JP3025746U - 内外両開きドア - Google Patents
内外両開きドアInfo
- Publication number
- JP3025746U JP3025746U JP1995013195U JP1319595U JP3025746U JP 3025746 U JP3025746 U JP 3025746U JP 1995013195 U JP1995013195 U JP 1995013195U JP 1319595 U JP1319595 U JP 1319595U JP 3025746 U JP3025746 U JP 3025746U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- door
- slider
- vertical rod
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車椅子でも開閉の楽なドア。
【解決する手段】 縦杆21と横杆22によって形成された
矩形のドア取付け枠2に、ドアがその一端側を中心に内
外両開き可能に枢支され、ドア1の自由端と、該自由端
に対応するドア取付け枠2の縦杆21にラッチ装置100が
設けられ、ラッチ装置は、ドア1に埋設したラッチ収容
ケース3に収容され該ケース及びドアの端面から出没す
るラッチ4と、縦杆21側のラッチ受け穴70に設けられ磁
力によってラッチを引き込む部材73と、前記ラッチ収容
ケース3に配備されドア1のハンドル6操作によってラ
ッチ4を磁力に抗してドア1の端面内に引き戻す引戻し
装置5とによって構成される。ドアは、内外両開きであ
るため、車椅子に乗ったままドア1を開く際も、車椅子
を後退させる面倒がないため、楽に操作できる。
矩形のドア取付け枠2に、ドアがその一端側を中心に内
外両開き可能に枢支され、ドア1の自由端と、該自由端
に対応するドア取付け枠2の縦杆21にラッチ装置100が
設けられ、ラッチ装置は、ドア1に埋設したラッチ収容
ケース3に収容され該ケース及びドアの端面から出没す
るラッチ4と、縦杆21側のラッチ受け穴70に設けられ磁
力によってラッチを引き込む部材73と、前記ラッチ収容
ケース3に配備されドア1のハンドル6操作によってラ
ッチ4を磁力に抗してドア1の端面内に引き戻す引戻し
装置5とによって構成される。ドアは、内外両開きであ
るため、車椅子に乗ったままドア1を開く際も、車椅子
を後退させる面倒がないため、楽に操作できる。
Description
【0001】
本考案は、内外両開きドアに関するものである。
【0002】
一般にドアは、内方向或いは外方向の一方向にのみ開く様に設計されている。 ドアの閉じ状態はラッチ装置によって保持される。 ラッチ装置は、ドアに出没可能に設けたラッチをバネによって常時臨出方向に 付勢し、ドアが閉じる際にラッチがドア取付け枠の縦杆に当って凹み、全閉位置 にて、該縦杆に開設した受け穴にラッチが対向し、バネ付勢によって該穴にラッ チが嵌まり自動的にロックできるのである。 ドアのハンドを回せば、バネに抗してラッチを引き戻してロックを解除できる 。
【0003】 上記ドアの開閉操作は、健常者には簡単なことであるが、車椅子を使用してい る者には、ドアが内開き或いは外開きの何れの場合も、部屋を出る時、或いは部 屋に入る際に、ドアのハンドルを持って、車椅子を後退させながらドアを開く動 作が必要となり面倒である。
【0004】 他方、内外両開き可能にドアを支持し、バネ力、流体圧によってドアを常時閉 じ位置に付勢しておき、ドアの付勢力に抗してドアを開閉する両開ドアが実用さ れている。
【0005】 しかし、これはラッチによってドアを閉じ状態に保持するものではなく、風等 でドアが開くことのない様に、ドア自体の重量も重く、又、ドアの付勢手段はド ア枠に埋めこみ式となり、一般家庭で簡単に取り付けできるものてはない。仮に 一般の家庭に実施しても、ドアの開閉に力がいるので、車椅子に乗ったままドア を開くことは容易ではない。 本考案は、内外両側に軽く開き、然も、閉じ位置で確実にロックできる両開き ドアを明かにするものである。
【0006】
