JP3026713U - 物品ホルダー - Google Patents

物品ホルダー

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JP3026713U
JP3026713U JP1996000347U JP34796U JP3026713U JP 3026713 U JP3026713 U JP 3026713U JP 1996000347 U JP1996000347 U JP 1996000347U JP 34796 U JP34796 U JP 34796U JP 3026713 U JP3026713 U JP 3026713U
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JP
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article
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housing
holder
width
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JP1996000347U
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Inventor
功 磯山
Original Assignee
株式会社ナポレックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純な工程でアームの幅合わせ及び微調整が
可能であり、しかもホールドすべき物品の有無及びホル
ダーの取付の如何にかかわらず幅調整を行なうことがで
きる物品ホルダーの構造を提供する。 【構成】 自動車車室内等に設置され、携帯電話機等の
物品を保持する物品ホルダーにおいて、物品を載置する
基台部2を有するハウジング1と、ハウジング1に横幅
方向にスライド移動可能に取り付けられ前記物品を倒れ
ないように挟持しホールドする左右一対のアーム3、4
とよりなり、右及び左半長にそれぞれ右及び左ネジが切
られたネジロッド5を右及び左のアーム3、4に亘って
架設し、ネジロッド5の右ネジ及び左ネジ部に正ナット
6及び逆ナット7をそれぞれ螺合し、それら正ナット6
及び逆ナット7をそれぞれ右及び左のアーム3、4に設
けられた固定枠8、9内に固定すると共に、ネジロッド
5が左右に移動しないようにその中央部をEリング10
等の固定手段により回転可能にハウジング1に保持す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車車室内等に携帯電話機等の物品を保持するために設置される 物品ホルダーの構造に関し、特に、ホールドすべき物品の幅に応じてアームの保 持幅を簡単に調整できるようにした物品ホルダーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車車室内等に設置して使用される物品ホルダーとして、ホールドす べき物品の幅に応じて保持幅を調整し得るようにしたものが開発されている。図 4はそのような従来の物品ホルダーの一例を示したもので、(A)は平面(上面 視)図、(B)は後面(裏面)図である。図中、11はホルダー本体のハウジン グ、12、13は物品をホールドする左右のアームで、アーム12、13には幅 方向に延びた長孔14、15が開けられており、ホールドすべき物品の幅にアー ム12、13の間隔を合わせた後、ネジ16、17を締め付けてアーム12、1 3をハウジング11に固定する。アーム12、13は、実線示の最小間隔の位置 から鎖線示の最大間隔の位置まで、距離Cの間を移動させることができる。
【0003】 しかし、その幅調整方法では、左右のアーム12、13を物品の幅に合わせる 工程として、ネジ16を緩める、ネジ17を緩める、アーム12の位置を 合わせる、アーム13の位置を合わせる、ネジ16を締める、ネジ17を 締める、という6工程が必要であり、調整に非常な手間を有する。しかも、長孔 の最端位置でなく途中位置でネジ16、17を締める場合は、アーム12、13 の左右位置を均等にするのがきわめて難しい。さらに、図示例のようにネジを裏 面側に設けた場合は、ホルダーを所要箇所に取り付けてからでは手や工具が入れ られずネジを回せないことがあり、ホルダーを一旦外してから幅調整を行なわな ければならなくなる。また、ネジを表面側に設けた場合でも、ホールドした物品 を一度外さないとネジの緩め、締付けができない。
【0004】 図5は従来の物品ホルダーの他の一例を示した(A)平面図、(B)後面図で ある。この物品ホルダーでは、ハウジング21に幅方向にスライド移動可能に取 り付けられた左右のアーム22、23の対向縁にラック24、25がそれぞれ設 けられており、このラック24、25がピニオン26を挟み噛合している。ピニ オン26はハウジング21に軸支されており、片方のアーム、例えば22をスラ イド移動させるとピニオン26の回転を介して他方のアーム23が逆方向に等距 離だけスライド移動(アーム22を距離Cの間を移動させるとアーム23も等距 離Cの間を移動)し、ネジ等でピニオン26を締め付け固定することによりアー ム22、23の物品ホールド幅が固定される。
