JP3024897U - 電動カーテン設備用開閉検出装置 - Google Patents

電動カーテン設備用開閉検出装置

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JP3024897U
JP3024897U JP1995013628U JP1362895U JP3024897U JP 3024897 U JP3024897 U JP 3024897U JP 1995013628 U JP1995013628 U JP 1995013628U JP 1362895 U JP1362895 U JP 1362895U JP 3024897 U JP3024897 U JP 3024897U
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和伯 日達
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和伯 日達
柳平 智博
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動カーテンの開位置及び閉位置を、個別に
しかも的確に捉えながら、容易な調整と、検出装置の小
型計量化を図る。 【解決手段】 電動力によりカーテンの開閉動作と共に
所定の架設経路に沿って移動するワイヤに、前記カーテ
ンの開位置及び閉位置を代表させる、2個のスイッチド
グを取り付け、該スイッチドグおのおのを所定の軌道上
に略保持させる2個のドグ案内部と、該ドグ案内部へ前
記スイッチドグを容易に導く為、前記ワイヤを所定の軌
道上に略保持させるワイヤ案内部と、前記ドグ案内部の
所定の位置に前記スイッチドグが到達すると出力状態を
変化させる2個のスイッチ手段とを配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、農業用温室内に遮光又は断熱を目的とし、或いは演技場・展示場等 の建物内に雰囲気作りの演出又は断熱を目的として、設置するカーテンの開閉を 電動機でワイヤを正逆駆動して行う設備に係るものであり、詳しくはカーテンの 開閉限を電気信号として検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の開閉検出装置は、電動機や減速機構を構成するフレームに内蔵 される物が多く、その内容は高度な機械加工を要する歯車・軸・カム等を複雑に 組み合せた機械装置体であり、検出対象はワイヤを駆動する直接媒体である巻き 取りドラムの回転数である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術は「複雑に組み合わせた機械装置体」であり、結果的に製品重量が 重いので、堅牢な鉄骨造りではないパイプ組立の温室への採用が難しいと言う問 題点を有していた。
【0004】 また、「カム等を複雑に組合せた機械装置体」であるので、カーテンの開閉限 を設定するに当たり、カムの位相及び調整量が、どの様にカーテンの停止位置及 び移動量となって現われるのか理解し難く、本件設備を現実に利用している者が 、再調整をしようとする時に、困難を極めていると言う問題点を有していた。
【0005】 加えて、「検出対象は………巻き取りドラムの回転数」であるので、巻き取り ドラムやワイヤに水分・薬剤等が付着し、或いは両部品が劣化して、ドラム・ワ イヤ間がスリップするとカーテン開閉量に過不足を生ずる、と言う問題点を有し ていた。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこの様な問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、単純軽量な部品をコンパクトにまとめて構成しながら 、容易な調整・的確な動作の、電動カーテン設備用開閉検出装置を提供しようと するものである。
【0007】 加えて、本考案は単独で供用出来るものではあるが、従来の技術を否定するも のでは無く、従来の技術へ追加併用も可能である事から、二重の安全回路として も、提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
上記課題を解決するために本考案が講じた手段は、設置されたカーテンを電動 力により開閉させる電動カーテン設備のための前記カーテンの開閉状態を検出す る電動カーテン設備用開閉検出装置であって、前記カーテンの開閉動作とともに 所定の架設経路に沿って移動するワイヤと、前記カーテンの所定の開閉状態に対 応する所定位置にて前記ワイヤに取付けられたスイッチドグと、前記架設経路の 途中に設けられ、前記スイッチドグを所定の軌道上に略保持した状態で案内する ドグ案内部と、前記架設経路の途中に設けられ、前記ドグ案内部へ前記スイッチ ドグを導く状態に前記ワイヤを案内するワイヤ案内部と、前記スイッチドグが前 記ドグ案内部に到達した場合に出力状態を変化させるスイッチ手段とを有するこ とを特徴とする電動カーテン設備用開閉検出装置である。
