JP3024755U - 浴室用すの子 - Google Patents

浴室用すの子

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JP3024755U
JP3024755U JP1995012211U JP1221195U JP3024755U JP 3024755 U JP3024755 U JP 3024755U JP 1995012211 U JP1995012211 U JP 1995012211U JP 1221195 U JP1221195 U JP 1221195U JP 3024755 U JP3024755 U JP 3024755U
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憲二 岩瀬
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株式会社日本アルミ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室用すの子を、床が部分的に隆起あるいは
陥没している浴室に敷設する場合にも、高さ調整して安
定させることができるようにする。 【解決手段】 浴室11の防水パン12上に設けられる
浴室用すの子10は、複数のすの子板部材19が複数の
横桟21に固定される格子状の板状体120を備える。
各横桟21の長手方向両端部と中間部とにねじ棒22が
突設されている。各支持部材23には挿通孔が形成され
ており、この挿通孔を前記ねじ棒22の外ねじに螺合さ
せて各支持部材23が各ねじ棒22にそれぞれ螺着され
る。各支持部材23を各ねじ棒22に対して螺進または
螺退させることによって、支持部材23が設けられる部
位の浴室用すの子10の高さ調整が可能であり、浴室1
1の床の部分的な隆起あるいは陥没に応じて高さ調整を
してすの子10を安定させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、床面が隆起、陥没および傾斜した浴室に好適に敷設することができ る浴室用すの子に関する。
【0002】
【従来の技術】
図18は典型的な従来技術の浴室用すの子1を示す斜視図であり、図19は図 18の切断面線XIX−XIXから見た断面図である。この従来技術は、実公平 3−27497号公報に示されている。浴室用すの子1は、ポリスチレン発泡体 などの合成樹脂から成る複数のすの子板部材2が並設され、各すの子板部材2に は、その長手方向に直交する方向に間隔をあけて横桟3が固定されている。横桟 3はポリスチレン発泡体から成り、横桟3の下部には内部が可塑化塩化ビニル樹 脂から成る支持部材4が設けられている。横桟3と支持部材4とは、支持部材4 の頭部5が横桟3内に埋設され、かつその下部が横桟3の下面から突出するよう に同時に押出成形されている。このようにして浴室用すの子1は、浴室の床に対 して滑り止め効果が得られるように構成されている。
【0003】 また他の従来技術として、実開昭61−184493号公報には、複数の合成 樹脂製のすの子板部材を間隔をあけて並列配置し、その下面に横桟を一体固着し 、横桟には成形時に同時成形された軟質合成樹脂または発泡合成樹脂製の支持部 材が横桟に深く入り込ませた状態で同時に成形され、浴室の床に対して滑り防止 された浴室用すの子が開示されている。
【0004】 さらに他の従来技術として、実開昭63−189073号公報には、浴槽内に 入れてその上に人間が乗って入浴するようにした浴槽内用すの子であって、桧材 から成る複数枚のすの子板部材を並列に並べて、桧材から成る横桟によって固定 し、浴槽内で浮き上がってくるのを防ぐために、裏面に複数個の吸着盤を取付け て浴槽内に固定するように構成される浴槽内用すの子が開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記の実公平3−27497号公報、実開昭61−184493号公報および 実開昭63−189073号公報に示される各従来技術では、浴室の床に対して 滑らないようにするために設けられた支持部材および浴槽内に固定するめたに設 けられた吸着盤は、固定的に設けられている。このため、たとえば床が部分的に 隆起あるいは陥没している浴室に浴室用すの子1を敷設する場合には、浴室の床 と支持部材4の一部分との間に隙間を生じてしまい、浴室用すの子1が、がたつ いて不安定な状態となる不具合を生じるおそれがある。
