JP3026260U - 折り畳み可能なロールペーパー繰り出し容器 - Google Patents

折り畳み可能なロールペーパー繰り出し容器

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JP3026260U
JP3026260U JP1995013668U JP1366895U JP3026260U JP 3026260 U JP3026260 U JP 3026260U JP 1995013668 U JP1995013668 U JP 1995013668U JP 1366895 U JP1366895 U JP 1366895U JP 3026260 U JP3026260 U JP 3026260U
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JP
Japan
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side plate
plate
container
top plate
roll paper
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Application number
JP1995013668U
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Inventor
恒春 大野
Original Assignee
有限会社草洋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロールペーパー繰り出し容器を扁平に折り畳む
ことができるようにする。 【解決手段】ロールペーパー2を繰り出し可能に収容す
るための、互いに対向する前側板5および後側板6と、
互いに対向する左側板7および右側板8と、互いに対向
する天板9および底板10とからなる6面体の容器1で
あって、各側板は、互いに交叉して形成する稜線におい
て折曲可能に連接する。前側板5と天板9とは、稜線上
において連接することなく、ペーパー取り出し用クリア
ランス24を画成する。左右側板7,8は、それらが前
側板5と天板9とで形成する左右それぞれの第1頂点2
5,26と、後側板6と底板10とで形成する左右それ
ぞれの第2頂点26,27とを結ぶそれぞれの対角線上
において上下に分断される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は、連続的に巻き重ねられたロールペーパーを収容し、ペーパーを繰 り出し切断して使用するための折り畳み可能なロールぺーパー繰り出し容器に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、連続的に巻き重ねられたロールペーパーを収容し、ペーパーを繰り出し 切断して使用するための、フレーム又はボックスタイプのいわゆるトイレットペ ーパー用ホルダーは、周知である。かかるホルダーは、壁面に固定して使用され る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般家庭やオフィスにおいて、手軽な拭き取り用紙として比較的安価なトイレ ットロールペーパーを利用することがある。その場合に、このロールペーパーを 連続的に必要な長さだけ繰り出した後に、適宜長さに切断して使用することが可 能なホルダーが強く望まれるところである。
【0004】 しかるに、前記従来のホルダーは、それを取り付けるときに壁などを傷つける し、しかも場所によっては、それを使用すること自体がその場所の雰囲気になじ まないことがある。。
【0005】 そこで、この考案は、市販のトイレットロールペーパーを収容し、その必要長 さを繰り出して切断することができるとともに、そのペーパーさえ補充すれば、 繰り返し使用することができ、かつ、それ自体を保管したり販売したりするとき にコンパクトであって、場所をとらない容器を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するために、この考案においては、互いに対向する3組の面が 平行な6面体で構成され、連続的に巻き重ねられたロールペーパーを収容し、そ の繰り出し部分を切断するカッターを備えた繰り出し容器を前提にしている。
