JP2006141913A

JP2006141913A - 流水舌ブラシ

Info

Publication number: JP2006141913A
Application number: JP2004360580A
Authority: JP
Inventors: Mihoko Akiyama; 美保子秋山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-11-15
Filing date: 2004-11-15
Publication date: 2006-06-08

Abstract

【課題】たびたびブラシを洗う必要が無く、また掻き取った舌苔を洗い流しながら磨くことができる、舌の形態に合った湾曲を付与することにより舌全体を容易に磨くことができる舌ブラシを提供する。
【解決手段】舌に合わせた湾曲を付与した形態の舌ブラシヘッド部Ａを中空にし着脱可能な水吸い上げパイプＥと、植毛部根元に水排出用の穴Ｂを設ける。軟質樹脂製のハンドル部に水を入れ、それを強く握ることにより、水吸い上げパイプを通った水が、水排出用の穴Ｂから出て注水しながら舌を磨けるようにする。また、アダブターＦの使用によりウォーターピックＧに容易に装着でき、連続流水下で舌を磨けるようにする。
【選択図】図２

Description

この発明は、舌苔を除去する舌ブラシの形状に関する。
特開２００１−３１４２３２舌洗浄機能付き歯ブラシ特開２００１−０２９１３６舌ブラシ

従来の舌ブラシは、図３に示すように、持ち手（Ｉ）に横型の平面的なブラシ（Ｈ）が付いた、歯ブラシを変形させただけの形状であった。

しかしながら、以上の技術によれば、たびたびブラシを洗わなければブラシ部に舌苔が溜まって思うように綺麗に舌を磨くことが出来ないばかりか、舌面中央部にしかブラシが当たらず、力を入れて磨きすぎると舌がヒリヒリ痛くなってしまった。
そこで、この発明は、植毛部根元の穴から水が出る形状で、たびたびブラシを洗う必要が無く、また掻き取った舌苔を洗い流しながら磨くことができる、舌の形態に合った湾曲を付与することにより舌全体を容易に磨くことができる舌ブラシを提供することを課題とする。
さらに、アダブター使用によりウォータピックに装着して連続流水下でも舌を磨くことのできる舌ブラシを提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、中空の舌ブラシヘッド部の植毛部根元の穴から水が出ることを特徴とする舌ブラシである。
また、第二発明は、ブラシの形態を舌の形態に合わせて湾曲させたことを特徴とする舌ブラシである
第三発明は、アダブターの使用によりウォーターピックに装着しても使用できることを特徴とする舌ブラシである。

第一発明によれば、舌ブラシの植毛部根元の穴から水が出ることにより、たびたびブラシに付着した舌苔を洗うことなく、効果的に舌苔の除去ができる。
次に、第二発明によれば、舌形態に合った湾曲を付与したことにより、舌全面の舌苔を効果的に除去することができる。
また、第三発明によれば、アダブター使用によりウォーターピックに装着できるため連続注水下で磨くことが可能になりさらに効果的に舌苔を除去することができる。

この発明の一実施形態を、図１に示す。
舌ブラシの湾曲したヘッド部（Ａ）は中空であり圧力により水を排出する着脱可能なパイプ（Ｅ）を設け、ブラシの植毛部根元には水を排出する穴（Ｂ）が設けられている。ハンドル部（Ｃ）はポリエチレン等の軟質樹脂ボトルで、ヘッドとハンドル部の接続部（Ｄ）は水圧で外れにくいスクリュー式とする。

この発明の実施形態は図２に示すように、ヘッド部（Ａ）より水吸い上げパイプ（Ｅ）を外し、内部が軟性ゴム質のアダブター（Ｆ）を接続部（Ｄ）と同サイズのスクリュー式接続で装着することにより、従来販売されているウォーターピック（Ｇ）を接続できる形態とする。

「実施形態の効果」
歯科医師として、細菌の温床となる不快な舌苔の効果的な除去法を模索していたが、この実施形態によれば、図１のハンドル部（Ｃ）を強く握ることにより、水吸い上げパイプ（Ｅ）を通った水がヘッド部（Ａ）に付与された穴（Ｂ）より流れ出て、舌の形態に合うように湾曲したブラシに掻き取られた舌苔を洗い流しながら効果的に舌全体の舌苔を除去できる。従来の舌ブラシと比較にならない効果がある。また、図２のアダブター（Ｆ）の使用によりウォーターピック（Ｇ）を接続して連続注水下でさらなる効果が得られる。

「他の実施形態」
図１の実施形態で、ヘッド（Ａ）とハンドル（Ｃ）の接続部（Ｄ）はスクリュー式としたが、水圧で外れず、水漏れしなければ、他の接続形態でも差し支えは無い。この発明の実施形態は低価格であることと持ち運べることを考慮に入れ、ウォーターピックに接続可能な発明としたが、家庭に設置しての目的であればウォーターピックのように電動水タンクを水源とする装置としての実施形態も可能である。

「従来の舌ブラシの形態と効果」
図３は従来の舌ブラシの形態であり、ヘッド部（Ｈ）の植毛部に湾曲は無く、またハンドル部（Ｉ）は硬質樹脂で水を排出する機能は有していない。
そのため舌苔を除去する能率が悪く、力を入れて舌面を擦りすぎて舌乳頭に炎症を起こすこともある。

この発明の第一発明、第二発明の実施形態を示す斜視図。この発明の第三発明であるウォーターピックとの接続についての実形態を示す斜視図。従来技術を示す斜視図である。

符号の説明

（Ａ）ヘッド
（Ｂ）植毛根部の穴
（Ｃ）ハンドル部
（Ｄ）接続部
（Ｅ）水吸い上げパイプ
（Ｆ）アダブダー
（Ｇ）ウォーターピック
（Ｈ）従来型舌ブラシヘッド部
（Ｉ）従来型舌ブラシハンドル部

Claims

ブラシヘッド部を中空にし、植毛部根元の穴から水が出ることを特徴とする舌ブラシ。
ブラシ部分に舌の形態に合わせた湾曲を付与したことを特徴とする請求項１記載の舌ブラシ。
ブラシヘッド部はアダブター使用により、ウォーターピックにも装着可能であることを特徴とする請求項１に記載の舌ブラシ。