本考案のドア装置は、縦杆(21)と横杆(22)によって形成された矩形のドア取付 け枠(2)に、ドアがその一端側を中心に内外両開き可能に枢支され、ドア(1)の 自由端と、該自由端に対応するドア取付け枠(2)の縦杆(21)にラッチ装置(100) が設けられ、ラッチ装置(100)は、ドア(1)に埋設したラッチ収容ケース(3)に 収容され該ケース及びドアの端面から出没するラッチ(4)と、縦杆(21)のラッチ 受け穴(70)に設けられ磁力によってラッチを引き込む部材(73)と、前記ラッチ収 容ケース(3)に配備されドア(1)のハンドル(6)操作によってラッチ(4)を磁力 に抗してドア(1)の端面内に引き戻す引戻し装置(5)とによって構成される。
【0007】
閉じ位置のドア(1)は、磁力によってラッチ(4)が、ドア取付け枠(2)の縦杆 (21)の受け穴(70)に引き込まれて、確実にロックされている。 ハンドル(6)を回してラッチ(4)を引き戻してロックを解除し、このまま進行 方向にドア(1)を開く。 車椅子に乗ったままドア(1)を開く際も、車椅子を後退させる面倒がないため 、楽に操作できる。
【0008】 ドア(1)を通過後、ドアを閉じ方向に回転させる。この操作は、車椅子に乗っ て前方を向いたまま、ドアの自由端を後方へ押しやるだけでよく、車椅子を反転 して、車椅子をドアの閉じ方向へ進める必要はない。
【0009】 ドア(1)の自由端が、ドア取付け枠(2)の縦枠(21)を通過しようとする瞬間 に、磁力によってラッチ(4)が受け穴(70)に引き込まれ、再びドアがロックされ る。 上記ドア(1)に対して、反対方向へ開く場合も、上記と同様の操作で、ドアの 開閉ができる。 上記の如く、健常者にとっては、なんでもない従来のドアの開閉操作が、車椅 子使用者にとっては、ドアのハンドルを持ったまま車椅子を後退することを余儀 なくされて、操作し難くいことを解決できた。
【0010】
図3、図7に示す如く、縦長の矩形のドア取付け枠(2)に、ドア(1)がその一 端側を中心に内外両開き可能に枢支されている。 ドア取付け枠(2)は、左右の縦杆(21)(21)と上下の横杆(22)(下側の横杆は図 示せず)によって形成されている。 ドア(1)の枢支部の構造はドア(1)の幅方向の中心に軸(11)を突設し、該軸(1 1)をドア取付け枠(2)の上下の横杆(22)に形成した支持穴(23)に回転可能に嵌め ている。 ドアの下部の枢支部には、ドアの開閉を軽くするためにスラスト軸受(図示せ ず)が介装されている。
【0011】 ドア(1)の自由端と該自由端に対応するドア取付け枠(2)の縦杆(21)にラッチ 装置(100)が設けられる。 図1はロック解除状態のラッチ装置(100)、図2はロック状態のラッチ装置(10 0)の断面図である。図4はラッチ装置(100)の要部斜面図である。
【0012】 ラッチ装置(100)は、ドア(1)に埋設したラッチ収容ケース(3)に収容され該 ケース及びドアの端面から出没するラッチ(4)と、ドア取付け枠(2)の縦杆(21) 側のラッチ受け穴(70)内に設けられ磁力によってラッチを引き込む部材(73)と、 前記ラッチ収容ケース(3)に配備されドア(1)のハンドル操作によってラッチ( 4)を磁力に抗してドア(1)の端面内に引き戻す引戻し装置(5)とによって構成 される。 以下の説明で、磁性体とは磁石に吸着される物体であり、非磁性体とは磁石に 吸着されない物体である。
【0013】 ラッチ収容ケース(3)は、図4に示す如く、非磁性体の一対の半割部材(30)(3 0a)をビス止めして略筒状に形成され、一方の半割部材(30)に矩形の取付板(35) を突設している。 取付板(35)をドア(1)の端面にビス止めし、ラッチ収容ケース(3)をドア(1) に埋設している。 ラッチ収容ケース(3)の内部は、取付板(35)側から後方に順にラッチ収容空間 (31)、中間空間(32)及び回転体収容空間(33)が夫々連続しており、ラッチ収容空 間(31)は前面が開口している。
【0014】 上記ラッチ収容空間(31)にケース(3)の前端開口から出没可能にラッチ(4)が 配備される。ラッチ(4)は、前面が開口した筒状ホルダー(41)に円柱状磁石(42) を嵌着して構成され、ホルダー(41)の後端中央には前記中間空間(32)に延びる軸 (44)を突設して軸先端に拡大頭部(45)を形成している。 ホルダー(41)の底壁(46)を貫通して、軸状金属片(43)が嵌着され該金属片(4