【0006】 したがって本考案の目的は、床が部分的に隆起あるいは陥没している浴室にも 、高さ調整することによって安定した状態で敷設することができる浴室用すの子 を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上部が凹凸状に形成される複数のすの子板部材と、各すの子板部材 がその長手方向に垂直な幅方向に間隔をあけて固定される複数の横桟とによって 格子状の板状体が形成され、 板状体の少なくとも4隅には、横桟に基端部が固定される複数のねじ棒が、す の子板部材が設けられる側とは反対側へ突設され、 各ねじ棒には、可撓性および弾発性を有する材料から成る支持部材が螺着され ることを特徴とする浴室用すの子である。 本考案に従えば、複数のすの子板部材が複数の横桟に固定されて格子状の板状 体が形成され、板状体の少なくとも4隅には、横桟に基端部が固定される複数の ねじ棒が突設されている。各ねじ棒には、可撓性および弾発性を有する材料から 成る複数の支持部材が螺着される。これによって、各支持部材をねじ棒に対して 螺進または螺退させて、各支持部材の板状体に対する突出量を個別に調整するこ とができる。また、すの子板部材は、上部が凹凸状に形成されており、足の裏な どの人体の一部が大きな抵抗力を得ることができる。したがって、入浴者が足を 滑らせることがない。さらに、各支持部材は、その材質による可撓性および弾発 性を利用して、ねじ棒に螺着させることができるので、ねじ棒に対して支持部材 は緩むことがなく、しっかりと取付けることができる上、支持部材をねじ棒に螺 着するための内ねじを形成する必要がなく、製造が容易である。さらに、支持部 材は、前記可撓性によって浴室の床の微細な凹凸および床面の傾斜を吸収し、床 に密着してその床に対して滑りにくい。
【0008】 また本考案の前記すの子板部材の上部は、すの子板部材の長手方向に平行に延 びる複数の縦溝と、長手方向に間隔をあけて各縦溝に対して交差する方向に延び る複数の横溝とによって凹凸状に形成されることを特徴とする。 また本考案に従えば、前記すの子板部材の上部は、そのすの子板部材の長手方 向に延びる縦溝と、縦溝に交差する方向に延びる横溝とによって凹凸状に形成さ れるので、縦溝内に足の裏などの人体の一部が埋没するため、縦溝に臨んで露出 した立上り面によって前記人体の一部が、縦溝の延びる方向と交差する方向に大 きな抵抗力を得ることができ、横溝内に前記人体の一部が埋没するため、横溝に 臨んで露出した立上り面によって前記人体の一部が、横溝の延びる方向と交差す る方向に大きな抵抗力を得ることができる。しかも縦溝および横溝が交差する部 分では、前記人体の一部が縦溝および横溝内に埋没するため、前記縦溝および横 溝に臨んで露出した各立上り面の交差部が前記人体の一部にくさび状に食い込ん だ状態となって、いわばくさび効果を得ることができ、各立上り面によって前記 人体の一部の縦溝および横溝の延びる方向以外の斜め方向からの進入に対して大 きな抵抗力を得ることができる。したがって入浴者が、浴室用すの子の上部にお いていずれの方向に対しても足を滑らせることがなく、高い安全性を確保するこ とができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の一形態の浴室用すの子(以下、すの子と略記する)10 が敷設される浴室11の概略構成を示す鉛直断面図であり、図2はその浴室11 を防水パン12などの一部を切欠いて示す斜視図である。浴室11の床には防水 パン12が敷設され、防水パン12上には、浴槽13が載置されている。浴室1 1および脱衣室14を仕切る折戸などの扉15と前記浴槽13との間には、すの 子10が敷設される。防水パン12は、前記浴槽13が載置される略水平な浴槽 載置部16と、この浴槽載置部16の脱衣室14寄りの端部に連なって立上る立 上り部17と、この立上り部17の上端部に連なり、脱衣室14に延びるすの子 載置部18とを有する。すの子載置部18は、浴槽載置部16に向うにつれて下 方に傾斜する排水勾配iを有している。排水勾配iは、たとえば水平方向900 mmに対して鉛直方向10mmである。防水パン12のすの子載置部18上に、 前記すの子10が載置されている。