【0009】 この手段によれば、ワイヤに取付けられたスイッチドグは、カーテンの開閉動 作とともに移動するワイヤに従って移動し、ワイヤ案内部に案内されたワイヤに よって、ドグ案内部に案内される。スイッチドグがドグ案内部に到達すると、ス イッチ手段がこれを検知し、出力状態を変化させるので、カーテンが所定の開閉 状態に至ったことを検出することができる。ここで、スイッチドグはワイヤ案内 部によってドグ案内部に導かれ、ドグ案内部に案内されることによってスイッチ ドグの軌道が略保持される。したがって、所定の軌道上に案内されたスイッチド グをスイッチ手段によって確実に検知することができる。また、スイッチドグは ワイヤの移動とともに移動するため、スイッチドグの取付位置を調整する場合に 、カーテンの制御位置との関係を掴みやすく、容易に調整することができる。
【0010】 この場合に、前記スイッチドグとして、前記カーテンの開放限度位置に対応す る前記ワイヤの位置に取付けられた開限用スイッチドグと、前記カーテンの閉鎖 限度位置に対応する前記ワイヤの位置に取付けられた閉限用スイッチドグとを設 け、前記ドグ案内部としては、前記開限用スイッチドグを受け入れるように構成 された開限用ドグ案内部と、前記閉限用スイッチドグを受け入れるように構成さ れた閉限用ドグ案内部とを設け、前記スイッチ手段を、前記開限用スイッチドグ が前記開限用ドグ案内部に到達した場合と、前記閉限用スイッチドグが前記閉限 用ドグ案内部に到達した場合とをそれぞれ区別して検出できるように構成するこ とが好ましい。
【0011】 この手段によれば、カーテンが開放限度位置にくると開限用スイッチドグが開 限用ドグ案内部に到達してスイッチ手段がこれを検出し、カーテンが閉鎖限度位 置にくると閉限用スイッチドグが閉限用ドグ案内部に到達してスイッチ手段がこ れを検出するので、カーテンの開放限度位置及び閉鎖限度位置をそれぞれ検出す ることができる。
【0012】 さらに、前記開限用ドグ案内部と前記閉限用ドグ案内部とは前記ワイヤの架設 経路に沿って相互に隣接するとともに相互に背反する方向を向いたドグ受入口を 備え、前記開限用ドグ案内部と前記閉限用ドグ案内部との間の前記架設経路上に 前記ワイヤ案内部を配置することが好ましい。この手段によれば、検出装置全体 をコンパクトに構成することができる。
【0013】 また、前記ドグ案内部を、前記スイッチドグを収容可能な挿通穴で構成するこ とが望ましい。この手段によれば、スイッチドグを挿通穴に収容するようにして 案内することにより、スイッチドグの軌道を確実に略保持することができるため 、スイッチ手段による検知を正確かつ確実に行う事ができる。
【0014】 さらに、前記ワイヤ案内部を、前記ワイヤの軌道を略保持し得る径を持つ貫通 穴で構成されることが望ましい。この手段によれば、ワイヤの軌道を確実に略保 持することができるので、スイッチドグを正確にドグ案内部へと導くことができ る。
【0015】 なお、前記ドグ案内部または前記ワイヤ案内部を構成する穴の断面形状は、円 形が望ましいが、正六角形等の多角形であっても良い。
【0016】 また、ドグ案内部やワイヤ案内部等は、検出装置を構成するスイッチ手段や、 例えばヒューズ等の他の部品を有機的に配置しつつ、これらを保護したり、検出 装置を設置するための係合手段等を併せ持つ、一体もしくは数体のケース状のも のに配置されても良い。
【0017】 また、前記開限用ドグ案内部、前記閉限用ドグ案内部及び前記ワイヤ案内部を 相互に略同軸線上に配置することが望ましい。この手段によれば、前記開限用ド グ案内部、前記閉限用ドグ案内部及び前記ワイヤ案内部の間にワイヤを案内する 他の部材を置く必要がなく、さらにコンパクトに構成できると同時に、ワイヤに 無用な屈曲を与えることもない。
【0018】 さらに、前記スイッチドグを、円筒形の胴部と、該胴部からテーパ状に連続形 成された先細の先端部とを備えたものとし、該先端部を前記ドグ案内部に向けた 姿勢で前記ワイヤに取付けることが望ましい。この手段によれば、先端部が先細 に形成されているため、ドグ案内部にスムーズに導入させることができ、胴部が 円箇状に形成されているため、ワイヤが捩れて共に回動しても前記スイッチ手段 との対面距離が常に等しくなり、スイッチ手段による検知を正確かつ確実に行う ことができる。
