JP3027371B1 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3027371B1
JP3027371B1 JP11009748A JP974899A JP3027371B1 JP 3027371 B1 JP3027371 B1 JP 3027371B1 JP 11009748 A JP11009748 A JP 11009748A JP 974899 A JP974899 A JP 974899A JP 3027371 B1 JP3027371 B1 JP 3027371B1
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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 単位時間当たりのデータ量が大きくなった場
合でも、データ電極を駆動する駆動手段の駆動周波数を
抑えることができるようにする。 【解決手段】 有機EL表示装置は、有機ELディスプ
レイ1と、この有機ELディスプレイ1の駆動を行うド
ライバ2A,2B,3A〜3Dと、表示データの加工、
処理および表示の制御を行うMPU10とを備えてい
る。有機ELディスプレイ1の表示エリアは、表示エリ
ア1A,1Bに分けられている。これに対応して、有機
ELディスプレイ1のデータ電極を駆動するデータドラ
イバ3A〜3Dは、データドライバ3A,3Bと、デー
タドライバ3C,3Dの2組に分けられている。データ
ドライバ3A,3Bと、データドライバ3C,3Dに
は、1ライン毎に交互に表示データが供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス状に配
置された複数の画素と複数の走査電極と複数のデータ電
極とを有する表示素子を備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄型でフラットな発光型の表示装
置を実現できる発光素子として、エレクトロルミネセン
ト(Electroluminescent;以下、ELとも記す。)素子
の研究、開発が盛んに行われている。EL素子には、蛍
光物質として無機材料を用いた無機EL素子と、蛍光物
質として有機材料を用いた有機EL素子とがある。有機
EL素子は、無機EL素子に比べて基本性能に優れ、低
コストで大面積のカラー表示装置を実現できる可能性が
あることから、特に注目されている。
【0003】有機EL表示装置としては、例えば、複数
の有機EL素子がマトリクス状に配置された有機EL表
示素子(以下、有機ELディスプレイともいう。)を備
えたものがある。このような有機EL表示装置は、一般
に、有機ELディスプレイと、この有機ELディスプレ
イを駆動するためのドライバと、全体の制御を行うコン
トローラおよびCPU(中央処理装置)と、メモリ等で
構成されている。
【0004】ドライバには、走査電極を駆動する走査ド
ライバと、データ電極を駆動するデータドライバとがあ
る。これらのドライバは、通常、IC(集積回路)によ
って構成される。データドライバは、駆動する有機EL
ディスプレイの電極数およびドライバICの出力端子数
にもよるが、小型以上の有機ELディスプレイの場合に
は、通常、2〜10個程度のドライバICを、カスケー
ド接続して構成されている。
【0005】図11は、複数のドライバICをカスケー
ド接続してデータドライバを構成した有機EL表示装置
の構成の一例を示したものである。この有機EL表示装
置は、有機ELディスプレイ101と、この有機ELデ
ィスプレイ101の駆動を行うドライバ部と、表示デー
タの加工、処理および表示の制御を行う制御部とを備え
ている。
【0006】有機ELディスプレイ101は、マトリク
ス状に配置された複数の画素と、表示を行うラインを順
に選択するための複数の走査電極と、選択されたライン
上の画素を表示データに基づいて駆動するための複数の
データ電極とを有している。
【0007】ドライバ部は、有機ELディスプレイ10
1の走査電極を駆動する走査ドライバ(A)102Aお
よび走査ドライバ(B)102と、表示データに基づ
いて有機ELディスプレイ101のデータ電極を駆動す
るデータドライバ(A)103A〜データドライバ
(D)103Dとを有している。走査ドライバ102
A,102Bは、カスケード接続され、データドライバ
103A〜103Dも、カスケード接続されている。
【0008】制御部は、外部との入出力データの送受信
や、制御部内部の周辺ICの制御等を行うCPU111
と、制御信号の分周や加工等を行うプログラマブルロジ
ックデバイス(以下、PLDと記す。)112と、表示
データを保持するためのRAM(ランダムアクセスメモ
リ)113と、有機ELディスプレイ101の表示タイ
ミングや表示サイズ等の制御を行うグラフィックコント
ローラ114と、グラフィックコントローラ114より
出力されるパラレルデータをシリアルデータに変換する
パラレル/シリアル変換回路115と、CPU111に
クロックを与える発振器116と、PLD112、パラ
レル/シリアル変換回路115およびデータドライバ1
03A〜103Dにクロックを与える発振器117とを
有している。
【0009】CPU111には、表示データを入力する
ための外部インタフェース110が接続されている。C