【0010】 すの子10は、並設される複数のすの子板部材19および各すの子板部材19 がライナ20を介して固定される複数の横桟21とによって形成される格子状の 板状体120と、板状体120の少なくとも4隅に突設される複数のねじ棒22 と、各ねじ棒22に螺着される支持部材23とを有する。本形態では浴室11の 構成に基づいて、すの子10は、大略的に長方形状に形成され、たとえばその長 さL1は1100mmに選ばれ、その幅L2は450mmに選ばれている。この ようなすの子10が、扉15から浴槽13に向けて2枚並べて敷設されている。 このようにすの子10の寸法を設定し、2枚敷設する構成にすることによって、 寸法的にも移動が容易であるうえ、すの子10一枚当たりを軽量にすることがで き、清掃時などにすの子10を持ち上げまたは移動させることが容易になる。し たがって、高齢者だけの家庭などでも、好適に用いることができる。
【0011】 また、高齢者に対する配慮から、府営住宅などで、浴室の出入口の扉として折 戸を採用し、浴槽13の上面とすの子10の上面との差を小さくするように床を 上げて高くする場合もあり、このように浴室11を構成すれば、使い勝手の良い 浴室11となる。このような浴室11にも、本形態のすの子10は、好適に敷設 することができ、さらに使い勝手を良くすることができる。
【0012】 このすの子10の支持部材23は、横桟21よりも下方に突出して、浅桟21 と床との間に隙間D1を形成した状態で設けられる。これによって、横桟21に よって水がせき止められることを防止し、前記排水勾配iによって水が浴槽13 側へ容易に導かれるように構成されている。さらに、浴室11には、すの子10 と浴槽13との間にカバー体24が設けられている。このカバー体24は、浴室 11に設けられる風呂釜25の操作に支障を来たさないように風呂釜25に臨ま ないように、浴槽13の部分にだけ設けられている。
【0013】 図3はすの子10の一部を拡大して示す平面図であり、図4はすの子10の正 面図であり、図5はすの子10の側面図である。各すの子板部材19は、上部2 6が凹凸状に形成される長尺の部材であって、その長手方向に垂直な幅方向に相 互に間隔D2をあけて、平行に配置されている。本形態においてすの子板部材1 9は、6枚並設されて、板状体120が長さL1=1100mm、幅L2=45 0mmとなるように配置される。
【0014】 横桟21は、前記すの子板部材19の幅方向に延びる部材であって、各すの子 板部材19がそれぞれ固定される。この横桟21は本形態において4本設けられ 、各すの子板部材19の長手方向に間隔をあけて配置されている。各横桟21の 形状および配置間隔などを適宜選択してすの子10の前記幅方向のたわみが防止 される。また、各すの子板部材19の形状などによって、その長手方向における すの子10のたわみが防止される。
【0015】 本形態においては各横桟21の長手方向両端部と長手方向両端部間の中間部と に、ねじ棒22が相互に平行にそれぞれ突設されている。各横桟21の長手方向 両端部に設けられる各ねじ棒22は、前記6本のすの子板部材19うちの最も両 外側に配置される2本のすの子板部材19に臨んだ位置にそれぞれ設けれ、各横 桟21の長手方向両端部間の中間部に設けられる各ねじ棒22は、前記6本のす の子板部材19うちの最も内側に配置される2本のすの子板部材19の一方また は他方に、横桟21毎に交互に臨んだ位置に設けれる。各ねじ棒22は、基端部 22aが横桟21にそれぞれ固定され、かつ遊端部22bが下方に向かって、す なわち前記すの子板部材19が設けられる側とは反対側に向かって延びている。 各ねじ棒22の外周部には、外ねじが刻設されており、各ねじ棒22には、それ ぞれ支持部材23が螺着されている。
【0016】 本考案の他の実施の形態として、各ねじ棒22は、角錐台状に外方へ拡開しな がら突出するように構成されてもよい。
【0017】 図6は図5の切断面線VI−VIから見た断面図であり、図7は図4の切断面 線VII−VIIから見た断面図である。前記すの子板部材19は、断面形状が 大略的に逆U字状であって、略水平に配置される水平部51と、この水平部51 の幅方向両端部から下方にそれぞれ立下がる立下がり部52,53とを有する。 前述の図3をも参照して、水平部51の上部、すなわちすの子板部材19の上部 26は、そのすの子板部材19の長手方向に平行に延びる複数の縦溝110と、 長手方向に間隔をあけて、各縦溝110に対して交差する方向である前記長手方 向に直角な幅方向に延びる複数の横溝50とによって形成されている。縦溝11 0は、すの子板部材19の幅方向両端部の幅D10=5mmの縁辺部分112を 残して、ピッチD11=5mm毎に、間隔D12=60mmにわたって12本形 成される。横溝50は、前記縦溝110間に挟まれた突条111に、その突条1 11の頂部を凹ませるように、ピッチD13=10mm毎に形成されている。