【0019】 また、前記スイッチドグは、前記ワイヤに極力小さな偏心量で取り付けられる 事が望ましい。この手段によれば、前記スイッチドグの前記ドグ案内部への導入 及び前記スイッチ手段との対面距離の等化を容易にすると共に、前記スイッチド グが前記ドグ案内部で案内される際の、摩擦力やワイヤが屈曲される危険を、軽 減することができる。
【0020】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 なお、以後の記述においては便宜上、 カーテンの開閉動作と共に所定の架設経路に沿って移動するワイヤ、を単に、 ワイヤW,と呼ぶことがある。 また、スイッチ手段Sの記述において、出力状態を変化させる、等の表現は、 単に、動作または検出あるいは検知と呼ぶことがある。 さらに、本考案においては、カーテンの開閉位置の検出とカーテンの開閉限度 位置の検出とは、スイッチ手段S側からみれば同義語であるので、双方を混用し て記述する。
【0021】 図1において、スイッチ手段Sはマイクロスイッチの通称で市場に供給されて いるものであり、具備された作動片が所定の位置まで押されると、出力状態が変 化する形式である。
【0022】 スイッチドグSDは、例えば黄銅丸棒を材として旋盤加工により、前記作動片 を所定の位置まで押すに足りる外径を有する円筒形の胴部と、該胴部からテーパ 状であって先細の前部とを連続形成し、また軸芯にワイヤWを貫通するに足りる 径の貫通穴を明けた後、所定の長さに仕上げ、胴部後端に面取りを施す。 さらにドリルとタップを用いて、胴部外周面より上記貫通穴に達するネジ穴を 設けて製作される。 なおスイッチドグSDは、検出装置1ユニットにつき2個製作する。
【0023】 なお前記スイッチドグSDは、前記軸芯に明けた貫通穴に、ワイヤWを貫通し 、前記胴部外周面より該貫通穴に達するように設けたネジ穴に、止めネジSCを 捩じ込んでワイヤWに当接し固定する。
【0024】 本例においては検出装置のコンパクト化を計る為、カーテン開閉に対応する2 個のドグ案内部GSとワイヤ案内部GWとは、一体のガイドブロックGBとして まとめられている。ガイドブロックGBの素材は例えばアルミの略角柱体であっ て、これにボール盤等を用いて、 前記スイッチドグSDを収容可能な挿通穴GS2個を、略角柱体の長手方向の 両端面より相互に対向させて所定の深さまで明け、両穴の開口部には面取りを施 す。さらに両穴の底同志を結ぶ形でワイヤWを略保持し得る径の貫通穴GWを明 ける。尚、上記2個の挿通穴GSとこれを結ぶ貫通穴GWとは相互に略同軸線上 に配置されている。 さらにスイッチドグSDを収容可能な挿通穴GS2個にはそれぞれ、スイッチ 手段Sに具備された作動片を挿入するための窓穴を、横方向から所定の位置に明 ける。
【0025】 以上のように、カーテンの開閉に対応するドグ案内部である挿通穴GS2個と ワイヤ案内部である貫通穴GWとを構成したガイドブロックGBには、カーテン の開閉に対応するスイッチ手段S2個を有機的に配置するための保持具Bを組み 付けるネジ穴や設置手段へ組み込むためのネジ穴等も併設する。
【0026】 保持具Bは、例えばアルミ等の板であって、板金設備やボール盤等を用いて、 カーテンの開閉に対応するスイッチ手段S2個を有機的に配置するネジ穴や、自 らを前記ガイドブロックGBに組み付ける為の穴を設ける。 ここで保持具Bは、前記ガイドブロックGBに組み付けた際、スイッチ手段S 2個を各々、スイッチ手段Sに具備された作動片が、前記ドグ案内部GSに明け られた窓穴に挿入可能な位置であって、前記ドグ案内部内にワイヤWだけが存在 する時は、上記作動片はフリーの状態を保ち、且つ前記ドグ案内部の窓穴にスイ ッチドグSDの胴部が到達し、しかも上記作動片に当接すれば、該作動片を所定 の位置まで押すことが可能である距離に、配置、固定できる構成としている。
【0027】 以上のように製作した保持具Bに、開閉に対応するスイッチ手段S2個を、所 定の配置で組み付け、また該保持具Bを前記ガイドブロックGBに所定の配置で 組み付ける。 そして、上記組品を保護すると同時に、カーテン設備の所定の位置に設置する ための係合手段を備え、且つ2個のドグ受け入口と対応する2面にスイッチドグ SDが自由に出入りすることのできる穴を有する、図6に示すようなケースCB ,CC内に納める。