【0005】 この物品ホルダーでは左右アームの位置を自動的に均等に調整することができ るが、ピニオンとラックの噛合いによるため微調整を行なうのが非常に困難であ る。しかも、ピニオン26の固定用ネジが表面側にある場合には、ホールドした 物品を一度外さないと緩め、締付けができず、裏面側に設けた場合は、ホルダー を所要位置に取り付けた後は手や工具が入らなくなることが多く、ホルダーを一 旦取り外して幅調整を行なわなければならなくなる。さらに、本例の場合でも、 アームを物品幅に応じて調整する工程として、ピニオン固定用のネジを緩める 、アーム位置を物品幅に合わせる、ピニオン固定用のネジを締める、の3工 程が必要である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記のような従来の物品ホルダーにおける問題点を解消することを 意図し、単純な工程でアームの位置合わせ及び微調整が可能であり、しかもホー ルドすべき物品の有無及びホルダーの取付けの如何にかかわらず幅調整を行なう ことができる物品ホルダーの構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の物品ホルダーは、自動車車室内等に設置 され、携帯電話機等の物品を保持する物品ホルダーであって、物品を載置する基 台部を有するハウジングと、該ハウジングに横幅方向にスライド移動可能に取り 付けられ前記物品を倒れないように挟持しホールドする左右一対のアームとより なり、右及び左半長にそれぞれ右及び左ネジが切られたネジロッドを前記右及び 左のアームに亘って架設し、前記ネジロッドの右ネジ及び左ネジ部に正ナット及 び逆ナットをそれぞれ螺合し、それら正ナット及び逆ナットをそれぞれ右及び左 のアームに設けられた固定枠内に固定すると共に、前記ネジロッドが左右に移動 しないようにその中央部をEリング等の固定手段により回転可能に前記ハウジン グに保持したものである。
【0008】
【作用】
以上のように構成された本考案の物品ホルダーにおいては、ネジロッドを手動 又は工具により回転させる1工程により、これに螺合した正ナット及び逆ナット を介して右アーム及び左アームが互いに逆方向に等距離だけスライド移動してア ームの幅調整が行なわれる。このアーム位置の調整はネジの螺合により行なわれ るので、極微調整も可能である。また、ネジロッドはホルダー幅方向に延びてい るので、上記幅調整の操作はホールドすべき物品の有無にかかわらず可能であり 、さらにホルダーを所要箇所に取り付けてしまった後でも、手や工具による操作 が不能となることがない。
【0009】
【実施例】
以下、図面に示した実施例により、本考案の構成についてさらに詳細に説明す る。
【0010】 図1は、本考案による物品ホルダーの一実施例を示した(A)平面図、(B) 後面図である。図中、1はホルダーの本体を形成するハウジングで、物品を載置 する基台部2の上に立ち上がっており、左右一対のアーム3、4が横幅方向にス ライド移動可能にハウジング1に取り付けられている。アーム3、4はそれぞれ 、その内側が互いに対向して基台部2上に置かれた物品を倒れないように挟持ホ ールドするものである。
【0011】 本考案においては、アーム3、4の物品ホールド幅を調整するための手段とし て、ネジロッドと正、逆ナットとの螺合機構を使用する。図(B)に示すように ネジロッド5は、ホルダー後面側において両アーム3、4に亘って架設されたも ので、その略右半長に右ネジが、左半長に左ネジが切られており、右ネジ部には 正(右ネジ)ナット6が螺合し、左ネジ部には逆(左ネジ)ナット7が螺合して いる。正ナット6は右アーム3に設けられた固定枠8内に収納され、逆ナット7 は左アーム4に設けられた固定枠9内に収納され、いずれもそれぞれのアームに 固定されている。また、ネジロッド5の中央部にはEリング10、10が嵌着さ れ、このEリング10、10をハウジング1に設けた保持枠1a内に収納するこ とにより、ネジロッド5が左右幅方向に移動しないで回転し得るようになってい る。(なお、この物品ホルダーの実製の場合は、図示しないが後面側に裏面カバ ーを取り付けるので、前記ナット6、7及びEリング10がアーム及びハウジン グから外れることはない。また、ネジロッド5の左右移動止め手段はEリングに 限らず、保持枠1aに収まる大きさの任意の固設突起物でもよく、ネジロッド5 とアーム3、4の正ネジ部と逆ネジ部の関係はネジロッドごと左右入れ替えても よい。)
