JP3026451U - パイプカバー体 - Google Patents
パイプカバー体Info
- Publication number
- JP3026451U JP3026451U JP1995014588U JP1458895U JP3026451U JP 3026451 U JP3026451 U JP 3026451U JP 1995014588 U JP1995014588 U JP 1995014588U JP 1458895 U JP1458895 U JP 1458895U JP 3026451 U JP3026451 U JP 3026451U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- cover body
- pipe
- fixing body
- wall fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、家屋等の外壁に簡単に取り付ける
ことができ、外壁に露出するパイプを覆い隠すことによ
り外観品質の低下を防止できるパイプカバー体を提供す
ることである。 【解決手段】 パイプカバー体10はビルや家屋の外壁
1に固着される外壁固定体12と、この外壁固定体12
に着脱可能に取り付けられるカバー体14とから構成さ
れている。前記外壁固定体12の幅方向両端部には外壁
当接面16と反対方向に向かって第1係止突起20が突
設されている。前記カバー体14は可撓性材料で断面略
U字状に形成されている。このカバー体14の両端部の
内周面には前記第1係止突起20と係止する第2係止突
起30が突設されている。
ことができ、外壁に露出するパイプを覆い隠すことによ
り外観品質の低下を防止できるパイプカバー体を提供す
ることである。 【解決手段】 パイプカバー体10はビルや家屋の外壁
1に固着される外壁固定体12と、この外壁固定体12
に着脱可能に取り付けられるカバー体14とから構成さ
れている。前記外壁固定体12の幅方向両端部には外壁
当接面16と反対方向に向かって第1係止突起20が突
設されている。前記カバー体14は可撓性材料で断面略
U字状に形成されている。このカバー体14の両端部の
内周面には前記第1係止突起20と係止する第2係止突
起30が突設されている。
Description
【0001】
本考案は、ビルや家屋の外壁に配設されて室内に設置されたエアーコンディシ ョナーと室外に設置された室外機とを連通するパイプを覆うパイプカバー体に関 する。
【0002】
室内にエアーコンディショナーを設置すると室内のエアーコンディショナーと 室外に設置された室外機とを連通するパイプが家屋の外壁等に露出するため、外 観品質が低下するという不具合がある。
【0003】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、家屋等の外壁に簡単に取り付け ることができ、外壁に露出するパイプを覆い隠すことにより外観品質の低下を防 止できるパイプカバー体を提供することである。
【0004】
請求項1の考案は、外壁に固定される長尺状の外壁固定体と外壁固定体に着脱 可能に取り付けられて外壁に配設されるパイプを覆い隠す断面略U字形状のカバ ー体とからなるパイプカバー体であって、前記外壁固定体の幅方向両側部に外壁 と反対方向に向かって突設された第1係止突起と、この第1係止突起の先端部に 形成された案内面及び第2係止突起当接面と、前記外壁固定体に貫通形成された ネジ孔と、前記カバー体の両端部の内周面に対向して突設された第2係止突起と 、この第2係止突起の先端面に形成された第1係止突起当接面と、を有してなる ことを特徴としている。 請求項2の考案は、外壁に複数固定される外壁固定体と外壁固定体に着脱可能 に取り付けられて外壁に配設されるパイプを覆い隠す断面略U字形状のカバー体 とからなるパイプカバー体であって、前記外壁固定体に形成されて外壁に当接す る外壁当接板部と、この外壁当接板部に外壁と反対方向に向かって突設されたL 字形状のL字係止片と、前記外壁当接部とL字係止片との間に形成された折曲部 挿入溝と、前記外壁当接部に貫通形成されたネジ孔と、前記カバー体の両端部に 互いに対向して突設される折曲部と、この折曲部に形成されて前記L字係止片を 通過させることができる切欠と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