PU111とRAM113とグラフィックコントローラ
114は、互いにアドレスバス121およびデータバス
122を介して接続されている。CPU111は、PL
D112に対して制御信号123を送るようになってい
る。PLD112は、グラフィックコントローラ114
に対してクロックCLKを与え、グラフィックコントロ
ーラ114は、PLD112に対して制御信号124を
送るようになっている。
【0010】ここで、図12に示したタイミングチャー
トを参照して、図11に示した有機EL表示装置の動作
を簡単に説明する。外部インタフェース110より入力
された表示データは、CPU111を経てRAM113
に送られ、所定量だけRAM113に保持される。RA
M113に保持されたデータは、RAM113より読み
出されて、グラフィックコントローラ114に送られ
る。グラフィックコントローラ114は、走査ドライバ
102A,102Bに供給するデータC DATAと、データ
ドライバ103A〜103Dに供給するパラレルデータ
とを出力する。
【0011】グラフィックコントローラ114より出力
されたデータC DATAは、走査ドライバ102Aに入力さ
れる。このデータC DATAは、走査ドライバ102Aの内
部のシフトレジスタによってシフトされる。さらに、走
査ドライバ102Aより出力されるデータD OUT は、デ
ータD INとして走査ドライバ102Bに入力され、内部
のシフトレジスタによってシフトされる。また、走査ド
ライバ102A,102Bには、PLD112より、ク
ロックC CLK が与えられる。走査ドライバ102A,1
02Bは、図12(a)に示したデータC DATAと図12
(b)に示したクロックC CLK とに基づいて、有機EL
ディスプレイ101の走査電極を駆動する。
【0012】グラフィックコントローラ114より出力
されたパラレルデータは、パラレル/シリアル変換回路
115によってシリアルデータに変換され、データS DA
TAとして、データドライバ103Aに入力される。この
データS DATAは、データドライバ103Aの内部のシフ
トレジスタによってシフトされる。さらに、データドラ
イバ103Aより出力されるデータD OUT は、データD
INとしてデータドライバ103Bに入力され、内部のシ
フトレジスタによってシフトされる。同様にして、デー
タS DATAは、データドライバ103C,103Dにも送
られる。また、データドライバ103A〜103Dに
は、発振器117よりクロックS CLK が与えられると共
に、PLD112よりラッチパルス/LPが与えられ
る。データS DATAは、クロックS CLK に同期して変化す
る。また、データドライバ103A〜103Dは、内部
のシフトレジスタにおいて、図12(d)に示したクロ
ックS CLK に基づいて、図12(e)に示したデータS D
ATAのシフトを行う。シフトレジスタに保持されたデー
タは、内部のラッチに送られる。ラッチは、図12
(c)に示したラッチパルス/LPに基づいて、データ
を内部のドライバ回路に送る。このドライバ回路は、与
えられたデータに基づいて、有機ELディスプレイ10
1のデータ電極を駆動する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小型の有機
EL表示装置において、各データドライバを構成するド
ライバICが複数個使用される場合には、IC間でデー
タの入出力を行うカスケード接続が一般的に用いられて
いる。これは、制御および配線が容易なためである。
【0014】ここで、データドライバを構成するドライ
バICの駆動周波数について考える。いま、例えば、有
機ELディスプレイの画素(ドット)数を300(H
(水平方向))×200(V(垂直方向))とし、フレ
ーム周波数を60Hzとする。また、複数のドライバI
Cがカスケード接続され、ドライバICに入力されるデ
ータがシリアルデータであるものとする。この場合のデ
ータドライバを構成するドライバICの駆動周波数f
OSC1 は、以下の式(1)で表される。
【0015】
【0016】実際には、各ライン毎のデータ間におい
て、データが送信されない期間が、各走査ラインにつき
10〜50クロック分必要であるため、ドライバICの
駆動周波数fOSC1は、上式で求められた値よりも高くな
る。
【0017】データドライバを構成するドライバICの
クロック周波数の最大値は、ICによって差はあるが、
1〜20MHz程度である。そのため、2値の表示デー
タや4階調の表示データに基づいて、データドライバを
駆動し、表示を行う場合には、あまり問題とならない。
しかしながら、8階調や16階調等の多階調の表示デー
タを、2値の表示データや4階調の表示データの場合と
同一のフレーム周波数で表示しようとすると、単位時間
当たりのデータ量が大きくなるため、駆動周波数がドラ
イバICのクロック周波数の最大値を越える可能性が大
きくなるという問題点がある。特に、フレームレート階
調法で階調の制御を行う場合には、階調数に応じて駆動
周波数が高くなるため、目的とする階調数で表示データ
を有機ELディスプレイに表示させることが困難であ
る。
【0018】一方、上述のクロック周波数以上のクロッ
ク周波数で動作することをドライバICに要求する場合
には、ドライバICをカスタム品としなければならず、
