JP3024851B2 - 重荷重用空気入りバイアスタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りバイアスタイヤInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤ軸方向に並んだ少
なくとも２束以上の複数のビードコアから成る一対のビ
ードを備えた重荷重用空気入りバイアスタイヤに係り、
特に、ビード耐久性に有効な重荷重用空気入りバイアス
タイヤに関する。
なくとも２束以上の複数のビードコアから成る一対のビ
ードを備えた重荷重用空気入りバイアスタイヤに係り、
特に、ビード耐久性に有効な重荷重用空気入りバイアス
タイヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、トラック、バス等に使用される重
荷重用空気入りバイアスタイヤにおいては、内圧が極め
て高くなるため、カーカス層を多層としている。従っ
て、これらのカーカス層の両端部を支持する一対のビー
ドの強度を確保しビード耐久性を向上するために、ビー
ド部にタイヤ軸方向に並んだ複数のビードコアを設けた
ものが知られている。例えば、図３に示される重荷重用
空気入りバイアスタイヤ７０のビード部７０Ａには、タ
イヤ軸方向（図３の左右方向）へ並んだ２束のビードコ
ア７２、７４が設けれている。また、タイヤ軸方向外側
のビードコア７２のタイヤ径方向外側（図３の上側）に
は、三角形状を成すタイヤ軸方向外側のビードエペック
スゴム７８が配置されており、タイヤ軸方向内側のビー
ドコア７４のタイヤ径方向外側（図３の上側）には、三
角形状を成すタイヤ軸方向内側のビードエペックスゴム
８０が配置されている。
荷重用空気入りバイアスタイヤにおいては、内圧が極め
て高くなるため、カーカス層を多層としている。従っ
て、これらのカーカス層の両端部を支持する一対のビー
ドの強度を確保しビード耐久性を向上するために、ビー
ド部にタイヤ軸方向に並んだ複数のビードコアを設けた
ものが知られている。例えば、図３に示される重荷重用
空気入りバイアスタイヤ７０のビード部７０Ａには、タ
イヤ軸方向（図３の左右方向）へ並んだ２束のビードコ
ア７２、７４が設けれている。また、タイヤ軸方向外側
のビードコア７２のタイヤ径方向外側（図３の上側）に
は、三角形状を成すタイヤ軸方向外側のビードエペック
スゴム７８が配置されており、タイヤ軸方向内側のビー
ドコア７４のタイヤ径方向外側（図３の上側）には、三
角形状を成すタイヤ軸方向内側のビードエペックスゴム
８０が配置されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
重荷重用空気入りバイアスタイヤ７０においては、タイ
ヤ軸方向外側のビードコア７２間を跨がり順次巻き上げ
られた外側プライ層８２が負担する張力と、タイヤ軸方
向内側のビードコア７４間を跨がり順次巻き上げられた
内側プライ層８４が負担する張力と、が略同一と仮定さ
れていた。このため、従来の重荷重用空気入りバイアス
タイヤ７０においては、タイヤ軸方向外側のビードコア
７２の剛性とタイヤ軸方向内側のビードコア７４の剛性
とが等しくなるように設計されており、且つ、タイヤ軸
方向外側のビードエペックスゴム７８の剛性とタイヤ軸
方向内側のビードエペックスゴム８０の剛性とが等しく
なるように設計されていて、必ずしも最適設計されたタ
イヤとは言えない面をもっていた。さらに、近年、重荷
重用空気入りバイアスタイヤにおいても運動性能及び経
済性を向上するための軽量化が要求されるようになって
きた。
重荷重用空気入りバイアスタイヤ７０においては、タイ
ヤ軸方向外側のビードコア７２間を跨がり順次巻き上げ
られた外側プライ層８２が負担する張力と、タイヤ軸方
向内側のビードコア７４間を跨がり順次巻き上げられた
内側プライ層８４が負担する張力と、が略同一と仮定さ
れていた。このため、従来の重荷重用空気入りバイアス
タイヤ７０においては、タイヤ軸方向外側のビードコア
７２の剛性とタイヤ軸方向内側のビードコア７４の剛性
とが等しくなるように設計されており、且つ、タイヤ軸
方向外側のビードエペックスゴム７８の剛性とタイヤ軸
方向内側のビードエペックスゴム８０の剛性とが等しく
なるように設計されていて、必ずしも最適設計されたタ
イヤとは言えない面をもっていた。さらに、近年、重荷
重用空気入りバイアスタイヤにおいても運動性能及び経
済性を向上するための軽量化が要求されるようになって
きた。
【０００４】本発明は上記事実を考慮し、ビード耐久性
を低下させることなく軽量化できる重荷重用空気入りバ
イアスタイヤを得ることが目的である。
を低下させることなく軽量化できる重荷重用空気入りバ
イアスタイヤを得ることが目的である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明の
重荷重用空気入りバイアスタイヤは、タイヤ軸方向に並
んだ少なくとも２束以上の複数のビードコアから成る一
対のビードと、前記複数のビードコアのタイヤ径方向外
側にそれぞれ配置された三角形状を成すビードエペック
スゴムと、前記各々のビードコア間を跨がり順次巻き上
げられタイヤ赤道面に対して傾斜する複数プライから成
るカーカス層と、該カーカス層のタイヤ径方向外側に設
けられたトレッド部と、を有する重荷重用空気入りバイ
アスタイヤであって、タイヤ軸方向最内側のビードエペ
ックスゴムをタイヤ軸方向最外側のそれよりも高剛性と
するため、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴム
の底辺長さと高さとの内の少なくとも一方をタイヤ軸方
向最外側のビードエペックスゴムのそれより大きくした
ことを特徴とする。
重荷重用空気入りバイアスタイヤは、タイヤ軸方向に並
んだ少なくとも２束以上の複数のビードコアから成る一
対のビードと、前記複数のビードコアのタイヤ径方向外
側にそれぞれ配置された三角形状を成すビードエペック
スゴムと、前記各々のビードコア間を跨がり順次巻き上
げられタイヤ赤道面に対して傾斜する複数プライから成
るカーカス層と、該カーカス層のタイヤ径方向外側に設
けられたトレッド部と、を有する重荷重用空気入りバイ
アスタイヤであって、タイヤ軸方向最内側のビードエペ
ックスゴムをタイヤ軸方向最外側のそれよりも高剛性と
するため、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴム
の底辺長さと高さとの内の少なくとも一方をタイヤ軸方
向最外側のビードエペックスゴムのそれより大きくした
ことを特徴とする。
【０００６】
【０００７】
【０００８】
【０００９】また、請求項２に記載の発明の重荷重用空
気入りバイアスタイヤは、タイヤ軸方向に並んだ少なく
とも２束以上の複数のビードコアから成る一対のビード
と、前記複数のビードコアのタイヤ径方向外側にそれぞ
れ配置された三角形状を成すビードエペックスゴムと、
前記各々のビードコア間を跨がり順次巻き上げられタイ
ヤ赤道面に対して傾斜する複数プライから成るカーカス
層と、該カーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたト
レッド部と、を有する重荷重用空気入りバイアスタイヤ
であって、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴム
をタイヤ軸方向最外側のそれよりも高剛性とするため、
タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムの断面積を
タイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴムのそれより
大きくしたことを特徴とする。
気入りバイアスタイヤは、タイヤ軸方向に並んだ少なく
とも２束以上の複数のビードコアから成る一対のビード
と、前記複数のビードコアのタイヤ径方向外側にそれぞ
れ配置された三角形状を成すビードエペックスゴムと、
前記各々のビードコア間を跨がり順次巻き上げられタイ
ヤ赤道面に対して傾斜する複数プライから成るカーカス
層と、該カーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたト
レッド部と、を有する重荷重用空気入りバイアスタイヤ
であって、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴム
をタイヤ軸方向最外側のそれよりも高剛性とするため、
タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムの断面積を
タイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴムのそれより
大きくしたことを特徴とする。
【００１０】また、請求項３に記載の発明の重荷重用空
気入りバイアスタイヤは、タイヤ軸方向に並んだ少なく
とも２束以上の複数のビードコアから成る一対のビード
と、前記複数のビードコアのタイヤ径方向外側にそれぞ
れ配置された三角形状を成すビードエペックスゴムと、
前記各々のビードコア間を跨がり順次巻き上げられタイ
ヤ赤道面に対して傾斜する複数プライから成るカーカス
層と、該カーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたト
レッド部と、を有する重荷重用空気入りバイアスタイヤ
であって、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴム
をタイヤ軸方向最外側のそれよりも高剛性とするため、
タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムのＪＩＳＡ
型硬度をタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴムの
それより高くしたことを特徴とする。
気入りバイアスタイヤは、タイヤ軸方向に並んだ少なく
とも２束以上の複数のビードコアから成る一対のビード
と、前記複数のビードコアのタイヤ径方向外側にそれぞ
れ配置された三角形状を成すビードエペックスゴムと、
前記各々のビードコア間を跨がり順次巻き上げられタイ
ヤ赤道面に対して傾斜する複数プライから成るカーカス
層と、該カーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたト
レッド部と、を有する重荷重用空気入りバイアスタイヤ
であって、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴム
をタイヤ軸方向最外側のそれよりも高剛性とするため、
タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムのＪＩＳＡ
型硬度をタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴムの
それより高くしたことを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明者の研究によると、次の点が明確になっ
た。すなわち、同数の巻き段数と巻き列数とを有するタ
イヤ軸方向に並んだ各ビードコアと、同断面積を有する
タイヤ軸方向に並んだ各ビードエペックスゴムと、を持
った従来タイヤに内圧を充填し、荷重を負荷した場合に
は、内側プライ層と外側プライ層とが各々負担する張力
に、異なった分布があり、外側プライ層の張力負担は、
内側プライ層の張力負担より小さいくなっている。
た。すなわち、同数の巻き段数と巻き列数とを有するタ
イヤ軸方向に並んだ各ビードコアと、同断面積を有する
タイヤ軸方向に並んだ各ビードエペックスゴムと、を持
った従来タイヤに内圧を充填し、荷重を負荷した場合に
は、内側プライ層と外側プライ層とが各々負担する張力
に、異なった分布があり、外側プライ層の張力負担は、
内側プライ層の張力負担より小さいくなっている。
【００１２】従って、請求項１に記載の重荷重用空気入
りバイアスタイヤでは、タイヤ軸方向最内側のビードコ
アとビードエペックスゴムは、これらのビードコアとビ
ードエペックスゴムとに巻き上げられた最内側のカーカ
ス層の張力レベルに応じて強度設計するとともに、タイ
ヤ軸方向最外側のビードコアとビードエペックスゴム
は、これらのビードコアとビードエペックスゴムとに巻
き上げられた最外側のカーカス層の張力レベルに応じて
強度設計を行った。すなわち、タイヤ軸方向最内側のビ
ードコアとビードエペックスゴムとの内の少なくとも一
方を、タイヤ軸方向最外側のそれより高剛性とすること
によって、タイヤ軸方向最外側のビードコアとビードエ
ペックスゴムは、タイヤ軸方向最内側のビードコアとビ
ードエペックスゴムより相対的に張力負担レベルを下げ
た設計とした。
りバイアスタイヤでは、タイヤ軸方向最内側のビードコ
アとビードエペックスゴムは、これらのビードコアとビ
ードエペックスゴムとに巻き上げられた最内側のカーカ
ス層の張力レベルに応じて強度設計するとともに、タイ
ヤ軸方向最外側のビードコアとビードエペックスゴム
は、これらのビードコアとビードエペックスゴムとに巻
き上げられた最外側のカーカス層の張力レベルに応じて
強度設計を行った。すなわち、タイヤ軸方向最内側のビ
ードコアとビードエペックスゴムとの内の少なくとも一
方を、タイヤ軸方向最外側のそれより高剛性とすること
によって、タイヤ軸方向最外側のビードコアとビードエ
ペックスゴムは、タイヤ軸方向最内側のビードコアとビ
ードエペックスゴムより相対的に張力負担レベルを下げ
た設計とした。
【００１３】このため、タイヤ軸方向最外側のビードコ
アとビードエペックスゴムとの軽量化が図れ、ビード耐
久性を低下させることなく軽量化が達成できる。一方、
タイヤ軸方向最外側のビードコアとビードエペックスゴ
ムの重量配分の一部を、タイヤ軸方向最内側のビードコ
アとビードエペックスゴムの重量配分へ移すことによっ
て、タイヤ重量を増加することなくビード耐久性を向上
することができる。
アとビードエペックスゴムとの軽量化が図れ、ビード耐
久性を低下させることなく軽量化が達成できる。一方、
タイヤ軸方向最外側のビードコアとビードエペックスゴ
ムの重量配分の一部を、タイヤ軸方向最内側のビードコ
アとビードエペックスゴムの重量配分へ移すことによっ
て、タイヤ重量を増加することなくビード耐久性を向上
することができる。
【００１４】また、タイヤ軸方向最内側のビードエペッ
クスゴムをタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴム
より高剛性とするために、タイヤ軸方向最内側のビート
エペックスゴムの底辺長さと高さとの内の少なくとも一
方をタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴムのそれ
より大きくした。
クスゴムをタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴム
より高剛性とするために、タイヤ軸方向最内側のビート
エペックスゴムの底辺長さと高さとの内の少なくとも一
方をタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴムのそれ
より大きくした。
【００１５】なお、タイヤ軸方向最内側のビードエペッ
クスゴムをタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴム
より高剛性とするために、請求項２に記載の重荷重用空
気入りバイアスタイヤでは、タイヤ軸方向最内側のビー
ドエペックスゴムの断面積をタイヤ軸方向最外側のビー
ドエペックスゴムのそれより大きくした。また、タイヤ
軸方向最内側のビードエペックスゴムをタイヤ軸方向最
外側のビードエペックスゴムより高剛性とするために、
請求項３に記載の重荷重用空気入りバイアスタイヤで
は、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムのＪＩ
ＳＡ型硬度をタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴ
ムのそれより高くした。
クスゴムをタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴム
より高剛性とするために、請求項２に記載の重荷重用空
気入りバイアスタイヤでは、タイヤ軸方向最内側のビー
ドエペックスゴムの断面積をタイヤ軸方向最外側のビー
ドエペックスゴムのそれより大きくした。また、タイヤ
軸方向最内側のビードエペックスゴムをタイヤ軸方向最
外側のビードエペックスゴムより高剛性とするために、
請求項３に記載の重荷重用空気入りバイアスタイヤで
は、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムのＪＩ
ＳＡ型硬度をタイヤ軸方向最外側のビードエペックスゴ
ムのそれより高くした。
【００１６】
【実施例】本発明の重荷重用空気入りバイアスタイヤの
一実施例を図１及び図２に従って説明する。
一実施例を図１及び図２に従って説明する。
【００１７】図１に示される如く、本実施例の重荷重用
空気入りバイアスタイヤ１０は、サイズが２３．５−２
５ ２０ＰＲであり、この重荷重用空気入りバイアスタ
イヤ１０のビード部１０Ａには、タイヤ軸方向（図１の
左右方向）へ並んだ２束のビードコア１２、１４を備え
ている。また、２束のビードコア１２、１４のタイヤ径
方向外側（図１の上側）には、これらのビードコア１
２、１４とでタイヤ軸方向外側ビード部１６とタイヤ軸
方向内側ビード部１７と構成する三角形状のビードエペ
ックスゴム１８、２０が配置されている。
空気入りバイアスタイヤ１０は、サイズが２３．５−２
５ ２０ＰＲであり、この重荷重用空気入りバイアスタ
イヤ１０のビード部１０Ａには、タイヤ軸方向（図１の
左右方向）へ並んだ２束のビードコア１２、１４を備え
ている。また、２束のビードコア１２、１４のタイヤ径
方向外側（図１の上側）には、これらのビードコア１
２、１４とでタイヤ軸方向外側ビード部１６とタイヤ軸
方向内側ビード部１７と構成する三角形状のビードエペ
ックスゴム１８、２０が配置されている。
【００１８】図２に示される如く、タイヤ軸方向内側の
ビードコア１４のビードワイヤ１５の巻き段数Ｎ１と巻
き列数Ｌ１とは、タイヤ軸方向外側のビードコア１２の
ビードワイヤ１５の巻き段数Ｎ２と巻き列数Ｌ２よりと
もに多くなっている。このため、タイヤ軸方向内側のビ
ードコア１４の総断面積は、タイヤ軸方向外側のビード
コア１２の総断面積より大きくなっている。
ビードコア１４のビードワイヤ１５の巻き段数Ｎ１と巻
き列数Ｌ１とは、タイヤ軸方向外側のビードコア１２の
ビードワイヤ１５の巻き段数Ｎ２と巻き列数Ｌ２よりと
もに多くなっている。このため、タイヤ軸方向内側のビ
ードコア１４の総断面積は、タイヤ軸方向外側のビード
コア１２の総断面積より大きくなっている。
【００１９】従って、タイヤ軸方向内側のビードコア１
４は、タイヤ軸方向外側のビードコア１２より高剛性と
なっている。
４は、タイヤ軸方向外側のビードコア１２より高剛性と
なっている。
【００２０】また、本実施例の重荷重用空気入りバイア
スタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードエペック
スゴム２０の底辺長さＭ１と高さＨ１が、タイヤ軸方向
外側のビードエペックスゴム１８の底辺長さＭ２と高さ
Ｈ２よりともに大きなっており、タイヤ軸方向内側のビ
ードエペックスゴム２０の断面積が、タイヤ軸方向最外
側のビードエペックスゴム１８の断面積より大きくなっ
ている。
スタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードエペック
スゴム２０の底辺長さＭ１と高さＨ１が、タイヤ軸方向
外側のビードエペックスゴム１８の底辺長さＭ２と高さ
Ｈ２よりともに大きなっており、タイヤ軸方向内側のビ
ードエペックスゴム２０の断面積が、タイヤ軸方向最外
側のビードエペックスゴム１８の断面積より大きくなっ
ている。
【００２１】さらに、本実施例の重荷重用空気入りバイ
アスタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードエペッ
クスゴム２０のＪＩＳＡ型硬度がタイヤ軸方向外側のビ
ードエペックスゴム１８のＪＩＳＡ型硬度より高くなっ
ている。
アスタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードエペッ
クスゴム２０のＪＩＳＡ型硬度がタイヤ軸方向外側のビ
ードエペックスゴム１８のＪＩＳＡ型硬度より高くなっ
ている。
【００２２】このため、タイヤ軸方向内側のビードエペ
ックスゴム２０は、タイヤ軸方向外側のビードエペック
スゴム１８より高剛性となっている。
ックスゴム２０は、タイヤ軸方向外側のビードエペック
スゴム１８より高剛性となっている。
【００２３】従って、タイヤ軸方向内側ビード部１７の
剛性が、タイヤ軸方向外側ビード部１６より高剛性とな
っている。
剛性が、タイヤ軸方向外側ビード部１６より高剛性とな
っている。
【００２４】図１に示される如く、２束のビードコア１
２、１４の各々の間には、タイヤ赤道面２２に対して傾
斜する各々４枚のプライから成る外側カーカス層２４と
内側カーカス層２６が跨がり順次巻き上げられている。
更に、外側カーカス層２４の外側には２枚のダウンプラ
イからなる最外カーカス層２７が設けられており、２枚
のダウンプライの端部はそれぞれビード部１０Ａのトー
止めとされている。これらの最外カーカス層２７、外側
カーカス層２４及び内側カーカス層２６は、それぞれナ
イロン１８９０デニール／２のプライで構成されてい
る。
２、１４の各々の間には、タイヤ赤道面２２に対して傾
斜する各々４枚のプライから成る外側カーカス層２４と
内側カーカス層２６が跨がり順次巻き上げられている。
更に、外側カーカス層２４の外側には２枚のダウンプラ
イからなる最外カーカス層２７が設けられており、２枚
のダウンプライの端部はそれぞれビード部１０Ａのトー
止めとされている。これらの最外カーカス層２７、外側
カーカス層２４及び内側カーカス層２６は、それぞれナ
イロン１８９０デニール／２のプライで構成されてい
る。
【００２５】また、外側のカーカス層２４のタイヤ径方
向外側にはトレッド部２８が設けられている。このトレ
ッド部２８には、一方の端部３０Ａがトレッド端に開口
して、他方の端部３０Ｂがトレッド中央域で閉塞するラ
グ溝３０が、タイヤ赤道面２２の左右に、タイヤ周方向
に交互に配置されている。
向外側にはトレッド部２８が設けられている。このトレ
ッド部２８には、一方の端部３０Ａがトレッド端に開口
して、他方の端部３０Ｂがトレッド中央域で閉塞するラ
グ溝３０が、タイヤ赤道面２２の左右に、タイヤ周方向
に交互に配置されている。
【００２６】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の重荷重用空気入りバイアスタイヤ１０では、タイヤ
軸方向内側のビードコア１４とビードエペックスゴム２
０は、内側のカーカス層２６の張力レベルに応じて強度
設計するとともに、タイヤ軸方向外側のビードコア１２
とビードエペックスゴム１８は、外側のカーカス層２４
の張力レベルに応じて強度設計されている。すなわち、
タイヤ軸方向内側のビードコア１４とビードエペックス
ゴム２０とは、それぞれタイヤ軸方向外側のビードコア
１２とビードエペックスゴム１８とに比べ高剛性とされ
ており、タイヤ軸方向外側のビードコア１２とビードエ
ペックスゴム１８は、タイヤ軸方向内側のビードコア１
４とビードエペックスゴム２０より相対的に張力負担レ
ベルを下げた設計となっている。
例の重荷重用空気入りバイアスタイヤ１０では、タイヤ
軸方向内側のビードコア１４とビードエペックスゴム２
０は、内側のカーカス層２６の張力レベルに応じて強度
設計するとともに、タイヤ軸方向外側のビードコア１２
とビードエペックスゴム１８は、外側のカーカス層２４
の張力レベルに応じて強度設計されている。すなわち、
タイヤ軸方向内側のビードコア１４とビードエペックス
ゴム２０とは、それぞれタイヤ軸方向外側のビードコア
１２とビードエペックスゴム１８とに比べ高剛性とされ
ており、タイヤ軸方向外側のビードコア１２とビードエ
ペックスゴム１８は、タイヤ軸方向内側のビードコア１
４とビードエペックスゴム２０より相対的に張力負担レ
ベルを下げた設計となっている。
【００２７】このため、タイヤ軸方向外側のビードコア
１２とビードエペックスゴム１８との軽量化が図れ、ビ
ード耐久性を低下させることなく軽量化が達成でき、運
動性能及び経済性を向上することができる。
１２とビードエペックスゴム１８との軽量化が図れ、ビ
ード耐久性を低下させることなく軽量化が達成でき、運
動性能及び経済性を向上することができる。
【００２８】一方、タイヤ軸方向外側のビードコア１２
とビードエペックスゴム１８の重量配分の一部を、タイ
ヤ軸方向内側のビードコア１４とビードエペックスゴム
２０の重量配分へ移すことによって、タイヤ重量を増加
することなくビード耐久性を向上することができる。
とビードエペックスゴム１８の重量配分の一部を、タイ
ヤ軸方向内側のビードコア１４とビードエペックスゴム
２０の重量配分へ移すことによって、タイヤ重量を増加
することなくビード耐久性を向上することができる。
【００２９】なお、本実施例の重荷重用空気入りバイア
スタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードコア１４
の巻き段数Ｎ１と、巻き列数Ｌ１との双方を、タイヤ軸
方向外側のビードコア１２の巻き段数Ｎ２と巻き列数Ｌ
２より多くしたが、これに代えて、タイヤ軸方向内側の
ビードコア１４の巻き段数Ｎ１と、巻き列数Ｌ１とのの
内の何方か一方を、タイヤ軸方向外側のビードコア１２
の巻き段数Ｎ２又は巻き列数Ｌ２より多くしても良く。
また、ビードワイヤ１本の断面積を大きくして、タイヤ
軸方向内側のビードコア１４の総断面積を、タイヤ軸方
向外側のビードコア１２の総断面積より大きくしても良
い。
スタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードコア１４
の巻き段数Ｎ１と、巻き列数Ｌ１との双方を、タイヤ軸
方向外側のビードコア１２の巻き段数Ｎ２と巻き列数Ｌ
２より多くしたが、これに代えて、タイヤ軸方向内側の
ビードコア１４の巻き段数Ｎ１と、巻き列数Ｌ１とのの
内の何方か一方を、タイヤ軸方向外側のビードコア１２
の巻き段数Ｎ２又は巻き列数Ｌ２より多くしても良く。
また、ビードワイヤ１本の断面積を大きくして、タイヤ
軸方向内側のビードコア１４の総断面積を、タイヤ軸方
向外側のビードコア１２の総断面積より大きくしても良
い。
【００３０】また、本実施例の重荷重用空気入りバイア
スタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードエペック
スゴム２０の底辺長さＭ１と高さＨ１との双方を、タイ
ヤ軸方向外側のビードエペックスゴム１８の底辺長さＭ
２と高さＨ２より大きくしたが、これに代えて、タイヤ
軸方向内側のビードエペックスゴム２０の底辺長さＭ１
と高さＨ１との内の何方か一方を、タイヤ軸方向外側の
ビードエペックスゴム１８の底辺長さＭ２又は高さＨ２
より大きくしても良く。また、タイヤ軸方向内側のビー
ドエペックスゴム２０の形状とタイヤ軸方向外側のビー
ドエペックスゴム１８の形状とを若干変えて、タイヤ軸
方向内側のビードエペックスゴム２０の断面積を、タイ
ヤ軸方向最外側のビードエペックスゴム１８の断面積よ
り大きくしてもよい。 （試験例）本実施例の重荷重用空気入りバイアスタイヤ
１０の剛性（曲げ、剪断、引張）、ビード部重量、タイ
ヤ重量及びビード耐久性を確かめるべく、表１に示され
る実施例１、実施例２、実施例３及び従来例の各重荷重
用空気入りバイアスタイヤを準備した。これらの各重荷
重用空気入りバイアスタイヤの内側ビード部の構成及び
外側ビード部の構成は、表１に示される様になってい
る。なお、これら各重荷重用空気入りバイアスタイヤの
ビード部以外は本実施例の重荷重用空気入りバイアスタ
イヤ１０と同一である。
スタイヤ１０では、タイヤ軸方向内側のビードエペック
スゴム２０の底辺長さＭ１と高さＨ１との双方を、タイ
ヤ軸方向外側のビードエペックスゴム１８の底辺長さＭ
２と高さＨ２より大きくしたが、これに代えて、タイヤ
軸方向内側のビードエペックスゴム２０の底辺長さＭ１
と高さＨ１との内の何方か一方を、タイヤ軸方向外側の
ビードエペックスゴム１８の底辺長さＭ２又は高さＨ２
より大きくしても良く。また、タイヤ軸方向内側のビー
ドエペックスゴム２０の形状とタイヤ軸方向外側のビー
ドエペックスゴム１８の形状とを若干変えて、タイヤ軸
方向内側のビードエペックスゴム２０の断面積を、タイ
ヤ軸方向最外側のビードエペックスゴム１８の断面積よ
り大きくしてもよい。 （試験例）本実施例の重荷重用空気入りバイアスタイヤ
１０の剛性（曲げ、剪断、引張）、ビード部重量、タイ
ヤ重量及びビード耐久性を確かめるべく、表１に示され
る実施例１、実施例２、実施例３及び従来例の各重荷重
用空気入りバイアスタイヤを準備した。これらの各重荷
重用空気入りバイアスタイヤの内側ビード部の構成及び
外側ビード部の構成は、表１に示される様になってい
る。なお、これら各重荷重用空気入りバイアスタイヤの
ビード部以外は本実施例の重荷重用空気入りバイアスタ
イヤ１０と同一である。
【００３１】次に、前記各重荷重用空気入りバイアスタ
イヤの剛性、ビード部重量及びタイヤ重量を測定し、そ
の結果を従来例を１００とした指数で表１に示すととも
に、前記各重荷重用空気入りバイアスタイヤのビード耐
久性を次の評価方法によりテストした。すなわち、各重
荷重用空気入りバイアスタイヤを外径５ｍのドラム試験
機に装着し、内圧を３kgf/cm2 、荷重をＴＲＡ規格の正
規荷重の１２５％で２４時間走行させ、その後、正規荷
重の１０％を更に付加し、２４時間走行させ、以後、順
次荷重を正規荷重の１０％ずつ増加しステップロードを
行い、タイヤ故障発生迄の時間を測定し、その結果を従
来例を１００とした指数で表１に示した。
イヤの剛性、ビード部重量及びタイヤ重量を測定し、そ
の結果を従来例を１００とした指数で表１に示すととも
に、前記各重荷重用空気入りバイアスタイヤのビード耐
久性を次の評価方法によりテストした。すなわち、各重
荷重用空気入りバイアスタイヤを外径５ｍのドラム試験
機に装着し、内圧を３kgf/cm2 、荷重をＴＲＡ規格の正
規荷重の１２５％で２４時間走行させ、その後、正規荷
重の１０％を更に付加し、２４時間走行させ、以後、順
次荷重を正規荷重の１０％ずつ増加しステップロードを
行い、タイヤ故障発生迄の時間を測定し、その結果を従
来例を１００とした指数で表１に示した。
【００３２】
【表１】
【００３３】この結果、本発明の実施例１の重荷重用空
気入りバイアスタイヤは、従来例の重荷重用空気入りバ
イアスタイヤに比べ、ビード耐久性を低下させることな
く軽量化が達成でき、本発明の実施例３の重荷重用空気
入りバイアスタイヤは、従来例の重荷重用空気入りバイ
アスタイヤに比べ、タイヤ重量を増加することなく、ビ
ード耐久性を大幅に向上でき、本発明の実施例２の重荷
重用空気入りバイアスタイヤは、従来例の重荷重用空気
入りバイアスタイヤに比べ、ビード耐久性を向上させる
とともに軽量化が達成できることが明確となった。
気入りバイアスタイヤは、従来例の重荷重用空気入りバ
イアスタイヤに比べ、ビード耐久性を低下させることな
く軽量化が達成でき、本発明の実施例３の重荷重用空気
入りバイアスタイヤは、従来例の重荷重用空気入りバイ
アスタイヤに比べ、タイヤ重量を増加することなく、ビ
ード耐久性を大幅に向上でき、本発明の実施例２の重荷
重用空気入りバイアスタイヤは、従来例の重荷重用空気
入りバイアスタイヤに比べ、ビード耐久性を向上させる
とともに軽量化が達成できることが明確となった。
【００３４】
【発明の効果】本発明の重荷重用空気入りバイアスタイ
ヤは上記構成としたので、ビード耐久性を低下させるこ
となく軽量化できるという優れた効果を有する。
ヤは上記構成としたので、ビード耐久性を低下させるこ
となく軽量化できるという優れた効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の重荷重用空気入りバイアス
タイヤの基本構成を示す一部ハッチングを省略した左半
分の幅方向断面図である。
タイヤの基本構成を示す一部ハッチングを省略した左半
分の幅方向断面図である。
【図２】本発明の一実施例の重荷重用空気入りバイアス
タイヤの一対のビード部の片側を示す一部ハッチングを
省略した幅方向断面図である。
タイヤの一対のビード部の片側を示す一部ハッチングを
省略した幅方向断面図である。
【図３】従来例の重荷重用空気入りバイアスタイヤの基
本構成を示す一部ハッチングを省略した左半分の幅方向
断面図である。
本構成を示す一部ハッチングを省略した左半分の幅方向
断面図である。
１０ 重荷重用空気入りバイアスタイヤ １０Ａ ビード部 １２ タイヤ軸方向外側のビードコア（タイヤ軸方向
最外側のビードコア） １４ タイヤ軸方向内側のビードコア（タイヤ軸方向
最内側のビードコア） １６ タイヤ軸方向外側ビード部 １７ タイヤ軸方向内側ビード部 １８ タイヤ軸方向外側のビードエペックスゴム（タ
イヤ軸方向最外側のビードコア） ２０ タイヤ軸方向内側のビードエペックスゴム（タ
イヤ軸方向最内側のビードコア） ２２ タイヤ赤道面 ２４ 外側カーカス層 ２６ 内側カーカス層 ２８ トレッド部
最外側のビードコア） １４ タイヤ軸方向内側のビードコア（タイヤ軸方向
最内側のビードコア） １６ タイヤ軸方向外側ビード部 １７ タイヤ軸方向内側ビード部 １８ タイヤ軸方向外側のビードエペックスゴム（タ
イヤ軸方向最外側のビードコア） ２０ タイヤ軸方向内側のビードエペックスゴム（タ
イヤ軸方向最内側のビードコア） ２２ タイヤ赤道面 ２４ 外側カーカス層 ２６ 内側カーカス層 ２８ トレッド部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−271105（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−87602（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−275004（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−222908（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60C 9/06,15/00 B60C 15/04,15/06
Claims (3)
- 【請求項１】 タイヤ軸方向に並んだ少なくとも２束以
上の複数のビードコアから成る一対のビードと、前記複
数のビードコアのタイヤ径方向外側にそれぞれ配置され
た三角形状を成すビードエペックスゴムと、前記各々の
ビードコア間を跨がり順次巻き上げられタイヤ赤道面に
対して傾斜する複数プライから成るカーカス層と、該カ
ーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたトレッド部
と、を有する重荷重用空気入りバイアスタイヤであっ
て、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムをタイヤ軸
方向最外側のそれよりも高剛性とするため、 タイヤ軸方
向最内側のビードエペックスゴムの底辺長さと高さとの
内の少なくとも一方をタイヤ軸方向最外側のビードエペ
ックスゴムのそれより大きくしたことを特徴とする重荷
重用空気入りバイアスタイヤ。 - 【請求項２】 タイヤ軸方向に並んだ少なくとも２束以
上の複数のビードコアから成る一対のビードと、前記複
数のビードコアのタイヤ径方向外側にそれぞれ配置され
た三角形状を成すビードエペックスゴムと、前記各々の
ビードコア間を跨がり順次巻き上げられタイヤ赤道面に
対して傾斜する複数プライから成るカーカス層と、該カ
ーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたトレッド部
と、を有する重荷重用空気入りバイアスタイヤであっ
て、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムをタイヤ軸
方向最外側のそれよりも高剛性とするため、 タイヤ軸方
向最内側のビードエペックスゴムの断面積をタイヤ軸方
向最外側のビードエペックスゴムのそれより大きくした
ことを特徴とする重荷重用空気入りバイアスタイヤ。 - 【請求項３】 タイヤ軸方向に並んだ少なくとも２束以
上の複数のビードコアから成る一対のビードと、前記複
数のビードコアのタイヤ径方向外側にそれぞれ配置され
た三角形状を成すビードエペックスゴムと、前記各々の
ビードコア間を跨がり順次巻き上げられタイヤ赤道面に
対して傾斜する複数プライから成るカーカス層と、該カ
ーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたトレッド部
と、を有する重荷重用空気入りバイアスタイヤであっ
て、タイヤ軸方向最内側のビードエペックスゴムをタイヤ軸
方向最外側のそれよりも高剛性とするため、 タイヤ軸方
向最内側のビードエペックスゴムのＪＩＳＡ型硬度をタ
イヤ軸方向最外側のビードエペックスゴムのそれより高
くしたことを特徴とする重荷重用空気入りバイアスタイ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4033216A JP3024851B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 重荷重用空気入りバイアスタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4033216A JP3024851B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 重荷重用空気入りバイアスタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05229305A JPH05229305A (ja) | 1993-09-07 |
| JP3024851B2 true JP3024851B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=12380258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4033216A Expired - Lifetime JP3024851B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 重荷重用空気入りバイアスタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3024851B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2742098A1 (fr) * | 1995-12-08 | 1997-06-13 | Michelin & Cie | Pneumatique radial pour avion avec des bourrelets a deux tringles |
| JP4699836B2 (ja) * | 2005-08-10 | 2011-06-15 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りバイアスタイヤ |
| CN107933200A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-04-20 | 中策橡胶集团有限公司 | 一种单层胎体无内轮胎的补强钢丝圈结构 |
| CN110341382B (zh) * | 2019-07-22 | 2021-06-01 | 三角轮胎股份有限公司 | 子午线航空轮胎 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4033216A patent/JP3024851B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05229305A (ja) | 1993-09-07 |
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