図1乃至図4には本考案に係るパイプカバー体の第1実施例が示されている。 図1及び図2に示すように、パイプカバー体10はビルや家屋の外壁1(図4 参照)に固着される長尺状の外壁固定体12と、この外壁固定体12に着脱可能 に取り付けられる長尺状のカバー体14とから構成されている。 図3に示すように、前記外壁固定体12の外壁当接面16はフラットに形成さ れ、外壁1に密着当接可能になっている。前記外壁固定体12の幅方向両端部の 外壁当接面16には凹部18が形成されている。また、外壁固定体12の幅方向 両端部には外壁当接面16と反対方向に向かって第1係止突起20が突設されて いる。この第1係止突起20の先端部は略三角形状に形成され、案内面22と第 2係止突起当接面24が傾斜して連続形成されている。 また、図4に示すように前記外壁固定体12の幅方向中間部にはネジ孔26が 複数貫通形成されている。このネジ孔26には図示しないネジが挿入されて外壁 1に螺入されることにより外壁固定体12を外壁1に固定できるようになってい る。 図3に示すように、前記カバー体14は可撓性材料で断面略U字状に形成され ている。このカバー体14の両端部の内周面には前記第1係止突起20と係止す る第2係止突起30が突設されている。この第2係止突起30はカバー体14の 中央部方向に向かって折曲され、第2係止突起30の先端面には第1係止突起当 接面32が傾斜して形成されている。
【0006】 次に、第1実施例の作用について説明する。 パイプカバー体10を使用する場合は、まずパイプPが配設される位置の外壁 1に外壁固定部12を配設した状態にして、前記外壁固定体12のネジ孔26に ネジを挿入してネジを外壁1に螺入する。これにより外壁固定体12は外壁1に 固定される。 次に、図1に示すように、パイプPを前記外壁固定体12に対応させるように 配設してカバー体14を前記外壁固定体12に押し付ける。すると、カバー体1 4の第2係止突起30が前記外壁固定体12の第1係止突起20に当接し、さら にカバー体14を押し付けるとガイド体14は可撓性材料で形成されているので 、第2係止突起30は撓んで第1係止突起20の案内面22に案内されて第1係 止突起20を通過する(図3参照)。すると、撓んでいた第2係止突起30は復 帰して第2係止突起30の第1係止突起当接面32は第1係止突起20の第2係 止突起当接面24に当接する(図4参照)。 これにより、カバー体14は図1に示すように外壁固定体12に確実に取り付 けられることによりパイプPを覆うことになる。 従って、パイプPの大部分はパイプカバー体10によって覆われるので外観品 質を向上させることができる。 なお、カバー体14を取り外す場合は、カバー体14を外壁1と反対方向に強 く引っ張ると、第2係止突起30は撓んで第2係止突起30の第1係止突起当接 面32は第1係止突起20の第2係止突起当接面24に案内されて第1係止突起 20を通過して係止状態が解除される。これにより、カバー体14を強く引っ張 るだけの簡単な作業でカバー体14を外壁固定体12から取り外すことができる 。
【0007】 図5乃至図10には、本考案に係るパイプカバー体の第2実施例が示されてい る。 図5及び図6に示すように、パイプカバー体40は外壁1に複数固着される外 壁固定体42と、この外壁固定体42に着脱可能に取付けられる長尺状のカバー 体44とから構成されている。 図7に示すように、前記外壁固定体42の外壁当接部46の外壁当接面48は フラットに形成されて外壁1に密着当接するようになっている。前記外壁当接部 46には外壁1と反対方向に向かって側面視L字状のL字係止片50が突設され ている。従って、前記外壁当接部46とL字係止片50との間には折曲部挿入溝 52が形成されている。 前記外壁当接部46にはネジ孔54が貫通形成されている。このネジ孔54に は図示しないネジが挿入されて外壁1に螺入されることにより外壁固定体42を 外壁1に固定できるようになっている。 図10に示すように、前記カバー体44の断面形状は略U字形状に形成されて いる。このカバー体44の両端部には内側方向に向かって折曲部58が互いに対 向して一体形成されている。この折曲部58の厚み寸法は前記折曲部挿入溝52 の幅寸法より小さく設定され、折曲部58が折曲部挿入溝52に入ることができ るようになっている。 図8及び図9に示すように、この折曲部58には切欠60が複数切り欠き形成 されている。この切欠60の上下方向寸法は前記外壁固定体42のL字係止片5 0の上下方向寸法より大きく設定され、前記L字係止片50が切欠60を通過で きるようになっている。
【0008】 次に、第2実施例の作用について説明する。 パイプカバー体40を使用する場合は、まずパイプPが配設される位置の外壁 1に外壁固定体42を配設した状態にして、前記外壁固定体42のネジ孔54に ネジを挿入してネジを外壁1に螺入する。このようにして外壁固定体42を複数 外壁1に固定する。 次に、パイプPを前記外壁固定体42に対応させるように配設する。そして、 図5に示すように前記カバー体44を前記外壁固定体42に対応させて、カバー 体44の切欠60に外壁固定体42のL字係止片50を通過させる。この状態で カバー体44を下方に移動させると折曲部58はL字係止片50の折曲部挿入溝 52に入りこむことにより(図9及び図10参照)、カバー体44は外壁固定部 42に取り付けられる。 従って、パイプPの大部分はパイプカバー体40によって覆われるので外観品 質を向上させることができる。 なお、カバー体44を取り外す場合は、L字係止片50が切欠60に対応する までカバー体44を上方に持ち上げて移動させる。そして、L字係止片50が切 欠60に対応したらカバー体44を外壁1と反対方向に引けば、L字係止片50 は切欠60を通過するので係止状態が解除される。これにより、カバー体44を 外壁固定体42から取り外すことができる。 なお、他の構成及び作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略する 。
