JP3025150B2 - モーア - Google Patents
モーアInfo
- Publication number
- JP3025150B2 JP3025150B2 JP6124858A JP12485894A JP3025150B2 JP 3025150 B2 JP3025150 B2 JP 3025150B2 JP 6124858 A JP6124858 A JP 6124858A JP 12485894 A JP12485894 A JP 12485894A JP 3025150 B2 JP3025150 B2 JP 3025150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bevel gear
- passive
- mower
- bevel
- gear mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用芝刈機に用いられ
るモーアに関し、詳しくは、刈刃ハウジングに内装のセ
ンターブレードをベベルギア機構を介して駆動するモー
アに関する。
るモーアに関し、詳しくは、刈刃ハウジングに内装のセ
ンターブレードをベベルギア機構を介して駆動するモー
アに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のモーアは、実開平５‐４３８１４
号公報に示されるように、刈刃ハウジングに内装のセン
ターブレードをベベルギア機構を介して駆動するように
なっている。
号公報に示されるように、刈刃ハウジングに内装のセン
ターブレードをベベルギア機構を介して駆動するように
なっている。
【０００３】そして、従来、ベベルケースに内装のベベ
ルギア機構としては、すぐばかさ歯車が用いられてお
り、そして、受動側のベベルギアは、出力軸に対して抜
止めリングを介して上方への抜止めがはかられている。
ルギア機構としては、すぐばかさ歯車が用いられてお
り、そして、受動側のベベルギアは、出力軸に対して抜
止めリングを介して上方への抜止めがはかられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】抜止めリングとベベル
ギアとの間には、若干の隙間が設けられているため、つ
まり、刈刃ハウジングの製作誤差に伴う板厚の誤差を吸
収できるようにクリアランスを設けてあるため、受動側
ベベルギアが踊り、ギアの騒音を発する不都合があっ
た。
ギアとの間には、若干の隙間が設けられているため、つ
まり、刈刃ハウジングの製作誤差に伴う板厚の誤差を吸
収できるようにクリアランスを設けてあるため、受動側
ベベルギアが踊り、ギアの騒音を発する不都合があっ
た。
【０００５】つまり、ギアにバックラッシュがあるこ
と、ブレードのクラッチを切ったときのブレードの先行
回転、機体の振動などにより、受動側ベベルギアが踊
り、ギアの騒音を発する不都合があった。
と、ブレードのクラッチを切ったときのブレードの先行
回転、機体の振動などにより、受動側ベベルギアが踊
り、ギアの騒音を発する不都合があった。
【０００６】本発明は、簡単な構造改良によってギア騒
音の抑制をはかることを目的とする。
音の抑制をはかることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、刈刃ハウジングに内装のセンタ
ーブレードをベベルギア機構を介して駆動するととも
に、前記ベベルギア機構の受動側ベベルギアの上方への
抜止めリングを受動側ベベルギアに対してクリアランス
を設けて出力軸に係合してあるモーアにおいて、前記ベ
ベルギア機構の駆動側ベベルギアと、その駆動側ベベル
ギアの回転に伴って回転する受動側ベベルギアとを、ま
がりば傘歯車から構成してある点にある。
の本発明の特徴構成は、刈刃ハウジングに内装のセンタ
ーブレードをベベルギア機構を介して駆動するととも
に、前記ベベルギア機構の受動側ベベルギアの上方への
抜止めリングを受動側ベベルギアに対してクリアランス
を設けて出力軸に係合してあるモーアにおいて、前記ベ
ベルギア機構の駆動側ベベルギアと、その駆動側ベベル
ギアの回転に伴って回転する受動側ベベルギアとを、ま
がりば傘歯車から構成してある点にある。
【０００８】
【作用】ベベルギア機構の回転に伴って受動側ベベルギ
アが駆動側ベベルギアによって下方へ押し付けられ乍ら
回転するので、受動側ベベルギアの上方への踊りが阻止
される。
アが駆動側ベベルギアによって下方へ押し付けられ乍ら
回転するので、受動側ベベルギアの上方への踊りが阻止
される。
【０００９】
【発明の効果】上記構成の結果、ベベルギア機構を、ま
がりば傘歯車から構成する簡単な構成で、クリアランス
による受動側ベベルギアの踊りが防止され、ギアの騒音
