JP3027627U - 樹脂製洋風柱 - Google Patents

樹脂製洋風柱

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JP3027627U
JP3027627U JP1996000813U JP81396U JP3027627U JP 3027627 U JP3027627 U JP 3027627U JP 1996000813 U JP1996000813 U JP 1996000813U JP 81396 U JP81396 U JP 81396U JP 3027627 U JP3027627 U JP 3027627U
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JP
Japan
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resin
western
column
style
metal sheet
Prior art date
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Application number
JP1996000813U
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English (en)
Inventor
正行 田中
治己 戒田
修一 中川
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製洋風柱において、集成材と硬質発泡ウ
レタン層とを一体に成形した樹脂製柱の軽くて成形しや
すい利点を有し、しかも衝撃に対して傷が付きにくく不
燃性がある。 【解決手段】 樹脂製洋風柱1において、中心に配置し
た芯材2の周囲に硬質発泡ウレタン層3を、更に該硬質
発泡ウレタン層3の外側には少なくとも金属シート5の
両面に熱可塑性樹脂4及び6をコーティングした外面部
材7を配し、それらを一体成形することによって、加工
がしやすく、衝撃に対して傷が付きにくい、また、金属
シート5の両面にコーティングする熱可塑性樹脂4及び
6が少なくともテフロン(登録商標)、塩化ビニール、
そしてアクリルフィルムから選ばれたものであることよ
り不燃性を有している樹脂製洋風柱1を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は樹脂製洋風柱に係り、詳しくは石目調あるいは大理石調を有する柱で 玄関ポーチ、ポール等に使用される樹脂製洋風柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、地球環境の問題から南洋の森林伐採に対する規制が厳しくなり、この規 制は各国に広がって行く傾向にあると言われている。このような状況下で木に変 わる経済的なプラスチック製品に対する要求が強くなりつつある。上記社会的要 求に適した製品の例として樹脂製洋風柱がある。
【0003】 従来、洋風柱にはガラス短繊維含有熱硬化性樹脂を成形したもの、金属パイプ の外面を塗装・研磨したもの等多数のものが提案された。しかし、これらのもの は、成形時の作業環境が悪い、重量が重い、柱の取付時の後加工が困難、叩くと 金属音が発生して騒音となる等問題があった。 そこで、上記問題を解決すべく木質芯材と硬質発泡ウレタンとを一体に成形し て得ることができる樹脂製洋風柱が提案された(実公平7−3009271)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これは軽くて腐らない利点があるものの、衝撃に対して傷が付きやす く、また、燃えやすい等の問題点が判明した。
【0005】 本考案はこのような問題点を改善するものであり、集成材と硬質発泡ウレタン 層とを一体に成形した樹脂製柱の軽くて成形しやすい利点を有し、しかも衝撃に 対して傷が付きにくく不燃性がある樹脂製洋風柱を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記考案に適合する本考案の特徴は樹脂製洋風柱において、中心に配置 した芯材の周囲に硬質発泡ウレタン層を、更に該硬質発泡ウレタン層の外側には 少なくとも金属シートの両面に熱可塑性樹脂をコーティングした外面部材を配し 、それらを一体成形したことを特徴とする樹脂製洋風柱にある。
【0007】 ここで、上記熱可塑性樹脂が少なくともテフロン、塩化ビニール、そしてアク リルフィルムから選ばれたものであることも他の特徴である。
【0008】
【作用】
本考案によれば、樹脂製洋風柱において、上記硬質発泡ウレタン層の外側に少 なくとも金属シートの両面に熱可塑性樹脂をコーティングした外面部材と一体成 形をすることによって、加工がしやすく、衝撃に対して傷が付きにくい。