【0028】 さらに図4において、1対のカーテンCA,CAが両開き又は両閉じを行う様 に、電動機の動力を、減速機等の動力伝達手段や各種連結手段を介して、伝達さ れ、回転する巻き取りドラムDと、 該巻き取りドラムDの直下近傍に配置した、ガイドパイプPGと、 該巻き取りドラムDを略中央として左右の離れた位置に配置した、2個の滑車 Pと、 上記、巻き取りドラムDとガイドパイプPGと2個の滑車Pとで、所定の架設 経路が形成され、上記巻き取りドラムDの回転により移動するワイヤWと、 該ワイヤWの所定の2位置に前縁を係合し、該ワイヤWの移動に従がい開閉さ れる、左右2枚のカーテンCA等とで構成した電動カーテン設備の、 ガイドパイプPG近傍に、前記ケースCB,CC内に納めた、ガイドブロック GBや、開閉に対応するスイッチ手段S2個等の組品を、前記ケースCB,CC に具備した係合手段や他の係合部材をもって設置する。
【0029】 そして、前記ワイヤWもしくは前記ワイヤWと同等の架設経路を有しながらも カーテンCAを係合せずに併設されたワイヤ、または架設経路はワイヤWと異に しながらも例えばカーテンに係合されて、カーテン開閉に従がって移動する様に 別に架設したワイヤ、 何れかのワイヤ(W)を、前記ケースCB,CC内に組み込まれ設置された、 前記ガイドブロックGBに構成した、開閉に対応する2個のドグ案内部GS及び ワイヤ案内部GWに挿通し、また前記ガイドブロックGBを挟むように、開閉に 対応する2個の前記スイッチドグSDを、相互に前部を前記ガイドブロックGB に向けて、該ワイヤ(W)の所定の位置に取り付けて供用する。
【0030】 この例では、電動機等により巻き取りドラムDが例えば時計方向に回転すると 、ワイヤWが所定の架設経路に沿って移動し、 該ワイヤWの所定の位置に前縁を係合した左右2枚のカーテンCAは、相互に 内方に向かい、やがて閉鎖限度位置に導かれる。 これと並行してガイドブロックGB内に構成したワイヤ案内部である貫通穴G Wにより、その軌道を略保持されつつ移動するワイヤWは、カーテンCAの閉鎖 限度位置に対応して取り付けた、図左側のスイッチドグSDを、ガイドブロック GBに構成した閉限用のドグ案内部である挿通穴GSへ導き、これを収容させる 。 やがて、該スイッチドグSDは、カーテンCAが閉鎖限度位置に到達すると同 時に、該閉限用の挿通穴GSに略保持されつつ、該閉限用の挿通穴GSの横方向 に明けた窓穴に到達し、該窓穴に挿入した閉限検出用の、スイッチ手段Sが具備 する作動片を、所定の位置まで押しつけ、もって閉限検出用のスイッチ手段Sの 出力状態を変化させる。 この出力状態の変化をもって、電動機の動力回路もしくは電動機へ動力を供給 する電磁接触器等の信号回路を開路し、電動機を停止させる。
【0031】 また、電動機等により、巻き取りドラムDが反時計方向に回転すると、ワイヤ Wは前記と逆の方向に移動し、詳しくは前記と同様であって概要は、 前記2枚のカーテンCAは相互に外方に向かう。 これと並行して、カーテンCAの開放限度位置に対応して取り付けた図右側の スイッチドグSDは、ガイドブロックGBに構成した開限用のドグ案内部である 挿通穴GSへ、ワイヤWに導かれ、これに収容される。 やがて、該スイッチドグSDは、カーテンCAが開放限度位置に到達すると同 時に、開限検出用のスイッチ手段Sの出力状態を変化させ、 この出力状態の変化をもって、電動機を停止させる。
【0032】 なお、図1に示す様にスイッチ手段S又はスイッチドグSD及び挿通穴GSは 、共に1対で構成するが、何れが開限検出用であるか閉限検出用であるかは、 カーテン設備の内容及び設置方向等の条件に沿って決定される。
【0033】 また、スイッチドグSDを、ワイヤWに取り付ける際の所定の位置とは、ある いはカーテンCAの開閉又は開閉限に対応する位置とは、カーテン設備の内容及 び設置方向等の条件に沿って、調整作業により現場で決定される。
【0034】 図5において、本考案の検出装置を利用した電気的接続例を説明する。 なお、説明において、カーテンが開放移動する際の電動機の回転方向を正転と 呼び、カーテンが閉鎖移動する際の電動機の回転方向を逆転と呼んで記述する。 電動機Mは、例えば単相電源用モータであって、正転用リード線と逆転用リー ド線と共通リード線の、計3本のリード線を有しており、共通リード線は、2本 の電源線の一方に接続する。 カーテンの開閉方向を選択する、開閉切り換えスイッチFSは、電動機正転用 端子と、電動機逆転用端子と、共通端子の、3端子を有し、共通端子は前記電源 線の他方に接続する。 検出装置に含まれる、カーテンの開閉に対応する2個のスイッチ手段Sは、お のおの常閉接点を有する形式であって、 開限検出用のスイッチ手段Sの常閉接点は、前記正転用リード線と、前記電動 機正転用端子との中間に接続され、 閉限検出用のスイッチ手段Sの常閉接点は、前記逆転用リード線と、前記電動 機逆転用端子との中間に接続される。 ここで、開限検出用のスイッチ手段Sが非検出状態であって、しかも、開閉切 り換えスイッチFSが開側にシフトされ、電動機正転用端子に通電されると、電 動機Mが正転をして、カーテンが開放移動する。 やがて、カーテン開限が検出されると、前記常閉接点は開路して電動機を停止 させ、もってカーテンの開移動も停止する。 また、閉限検出用のスイッチ手段Sが非検出状態であって、しかも、開閉切り 換えスイッチFSが閉側にシフトされ、電動機逆転用端子に通電されると、電動 機Mが逆転をして、カーテンが閉鎖移動する。 やがて、カーテン閉限が検出されると、前記常閉接点は開路して電動機を停止さ せ、もってカーテンの閉移動も停止する。