3) の内端は磁石(42)に当接し、外端はホルダー(41)の外底面に達している。 ホルダー(41)は非磁性体であり、金属片(43)は磁性体である。
3) の内端は磁石(42)に当接し、外端はホルダー(41)の外底面に達している。 ホルダー(41)は非磁性体であり、金属片(43)は磁性体である。
【0015】 ラッチ収容ケース(3)の回転体収容空間(31)と中間空間(32)との間に磁性体で ある環状板(38)が固定配備され、上記ラッチ(4)の軸(44)は、環状板(38)の中央 を余裕のある状態に貫通している。 ラッチ収容ケース(3)の回転体収容空間(33)に回転体(53)が回転可能に配備さ れる。 回転体(53)は軸芯に貫通角孔(53a)を開設した略筒体の外周に円弧状のストッ パ片(53b)、円弧状の押込み片(53e)及びストッパ片(53b)に隣接して突片(53c)を 突設し、ストッパ片(53b)と突片(53c)との間に後記するスライダー(51)が係合す る凹部(53d)を形成している。
【0016】 回転体(53)は両端面に形成した円形凸段部(53f)(53f)を、ラッチ収容ケース( 3)の両側壁の丸孔(34)(34)に回転自由に嵌めて、ラッチ収容ケース(3)に支持 される。 ドア(1)の両面及び回転体(53)の角孔(53a)を貫通してハンドル軸(61)が挿入 され、ハンドル軸(61)の両端にハンドル(6)(6)が取付けられる。 ラッチ収容ケース(3)の中間空間(32)から回転体収容空間(33)にかけてスライ ダー(51)がケースの長手方向にスライド可能に配備される。
【0017】 図4に示す如く、スライダー(51)は、ラッチ(4)側の先端水平部に幅方向の両 側から対向して切欠き(51a)(51a)を設け、切欠き(51a)(51a)間に細幅部(51b)を 形成しており、基端縁を直角に屈曲して係合片(51c)を設けている。 コ状の掛かり部材(52)が該部材の溝部(52b)にスライダー(51)の細幅部(51b)を 嵌めて配備され、掛かり部材(52)の平行腕部(52a)(52a)の先端は前記ラッチ(4) の後端に突設した軸(44)を挟む様に被さっている。 上記掛かり部材(52)は、ラッチ収容ケース(3)の中間空間(32)の内壁面に開設 したV字状凹み(36)に、基端を回転中心として揺動可能に嵌まっている。
【0018】 スライダー(51)基端の係合片(51c)は、前記回転体(53)の凹部(53d)に嵌まって 引っ掛かり、回転体(53)は、図2に示す如く、バネ(55)によって反時計方向、即 ち、スライダー(51)をラッチ(4)側に押出す方向に付勢されており、ケース(3) 内の当り部(37)に回転体(53)のストッパ片(53b)が当って待機している。この状 態で、前記掛かり部材(52)は、図2の実線と鎖線で示す如く、スライダー(51)の 切欠き(51a)の幅の余裕分だけ揺動できる。 上記状態から図1の如く、スライダー(51)が後方に移動すれば、掛かり部材(5 2)はスライダー(51)によって強制的に後方に回動させられ、この時スライダー(5 1)の平行腕部(52a)(52a)がホルダー(41)の軸(44)先端の頭部(45)を引っ掻けてラ ッチ(4)を後退させ、ラッチ収容空間(31)に完全に収容する。
【0019】 図2の如く、ドア取付け枠(2)の縦杆(21)には、ラッチ収容ケース(3)に対向 してラッチ受け金具(7)がビス止めされ、該ラッチ受け金具(7)は、矩形の取付 板(71)の中央に筒部(72)が縦杆(21)に埋って形成され、筒部(72)内がラッチ受け 穴(70)となり、穴底に磁性体の部材(73)が嵌着固定されている。
【0020】 然して、ドア(1)が開いている状態では、図1に示す如く、ラッチ(4)は磁性 金属片(43)を介して環状板(38)を引き付けようとするが、環状板(38)はラッチ収 容ケース(3)の定位置に固定され、結果的にラッチ(4)が環状板(38)に引き付け られて、ドア(1)の端面から臨出しない状態に保持される。
【0021】 ドア(1)を閉じると、ドア取付け枠(2)の縦杆(21)上のラッチ受け穴(70)とラ ッチ(4)が対向し、ラッチ(4)と部材(73)が引き合う力は、ラッチ(4)と環状板 (38)が引き合う力よりも強いため、図2に示す如く、ラッチ収容空間(31)にスラ イド可能に嵌まっているラッチ(4)がラッチ受け穴(70)内に引っ張り込まれて、 ドア(1)をロックする。