の抑制がはかれる。
がりば傘歯車から構成する簡単な構成で、クリアランス
による受動側ベベルギアの踊りが防止され、ギアの騒音
の抑制がはかれる。
【００１０】
【実施例】図１は、刈刃ハウジング１内に縦軸芯Ｐ周り
で回転する３枚のブレードを内装した３枚ブレード形式
のモーアＭを示し、前記モーアＭは、刈刃ハウジング１
の上面に、図２に示すように、走行機体側の伝動軸によ
って駆動されるベベルギア機構２を内装したベベルケー
ス３を備え、ベベルギア機構２の出力軸２Ｂにセンター
ブレード４Ａを装着して、センターブレード４Ａを駆動
するとともに、両サイドのブレード４Ｂ，４Ｂを、セン
ターブレード４Ａの出力軸２Ｂに装着の出力プーリー５
Ａと両サイドのブレード軸に装着の入力プーリー５Ｂ，
５Ｂとに亘って巻回したベルト伝動装置６を介して駆動
するようになっている。
で回転する３枚のブレードを内装した３枚ブレード形式
のモーアＭを示し、前記モーアＭは、刈刃ハウジング１
の上面に、図２に示すように、走行機体側の伝動軸によ
って駆動されるベベルギア機構２を内装したベベルケー
ス３を備え、ベベルギア機構２の出力軸２Ｂにセンター
ブレード４Ａを装着して、センターブレード４Ａを駆動
するとともに、両サイドのブレード４Ｂ，４Ｂを、セン
ターブレード４Ａの出力軸２Ｂに装着の出力プーリー５
Ａと両サイドのブレード軸に装着の入力プーリー５Ｂ，
５Ｂとに亘って巻回したベルト伝動装置６を介して駆動
するようになっている。
【００１１】図２に示すように、前記ベベルギア機構２
は、入力軸２Ａに装着された駆動側ベベルギア２ａと出
力軸２Ｂに装着された受動側ベベルギア２ｂとからな
り、かつ、この駆動側ベベルギア２ａ、および受動側ベ
ベルギア２ｂは、まがりば傘歯車から構成されている。
また、前記入力軸２Ａは、前後一対のベアリング７，７
を介してベベルケース３に両持ち支持されており、出力
軸２Ｂは、ベベルケース３のベアリング８と軸受けホル
ダー９のベアリング１０を介して支持されている。
は、入力軸２Ａに装着された駆動側ベベルギア２ａと出
力軸２Ｂに装着された受動側ベベルギア２ｂとからな
り、かつ、この駆動側ベベルギア２ａ、および受動側ベ
ベルギア２ｂは、まがりば傘歯車から構成されている。
また、前記入力軸２Ａは、前後一対のベアリング７，７
を介してベベルケース３に両持ち支持されており、出力
軸２Ｂは、ベベルケース３のベアリング８と軸受けホル
ダー９のベアリング１０を介して支持されている。
【００１２】前記入力軸２Ａは、大径部２Ａ' とボルト
１１により固定された抜止板１２によりベアリング７，
７に対する軸芯方向の位置規制がはかられており、そし
て、前記前後一対のベアリング７，７は、座金１３と抜
止めリング１４を介してケース３に対する軸芯方向の位
置規制がはかられている。
１１により固定された抜止板１２によりベアリング７，
７に対する軸芯方向の位置規制がはかられており、そし
て、前記前後一対のベアリング７，７は、座金１３と抜
止めリング１４を介してケース３に対する軸芯方向の位
置規制がはかられている。
【００１３】前記ベベルケース３の上面にはベベルギア
挿入用の開口３ａと、一側面にボルト挿入用の開口３
ｂ、他側面に入力軸挿入用の開口３ｃが設けられてお
り、ケース３の下面から挿入された出力軸２Ｂの上端に
受動側ベベルギア２ｂが装着されており、抜止めリング
１５を介して抜け止めがはかられている。
挿入用の開口３ａと、一側面にボルト挿入用の開口３
ｂ、他側面に入力軸挿入用の開口３ｃが設けられてお
り、ケース３の下面から挿入された出力軸２Ｂの上端に
受動側ベベルギア２ｂが装着されており、抜止めリング
１５を介して抜け止めがはかられている。
【００１４】前記軸受けホルダー９の外周部には、出力
軸２Ｂと一体的に回転する刈芝巻付き防止用カバー１６
が設けられており、そのカバー１６の上端を軸受けホル
ダー９の凹部９ａに入り込ませてホコリなどの塵埃の侵
入の阻止をはかってある。
軸２Ｂと一体的に回転する刈芝巻付き防止用カバー１６
が設けられており、そのカバー１６の上端を軸受けホル
ダー９の凹部９ａに入り込ませてホコリなどの塵埃の侵
入の阻止をはかってある。
【００１５】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】モーアの平面図
【図２】ベベルケースの縦断側面図
１ 刈刃ハウジング ２ ベベルギア機構 ２ａ 駆動側ベベルギア ２ｂ 受動側ベベルギア ２Ｂ 出力軸 ４Ａ センターブレード １５ 抜止めリング
Claims (1)
- 【請求項１】 刈刃ハウジング（１）に内装のセンター
ブレード（４Ａ）をベベルギア機構（２）を介して駆動
するとともに、前記ベベルギア機構（２）の受動側ベベ