【0035】 図2において、スイッチ手段Sは近接センサの通称で市場に供給されている物 であり、例えば、その前面の所定の検出領域に、検出対象である材料で作られ、 且つ所定の大きさを有する物体が侵入すれば、出力状態が変化する形式であり、 ここでは検出対象である材料とは、鉄、と仮定して以下を説明する。
【0036】 なお、近接センサは、小型ながら保護構造の高い物、例えばIP68クラスの 物があり、これを採用して、またドグ案内部である挿通穴GSの断面形状を六角 形等の多角形にすれば、粉塵や結露または雨水等による被害を軽減でき、信頼性 や耐久性の高い検出装置を構成する事ができる。 図2において、挿通穴GSの断面形状は、正六角形である。
【0037】 スイッチドグSDは、鉄の丸棒を材として旋盤加工により、近接センサを動作 させるに足りる大きさの外径と長さを有する円筒形の胴部と、該胴部からテーパ 状であって先細の前部とを連続形成し、また軸芯にワイヤWを貫通するに足りる 径の貫通穴を明けた後、所定の長さに仕上げ、胴部後端に面取りを施す。 さらにドリルとタップを用いて、胴部外周面より上記貫通穴に達するネジ穴を 設けて製作される。 なおスイッチドグSDは、検出装置1ユニットにつき2個製作する。
【0038】 なお前記スイッチドグSDは、前記軸芯に明けた貫通穴に、ワイヤWを貫通し 、前記胴部外周面より該貫通穴に達するように設けたネジ穴に、止めネジSCを 捩じ込んでワイヤWに当接し固定する。
【0039】 本例においては、スイッチ手段Sとして使用する近接センサの誤動作防止を計 る観点から、ドグ案内部である挿通穴GSを形成する材は非金属製が望ましく、 また検出装置のコンパクト化を計る観点から、プラスチックの射出成形により、 ワイヤWを略保持し得る径の貫通穴GWを有すると共に、該貫通穴GWがワイ ヤWの摺動によりガタや極端な摩耗を呈さぬよう、前記スイッチドグSDを収容 可能な挿通穴の径より大きい外形を有する、例えば黄銅で、あらかじめ作られた インサート部品GPと、 該インサート部品GPを相互に挟みつつ、該インサート部品GPに設けられた 前記貫通穴GWと略同軸線上に対向して配置される、前記スイッチドグSDを収 容可能な2個の挿通穴GSと、 該挿通穴GS各々に,該挿通穴GSの側方であって、長手方向の所定位置に配 置する、該挿通穴軸線に直交する方向で、近接センサの検出領域以内の距離に近 接する底面を有し、また、外方から近接センサを嵌合し得る大きさの2個の嵌合 穴とを、 一体成形して、一体のガイドブロックGBとしてまとめられる。 また、前記嵌合穴にはおのおの、外方より前記嵌合穴に達するネジ穴を設ける 。
【0040】 以上のように、カーテンの開閉に対応する、ドグ案内部である挿通穴GS2個 と近接センサを嵌合する穴2個と該嵌合穴に達するネジ穴と、ワイヤ案内部であ る貫通穴GWとを構成したガイドブロックGBには、設置手段へ組み込むための 取りつけ穴を明ける。
【0041】 ここで、前記ガイドブロックGBは、前記嵌合穴それぞれに近接センサを嵌合 し、前記ネジ穴に止めネジSCを捩こんで、近接センサに当接させ固定した後、 上記組品を保護すると同時に、カーテン設備の所定の位置に設置するための係合 手段を備え、且つ2個のドグ受入れ口と対応する2面にスイッチドグSDが自由 に出入りする事のできる穴を有する、図6に示す様なケースCB,CC内に組み 込み、設置して供用する。
【0042】 設置の位置や詳細及び動作の課程等は、前記図1を例に記述した内容と類似す るが、スイッチ手段Sの形式が異なる分だけ、その動作形態や併設される電気制 御回路の内容が変わってくる。 図2に戻って説明を続ける。 スイッチドグSDは、ガイドブロックGBに形成された挿通穴GSに、 貫通穴GWにガイドされたワイヤWの移動に従って導かれ、収容される。 さらにワイヤWが移動してスイッチドグSDが、 挿通穴GSの側方の嵌合穴に固定されたスイッチ手段Sである近接センサの検 出領域内に到達すると、スイッチ手段Sは出力状態を変える。 挿通穴GS及びスイッチ手段Sは、貫通穴GWを中央とした前後に各1個づつ 設けられ、且つ1本のワイヤWの軌道に沿って配置されており、おのおのがカー テンの開位置及び閉位置の検出に対応する構成となっている。 なお、ワイヤWは、スイッチ手段Sである近接センサが検出可能な、太さを有 しておらず、且つ検出領域外を通過する設定になっている。