【0012】 アーム3、4の物品ホールド幅を調整するには、ネジロッド5を正、逆回転さ せるが、工具又は手動で回転させ易いように、ネジロッド5の端部には十字穴、 一字穴、十字溝、一字溝、六角穴あるいはノブ等を設けておくものとする。ネジ ロッド5を正回転(右回し)させると、ネジロッドがナットに対して螺入する( ナットをロッド端側に移動させる)方向に運動するので、アーム3、4はそれぞ れナット6、7に外向きに押されてホールド幅を拡げる方向に移動する。逆回転 (左回し)させると反対にナット6、7に内向きに引かれてホールド幅が狭まる 方向に移動する。両アームは互いに逆の方向に同一の運動をするので、アーム位 置は常に左右均等になる。(アーム3、4の図示実線はホールド幅を最狭にした 状態、鎖線は最も広くした状態、図示Cはアーム3、4のそれぞれの最大ストロ ークを示す。)このように正逆(左右ネジ)ナット6、7の螺合を利用してネジ ロッド5の回転により左右アーム3、4を同時に相反方向に等距離スライド移動 させることにより、物品ホールド幅を調整するものである。ネジの螺合による回 転/直線動変換を利用するのでアーム3、4の移動を微細に調整することが可能 であり、また、ネジロッド5及びナット6、7の螺合ネジに2条又は3条ネジを 使用すれば、ネジロッド5の1回転当りのアーム3、4の移動量を大きくするこ ともできる。アーム(直線動)側からネジロッド(回転動)側への逆伝動は不可 能であるから、前記従来品の場合のネジ締付けのようなロック手段は不要である 。
【0013】 図2及び図3は、本考案の物品ホルダーの使用状態を示したもので、図2は物 品をホールドする前の状態を示した(A)正面図及び(B)平面図、図3は物品 (携帯電話機)30をホールドした状態を示した(A)正面図及び(B)平面図 である。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明のように、本考案の物品ホルダーは、左右ネジを有するネジロッド をアームに固定した正逆ナットに螺合回転させることにより両アームをスライド 移動させてホールド幅を調整するように構成したので、従来品のような面倒な調 整工程を必要とせず、ネジロッドを回転させるだけの単一の工程で正確かつ微細 なホールド幅調整が可能となる。また、幅方向外方に延びたネジロッドを回転さ せるだけの工程ですむので、ホールドする物品の有無にかかわらず幅調整が可能 であり、さらにホルダーを所要箇所に取り付けた後でも工具又は手動で調整操作 を行なうことができ、幅調整のために一々ホルダーを取り外す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本考案による物品ホルダーの一実施例を
示した平面図である。 (B)本考案による物品ホルダーの一実施例を示した後
面図である。
【図2】(A)本考案の物品ホルダーの使用状態(物品
をホールドする前の状態)を示した正面図である。 (B)本考案の物品ホルダーの使用状態(物品をホール
ドする前の状態)を示した平面図である。
【図3】(A)本考案の物品ホルダーの使用状態(物品
をホールドした状態)を示した正面図である。 (B)本考案の物品ホルダーの使用状態(物品をホール
ドした状態)を示した平面図である。
【図4】(A)従来の物品ホルダーの一例を示した平面
図である。 (B)従来の物品ホルダーの一例を示した後面図であ
る。
【図5】(A)従来の物品ホルダーの他の一例を示した
平面図である。 (B)従来の物品ホルダーの他の一例を示した後面図で
ある。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 基台部 3 アーム 4 アーム 5 ネジロッド 6 正ナット 7 逆ナット 8 固定枠 9 固定枠 10 Eリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車車室内等に設置され、携帯電話機
    等の物品を保持する物品ホルダーであって、物品を載置
    する基台部を有するハウジングと、該ハウジングに横幅
    方向にスライド移動可能に取り付けられ前記物品を倒れ
    ないように挟持しホールドする左右一対のアームとより
    なり、右及び左半長にそれぞれ右及び左ネジが切られた
    ネジロッドが前記右及び左のアームに亘って架設され、
    前記ネジロッドの右ネジ及び左ネジ部に正ナット及び逆
    ナットがそれぞれ螺合され、それら正ナット及び逆ナッ
    トはそれぞれ右及び左のアームに設けられた固定枠内に
    固定されていると共に、前記ネジロッドは左右に移動し
    ないようにその中央部をEリング等の固定手段により回
    転可能に前記ハウジングに保持されていることを特徴と
    する物品ホルダー。
JP1996000347U 1996-01-11 1996-01-11 物品ホルダー Expired - Lifetime JP3026713U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3390373B2 (ja) 1999-09-27 2003-03-24 株式会社サンエイ 携帯電話機の店頭陳列用スタンド
JP2009234549A (ja) * 2008-03-06 2009-10-15 Nifco Inc ホルダー装置
JP2021024431A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 槌屋ヤック株式会社 自動車用スマートフォンホルダ

Cited By (4)

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