JP3026642U - 超音波振動剥離装置 - Google Patents

超音波振動剥離装置

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JP3026642U
JP3026642U JP1996000015U JP1596U JP3026642U JP 3026642 U JP3026642 U JP 3026642U JP 1996000015 U JP1996000015 U JP 1996000015U JP 1596 U JP1596 U JP 1596U JP 3026642 U JP3026642 U JP 3026642U
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bit
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peeling
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ultrasonic
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JP1996000015U
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Inventor
昭夫 浦矢
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サンエー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばコンクリート塗膜の剥離作業中の共振
音の発生を防止すると共に、粉塵の発生を抑え、また剥
離面の洗浄を同時に行い、さらにはビットの寿命を長く
するようにした超音波振動剥離装置を提供する。 【解決手段】 超音波振動子2にビット7を結合して成
る超音波振動剥離装置において、前記ビット7に水15
を供給するノズル9を備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリート外壁の塗膜等を剥離するのに用いる超音波振動剥離装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート外壁の塗膜剥離、またはコンクリート表面の劣化部の剥離 作業を行うには、超音波振動子にビッドを結合した装置を用いて、このビッドを 剥離すべき部分に当てて作業を行うようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来の剥離装置は、金属製ビットが剥離すべき部分に高振動数 で衝突するため、共振音を発生し、これが騒音の原因となり、また、ビットの振 動によって剥離すべき部分に粉塵を発生させるという問題点があった。
【0004】 さらには、ビットをコンクリート部分に接触して振動させるため、このビッド の摩耗が激しく、ビットの寿命が非常に短いという欠点もあった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点を解消するために成されたもので、例えば コンクリート塗膜の剥離作業中の共振音の発生を防止すると共に、粉塵の発生を 抑え、また剥離面の洗浄を同時に行い、さらにはビットの寿命を長くするように した超音波振動剥離装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解消するために、本考案においては、超音波振動子に結合した ビットに、ノズルから水を供給するようにしてある。これにより、剥離すべき部 分とビットとの間に水が介在することとなり、この水がビットの共振音を緩衝す ると共に、粉塵の発生を抑え、またこの剥離作業と同時に剥離面の洗浄を行うこ とができ、さらにはビットに発生する摩擦熱に対する冷却効果を有してビットの 損傷を防止することができる。
【0007】 さらに、本考案においては、超音波振動子とノズルとの連結構造にハンドルを 設けることにより、装置のハンドル操作を行いやすい構造としてある。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の、超音波振動剥離装置は、超音波振動子にビットを結合して成る超音 波振動剥離装置において、前記ビットに水を供給するノズルを備えたことを特徴 とするものである。
【0009】 また、前記超音波振動子と前記ノズルとの連結構造にハンドルを設けるのが好 ましい。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0011】 図1は本考案による超音波振動剥離装置の全体平面図である。図2は図1の装 置の使用状況を示す図である。
【0012】 図1において、超音波振動子2とノズル本体3とが連結板4に固設され、この ノズル本体3の固設部には連結板4を介してハンドル5が固設されている。
【0013】 超音波振動子2としては、例えば、約20KHz前後の振動を発生する周知の 超音波発振器を用いてあり、この超音波振動子2にビット端子6を結合し、この ビット端子6にビット7を交換可能に取り付けてある。
【0014】 なお、超音波振動子2に電力供給を行うケーブル8が、超音波振動子2の固設 部に垂下状に設けられている。
【0015】 また、ノズル本体3にはノズル9がビット7の取り付け方向に固設され、ノズ ル9の先端がビット7の先端方向に屈曲されている。
【0016】 ハンドル5は外周にゴムグリップ5aを設けた中空体からなり、この中空部が ノズル本体3の内部に連通される一方、ハンドル5の下端には調整弁12によっ て開閉するバルブ13を介してホース接続用カプラ11が固設されている。バル ブ13によって、カプラ11に接続されたホース14を介して供給される水15 の流通量を調整することが可能とされている。
【0017】 上記の構成によって、バルブ13を開くことによってホース14を介して供給 された水15がノズル9から発射され、ビット7に当てられる。従って、調整弁 12の手動作によってバルブ13を開くことにより、本装置は、常にビット7の 先端に水15を供給した状態で剥離作業を行うこととなる。
【0018】 本考案の超音波振動剥離装置を用いて剥離作業を行うには、作業者はハンドル 5を握って、図2に示すように、超音波振動子2により加振されたビット7をコ ンクリート塗膜17を剥離すべき部分に押し当て、調整弁12を開いてビット7 に水を供給する。
【0019】 このとき、コンクリート16とビット7の刃先の間、あるいはビット7の周辺 には水15が介在し、この水15がビット7の共振音を緩衝すると共に、粉塵の 発生を抑え、またビット7に発生する摩擦熱に対する冷却効果を発揮してビット 7の損傷を防止し、ビット7の長寿命化を達成することができる。
【0020】 また、このようなビット7に対する水15の供給により、剥離部分の水洗いを 行うことができ、従来装置においては剥離作業と洗浄が別個に行われていたが、 本装置によれば、これらを同時に行うことが可能となる。
【0021】 なお、上記の説明において、本考案による超音波振動剥離装置の用途として、 コンクリート塗膜の剥離を挙げてあるが、水の接触が許される箇所ならば、他に 、さび落とし、パッキンの塗膜剥し、塗装剥離、弾性タイルの剥離等にも、同様 の効果を持って使用することが可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の超音波振動剥離装置によれば、超音波振動子に よって振動するビットにノズルから水が供給されることにより、この水が剥離作 業中の共振音を緩衝すると共に、粉塵の発生を抑えることができる。
【0023】 また、この剥離作業と同時に、超音波洗浄効果によって剥離面の洗浄を細部に 渡って行うことができ、さらには摩擦熱に対する冷却効果を発揮してビットの長 寿命化を達成することが可能となる。
【0024】 さらにまた、本考案の超音波振動剥離装置にハンドルを設けることにより、本 装置による剥離作業と洗浄作業とを容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案による超音波振動剥離装置の全体
平面図である。
【図2】図2は図1の装置の使用状況を示す図である。
【符号の説明】
2…超音波振動子 3…ノズル本体 4…連結板 5…ハンドル 5a…ゴムグリップ 6…ビット端子 7…ビット 8…ケーブル 9…ノズル 11…カプラ 12…調整弁 13…バルブ 14…ホース 15…水 16…コンクリート 17…コンクリート塗膜

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子にビットを結合して成る超
    音波振動剥離装置において、前記ビットに水を供給する
    ノズルを備えたことを特徴とする超音波振動剥離装置。
  2. 【請求項2】 前記超音波振動子と前記ノズルとの連結
    構造にハンドルを設けたことを特徴とする請求項1記載
    の超音波振動剥離装置。
JP1996000015U 1996-01-08 1996-01-08 超音波振動剥離装置 Expired - Lifetime JP3026642U (ja)

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