【0043】 図3において、スイッチ手段Sは透過型光電センサの通称で市場に供給されて いる物であり、投光器から発し、受光器へ入光する光PHを遮ると、出力状態が 変化する形式である。
【0044】 なお透過型光電センサは、投光器から発する光PHの回析や乱反射により、不 動作を起こす恐れがある為、遮光物体であるスイッチドグSD、ドグ案内部であ る挿通穴GS及びワイヤ案内部である貫通穴GWを形成する部材の表面は、非光 択面にすることが望ましく、この観点から本例では、 スイッチドグSDの外形状は鋳造により成形する。 また、挿通穴GS及び貫通穴GWを形成する部材の外形状と、スイッチ手段S である投受光器2組を取り付ける座は、鋳造により成形する。 この手段によれば、部材の表面は非光択面を呈するので、光PHの回析や乱反 射のレベルを軽減し易い。
【0045】 スイッチドグSDは、例えば亜鉛合金を材としてダイキャスト成形により、 投光器から発する光PHを遮るに足りる大きさの外径と長さを有する円筒形の 胴部と、該胴部からテーパ状であって先細の前部とが連続形成され、また該胴部 後端は面取り形状を有するブランクとして一体成形する。 さらに、機械加工手段を用いて、該ブランクの軸芯にワイヤWを貫通するに足 りる径の貫通穴を明けた後、胴部外周面より該貫通穴に達するネジ穴を設け、製 作される。 なお、スイッチドグSDは、検出装置1ユニットにつき2個製作される。
【0046】 なお前記スイッチドグSDは、前記軸芯に明けた貫通穴に、ワイヤWを貫通し 、前記胴部外周面より該貫通穴に達するように設けたネジ穴に、止めネジSCを 捩込んでワイヤWに当接し固定する。
【0047】 本例においては、検出装置のコンパクト化を計る為、例えばアルミ合金のダイ キャスト成形により、 カーテン開閉に対応する2個の挿通穴GSを形成する為の2個のブロックと、 貫通穴GWを形成する為のブロック1個と、カーテン開閉に対応する2組のスイ ッチ手段Sである投受光器を配置する為の一対の台座とが、共通のベースを介し 、一体のガイドブロックGBのブランクとして一体成形される。 ここで、上述計3個のブロックは、上述ベースの上に突出する略蒲鉾形状のも のであって、蒲鉾の端面同志が向き合う形で、上述ベースの上に一直線に並び、 貫通穴GWを形成する為のブロックを略中央として、その前後に挿通穴GSを形 成する為のブロックが、スイッチドグSDの全長末満の間隔をおいて各1個づつ 配置成形されている。 また、上述一対の台座は、投光器より発する光PHの光路が、ワイヤWと立体 交差し、且つスイッチドグSDにのみ遮られる高さを確保する為、上述ベースの 面より一段高く形成される部分であって、上述3個のブロック列の左右に、投光 器配置及び受光器配置に対応する、一対の段付き面として成形されている。
【0048】 ガイドブロックGBのブランクに成形された、挿通穴GSを形成する為のブロ ック2個には、それぞれ、スイッチドグSDを収容可能な径の挿通穴GSを、機 械加工手段を用いて、相互が略同軸線上に連なる様に明ける。さらに挿通穴GS の外側の開口部には、面取りを施す。
【0049】 ガイドブロックGBのブランクに成形された、貫通穴GWを形成する為のブロ ックには、ワイヤWを略保持し得る径の貫通穴GWを、機械加工手段を用いて、 先に明けた挿通穴GSと略同心線上に連ねて明ける。さらに貫通穴GWの両開口 部には、面取りを施す。
【0050】 ガイドブロックGBのブランクに成形された、投受光器各2個を配置する為の 一対の台座には、それぞれ機械加工手段を用いて投光器及び受光器を配置、固定 する為のネジ穴を設ける。 ここで、一対の台座の一方には、2個の投光器より発する光PHが、それぞれ 、貫通穴GWを形成する為のブロックと一方の挿通穴GSを形成する為のブロッ クの間を、および貫通穴GWを形成する為のブロックと他方の挿通穴GSを形成 する為のブロックの間を、通過することが可能な位置に、2個の投光器を固定す る為のネジ穴を設ける。 また、他方の台座には、対を成す投光器より発する光PHを、それぞれ受け取 ることが可能な位置に、2個の受光器を固定する為のネジ穴を設ける。
【0051】 さらに、ガイドブロックGBのブランクの、ベースの部分には、機械加工手段 を用いて、設置手段へ組み込む為の取り付け穴を設ける。
【0052】 以上によって、ガイドブロックGBのブランクは、ガイドブロックGBとして 、完成される。
