
とができる。
するが、この実施例と第1実施例との相違点は、ばね受
部24aの付いたストッパ24を摺動自在にキャップ6
1内に収納し、該キャプ61の上部内面とばね受部24
aと間にスプリングなどのクッション60を介在せしめ
たことである。
ル15が急上昇しその後端がストッパ24の先端24a
に衝突した場合に、大きな衝撃力が発生しないようにす
るものである。
するが、この実施例と第3実施例との相違点は、筒状ガ
イド51のV字状の溝50がバルブ10に形成した通孔
70を介して受溝16、スプリング室71に連通するこ
とである。このように構成することにより開弁後圧力室
30とスプリング室71が同圧となり、弁作動がスムー
ズとなる。
より説明するが、この実施例と第1実施例との相違点
は、スプリングケース3のガイド筒部3bに圧力室30
と連通する絞り弁80を螺着したことである。
によりコーン状の先端81が摺動し圧力室30の漏れ量
が変化する。そのため、この絞り弁80の調節により吹
始め圧力を調整することができる。なお、85はナット
である。
より説明するが、この実施例と第1実施例との相違点
は、つぎの通りである。 (1)本体1の先端1aに、弁座5を囲み、かつ、バル
ブ10が嵌着する調整ガイド95が螺着されている。
拡大図に示すように、歯車状の突起92を備え、該突起
92を回しながら調整ガイド95の摺動させ該ガイド9
5を所望の位置にした後、止めねじ91で止める。この
調整ガイド95の調整により圧力室30の漏れ量を変化
させ、吹始め圧力を調整することができる。
体抵抗調整路12、90が形成されている。調整ガイド
95の流体抵抗調整路90はその上部内周面に形成され
たV字状の溝であり、その内周に沿って間隔をおいて複
数設けられている。
より説明するが、この実施例と第1実施例との相違点
は、調整ねじ21が全長にわたって同一径に形成された
直筒状体であり、かつ、収納孔21cが断面多角形状に
形成されていることである。
口との間に流体抵抗調整路を設けたので、瞬間的に開弁
すると共に、閉弁時にはバルブはゆっくりと弁座に圧接
する。そのため、バルブや弁座に大きな衝撃力が加わら
ないので、バルブや弁座の破損を防止できる。
Claims (4)
- 【請求項1】本体に流体の出口を囲む弁座を設け、該本
体に吐出口を有するスプリングケースを接続し、該スプ
リングケースにバルブを摺動自在に挿着し、該バルブを
スプリングにより前記弁座に圧着させ、更に、本体に弁
座を囲み、かつ、バルブが嵌合される筒状ガイドを設け
ると共に、該弁座外周部の圧力室と前記吐出口とを遮断
せしめた安全弁において; 前記圧力室と前記吐出口との間に流体抵抗調整路を設け
たことを特徴とする安全弁。 - 【請求項2】筒状ガイドが、位置調整手段を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の安全弁。 - 【請求項3】筒状ガイドが、流体抵抗調整路を備えてい
ることを特徴とする請求項1記載の安全弁。 - 【請求項4】流体抵抗調整路が、筒状ガイドの上部外周
に形成されたV字状の溝であることを特徴とする請求項
3記載の安全弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008808A JP3028399B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 安全弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008808A JP3028399B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 安全弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08200530A JPH08200530A (ja) | 1996-08-06 |
JP3028399B2 true JP3028399B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=11703143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7008808A Expired - Lifetime JP3028399B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 安全弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028399B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110038224A (ko) * | 2009-10-08 | 2011-04-14 | 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 | 압력 제어밸브 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP7008808A patent/JP3028399B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08200530A (ja) | 1996-08-06 |
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