ドライバICがかなり高価な品となる可能性がある。
【0019】ところで、図11に示した有機EL表示装
置では、有機ELディスプレイ101の表示制御を行う
のに、グラフィックコントローラ114およびPLD1
12を使用している。また、汎用のグラフィックコント
ローラ114は、表示データの出力端子が4ビットまた
は8ビットで構成されている場合がほとんどである。従
って、データドライバを構成するドライバICがシリア
ル入力の場合には、グラフィックコントローラ114の
出力をパラレル/シリアル変換するために、パラレル/
シリアル変換回路115が必要になる。その結果、制御
部だけで規模が大きくなるため、有機EL表示装置の小
型化が困難になる。
【0020】図13は、8ビットのパラレルデータをデ
ータドライバに転送するようにした場合における有機E
L表示装置の構成の一例を示したものである。この図に
示した有機EL表示装置では、図11におけるパラレル
/シリアル変換回路115は設けられておらず、グラフ
ィックコントローラ114から出力される8ビットのパ
ラレルデータがそのままデータドライバ103Aに入力
される。図13に示した有機EL表示装置におけるその
他の構成は、図11に示した有機EL表示装置と同様で
ある。
【0021】図13に示したような構成の有機EL表示
装置では、パラレル/シリアル変換回路115が必要な
く、制御部からデータドライバに対してバイト(8ビッ
ト)単位でデータの送信を行うことができるため、多階
調のデータの表示を行う場合でも、データドライバ10
3A〜103Dの駆動周波数は、あまり問題にならな
い。しかしながら、この有機EL表示装置では、すべて
のドライバICをカスケード接続して、すべてのドライ
バICに対してパラレルデータを転送するため、配線が
非常に複雑になるという問題点がある。
【0022】なお、特開平8−6528号公報には、フ
ラットパネル表示装置において、フラットパネルに表示
される1画面分の表示データをそれぞれ格納する第1と
第2の画像メモリを設け、第1と第2の画像メモリのう
ちの一方から表示動作のために読み出し動作を行う間
に、他方の画像メモリに対して書き込みまたは読み出し
を可能にした技術が示されている。
【0023】この技術によれば、1フレーム分のデータ
の転送時間を十分に確保することが可能になる。しかし
ながら、この技術では、単位時間当たりのデータ量の増
大に伴うデータドライバの駆動周波数の上昇を抑えるこ
とはできない。
【0024】また、特開平5−181431号公報に
は、1ライン分の表示データを、複数に分割して複数個
の信号駆動ドライバに転送するようにした液晶表示デー
タ制御装置が示されている。この装置によれば、低速な
信号駆動ドライバの動作速度で液晶表示パネルのフレー
ム周波数を上げることが可能になる。しかしながら、こ
の装置では、表示データを複数個の信号駆動ドライバに
転送する制御部の処理の負担が大きくなるという問題点
がある。
【0025】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、駆動手段に対して表示データを供給
する制御手段の処理の負担を軽減できるようにした表示
装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、マ
トリクス状に配置された複数の画素と表示を行うライン
を順に選択するための複数の走査電極と選択されたライ
ン上の画素を表示データに基づいて駆動するための複数
のデータ電極とを有する表示素子と、走査電極を駆動す
るための走査電極駆動手段と、データ電極を駆動するた
めのデータ電極駆動手段と、走査電極駆動手段およびデ
ータ電極駆動手段を制御する制御手段とを備えた表示装
置であって、表示素子は、それぞれ複数のデータ電極の
うちの一部に対応した複数の表示領域を有し、データ電
極駆動手段は、それぞれ表示素子の各表示領域に対応す
るデータ電極を駆動するための複数の駆動部を有し、制
御手段は、各ライン毎に、表示データを供給する1以上
の駆動部を所定の規則に従って切り替えながら、駆動部
に対して、その駆動部に対応した表示領域に表示する
示データを供給して、選択的に駆動部を駆動させ、且
つ、1画面毎に、各駆動部に表示データを供給するライ
ンを切り替えるものである。
【0027】この表示装置では、制御手段によって、各
ライン毎に、表示データを供給する1以上の駆動部を所
定の規則に従って切り替えながら駆動部に表示データが
供給され、選択的に駆動部が駆動され、且つ、1画面毎
に、各駆動部に表示データを供給するラインが切り替え
られる。
【0028】また、本発明の表示装置では、例えば、表
示素子は、2つの表示領域を有し、データ電極駆動手段
は、2つの駆動部を有し、制御手段は、1ライン毎に交
互に、表示データを供給する駆動部を切り替える。
【0029】また、本発明の表示装置では、例えば、表
示素子は、エレクトロルミネセント素子を用いたもので
ある。また、本発明の表示装置では、例えば、表示素子
は、有機エレクトロルミネセント素子を用いたものであ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0031】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図
である。本実施の形態に係る表示装置としての有機EL