【0022】 バネ(55)に抗してハンドル(6)を回すと、ハンドル軸(61)を介して回転体(5
3) が回転しスライダー(51)をラッチ(4)から離れる方向に引っ張る。掛かり部
材(5 2)がラッチ(4)に引っ掛かったまま、スライダー(51)の移動方向に円弧を描く様 に移動してラッチ(4)を後退させ、ラッチ受け穴(70)から脱出させてロックを解 除する。
3) が回転しスライダー(51)をラッチ(4)から離れる方向に引っ張る。掛かり部
材(5 2)がラッチ(4)に引っ掛かったまま、スライダー(51)の移動方向に円弧を描く様 に移動してラッチ(4)を後退させ、ラッチ受け穴(70)から脱出させてロックを解 除する。
【0023】 ハンドル(6)を放すと、バネ(55)力によって、ハンドル(6)、回転体(53)及び スライダー(51)は元位置に戻るが、スライダー(51)とラッチ(4)は直結されてお らず、スライダー(51)が後退するときのみスライダー(51)と一緒にラッチ(4)を 後退させる働きの掛かり部材(52)を介してスライダー(51)とラッチ(4)は連繋さ れているため、スライダー(51)が元位置に復帰しても、ラッチ(4)がドア(1)の 端面から突出することなく、再びドア(1)を閉じる際に、ラッチ(4)がドア取付 け枠(2)の縦杆(21)に衝突することを防止できる。
【0024】 上記の如く、本考案の内外両開きドアは、ドアの閉じ位置では、磁力によって ラッチ(4)が受け穴(70)に引き込まれて、ドアは確実にロックされている。 ハンドル(6)を回してラッチ(4)を引き戻してロックを解除し、このまま進行 方向にドア(1)を開くことができる。 車椅子に乗ったままドア(1)を開く際も、車椅子を後退させる面倒がないため 、楽に操作できる。
【0025】 ドア(1)を通過後、ドアを閉じ方向に回転させる。この操作は、車椅子に乗っ て前方を向いたまま、ドアの自由端を後方へ押しやるだけでよく、車椅子を反転 して、車椅子をドアの閉じ方向へ進める必要はない。 ドア(1)の自由端が、ドア取付け枠(2)の縦枠(21)を通過しようとする瞬間 に、磁力によってラッチ(4)が受け穴(70)に引き込まれ、再びドアがロックされ る。 上記ドア(1)に対して、反対方向へ開く場合も、上記と同様の操作で、ドアの 開閉ができる。
【0026】 上記の如く、健常者にとっては、なんでもない従来のドアの開閉操作が、車椅 子使用者にとっては、ドアのハンドルを持ったまま車椅子を後退することを余儀 なくされて、操作し難くいことを解決できた。
【0027】 本考案の実施に際し、磁性金属片(43)及び磁性環状板(38)は、省略することが できる。この場合、ドア(1)を急激に閉じると、遠心力で、ラッチ(4)がドア端 面から臨出して、ラッチ(4)がドア取付け枠(2)の縦杆(21)に衝突する虞れがあ るが、遠心力でラッチ(4)が臨出しない様に、ドア(1)を静に閉じれば可い。又 、この場合、ラッチ受け穴(70)内の部材(73)を磁石とし、ラッチ(4)は単なる磁 性金属にて形成しても、前記の如く、ドア(1)を閉じたときには、磁力でラッチ (4)をラッチ受け穴(70)に引き込み、ハンドル(6)操作によってラッチ(4)をラ ッチ受け穴(70)から脱出させてロックを解除できる。 尚、部材(73)とラッチ(4)の両方を、磁石にて形成して、互いに引き合う様に することができるのは勿論である。
【0028】 図5(A)(B)、図6はスライダー(51)とラッチ(4)の連繋状態の他の実施例を 示している。 図5(A)(B)は、スライダー(51)の先端に、ラッチ(4)の軸(44)はスライド可 能に通過させるが軸先端の頭部(45)には引っ掛かる掛かり部材(52)をスライダー (51)と一体に形成したものである。
【0029】 図6は、スライダー(51)の先端にスライダー(51)のスライド方向に長孔(51d) を開設し、ラッチ(4)の軸(44)の先端に長孔(51d)に余裕のある状態に嵌まる掛 かり部材(52)を一体に突設している。
