JP3027149U - 二重織物を利用した中材入り敷布団 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の敷布団は中材を固定する為の縫製
箇所が多く、糸のほつれ、中材の噴出という問題点を有
していた。 【解決手段】 本考案の敷布団は経緯二重織の上下生地
の接結間に中材を入れ、極めて縫製部分の少ない敷布団
を作った。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は中材入り敷布団に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種の敷布団は中材を固定するために縫製が必要なものが知られて いる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたものは縫製箇所が多く、糸のほつれ、中材の噴出とい う問題点を有していた。

【０００４】 本考案は中材の縫製部分を減らし、耐久性のある敷布団を提供しようとす るものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案は二重織物の上下生地の接結間の袋状部 分に中材を入れる方法をとり、極めて縫製部分の少ない敷布団を作った。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案は二重織りの配置された接結間の袋状部分に中材を入れ、その後縫 製を施すものである。

【０００７】

【実施例】

本考案は図面２の上生地（２．３．４）と下生地（５．６．７）の接結間 （ＡからＢ）の袋状部分（１）に中材を入れ、それを繰り返し、その後、周囲を 縫製することによって、図面１のような１枚の敷布団を作るものである。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を発する。

【０００９】 この敷布団は中材を経緯二重織の織組織によって固定し、周囲だけの縫製 に限られているので、糸のほつれ、中材の噴出の問題が極めて少なく耐久性に優 れている。

【図面の簡単な説明】

【図１】 敷布団を上方から見た全体図

【図２】 １つの接結間（図１ＡからＢ）の拡大断面図

【符号の説明】 Ａ １つの上下生地の接結箇所 Ｂ １つの上下生地の接結箇所 １ 接結間の袋状部分（中材を入れた部分） ２ 上生地（タテ糸） ３ 上生地（タテ糸） ４ 上生地（ヨコ糸） ５ 下生地（タテ糸） ６ 下生地（タテ糸） ７ 下生地（ヨコ糸）

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 経緯二重織物の上下生地の接結間の袋状
   部分に中材を入れた敷布団。
2. 【請求項２】 周囲部分の縫製以外は一切縫製も接着も
   していない敷布団。