JP3027666B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3027666B2
JP3027666B2 JP5008852A JP885293A JP3027666B2 JP 3027666 B2 JP3027666 B2 JP 3027666B2 JP 5008852 A JP5008852 A JP 5008852A JP 885293 A JP885293 A JP 885293A JP 3027666 B2 JP3027666 B2 JP 3027666B2
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隆浩 片山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノートブック型のワー
ドプロセッサやパーソナルコンピュータ等の情報機器に
使用される液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の液晶表示装置の斜視図、図
4は液晶表示装置を卓上型コンピュータに使用した例を
示す外観斜視図である。図3において、1は金属製また
はプラスチック製の前部ベゼル、2は前部ベゼル1内に
固定された液晶表示板(液晶パネル)である。これらの
背面側には、光源、導光板、拡散板等を有する背面照明
部が取り付けられ、後部ベゼル3にて覆われる。そし
て、図4の如く、卓上型コンピュータの前キャビネット
4および後キャビネット5に挟持される。
【0003】従来では、ベゼル1,3のキャビネット
4,5への取り付けは、図5の如く、前部ベゼル1の隅
部を折り曲げて段部6を形成し、段部6に円孔7を開
け、円孔7にネジ部材等を通し、キャビネット4,5に
取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ノートブック
型のワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の情
報機器は、近年の傾向として薄型化が要求されている。
この薄型化に伴い、キャビネット4,5の肉厚が薄くな
り、故にキャビネット4,5の強度が十分でなくなっ
て、使用時や組立て工程等において撓みやすくなる。そ
うすると、そのままベゼル1,3が撓んでしまい、液晶
表示装置のモジュールに直接負担がかかり、フィルムキ
ャリア(Tape Carrier Package:
以下、TCPと略す)の断線やパネル割れの原因となっ
ていた。
【0005】逆に、液晶表示装置のモジュールの強度を
保つために、厚い金属板等で保護すると、重量が増加
し、モジュールの厚みが厚くなる等、薄型化の弊害にも
なっていた。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、重量を抑えて
薄型化しつつも、液晶表示装置の撓み負担を軽減し得る
液晶表示装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1,2の如く、液晶表示板11と、該液晶表示
板11を後方から照明する照明装置と、該液晶表示板1
1および照明装置を前方から押さえる前部ベゼル13
と、後方から押さえる後部ベゼル14とが設けられ、該
前部ベゼル13および後部ベゼル14の少なくとも一方
に、情報機器本体のキャビネットに固定するための固定
手段15が設けられた液晶表示装置において、該固定手
段15の近傍に、情報機器本体のキャビネットの撓みが
前記前部ベゼル13または後部ベゼル14に伝わるのを
緩和する緩和手段が設けられ、該緩和手段は、前記固定
手段15の周囲を弾性変形可能とする変形補助切欠19
から構成されたものである。
【0008】また、前記固定手段15は、前部ベゼル1
3または後部ベゼル14に形成された円孔17と、該円
孔17に螺入されるネジ18とから構成され、変形補助
切欠19は、円孔17を囲むような略U字状に同一金型
にて円孔17と同時に形成されるものである。
【0009】
【作用】上記課題解決手段において、情報機器本体のキ
ャビネットを薄型化すると、全体的に撓みやすくなる。
そうすると、キャビネットといずれかのベゼル13,1
4とを互いに固定している固定手段15に負荷がかかる
ことがある。具体的には、キャビネットにかかった負荷
は、ネジ18を通じて円孔17に伝達される。そうする
と、ベゼル13,14の円孔17の周囲部分に負荷がか
かり、いずれかの方向に撓もうとする。
【0010】このとき、緩和手段としての変形補助切欠
19によって、円孔17の周囲部分の撓みが遮断され、
ベゼル13,14の変形補助切欠19を越えた部分に負
荷が伝わるのを防止できる。すなわち、ベゼル13,1
4の全体的な撓みを防止でき、液晶表示板11等が撓む
のを防止できる。したがって、TCPの断線やパネル割
れ等を防止できる。
【0011】
【実施例】図1の如く、本実施例の液晶表示装置は、液
晶表示板11と、該液晶表示板11を後方から照明する
照明装置(図示せず)と、該液晶表示板11および照明
装置を前方から押さえる前部ベゼル13と、後方から押
さえる後部ベゼル14とが設けられ、該前部ベゼル13
および後部ベゼル14の少なくとも一方に、情報機器本
体のキャビネットに固定するための固定手段15が設け
られたものである。
【0012】前記液晶表示板11は、液晶層の前後を配
向膜および透明電極膜で挟み、さらに透明板および偏光
板を積層した一般的な薄型液晶パネルである。
【0013】前記照明装置は、薄型化を実現するため、
細型の冷陰極蛍光管(CCFT)等の光源を端部に配
し、該光源からの光を液晶表示板11に平行に配された
薄型導光板で導光するライトガイド方式のものである。
【0014】前記両ベゼル13,14は、夫々一枚の金
属板を枠状に切り出し、さらに側部を折曲形成してな
る。該ベゼル13,14に用いる金属板は、例えば軟性
のアルミニウム等、弾性変形が可能でかつ変形に対する
耐久性の強いものが用いられる。なお、前部ベゼル13
の隅部には、図2の如く、固定手段15を設けるための
段部16が折曲形成されている。
【0015】前記固定手段15は、前記前部ベゼル13
の段部16に形成された円孔17と、該円孔17に螺入
されるネジ18である。
【0016】そして、該固定手段15の近傍には、情報
機器本体のキャビネットの撓みが前記前部ベゼル13ま
たは後部ベゼル14に伝わるのを緩和する緩和手段が設
けられている。
【0017】該緩和手段は、前記固定手段15の周囲、
すなわち前部ベゼル13の段部16の円孔17の近傍に
形成された変形補助切欠19である。該変形補助切欠1
9は、前部ベゼル13として軟性金属板を用いることを
考慮したもので、前記円孔17の近傍の部分を弾性変形
可能とし、キャビネットが撓んでも、撓みが前部ベゼル
13に伝わらないようにしている。このため、該変形補
助切欠19は、前記円孔17を中心とした円弧状に形成
されている。また、該変形補助切欠19および前記円孔
17は、同一金型にて同時に形成される。
【0018】上記構成の液晶表示装置を情報機器本体に
組み付ける場合、前部ベゼル13の段部16に形成され
た円孔17にネジ18を螺入し、情報機器本体のキャビ
ネットに固定する。
【0019】ここで、市場の要請により情報機器本体の
キャビネットを薄型化すると、キャビネット等が全体的
に撓みやすくなる。すなわち、キャビネットにかかった
負荷は、ネジ18を通じて円孔17に伝達される。そう
すると、ベゼル13,14の円孔17の周囲部分に負荷
がかかり、いずれかの方向に撓もうとする。
【0020】このとき、緩和手段としての変形補助切欠
19によって、円孔17の周囲部分の撓みが遮断され、
ベゼル13,14の変形補助切欠19を越えた部分に負
荷が伝わるのを防止できる。すなわち、ベゼル13,1
4の全体的な撓みを防止でき、液晶表示板11等が撓む
のを防止できる。したがって、TCPの断線やパネル割
れ等を防止できる。
【0021】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0022】例えば、上記実施例では、固定手段を前部
ベゼルに取り付けていたが、後部ベゼルに取り付けても
よい。
【0023】また、上記実施例では導光板を用いたライ
トガイド方式のものについて説明したが、導光板を用い
ない方式のものであつてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、ベゼルを情報機器本体のキャビネットに固定す
る固定手段の近傍に、変形補助切欠からなる緩和手段を
設けているので、キャビネットを薄型化し全体的に撓み
やすくなった場合に、キャビネットに何らかの負荷がか
かり、その負荷がネジを通じて円孔に伝達されても、緩
和手段としての変形補助切欠によって、円孔の周囲部分
の撓みを遮断できる。そうするとベゼルの変形補助切欠
を越えた部分に負荷が伝わるのを防止できる。
【0025】このことから、液晶表示装置のモジュール
を情報機器本体のキャビネットに取り付ける際に不要な
応力をかけることなく取り付けることができる。また、
使用時にも、モジュールに支障をきたす外部からの応力
を緩和し、モジュールの品質を保つことができる。
【0026】これにより、モジュールの強度向上を図る
必要はなくなり、よりモジュールの薄型化および軽量化
を図ることができる。
【0027】また、簡潔な形状の変形補助切欠を形成す
るだけで済むため、金型構造上、円孔を抜く工程で同時
に加工できるため、金型工程を増やすことなく、製造コ
ストを押さえることができるといった優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の要部拡
大斜視図
【図3】従来の液晶表示装置の斜視図
【図4】従来の液晶表示装置の一部拡大斜視図
【図5】液晶表示装置を卓上型コンピュータに使用した
例を示す外観斜視図
【符号の説明】
11 液晶表示板 13 前部ベゼル 14 後部ベゼル 15 固定手段 17 円孔 18 ネジ 19 変形補助切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−27929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1333 G09F 9/00 F16B 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示板と、該液晶表示板を押さえる
    ベゼルとが設けられ、該ベゼルに、機器本体のキャビネ
    ットに固定するためにネジを螺入する円孔が設けられた
    液晶表示装置において、 前記円孔の近傍に、円孔を囲むような略U字状の切欠が
    設けられたことを特徴とする液晶表示装置。
JP5008852A 1993-01-22 1993-01-22 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP3027666B2 (ja)

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