【0053】 なお、2個の挿通穴GS、貫通穴GW、前記取り付け穴は、ダイキャスト金型 を3以上に分割された複合金型にするならば、機械加工手段を経ずして、一体の ガイドブロックGB内に、同時一体成形することも可能である。 また、これとは逆に、挿通穴GSや貫通穴GWを形成する為のブロックなどは 、各々別体で製作し、組み合わせて構成しても良く、 加えて、非光択面を得る手段も、鋳造によらず、艶消し塗装やサンドブラスト を施すなどの別の手段であっても良い。
【0054】 完成したガイドブロックGBの所定の位置に投受光器を、対を成す投受光器の 投光面と受光面が相互に向き合う形で、カーテンの開閉に対応する2組を組み付 け、そして上述組品を、保護すると同時に、カーテン設備の所定の位置に設置す る為の係合手段を備え、且つ2個のドグ受入口に対応する2面にスイッチドグS Dが自由に出入りする事のできる穴を有する、図6に示すようなケースCB,C C内に組み込み、設置して供用する。
【0055】 設置の位置や詳細及び動作の課程等は、前記図1を例に記述した内容と類似す るが、スイッチ手段Sの形式が異なる分だけ、その動作形態や併設される電気制 御回路の内容が変わってくる。 図3に戻って説明を続ける。 スイッチドグSDは、ガイドブロックGBに形成された挿通穴GSに、 貫通穴GWにガイドされたワイヤWの移動に従って導かれ、収容される。 さらにワイヤWが移動してスイッチドグSDが、 挿通穴GSから、中央に形成された貫通穴GWの側に突出すると、 スイッチ手段Sの投光器から受光器への光PHが遮られ、スイッチ手段Sはそ の出力状態を変える。 挿通穴GS及びスイッチ手段Sは、貫通穴GWを中央とした前後に各1個づつ 設けられ、且つ1本のワイヤWの軌道に沿って配置されており、おのおのがカー テンの開位置及び閉位置の検出に対応する構成となっている。 なお、光PHの光路はワイヤWと立体交差しており、スイッチドグSDによっ てのみ遮られるようになっている。
【0056】
【考案の効果】
本考案は、上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0057】 本考案の検出装置は、電動機や減速機構と別体で製作されるので、又、歯車・ 軸・カム等を複雑に組み合わせた機械装置体では無いので、 軽量小型であり、堅牢な鉄骨造りではないパイプ組み立ての温室へも採用が容 易で、且つ設置作業者の肉体的負担も軽減できる。
【0058】 カーテン移動量とスイッチドグ移動量は等しく目視も容易なので、また簡単な 工具一本でスイッチドグ位置を変更できるので、専門知識や特殊工具が不要で、 調整が容易である。
【0059】 巻き取りドラムとワイヤの間がスリップしても、カーテン開閉量に過不足を生 じない為、的確なる開放・閉鎖を期待できる。
【0060】 複数本のワイヤで一体のカーテンを開閉する設備にあっては、そのワイヤ毎に 本考案の検出装置を設置する事が可能であり、且つこれらを接続し、集中制御す る回路を設ければ、例えば複数のワイヤが不等にスリップを生じて起こる事故を 未然に防止する事が可能になる、等の発展性を擁している。
【0061】 本考案の検出装置は、電動機や減速機構と別体で製作されるので、納めるスペ ースや他の構成部品との相対関係に於いて制約が少なく、市場に供給されている スイッチ手段等の技術を享受し易い。また、構造が簡単で構成部品が少ない為に 、開発及び製造に要する期間短縮やコスト低減が期待できる事から、昨今の多様 な仕様要求に即応しやすいと言う効果も擁している。
【0062】 電動機がない手動カーテン設備であっても、カーテン開閉にワイヤを使用して いれば、或いはカーテンに追従するワイヤを追加可能ならば、本考案の検出装置 を設置出来るので、汎用電動機などを利用して電動化を計る事も可能である。
【0063】 スイッチ手段として、マイクロスイッチの通称で市場に供給されている物の内 で、小型ながら比較的に接点容量の大きな物を装備すれば、レバーシブルモータ の通称で市場に供給されている単相の小型汎用電動機であれば、電磁接触器なし で停止する事が可能である。
【0064】 また、通称マイクロスイッチの接点構成は単極双投形の物が多く、是を装備し て、常閉接点へ小型汎用電動機を、常開接点へ表示ランプをそれぞれ接続すれば 、このマイクロスイッチの動作だけで、電動機を停止すると同時に表示ランプを 点灯することが可能であり、使用者の利便性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチ手段として、通称マイクロスイッチを
装備した検出装置例の平面図である。