【0009】 更に、金属シートの両面にコーティングされた熱可塑性樹脂が少なくともテフ ロン、塩化ビニール、そしてアクリルフィルムから選ばれたものであることより 、燃焼に対して、表面が炭化するだけであり、不燃性を有している。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、さらに本考案の実施の形態を添付図面にもとづいて説明する。 図1は、本考案に係る樹脂性洋風柱の斜視図であり、図2は、図1のA−A断 面図、図3は本考案に係る他の樹脂性洋風柱の斜視図である。 本考案に係る樹脂製洋風柱1は、造作用集成材、耐荷重性を有する構造用集成 材、あるいは間伐材や角材等からなる芯材2とこれを包囲した硬質発泡ウレタン 層3及び熱可塑性樹脂4及び6にて両面コーティングした金属シート5とを一体 に成形したものである。上記芯材2の形状は特に規定しないが、円柱状、4角柱 状、8角柱状等が通常用いられる。
【0011】 ここで使用される芯材は集成木材、金属パイプ管、樹脂パイプ管、紙管のいず れでも良い。 また、ここで使用される熱可塑性樹脂4及び6は、テフロン、塩化ビニール、 アクリルフィルムのいずれでも良く、熱可塑性樹脂の厚みは、0.1〜0.5m mが好ましい。ここで、熱可塑性樹脂の厚みが0.1mm未満になると、曲げに 対して折れが生じやすく、また0.5mmを超えると熱可塑性樹脂の剛性が大き くなり、エンドレス加工時の作業性、加工性が悪くなる問題がある。
【0012】 ここで使用される金属シート5の材料は特に制限されないが、好ましくは熱伝 導率が高く放熱しやすいアルミニウムが望ましい。また、金属シート5の厚みは 0.05〜0.5mmが好ましい。ここで、金属シートの厚みが0.05mm未 満になると、衝撃、曲げに対して傷及び折れが生じやすく、また0.5mmを超 えると加工性が悪くなる。
【0013】 更に、金属シートの外側表面をコーティングする熱可塑性樹脂6には予め石目 調、大理石調の模様8を印刷しておく。また印刷の模様8は、石目調、大理石調 に限定されるものではない。
【0014】 本考案の樹脂製洋風柱の製造方法としては、まず外面部材7として大理石調の 模様8を印刷した熱可塑性樹脂6を外側表面にまた、印刷を施していない熱可塑 性樹脂4を硬質発泡ウレタン層側にコーティングしたアルミシートを予め接着剤 でエンドレス加工を施した。次に外面部材7のなかに芯材である集成木材を挿入 した状態で金型に入れ芯材2と外面部材7との間にウレタンを注入し発泡させた 。ここで、ウレタンが発泡する際の発熱による熱可塑性樹脂4及び6の軟化とウ レタンの発泡圧とにより外面部材7が金型の内周面に押さえつけられる。そして 成形温度が下がると熱可塑性樹脂4及び6が硬くなり金型内周面通りにセットさ れ、樹脂製洋風柱1ができあがる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案では、樹脂製洋風柱において、上記硬質発泡ウレタン層の 外側に少なくとも金属シートの両面に熱可塑性樹脂をコーティングした外面部材 と芯材及び硬質発泡ウレタン層とを一体成形をすることによって、軽量で、なお かつ加工がしやすい樹脂製洋風柱が得られる。また、衝撃に対しても傷が付きに くい。 更に、金属シートの両面にコーティングされた熱可塑性樹脂が少なくともテフ ロン、塩化ビニール、そしてアクリルフィルムから選ばれたものであることより 、燃焼に対して表面が炭化するだけであり、不燃性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る樹脂製洋風柱の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案に係わる他の樹脂製洋風柱の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1.樹脂製洋風柱 2.芯材 3.硬質発泡ウレタン層 4.熱可塑性樹脂 5.金属シート 6.熱可塑性樹脂 7.外面部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/40

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製洋風柱において、中心に配置した
    芯材の周囲に硬質発泡ウレタン層を、更に該硬質発泡ウ
    レタン層の外側には少なくとも金属シートの両面に熱可
    塑性樹脂をコーティングした外面部材を配し、それらを
    一体成形したことを特徴とする樹脂製洋風柱。
  2. 【請求項2】 上記熱可塑性樹脂が少なくともテフロ
    ン、塩化ビニール、そしてアクリルフィルムから選ばれ
    たものである請求項1記載の樹脂製洋風柱。
JP1996000813U 1996-01-26 1996-01-26 樹脂製洋風柱 Expired - Lifetime JP3027627U (ja)

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