【0018】 このような複数の縦溝110と複数の横溝50とによって前記上部26を凹凸 状に形成することで、縦溝110によって、前記長手方向に直角な幅方向に大き な摩擦力を得ることができ、横溝50によって、前記長手方向に大きな摩擦力を 得ることができる。換言すれば、形成される縦溝110および横溝50が滑り止 めとなる。したがって入浴者がすの子10に乗ったときに、前記長手方向および 幅方向の2方向に足を滑らせることがないようにすることができ、高い安全性を 確保することができる。
【0019】 各すの子板部材19は、たとえば撥水性を有する合成樹脂から成り、浴室に好 適に用いることができるとともに押出し成形によって安価に製造することができ る。すの子板部材19の材料となる合成樹脂としては、たとえば低発砲スチロー ル樹脂などであり、粘さを持たせて割れを防止することができる。各すの子板部 材19は、たとえばその長さL1が1100mm、その幅D3が70mm、その 高さH1が30mmに選ばれ、このような各すの子板部材19が前記間隔D2= 6mmで6枚並設されて、前述のような寸法の板状体120を有するすの子10 が形成される。ここで、各すの子板部材19の長さは、すの子10の長さ、すな わち板状体120の長さと同一となるので、同一の符号を付す。各すの子板部材 19の内側には、所定の箇所にすの子板部材19と同一の材料から成る前記ライ ナ20が、たとえば接着剤などによって接着されて固定されている。
【0020】 各横桟21は、断面形状が大略的に逆U字状のアルミニウム合金から成る押出 し形材であって、安価に製造される。各横桟21は、ビス27によってライナ2 0に固定される。これによって、各すの子板部材19がライナ20を介し、各横 桟21に固定される。各横桟21は、少なくとも幅方向の両外側に配置される2 本のすの子板部材19に接着された各ライナ20には、各ライナ20毎に2本の ビス27によって固定することが好ましく、これによって、各すの子板部材19 と各横桟21との角変位を防止することができ、すの子10が歪んで変形するこ とを防止することができる。この横桟21は、たとえばその幅D4が35mm、 高さH2が33mmに選ばれる。このような横桟21が、たとえばピッチD9= 330mm毎に4本設けられる。
【0021】 本考案の実施の他の形態として、このような横桟21を、ピッチD9=250 mm毎に5本設けるようにしてもよい。さらに、幅D4が31mm、高さH2が 15mmの横桟21をピッチD9=200mm毎に6本設けるようにしてもよい 。
【0022】 各ねじ棒22は、たとえば呼び径M6、呼び長さ45mmの六角ボルトなどに よって実現され、横桟21に形成した取付孔28に挿通した状態で、ナット29 を螺着することによって、横桟21に固定される。前記ライナ20には、横桟2 1に臨む側に凹所30が形成されており、この凹所30にねじ棒22の基端部2 2aである六角ボルトの頭部が嵌まり込んで、ライナ20とねじ棒22とが干渉 しないように構成されている。
【0023】 支持部材23は、可撓性および弾発性を有する材料、たとえばCR(クロロプ レン)ゴムから成る略円柱状の部材である。この支持部材23には、その軸線に 沿って中心部に挿通孔31が軸線方向に貫通して形成されており、この挿通孔3 1を前記ねじ棒22の外ねじに螺合させることによって、支持部材23がねじ棒 22に螺着れる。
【0024】 このように各支持部材23を各ねじ棒22に螺着する構成にすることによって 、各ねじ棒22に対して各支持部材23を螺進または螺退させて、各支持部材2 3の下面47の、横桟21の下面45からの突出量D5を個別に調整することが できる。これによって、支持部材23が設けられる部位におけるすの子10の高 さを個別に調整することができる。このような支持部材23を設けることによっ て、すの子10を敷設する浴室11の床が部分的に隆起あるいは陥没している床 であっても、その床の高さに応じて支持部材23の突出量を調整して、全ての支 持部材23によって板状体120を安定した状態で支持し、すの子10を、がた つくことなく安定した状態で敷設することができる。