【図2】スイッチ手段として、通称近接センサを装備し
た検出装置例の平面図である。
【図3】スイッチ手段として、通称透過型光電センサを
装備した検出装置例の平面図である。
【図4】検出装置の設置例を示す側面図である。
【図5】検出装置利用の回路図例である。
【図6】ケース例 斜視図である。
【符号の説明】
W ワイヤ SD スイッチドグ SC 止めネジ GB ガイドブロック GW ワイヤ案内部 GS ドグ案内部 GP インサート部品 B 保持具 S スイッチ手段 D 巻き取りドラム P 滑車 PG ガイドパイプ CA カーテン M 電動機 FS 開閉切り換えスイッチ PH 光 CC ケースカバー CB ケース本体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置されたカーテンを電動力により開閉
    させる電動カーテン設備のための前記カーテンの開閉状
    態を検出する電動カーテン設備用開閉検出装置であっ
    て、 前記カーテンの開閉動作とともに所定の架設経路に沿っ
    て移動するワイヤと、 前記カーテンの所定の開閉状態に対応する所定位置にて
    前記ワイヤに取付けられたスイッチドグと、 前記架設経路の途中に設けられ、前記スイッチドグを所
    定の軌道上に略保持した状態で案内するドグ案内部と、 前記架設経路の途中に設けられ、前記ドグ案内部へ前記
    スイッチドグを導く状態に前記ワイヤを案内するワイヤ
    案内部と、 前記スイッチドグが前記ドグ案内部に到達した場合に出
    力状態を変化させるスイッチ手段と、を有することを特
    徴とする電動カーテン設備用開閉検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スイッチドグと
    して、前記カーテンの開放限度位置に対応する前記ワイ
    ヤの位置に取付けられた開限用スイッチドグと、前記カ
    ーテンの閉鎖限度位置に対応する前記ワイヤの位置に取
    付けられた閉限用スイッチドグとを有し、 前記ドグ案内部としては、前記開限用スイッチドグを受
    け入れるように構成された開限用ドグ案内部と、前記閉
    限用スイッチドグを受け入れるように構成された閉限用
    ドグ案内部とを有し、 前記スイッチ手段は、前記開限用スイッチドグが前記開
    限用ドグ案内部に到達した場合と、前記閉限用スイッチ
    ドグが前記閉限用ドグ案内部に到達した場合とをそれぞ
    れ区別して検出できるように構成されていることを特徴
    とする電動カーテン設備用開閉検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記開限用ドグ案内
    部と前記閉限用ドグ案内部とは前記ワイヤの架設経路に
    沿って相互に隣接するとともに相互に背反する方向を向
    いたドグ受入口を備え、前記開限用ドグ案内部と前記閉
    限用ドグ案内部との間の前記架設経路上に前記ワイヤ案
    内部が、略同軸線上に配置されていることを特徴とする
    電動カーテン設備用開閉検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ドグ案内部は、
    前記スイッチドグを収容可能な挿通穴で構成されてお
    り、また前記ワイヤ案内部は、前記ワイヤの軌道を略保
    持し得る径を持つ貫通穴で構成されていることを特徴と
    する電動カーテン設備用開閉検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記スイッチドグ
    は、円筒形の胴部と、該胴部からテーパ状に連続形成さ
    れた先細の先端部と、その中心軸線上に沿って形成され
    たワイヤ貫通穴と、ワイヤ貫通穴内のワイヤに作用する
    固定手段とを備えており、該先端部を前記ドグ案内部に
    向けた姿勢で前記ワイヤに取付けられていることを特徴
    とする電動カーテン設備用開閉検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021064850A1 (ja) * 2019-10-01 2021-04-08
US11338480B2 (en) 2017-04-24 2022-05-24 The Boeing Company Apparatus and method for emulating temperature during a thermal cure cycle

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