【0030】 図5、図6の何れも、前記図1、図2の場合と同様にして、スライダー(51)が ラッチ側に最大移動した状態で、ラッチ(4)は自由にラッチ収容ケース(3)及び ドア(1)の端面から出没出来、ハンドル(6)の回転によってバネ(55)に抗して回 転体(53)を回転させてスライダー(51)を後退させるとき、掛かり部材(52)を介し てスライダー(51)と一緒にラッチ(4)もラッチ収容ケース(3)に後退させること ができる。
【0031】 尚、本考案の実施に際し、ドア(1)に周知のドアクローザを取付けてもよい。 この場合、ドアを開くときには少し抵抗があるが、自動的に閉じる利点がある 。 本考案は、上記実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範 囲で種々の変形が可能である。
【図1】ドア開き状態のラッチ装置の断面図である。
【図2】ドア閉じ状態のラッチ装置の断面図である。
【図3】取付け状態の斜面図である。
【図4】ラッチ装置の要部斜面図である。
【図5】他の実施例の説明図である。
【図6】別の実施例の説明図である。
【図7】ドアの平面図である。
(1) ドア (2) 柱 (3) ラッチ収容ケース (4) ラッチ (42) 磁石 (5) 引戻し装置 (51) スライダー (61) ハンドル軸 (70) ラッチ受け穴 (73) 部材 (100) ラッチ装置
Claims (3)
- 【請求項1】 縦杆(21)と横杆(22)によって形成された
矩形のドア取付け枠(2)に、ドアがその一端側を中心に
内外両開き可能に枢支され、ドア(1)の自由端と、該自
由端に対応するドア取付け枠(2)の縦杆(21)にラッチ装
置(100)が設けられ、ラッチ装置(100)は、ドア(1)に埋
設したラッチ収容ケース(3)に収容され該ケース及びド
アの端面から出没するラッチ(4)と、縦杆(21)のラッチ
受け穴(70)に設けられ磁力によってラッチを引き込む部
材(73)と、前記ラッチ収容ケース(3)に配備されドア
(1)のハンドル(6)操作によってラッチ(4)を磁力に抗
してドア(1)の端面内に引き戻す引戻し装置(5)とによ
って構成される内外両開きドア。 - 【請求項2】 縦杆(21)と横杆(22)によって形成された
矩形のドア取付け枠(2)に、ドアがその一端側を中心に
内外両開き可能に枢支され、ドア(1)の自由端と、該自
由端に対応するドア取付け枠(2)の縦杆(21)にラッチ装
置(100)が設けられ、ラッチ装置(100)は、ドア(1)に埋
設したラッチ収容ケース(3)に収容され該ケース及びド
アの端面から出没するラッチ(4)と、縦杆(21)のラッチ
受け穴(70)に設けられ磁力によってラッチを引き込む部
材(73)と、前記ラッチ収容ケース(3)に配備されドア
(1)のハンドル(6)操作によってラッチ(4)を磁力に抗
してドア(1)の端面内に引き戻す引戻し装置(5)とによ
って構成され、ラッチ(4)は、ラッチ受け穴(70)の前記
部材(73)との間に作用する吸着力よりも弱い磁性吸着に
よって、常時ラッチ収容ケース(3)内に付勢されている
内外両開きドア。 - 【請求項3】 縦杆(21)と横杆(22)によって形成された
矩形のドア取付け枠(2)に、ドアがその一端側を中心に
内外両開き可能に枢支され、ドア(1)の自由端と、該自
由端に対応するドア取付け枠(2)の縦杆(21)にラッチ装
置(100)が設けられ、ラッチ装置(100)は、ドア(1)に埋
設したラッチ収容ケース(3)に収容され該ケース及びド
アの端面から出没するラッチ(4)と、縦杆(21)のラッチ
受け穴(70)に設けられ磁力によってラッチを引き込む部
材(73)と、前記ラッチ収容ケース(3)に配備されドア
(1)のハンドル(6)操作によってラッチ(4)を磁力に抗
してドア(1)の端面内に引き戻す引戻し装置(5)とによ
って構成され、ラッチ(4)の先端部とラッチ受け穴(70)
内の前記部材(73)の少くとも何れか一方は磁石にて形成
され、前記引戻し装置(5)は、ラッチ(4)の後方にラッ
チのスライド方向にスライド可能に配備されたスライダ
ー(51)と、ハンドル軸(61)を一体回転可能に貫通させス
ライダー(51)に係合してバネ付勢によりスライダー(51)
をラッチ(4)に接近する方向に付勢する回転体(53)と、
スライダー(51)上或いスライダー先端の近傍に一定の範
囲で該スライダーの動きに無関係に動き得る状態に設け
られた掛かり部材(52)とによって構成され、スライダー