【0025】 この支持部材23の外径D6はたとえば27mmに選ばれる。また、支持部材 23の挿通孔31の内周面は、略円柱状面であって、その内径D7はたとえば3 .5〜4mmに選ばれている。このような支持部材23は、その挿通孔31に内 ねじを形成することなく、その材質の可撓性および弾発性を利用してねじ棒22 の外ねじに螺合させているので、挿通孔31の内面がねじ棒22の外ねじに弾発 的に当接し、ねじ棒22に対して支持部材23が緩むことなく、しっかりと取付 けることができる。したがって、たとえば清掃時にすの子10を移動させた場合 に支持部材23に不用意に接触して支持部材23が変位してしまい、再び床に敷 設したときにすの子10の高さが不所望に変ってしまうことがない。このため、 たとえば止めねじを設ける、あるいは接着するなど、別途に支持部材23の変位 防止の手段を講ずる必要がないうえ、固定のための手間を要しない。また、挿通 孔31に内ねじを形成する必要がないので加工が容易である。
【0026】 また、支持部材23を可撓性および弾発性を有する材料によって形成すること によって、高い摩擦抵抗を得ることができるとともに、床の微細な凹凸を吸収し て床面に密着させることができる。また床面の傾斜によって支持部材23の角部 だけが床面に接触した不安定な状態で浴室用すの子10が支持されるという不具 合が生じないので、入浴者がすの子10を踏んだときに滑りを生じるいわば角滑 りなど生じにくく、すの子10を入浴者が踏んだときに浴室11の床上で容易に ずれてしまうことが防がれ、すの子10の床に対する安定性を向上することがで きる。さらに、この支持部材23は、図6および図7に示すように、ねじ棒22 に最も奥までねじ込まれた状態で、横桟21からの突出量D5がたとえば14m mとなるように構成されている。これによって、前述のようにすの子10を浴室 11に敷設する場合に、浴室11の床と横桟21との間に隙間D1を設けること ができる。
【0027】 図8は、支持部材23およびこの支持部材23をねじ棒22に対して回動させ るための治具32を示す斜視図である。支持部材23の外周部には、その周方向 の1箇所に軸方向に延びる係止溝33が形成されている。治具32は、支持部材 23をねじ棒22に対して回動させるための治具であって、半円弧状の掛合部3 4と、この掛合部34から延びる把持部35とを有する。掛合部34は、把持部 35とは反対側の端部に、半円弧状の中心部に向けて突出する係止突起36を有 している。すの子10の敷設現場では、このような治具32を用い、係止突起3 6を係止溝33に嵌まり込ませた状態で、治具32の掛合部34を支持部材23 に掛合し、把持部35を把持して治具32を角変位させることによって、支持部 材23をねじ棒22に対して容易に回動させることができる。
【0028】 またこのような支持部材23は、その断面形状が長手方向に同一形状であって 、前述のようにCRゴムから成るので、支持部材23を押出し成形によって製造 することができ、安価に製造することができる。
【0029】 図9は、支持部材23を取付けるための取付工具37の一例を示す斜視図であ る。取付工具37は、図示しないモータなどが内蔵されるドリル本体38と、ド リル本体38に設けられ、前記モータによって回転駆動されるチャック39と、 ドリル本体38から半径方向外方に突出する把持部40とを有する。チャック3 9には、略円筒状の嵌合部41を有する取付治具42が取付けられる。把持部4 0にはスイッチ43が設けられており、このスイッチ43を操作することによっ て、ドリル本体37内のモータを回転および停止操作することができる。
【0030】 また、取付治具42には、嵌合部41の内周面から突出する突条44が軸線方 向に延びて形成されている。このような取付治具42の嵌合部41に、突条44 を係止溝33に嵌まり込ませた状態で、支持部材23を嵌合させて、前記スイッ チ43を操作してチャック38を回転駆動し、取付治具42を回転させて支持部 材23をねじ棒22に容易に螺着することができる。このような取付工具37は 、たとえば工場などで用いられ、このような取付工具37を用いて支持部材23 が取付けることによって、取付作業の効率を向上することができる。
【0031】 図10は、支持部材23をねじ棒22に対して最も伸長させた状態を模式的に 示す図である。上述のように、支持部材23をねじ棒22に対して螺進または螺 退させることによって、すの子10の高さを調整することができる。しかしなが ら、支持部材23を横桟21の下方に突出させ過ぎて、支持部材23とねじ棒2 2との螺合領域が小さくなると、すの子10上に入浴者が乗った場合に、その荷 重に耐え兼ねて支持部材23がねじ棒22から離脱してしまうおそれがある。こ のような不具合が生じることを防止するために、横桟21に対して支持部材23 を突出させることができる限界の位置決めが必要となる。