【0007】 かかる前提において、前記3組の面が互いに対向する左側板および右側板と、 互いに対向する前側板および後側板と、互いに対向する天板および底板とで構成 され、これら各板が互いに直角に交叉して形成する稜線において折曲可能に連接 し、前記左右側板のそれぞれが、前記前側板と天板とで形成する左右それぞれの 第1頂点と、前記後側板と底板とで形成する左右それぞれの第2頂点とを結ぶそ れぞれの対角線と一致する分断線によって上下に2分される。前記前側板と天板 とは、前記左右の第1頂点を結ぶ仮想上の稜線において分断され、該稜線に沿っ て前記カッターが前記天板に形成される。前記前側板は、前記天板を越えて上方 へ延びる部分および該部分の下方につながり、前記左右側板との稜線上において それら側板と分断されている部分とからなる自由端部と、該自由端部の下方にあ って、前記左右側板に前記稜線上において連接する固定端部とを有し、前記自由 端部が前記容器内方へ倒伏すると前記天板の下方に位置することが可能であり、 かつ、該自由端部は、その左右両側に前記内方へ倒伏した時に前記上下に2分さ れた左右側板それぞれの上部に形成された係止孔に挿通可能な翼部を有すること がこの考案の特徴である。
【0008】 この考案の好ましい実施態様においては、前記左右側板は、分断された上部お よび下部のいずれか一方の分断線中央部から延出し、前記容器内方へ折曲されて 、前記ロールペーパーの中空の巻心に挿通可能な前記ロールペーパーを支えるた めの支持翼を有している。
【0009】
【実施例】
添付の図面を参照して、この考案に係る折り畳み可能なロールペーパー繰り出 し容器の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0010】 図1に組み立てた状態で示す容器1には、仮想線で示すようにトイレットペー パーのロール2が収容されている。容器1は、厚紙でつくられ、実質的な立方体 であって、互いに対向する前側板5および後側板6と、互いに対向する左側板7 および右側板8と、互いに対向する天板9および底板10とを有し、これらの板 5,6,7,8,9,10が、互いに直角に交叉することによって稜線11,1 2,13,14,15,16,17,18,19,20,21を形成し、それぞ れの稜線において折曲可能に連接している。ただし、前側板5は、仮想線で示す ように直立した状態でみると、天板9とは稜線を形成すべき部位において分断さ れており、天板9の上方に延びている。実線で示した前側板5は、その一部が容 器1内方へ折曲され、後記するように、天板9とともにトイレットペーパー23 を繰り出すための開口24を形成している。前側板5には、ペーパー23の残量 点検窓Wがある。左右側板7,8は正方形であって、それぞれが天板9と仮想線 で示す前側板5とで作る左右の第1頂点25,26と、後側板6と底板10とで 作る左右の第2頂点27,28とを結ぶ対角線上に形成された分断線29,30 において上下に2分され、上方部分7A,8Aと下方部分7B,8Bとを有し、 第1頂点25,26と第2頂点27,28とは、上下に2分された角部25A, 25B,26A,26Bと角部27A,27B,28A,28とを有する(ただ し、角部27A,27Bは図示せず)。側壁上方部分7A,8Aには、前側板5 の翼部31,32を挿通するための矩形の透孔33,34とロール2の中空の巻 心35に挿入可能な支持翼37,38とがある。前側板5には、ペーパー23の 残量点検窓Wがあり、天板9には、鋸歯状の一辺40がある。
【0011】 図2は、分断線29,30で前後方向に開いた容器1の斜視図であって、前側 板5の直立した状態が仮想線で示してある。前側板5は、下方の固定端部45と 上方の自由端部46とで構成され、固定端部45が稜線11,12において左右 側板下方部分7B,8Bに連接している。自由端部46は、稜線11,12上に おいて側板下方部分7B,8Bと分断され、角部25B,26Bを越えて上方へ 延び、先端部49の近傍では、翼部31,32が左右方向へ延出している。側板 上方部分7A,8Aには、分断線29,30の中央部に支持翼37,38があり 、角部25A,26Aの近傍には所要の方向に延びる矩形の透孔33,34があ る。ロール2を収容するに際しては、図示の如く、前側板5の自由端部46を第 1折曲線47において容器1内方へ折曲し、先端部49を第2折曲線48におい て外方へ折曲する。ロール2は、ペーパー23を少々繰り出した状態で側板上方 部分7A,8A間に納め、支持翼37,38を仮想線で示すように容器1内方へ 折曲して巻心に挿入する。次に、開いた容器1を稜線16に相当する部位で折曲 して閉じるとともに、そのときに、翼部31,32を容器1の内側から孔33, 34に挿通し、さらに、容器1の外側で翼部31,32を折曲する(図1参照) 。
【0012】 このように組み立てる容器1では、前側板5の端部49と天板9の下面との間 に、繰り出されるペーパーに適度の摺動抵抗を与えることが可能なクリアランス を形成することが好ましい。容器1は、図2の如く前後に開き得るが、前側板5 の翼部31,32を側板上方部分7A,8Aの孔33,34に挿通することによ って、不用意に開くことがないようになる。かかる翼部31,32を挿通するた めの作業は、点検窓Wから容器1内部へ指を挿入すると容易である。