表示装置は、有機ELディスプレイ1と、この有機EL
ディスプレイ1の駆動を行うドライバ部と、表示データ
の加工、処理および表示の制御を行う制御部とを備えて
いる。
【0032】有機ELディスプレイ1は、複数の有機E
L素子がマトリクス状に配置されて構成された複数の画
素と、表示を行うラインを順に選択するための複数の走
査電極と、選択されたライン上の画素を表示データに基
づいて駆動するための複数のデータ電極とを有してい
る。有機ELディスプレイ1は、本発明における表示素
子に対応する。また、有機ELディスプレイ1は、それ
ぞれ複数のデータ電極のうちの一部に対応した2つの表
示領域である表示エリア(A)1Aと表示エリア(B)
1Bとを有している。表示エリア(A)1Aは、有機E
Lディスプレイ1の表示領域全体のうちの左半分の領域
になっており、表示エリア(B)1Bは、有機ELディ
スプレイ1の表示領域全体のうちの右半分の領域になっ
ている。
【0033】ドライバ部は、有機ELディスプレイ1の
走査電極を駆動する走査ドライバ(A)2Aおよび走査
ドライバ(B)2Bと、表示データに基づいて有機EL
ディスプレイ1のデータ電極を駆動するデータドライバ
(A)3A〜データドライバ(D)3Dとを有してい
る。走査ドライバ2A,2Bは、本発明における走査電
極駆動手段に対応する。データドライバ3A〜3Dは、
本発明におけるデータ電極駆動手段に対応する。走査ド
ライバ2A,2Bは、カスケード接続されている。デー
タドライバ3A,3Bは、有機ELディスプレイ1の表
示エリア(A)1Aに対応するデータ電極を駆動するよ
うになっている。データドライバ3A,3Bは、カスケ
ード接続されている。このデータドライバ3A,3B
は、本発明における1つの駆動部に対応する。また、デ
ータドライバ3C,3Dは、有機ELディスプレイ1の
表示エリア(B)1Bに対応するデータ電極を駆動する
ようになっている。データドライバ3C,3Dは、カス
ケード接続されている。このデータドライバ3C,3D
は、本発明における1つの駆動部に対応する。データド
ライバ3A〜3Dは、それぞれICによって構成されて
いる。
【0034】制御部は、本発明における制御手段に対応
し、1チップのMPU(マイクロプロセッサユニット)
10と、このMPU10に接続されたRAM5および発
振器6を備えている。MPU10には、表示データを入
力するための外部インタフェース4が接続されている。
【0035】RAM5は、記憶領域として、有機ELデ
ィスプレイ1の表示エリア(A)1Aに表示する表示デ
ータが格納されるエリア(A)5Aと、有機ELディス
プレイ1の表示エリア(B)1Bに表示する表示データ
が格納されるエリア(B)5Bとを有している。
【0036】MPU10は、CPUコア11と、ROM
(リードオンリメモリ)12と、RAM13と、入出力
ポート14,15,16,17と、発振器18とを有し
ている。CPUコア11,ROM12,RAM13およ
び入出力ポート14,15,16,17は、互いにアド
レスバスおよびデータバスを介して接続されている。発
振器18は、外部の発振器6から与えられるクロックに
基づいてMPU10内部で使用されるクロックを生成
し、MPU10内の各部に供給するようになっている。
入出力ポート14は、外部インタフェース4に接続され
ている。入出力ポート15は、RAM5に接続されてい
る。
【0037】MPU10は、CPUコア11が、RAM
13を作業領域として、ROM12に格納されたプログ
ラムを実行することにより、表示データの入力、表示デ
ータのRAM5への格納、RAM5からの表示データの
読み出し、有機ELディスプレイ1の表示タイミングや
表示サイズ等の制御等を行うようになっている。
【0038】入出力ポート16は、走査ドライバ2A,
2Bに供給するデータC DATAおよびクロックC CLK と、
データドライバ3A〜3Dに供給するラッチパルス/L
Pを出力するようになっている。入出力ポート17は、
データドライバ3A〜3Dに供給するクロックS CLK
と、データドライバ3A,3Bに供給するデータS DATA
-Aと、データドライバ3C,3Dに供給するデータS DA
TA-Bとを出力するようになっている。
【0039】図2は、図1における入出力ポート17の
構成を示すブロック図である。この入出力ポート17
は、データS DATA-Aを一時的に蓄積するバッファ(A)
22Aと、データS DATA-Bを一時的に蓄積するバッファ
(B)22Bと、バッファ(A)22Aに接続されたシ
フトレジスタ23Aと、バッファ(B)22Bに接続さ
れたシフトレジスタ23Bと、バッファ22A,22B
およびシフトレジスタ23A,23Bに供給する同期ク
ロックおよびクロックS CLK を生成するクロック生成部
24とを有している。バッファ22A,22Bおよびク
ロック生成部24は、データバス21に接続されてい
る。
【0040】この入出力ポート17では、データS DATA
-Aは、RAM5のエリア(A)5Aからデータバス21
を介してバッファ(A)22Aに1バイト(8ビット)
ずつ送られ、データS DATA-Bは、RAM5のエリア
(B)5Bからデータバス21を介してバッファ(B)
22Bに1バイト(8ビット)ずつ送られる。バッファ
22A,22Bにデータが蓄積されたら、クロック生成