(51)がラッチ側に最大移動した状態で、ラッチ(4)は自
由にラッチ収容ケース(3)及びドア(1)の端面から出没
でき、ハンドル(6)の回転操作によってバネ(55)に抗し
て回転体(53)を回転させてスライダー(51)を後退させた
とき、掛かり部材(52)を介してスライダー(51)と一緒に
ラッチ(4)もラッチ収容ケース(3)に後退させることが
できる内外両開きドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013195U JP3025746U (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 内外両開きドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013195U JP3025746U (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 内外両開きドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025746U true JP3025746U (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=43216861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013195U Expired - Lifetime JP3025746U (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 内外両開きドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025746U (ja) |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP1995013195U patent/JP3025746U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7234739B2 (en) | Magnetic latch assembly | |
JP4559968B2 (ja) | 自己ラッチ装置 | |
CA2504115A1 (en) | Magnetic latch system | |
KR101810488B1 (ko) | 푸시풀 도어락용 래치볼트 | |
KR100382892B1 (ko) | 미닫이문의 잠금장치 | |
JP3025746U (ja) | 内外両開きドア | |
KR20170130719A (ko) | 푸시풀 도어락용 래치볼트 | |
JP3145858B2 (ja) | 宅配ボックスの閉じ込め防止装置 | |
KR101122312B1 (ko) | 여닫이문의 3지점 잠금장치 | |
JP2665321B2 (ja) | ドアのラッチ装置 | |
KR20210106399A (ko) | 도어 개방을 용이하게 할 수 있는 미닫이 창호용 잠금장치 | |
JPH03191187A (ja) | ラッチ装置 | |
KR101115424B1 (ko) | 창호용 버튼식 자동잠금장치 | |
JPH09317279A (ja) | 内側把手の引動により自動ロックされる三角戸ばね錠 | |
KR100393016B1 (ko) | 미닫이문의 잠금장치 | |
JP2005133512A (ja) | プッシュプル錠の施錠装置 | |
JP3823090B2 (ja) | 戸当り | |
JPS6030832B2 (ja) | 包囲体のドア掛け金と使用されるストライカ装置 | |
JP2549050Y2 (ja) | キャッチロックの施錠構造 | |
KR200223503Y1 (ko) | 미닫이문의 잠금장치 | |
KR200241005Y1 (ko) | 미닫이문의 잠금장치 | |
JPH0312193B2 (ja) | ||
JP2003035061A (ja) | 窓障子の施錠装置 | |
KR101122311B1 (ko) | 여닫이문의 3지점 잠금장치 | |
JP3037702U (ja) | 引き戸用鎌錠の施・解錠機構 |