【0009】
以上説明した如く、本考案に係るパイプカバー体は、家屋等の外壁に露出する パイプを覆い隠すことができるので、外観品質を向上させることができるという 優れた効果を有する。 また、本考案に係るパイプカバー体は、カバー体を簡単かつ迅速に外壁固定体 に着脱することができるという優れた効果を有する。
【図1】第1実施例のパイプカバー体のカバー体を外壁
固定体に取り付ける一部省略斜視図である。
固定体に取り付ける一部省略斜視図である。
【図2】第1実施例のパイプカバー体の使用状態を示す
一部省略斜視図である。
一部省略斜視図である。
【図3】第1実施例のパイプカバー体の一部平面図であ
る。
る。
【図4】第1実施例のパイプカバー体の横断面図であ
る。
る。
【図5】第2実施例のパイプカバー体のカバー体を外壁
固定体に取り付ける一部省略斜視図である。
固定体に取り付ける一部省略斜視図である。
【図6】第2実施例のパイプカバー体の使用状態を示す
一部省略斜視図である。
一部省略斜視図である。
【図7】第2実施例のパイプカバー体の外壁固定体の斜
視図である。
視図である。
【図8】第2実施例のパイプカバー体の背面図である。
【図9】第2実施例のパイプカバー体の一部縦断面図で
ある。
ある。
【図10】第2実施例のパイプカバー体の一部横断面図
である。
である。
10・・・パイプカバー体 12・・・外壁固定体 14・・・カバー体 20・・・第1係止突起 22・・・案内面 24・・・第2係止突起当接面 26・・・ネジ孔 30・・・第2係止突起 32・・・第2係止突起当接面 40・・・パイプカバー体 42・・・外壁固定体 44・・・カバー体 46・・・外壁当接部 50・・・L字係止片 52・・・折曲部挿入溝 54・・・ネジ孔 58・・・折曲部 60・・・切欠
Claims (2)
- 【請求項1】 外壁に固定される長尺状の外壁固定体と
外壁固定体に着脱可能に取り付けられて外壁に配設され
るパイプを覆い隠す断面略U字形状のカバー体とからな
るパイプカバー体であって、前記外壁固定体の幅方向両
側部に外壁と反対方向に向かって突設された第1係止突
起と、この第1係止突起の先端部に形成された案内面及
び第2係止突起当接面と、前記外壁固定体に貫通形成さ
れたネジ孔と、前記カバー体の両端部の内周面に対向し
て突設された第2係止突起と、この第2係止突起の先端
面に形成された第1係止突起当接面と、を有してなるこ
とを特徴とするパイプカバー体。 - 【請求項2】 外壁に複数固定される外壁固定体と外壁
固定体に着脱可能に取り付けられて外壁に配設されるパ
イプを覆い隠す断面略U字形状のカバー体とからなるパ
イプカバー体であって、前記外壁固定体に形成されて外
壁に当接する外壁当接板部と、この外壁当接板部に外壁
と反対方向に向かって突設されたL字形状のL字係止片
と、前記外壁当接部とL字係止片との間に形成された折
曲部挿入溝と、前記外壁当接部に貫通形成されたネジ孔
と、前記カバー体の両端部に互いに対向して突設される
折曲部と、この折曲部に形成されて前記L字係止片を通
過させることができる切欠と、を有してなることを特徴
とするパイプカバー体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014588U JP3026451U (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | パイプカバー体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014588U JP3026451U (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | パイプカバー体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026451U true JP3026451U (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=43161609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995014588U Expired - Lifetime JP3026451U (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | パイプカバー体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026451U (ja) |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP1995014588U patent/JP3026451U/ja not_active Expired - Lifetime
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