部24より供給されるクロックに同期して、バッファ2
2A,22B内のデータが、シフトレジスタ23A,2
3Bに移される。シフトレジスタ23A,23Bは、そ
れぞれ、クロック生成部24によって生成されるクロッ
クS CLK に同期して、1ビットずつ、データS DATA-A,
S DATA-Bを送信する。シフトレジスタ23A,23Bが
8ビットのデータを送信し終えると、バッファ22A,
22Bから次のデータがシフトレジスタ23A,23B
に移される。バッファ22A,22Bは、シフトレジス
タ23A,23Bにデータを移し終えると、データバス
21を介してRAM5から次のデータを受け取る。入出
力ポート17は、以上の動作を繰り返す。なお、シフト
レジスタ23A,23Bは、1走査ライン毎に、交互
に、データS DATA-A,S DATA-Bの送信を行う。
【0041】図3は、データドライバ3A〜3Dの構成
を示すブロック図である。データドライバ3(3A〜3
Dを代表する。)は、シフトレジスタ31と、このシフ
トレジスタ31に接続されたラッチ32と、このラッチ
32に接続されたドライバ回路33と、このドライバ回
路33に供給する電圧を制御するボルテージコントロー
ラ34とを有している。
【0042】このデータドライバ3では、入力端より入
力されたデータDATA(D IN)は、シフトレジスタ31に
入力され、1ビットずつシフトされ、出力端よりデータ
D OUT として出力される。また、シフトレジスタ31内
のデータは、ラッチ32に送られる。シフトレジスタ3
1に有機ELディスプレイ1の水平方向の1ラインに表
示させるデータの入力が終了した時点で、データドライ
バ3には、ラッチパルス/LPが送信される。ラッチ3
2は、このラッチパルス/LPが与えられると、保持し
ているデータをドライバ回路33に送る。ドライバ回路
33は、与えられたデータに基づいて、有機ELディス
プレイ1のデータ電極を駆動する。なお、ボルテージコ
ントローラ34には、高電圧VDDHとグラウンドレベルGN
D が供給されるようになっている。
【0043】次に、図4に示したタイミングチャートを
参照して、本実施の形態に係る表示装置の動作について
説明する。
【0044】外部インタフェース4より入力された表示
データは、MPU10のCPUコア11の制御の下で、
入出力ポート14,15を経由して、RAM5に送ら
れ、所定量だけRAM5に保持される。ここで、有機E
Lディスプレイ1の表示エリア(A)1Aに表示する表
示データはエリア(A)5Aに格納され、有機ELディ
スプレイ1の表示エリア(B)1Bに表示する表示デー
タはエリア(B)5Bに格納される。
【0045】MPU10は、走査ドライバ2A,2Bに
供給するデータC DATAおよびクロックC CLK と、データ
ドライバ3A〜3Dに供給するラッチパルス/LPを生
成し、入出力ポート16より出力する。これらデータC
DATA、クロックC CLK およびラッチパルス/LPのタイ
ミングを、図4(a)〜(c)に示す。
【0046】入出力ポート16より出力されたデータC
DATAは、走査ドライバ2Aに入力される。このデータC
DATAは、走査ドライバ2Aの内部のシフトレジスタによ
ってシフトされる。さらに、走査ドライバ2Aより出力
されるデータD OUT は、データD INとして走査ドライバ
2Bに入力され、内部のシフトレジスタによってシフト
される。また、走査ドライバ2A,2Bには、クロック
C CLK が与えられる。走査ドライバ2A,2Bは、デー
タC DATAとクロックC CLK とに基づいて、表示を行うラ
インを順に選択するように、有機ELディスプレイ1の
走査電極を駆動する。
【0047】また、MPU10は、表示データをRAM
5より読み出し、入出力ポート17に送る。入出力ポー
ト17は、表示データを供給するデータドライバを所定
の規則に従って切り替えながら、データS DATA-A,S DA
TA-Bを送信する。データS DATA-A,S DATA-Bは、クロッ
クS CLK に同期して、1ビットずつ送信される。これら
クロックS CLK 、データS DATA-A,S DATA-Bのタイミン
グを図4(d)〜(f)に示す。
【0048】入出力ポート17より出力されたデータS
DATA-Aは、データドライバ3Aに入力される。このデー
タS DATA-Aは、データドライバ3Aの内部のシフトレジ
スタによってシフトされる。さらに、データドライバ3
Aより出力されるデータD OUT は、データD INとしてデ
ータドライバ3Bに入力され、内部のシフトレジスタに
よってシフトされる。
【0049】入出力ポート17より出力されたデータS
DATA-Bは、データドライバ3Cに入力される。このデー
タS DATA-Bは、データドライバ3Cの内部のシフトレジ
スタによってシフトされる。さらに、データドライバ3
Cより出力されるデータD OUT は、データD INとしてデ
ータドライバ3Dに入力され、内部のシフトレジスタに
よってシフトされる。
【0050】データドライバ3A〜3Dには、クロック
S CLK とラッチパルス/LPが与えられる。データS DA
TA-A,S DATA-Bは、クロックS CLK に同期して変化す
る。また、データドライバ3A〜3Dは、図3に示した
ように、シフトレジスタ31において、クロックS CLK