ルギア（２ｂ）の上方への抜止めリング（１５）を受動
側ベベルギア（２ｂ）に対してクリアランスを設けて出
力軸（２Ｂ）に係合してあるモーアであって、前記ベベ
ルギア機構（２）の駆動側ベベルギア（２ａ）と、その
駆動側ベベルギア（２ａ）の回転に伴って回転する受動
側ベベルギア（２ｂ）とを、まがりば傘歯車から構成し
てあるモーア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6124858A JP3025150B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | モーア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6124858A JP3025150B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | モーア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07327461A JPH07327461A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3025150B2 true JP3025150B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=14895845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6124858A Expired - Fee Related JP3025150B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | モーア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3025150B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP6124858A patent/JP3025150B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07327461A (ja) | 1995-12-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5701633A (en) | Vacuum cleaning device with a suction nozzle | |
| JP3025150B2 (ja) | モーア | |
| JP2523827B2 (ja) | 洗濯機の減速装置 | |
| JPH09250610A (ja) | 撓み噛み合い式歯車装置の潤滑機構 | |
| US20060219510A1 (en) | Unidirectional Transmission for An Alternator Assembly | |
| CN212785042U (zh) | 电机与减速器的集成结构 | |
| JP2792040B2 (ja) | トランスファの潤滑油誘導装置 | |
| JPS6014832A (ja) | 調理機 | |
| JP3138150B2 (ja) | 歯車式動力伝達機構の噛合音防止装置 | |
| JP2605463Y2 (ja) | ギヤの歯打音防止構造 | |
| JP3093099B2 (ja) | モーア | |
| JP3041941U (ja) | 魚釣用電動リール | |
| JP3400152B2 (ja) | 芝草刈機の駆動装置 | |
| JP2726625B2 (ja) | 刈払機 | |
| EP1712809A2 (en) | Unidirectional transmission for an alternator assembly | |
| JP3530572B2 (ja) | モーア | |
| KR100408941B1 (ko) | 예초기의 구동부 구조 | |
| JPH0392497A (ja) | 自動二輪車の歯車騒音防止装置 | |
| JP3807703B2 (ja) | 減速機構付モータ | |
| JPH0650418U (ja) | 刈払機 | |
| JPH0146137B2 (ja) | ||
| CN114728648A (zh) | 用于制动装置的致动器 | |
| JPS6014833A (ja) | 調理機 | |
| JP2001065346A (ja) | 減速機付き電動ファン装置 | |
| JPH045249U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |