JP3024788U - 介護用攝食器 - Google Patents

介護用攝食器

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JP3024788U
JP3024788U JP1994006076U JP607694U JP3024788U JP 3024788 U JP3024788 U JP 3024788U JP 1994006076 U JP1994006076 U JP 1994006076U JP 607694 U JP607694 U JP 607694U JP 3024788 U JP3024788 U JP 3024788U
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tableware
elderly
chopsticks
eat
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JP1994006076U
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Inventor
弘子 小林
Original Assignee
弘子 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 老人人口の増加,疾病に依る要介護者の増加
に逆行する介護要員の減少の時代に際し、箸,フォー
ク,スプーン等の複数の食器を準備しなくて老病等の要
介護者が自ら攝食し易き食器の開発、及びそれに依り、
介護労力の転用。 【構成】 図の如き平面,断面図の型状にして、老人等
の指先により、容易に挾み得る、軟かき弾力ある、箸,
スプーン等の機能を有する食器とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
老人人口、特に65才以上の老人が人口に占める割合の増加に対し、その分介 護者の減少も著しく、必要数の増大と介護者の減少とが逆行している現状に対処 する一部分として、箸を使用し難い老人の攝食行為を容易にし、介護要員の手数 を減少させることが可能な要介護老人用攝食器である。
【0002】
【従来の技術】
健常者は主として箸,加えてスプーン,フォーク,ナイフ等を使用して攝食す るを通常とするが、老人になると箸の一方を落したり、フォークで口内を刺した り、攝食が容易でなくなり、特に要介護者は一人に一人の介護者を必要とする。 これが失禁,入浴等のように時間差のある介護ならば一人の介護者が複数の老人 介護が可能であるが、通常ほぼ同時刻で、しかも1日3回となると、一番人手を 要する介護は食事にある。従来の箸では、手の不自由な老人は非常にしばしば箸 の一方を落して、その都度再清拭をする。また完全に介護を要する老人は一人に 一人の介護者がつききりで世話をしなければならない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
要介護老人の現場に於ける大きな希望は、せめて半数の老人が介護者無しで攝 食してくれれば、人手を他の必要部分に廻せると言うことである。洗濯,入浴, おむつ交換等は順番に介護できても、食事は一人が終ってから次の人というわけ にはなり難いものであるから、可能な限り自分で攝食が望ましい。従来の箸,ス プーン,フォーク等を要せず、老人にとって扱いが容易な食器が必要だが、現在 これを適してくれる物が見当らない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
金属又は合成樹脂を成型して図の如き型状となし、箸の如く一方を落したりす ることがない一体構造で、挾み,つまみ,刺し,半流動物の粥や、茶碗むしの如 き食物も撮り得う作用効果を持ち、老人、要介護者の攝食を容易にする。
【0005】
【作用】
老人,要介護老人の攝食に際し、箸の一方を取落し再清拭することもなく、食 品によりスプーン等と使い分ける必要もなく、米飯,粥,茶碗むし等も一つの器 具により攝食でき、それに依り一人一人に要する食事の介護者の労力を転用でき るものである。
【0006】
【実施例】
要介護老人は、その介護の程度は種々の段階があるが、脳梗塞などに依る病的 要介護者を含めると、食事介護に要する労力は大きいので、独りで攝食可能に半 数の要介護者がなってくれると介護者の労力、ストレスは少くなり、フォーク, スプーン,ピンセット等を加工試作して、このような型状にした。
【0007】
【考案の効果】
この考案により、箸,スプーン等複数の食器を準備しなくて済み、口もとまで 運ばなければならなかった要介護者が、自ら攝食し得た。半数が自力で食事がで きることに依り、介護者はその時間を洗濯等に転用できた。
【提出日】平成6年8月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】
金属又は合成樹脂を成型して、一端はU字型の弾力を有する半円部とし、他端 二本の箸状の先端より約2センチメートルの処より大匙を二分割した半部を夫々 設け、指先にて合わせることにより大匙として、半流動物、粥、米飯等を掬い、 箸状の先端部にて食物を挟み、刺して摂食が可能な要介護者用摂食器とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を約1.5倍に拡大し、指先にて挾みた
る如くした上面視。
【図2】指先を離し、バネ力に依り開いたところ。
【図3】側面より見たところである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挾み,つまみ,刺し,流動物を掬うこと
    が可能で、一体的な図の如き型状を有する要介護用攝食
    器。
JP1994006076U 1994-04-20 1994-04-20 介護用攝食器 Expired - Lifetime JP3024788U (ja)

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