に基づいて、データのシフトを行う。シフトレジスタ3
1に保持されたデータは、ラッチ32に送られる。ラッ
チ32は、ラッチパルス/LPに基づいて、データをド
ライバ回路33に送る。ドライバ回路33は、与えられ
たデータに基づいて、有機ELディスプレイ1のデータ
電極を駆動する。
【0051】本実施の形態では、MPU10は、1ライ
ン毎に交互に、表示データを供給するデータドライバを
切り替える。すなわち、図4(e),(f)に示したよ
うに、あるラインの表示時には、データドライバ3A,
3Bにのみ、表示エリア1Aに表示する表示データA−
1〜A−N,B−1〜B−Nを供給し、データドライバ
3A,3Bを選択的に駆動させる。そして、次のライン
の表示時には、データドライバ3C,3Dにのみ、表示
エリア1Bに表示する表示データC−1〜C−N,D−
1〜D−Nを供給し、データドライバ3C,3Dを選択
的に駆動させる。MPU10は、以上の動作を繰り返
す。さらに、MPU10は、1フレーム(画面)毎に、
データドライバ3A〜3Dに表示データを供給するライ
ンを切り替える。
【0052】図5は、奇数番目のフレームの表示データ
を供給するラインを表したものである。このように、奇
数番目のフレームでは、データドライバ3A,3Bには
奇数番目のラインの表示データのみが供給され、データ
ドライバ3C,3Dには偶数番目のラインの表示データ
のみが供給される。その結果、奇数番目のフレームで
は、表示エリア1Aには奇数番目のラインの表示データ
のみが表示され、表示エリア1Bには偶数番目のライン
の表示データのみが表示される。
【0053】図6は、偶数番目のフレームの表示データ
を供給するラインを表したものである。このように、偶
数番目のフレームでは、データドライバ3A,3Bには
偶数番目のラインの表示データのみが供給され、データ
ドライバ3C,3Dには奇数番目のラインの表示データ
のみが供給される。その結果、偶数番目のフレームで
は、表示エリア1Aには偶数番目のラインの表示データ
のみが表示され、表示エリア1Bには奇数番目のライン
の表示データのみが表示される。
【0054】以上説明したように本実施の形態に係る表
示装置では、有機ELディスプレイ1の表示領域を2つ
の表示エリア1A,1Bに分割すると共に、データ電極
を駆動する駆動手段も、各表示エリア1A,1Bに対応
するデータ電極を駆動するための複数の駆動部、すなわ
ち、データドライバ3A,3Bとデータドライバ3C,
3Dとに分割している。そして、各駆動部間をカスケー
ド接続することなく、各駆動部には、それぞれ、対応す
る表示エリア1A,1Bに表示する表示データのみを供
給するようにしている。従って、データドライバ3A〜
3Dが所定時間内に1ライン分全てのデータを転送する
必要はなく、データドライバ3A,3Bとデータドライ
バ3C,3Dは、それぞれ、所定時間内に1ラインの半
分のデータを転送すればよい。
【0055】ここで、データドライバ3A〜3Dを構成
するドライバICの駆動周波数について考える。いま、
例えば、有機ELディスプレイ1の画素(ドット)数を
300(H)×200(V)とし、フレーム周波数を6
0Hzとする。この場合のデータドライバ3A〜3Dを
構成するドライバICの駆動周波数fOSC2は、以下の式
(2)で表される。
【0056】
【0057】このように、本実施の形態に係る表示装置
によれば、図11に示した構成の表示装置に比べて、デ
ータドライバ3A〜3Dを構成するドライバICの駆動
周波数が1/2で済む。従って、本実施の形態によれ
ば、有機ELディスプレイ1の画素数が多くなったり、
表示データの階調数が多くなったりして、単位時間当た
りのデータ量が大きくなった場合でも、有機ELディス
プレイ1自体のフレーム周波数を下げることなく、デー
タ電極を駆動するデータドライバの駆動周波数を抑える
ことができる。その結果、駆動周波数の低い安価なドラ
イバICを使用しながら、画素数が多い場合や、多階調
表示を行う場合でも、表示品位を高く保つことが可能と
なる。
【0058】また、有機EL素子は反応速度が大きいの
で、有機EL表示装置は、フレーム周波数を大きくする
ことが可能であるという特徴を有する。本実施の形態に
よれば、データドライバの駆動周波数を抑えながら、フ
レーム周波数を大きくすることが可能になるので、有機
EL表示装置の特徴を生かすことができる。
【0059】また、本実施の形態では、1ライン毎に交
互に、表示データを供給するデータドライバを切り替え
るようにしたので、制御手段としてのMPU10は、1
ラインの期間に、1ラインの半分のデータを処理すれば
よいので、MPU10の処理の負担が軽減される。ま
た、本実施の形態では、データドライバ3A,3Bとデ
ータドライバ3C,3Dを、交互に動作させればよいの
で、消費電力の低減が可能になる。
【0060】なお、本実施の形態では、1つのフレーム
において、奇数番目のラインの表示が行われる表示エリ
アでは偶数番目のラインの表示が行われず、偶数番目の
ラインの表示が行われる表示エリアでは奇数番目のライ
ンの表示が行われないことになる。しかしながら、表示
されないラインの上下のラインでは表示が行われ、且つ
1フレーム毎に表示するラインが切り替えられ、また、
数十〜百数十Hzのフレーム周波数で表示が行われるの
で、表示品位を高く保つことができる。
【0061】また、本実施の形態では、表示データを保
持するRAM5の記憶領域として、有機ELディスプレ
イ1の表示エリア(A)1Aに表示する表示データが格
納されるエリア(A)5Aと、有機ELディスプレイ1
の表示エリア(B)1Bに表示する表示データが格納さ
れるエリア(B)5Bとを設定している。このようなメ
モリ構成とすることにより、各エリア5A,5Bの先頭
のアドレスを指定するだけで、各表示エリア1A,1B
に表示する表示データを読み出すことが可能となる。こ
れにより、データの送受信の効率化を図ることが可能と
なる。また、有機ELディスプレイ1の特定の表示エリ
アのみで表示を行う場合には、その表示エリアに表示す
るデータのみを、対応するRAM5のエリアより読み出
して送信すればよい。さらに、表示データの一部を更新
する場合には、その表示データが含まれるRAM5のエ
リアのみで、データの書き換えを行えばよく、処理の効
率化を図ることができる。
【0062】また、本実施の形態では、有機ELディス
プレイ1の表示エリア1A,1Bに合わせて、データド
ライバ3A〜3Dを2組に分けたので、データドライバ
3B,3C間を接続する必要がなくなる。そのため、図
7に示したように、データドライバ3Bの出力端子を意
図的に余らせることができる。図7において、符号NC
を付した端子が、余らせた端子を表している。このよう
にすることにより、配線の引き回し等が非常に楽にな
り、部品の配置および配線上、有利になる。
【0063】また、本実施の形態では、制御部を1チッ
プのMPU10で構成したので、表示装置の小型化、部
品点数の減少によるコストの低減、制御部の入出力ポー
ト数の減少が可能になる。
【0064】[第2の実施の形態]図8は、本発明の第
2の実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図
である。本実施の形態に係る有機EL表示装置では、M
PU10の入出力ポート17における1つの出力ポート
がデータS DATA-A,S DATA-Bを交互に出力するように
し、この出力ポートに、1入力2出力の切り替えスイッ
チ20を設けている。切り替えスイッチ20の一方の出
力端はデータドライバ3Aに接続され、他方の出力端は
データドライバ3Cに接続されている。切り替えスイッ
チ20は、MPU10によって制御され、データS DATA
-Aの入力時には、データS DATA-Aを一方の出力端よりデ
ータドライバ3Aに出力し、データS DATA-Bの入力時に
は、データS DATA-Bを一方の出力端よりデータドライバ
3Cに出力するようになっている。このような構成およ
び動作により、入出力ポート17における出力ポート数
を減らすことができる。
【0065】本実施の形態におけるその他の構成、動作
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0066】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されず、種々の変更が可能である。例えば、実施の形態
では、有機ELディスプレイ1の表示エリアおよびデー
タドライバを2つに分割したが、これらを3つ以上に分
割してもよい。ここで、図9および図10を参照して、
有機ELディスプレイ1の表示エリアおよびデータドラ
イバを3つに分割した場合におけるデータの表示方法の
一例について説明する。この例では、有機ELディスプ
レイ1の表示エリアは、左側から順に配置された表示エ
リア1a,1b,1cに分割されている。
【0067】図9は、奇数番目のフレームの表示データ
を供給するラインを表したものである。このように、奇
数番目のフレームでは、表示エリア1a,1cには奇数
番目のラインの表示データのみが表示され、表示エリア
1bには偶数番目のラインの表示データのみが表示され
る。
【0068】図10は、偶数番目のフレームの表示デー
タを供給するラインを表したものである。このように、
偶数番目のフレームでは、表示エリア1a,1cには偶
数番目のラインの表示データのみが表示され、表示エリ
ア1bには奇数番目のラインの表示データのみが表示さ
れる。
【0069】このように、有機ELディスプレイ1の表
示エリアおよびデータドライバを3つに分割した場合に
は、分割しない場合に比べて、データドライバの駆動周
波数を1/3に抑えることができる。より一般化して表
すと、有機ELディスプレイ1の表示エリアおよびデー
タドライバをN個に分割することにより、分割しない場
合に比べて、データドライバの駆動周波数を1/Nに抑
えることができる。
【0070】また、実施の形態では、シリアルデータを
データドライバに転送するようにしたが、パラレルデー
タをデータドライバに転送するようにしてもよい。
【0071】また、実施の形態では、制御部を1チップ
のMPU10で構成したが、制御部を、例えば図11に
示したようにCPU、PLD、グラッフィックコントロ
ーラ等の複数の部品を組み合わせて構成してもよい。
【0072】また、本発明は、有機EL表示装置に限ら
ず、発光素子として無機EL素子を用いたEL表示装置
や、液晶表示装置等にも適用することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示装置
によれば、表示素子が、それぞれ複数のデータ電極のう
ちの一部に対応した複数の表示領域を有し、データ電極
駆動手段が、それぞれ表示素子の各表示領域に対応する
データ電極を駆動するための複数の駆動部を有し、制御
手段が、各ライン毎に、表示データを供給する1以上の
駆動部を所定の規則に従って切り替えながら、駆動部に
対して、その駆動部に対応した表示領域に表示する表示
データを供給して、選択的に駆動部を駆動させ、且つ、
1画面毎に、各駆動部に表示データを供給するラインを
切り替えるようにしたので、制御手段は、各ライン毎
に、複数の駆動部のうちの一部の駆動部にのみ、その駆
動部に対応した表示領域に表示する表示データを供給す
ればよいので、制御手段の処理の負担を軽減できるとい
う効果を奏する。また、本発明の表示装置によれば、各
ライン毎に、複数の駆動部のうちの一部の駆動部のみが
動作するので、消費電力の低減が可能になるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1における入出力ポートの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1におけるデータドライバの構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1に示した表示装置の動作を説明するための
説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態において奇数番目の
フレームの表示データを供給するラインを示す説明図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態において偶数番目の
フレームの表示データを供給するラインを示す説明図で
ある。
【図7】図1におけるデータドライバの出力端子の状態
の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図9】有機ELディスプレイの表示エリアおよびデー
タドライバを3つに分割した場合における奇数番目のフ
レームの表示データを供給するラインを示す説明図であ
る。
【図10】有機ELディスプレイの表示エリアおよびデ
ータドライバを3つに分割した場合における偶数番目の
フレームの表示データを供給するラインを示す説明図で
ある。
【図11】複数のドライバICをカスケード接続してデ
ータドライバを構成した有機EL表示装置の構成の一例
を示すブロック図である。
【図12】図11に示した有機EL表示装置の動作を説
明するための説明図である。
【図13】8ビットのパラレルデータをデータドライバ
に転送するようにした場合における有機EL表示装置の
構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…有機ELディスプレイ、1A,1B…表示エリア、
2A,2B…走査ドライバ、3A〜3D…データドライ
バ、5…RAM、10…MPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/30 G09F 9/30 G09G 3/20 H05B 33/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置された複数の画素
    と、表示を行うラインを順に選択するための複数の走査
    電極と、選択されたライン上の画素を表示データに基づ
    いて駆動するための複数のデータ電極とを有する表示素
    子と、 前記走査電極を駆動するための走査電極駆動手段と、 前記データ電極を駆動するためのデータ電極駆動手段
    と、 前記走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段を制御
    する制御手段とを備えた表示装置であって、 前記表示素子は、それぞれ複数のデータ電極のうちの一
    部に対応した複数の表示領域を有し、 前記データ電極駆動手段は、それぞれ前記表示素子の各
    表示領域に対応するデータ電極を駆動するための複数の
    駆動部を有し、 前記制御手段は、各ライン毎に、表示データを供給する
    1以上の駆動部を所定の規則に従って切り替えながら
    駆動部に対して、その駆動部に対応した表示領域に表示
    する表示データを供給して、選択的に駆動部を駆動さ
    せ、且つ、1画面毎に、各駆動部に表示データを供給す
    るラインを切り替えることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示素子は、2つの表示領域を有
    し、 前記データ電極駆動手段は、2つの駆動部を有し、 前記制御手段は、1ライン毎に交互に、表示データを供
    給する駆動部を切り替えることを特徴とする請求項1記
    載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示素子は、エレクトロルミネセン
    ト素子を用いたものであることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示素子は、有機エレクトロルミネ
    セント素子を用いたものであることを特徴とする請求項
    3記載の表示装置。
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