【0013】 図3は、図2の容器1を折り畳み、扁平にしたときの斜視図である。図2にお いて、左右側板7,8の上方および下方部分7A,8A,7B,8Bのそれぞれ を破線53に沿って内方へ折曲すると図3のようになる。扁平になった容器1は 、コンパクトな状態で梱包、保管することができる。
【0014】 図4は、容器1を厚紙等のシート材料から得るための展開図であって、各側板 間の折曲線が実線で示してある。図において、部分61,62は、前側板5と左 右側板の下方部分7B,8Bとを連接するためののりしろ、部分63,64は、 後側板6と左右側板の上方部分7A,8Aを連接するためののりしろである。部 分65,66は、容器1の内側へ折曲して左右側板の下方部分7B,8Bに重ね て接着し、これら下方部分7B,8Bの角部25B,26Bとその近傍とを補強 する。
【0015】
【考案の効果】
この考案に係る容器は、左右側板を折曲することにより扁平にできるから、保 管のために多くのスペースを必要とせず、経済的である。組み立てた容器は、ト イレットペーパー等のロールペーパーを全体的に被覆することができるから、そ れを台所やオフィスで使用しても違和感を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器の斜視図。
【図2】前後に開いた容器の斜視図。
【図3】折り畳んだ容器の斜視図。
【図4】容器の展開図。
【符号の説明】
1 容器 2 ロールペーパー 5 前側板 6 後側板 7 左側板 8 右側板 9 天板 10 底板 11〜21 稜線 25,26,27,28 頂点 29,30 分断線 31,32 翼部 33,34 係止孔(挿通孔) 35 巻心 38,39 支持翼 40 カッター(鋸歯) 45 固定部 46 自由端部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する3組の面が平行な6面体で
    構成され、連続的に巻き重ねられたロールペーパーを収
    容し、その繰り出し部分を切断するカッターを備えた繰
    り出し容器において、 前記3組の面が互いに対向する左側板および右側板と、
    互いに対向する前側板および後側板と、互いに対向する
    天板および底板とで構成され、 これら各板が互いに直角に交叉して形成する稜線におい
    て折曲可能に連接し、 前記左右側板のそれぞれが、前記前側板と天板とで形成
    する左右それぞれの第1頂点と、前記後側板と底板とで
    形成する左右それぞれの第2頂点とを結ぶそれぞれの対
    角線と一致する分断線によって、上下に2分され、 前記前側板と天板とが、前記左右の第1頂点を結ぶ仮想
    上の稜線において分断され、該稜線に沿って前記カッタ
    ーが前記天板に形成され、 前記前側板が、前記天板を越えて上方へ延びる部分およ
    び該部分の下方につながり、前記左右側板との稜線上に
    おいてそれら側板と分断されている部分とからなる自由
    端部と、該自由端部の下方にあって、前記左右側板に前
    記稜線上において連接する固定端部とを有し、前記自由
    端部が前記容器内方へ倒伏すると前記天板の下方に位置
    することが可能であり、かつ、該自由端部は、その左右
    両側に前記内方へ倒伏した時に前記上下に2分された左
    右側板それぞれの上部に形成された係止孔に挿通可能な
    翼部を有することを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】前記左右側板は、分断された上部および下
    部のいずれか一方の分断線中央部から延出し、前記容器
    内方へ折曲されて、前記ロールペーパーの中空の巻心に
    挿通可能な前記ロールペーパーを支えるための支持翼を
    有している請求項1記載の容器。
JP1995013668U 1995-12-25 1995-12-25 折り畳み可能なロールペーパー繰り出し容器 Expired - Lifetime JP3026260U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147888A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Norifumi Tsuji ロールペーパーホルダー

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