【0032】 支持部材23のねじ棒22への結合力は、ねじ棒22の外周面と支持部材23 の挿通孔31の内周面との摩擦力によって与えられている。一人あたりの体重を 60kgfとする場合、その荷重は少なくとも2つの支持部材23によって支え られると考えられる。すなわち1つの支持部材23には、30kgfの荷重が作 用する。本件考案者の実験などによって、安全率も考慮して60kgfの荷重を 支えるためには、ねじ棒22と支持部材23との螺合長さは10mm程度必要で あると判断される。これに対して、ねじ棒22が横桟21に固定された状態で、 その遊端部22bが、横桟21の下面45よりも距離L3=10mmだけ突出す るようにねじ棒22の長さを選択する。このように構成し、支持部材23の上面 46が横桟21の下面45よりも下方に配置されないように、図10に実線で示 す位置47と仮想線で示す位置48との間で、支持部材23の位置を調整すれば 、前記荷重を充分に支えることができると考えられる。このようなねじ棒22を 突出させる距離L3は、ねじ棒22の有効径や支持部材23の材質等によって変 化するため、適宜選んで構成すればよい。
【0033】 図11は、すの子板部材19の長手方向一端部を示す斜視図である。すの子板 部材19の長手方向一端部は、水平部51および各立下がり部52,53共に面 取り49が施されている。これによって、入浴中あるいは清掃中にすの子板部材 19の長手方向一端部に手を触れても、怪我などをしないようにすることができ る。長手方向他端部についても、同様の面取り49が施されている。
【0034】 図12は、横桟21の長手方向一端部を斜め下方から見て示す斜視図である。 横桟21の長手方向一端部には、たとえば合成ゴムなどから成る保護キャップ7 0が取付けられており、たとえば清掃中に横桟の長手方向一端部に手を触れても 、怪我などをしないようにすることができる。このような保護キャップ70は、 長手方向一端部だけではなく、長手方向他端部にも設けられており、同様に怪我 を防止することができる。
【0035】 このようなすの子10が敷設される浴室11は、たとえば黒かびや黒色酵母様 菌などの菌類が増殖しやすい環境にある。前記黒かびは、ぜんそくや鼻炎などの アレルギを起こす原因となり、また、黒色酵母様菌は、ぬめりを引き起こす。こ の他にも、すすかび、赤色酵母、大腸菌および枯草菌などが増殖するおそれがあ る。これに対して、すの子10の表面には、抗菌処理として防かび抗菌剤コーテ ィングが施される。
【0036】 防かび抗菌剤には、たとえばウォールグレーズ(商品名)が用いられ、この防 かび抗菌剤は無溶性シリコン系抗菌クリアであり、熱をかけずにクリア、すなわ ち透明に処理される。さらに詳しく述べると、シリカ溶液(SiO2 濃度50重 量%以上の液状オルガノポリシロキサン)を主成分とする無機質の溶液であり、 常温施工が可能であって、ガラス状態をイメージできるシリカポリマを形成する 。
【0037】 シリカポリマは、シロキサン結合(≡Si−O−結合)を主鎖とする三次元網 目構造の高分子化合物(ポリシロキサン)であり、主鎖が炭素結合(−C−C− 結合)の有機高分子化合物とは明確に区別される。しかも有機溶剤や可塑剤など を含んでいない。
【0038】 この防かび抗菌剤によって形成される塗膜は、高光沢で可塑性に富み、たとえ ば不燃性・難燃性・撥水性・不透過性・耐薬品性などの諸物性に優れているとと もに、燃焼時に有害ガスなどの発生もなく、特に紫外線を含む光線暴露に強く、 優れた耐久性を発揮することができる。また、前記かびなどの菌類が継代、すな わち分裂によって世代交代しても、抗菌性が衰えることがない。したがって、永 年にわたり防かび抗菌効果を発揮する。しかも、約80種のかびなどの菌類に効 果があり、浴室11で増殖するかびなどの菌類に対応して、増殖を抑制すること ができる。また、人体に対する安全性にも問題がなく無公害で地球環境にも優し い。
【0039】 このような防かび抗菌剤コーティングは、たとえばどぶ浸けによって施される 。このどぶ浸けとは、貯留槽に貯留された防かび抗菌剤溶液中にすの子10を浸 漬させる方法であり、たとえば各すの子板部材19の水平部51と各立下がり部 52,53との内側の隅部や隣接する2つのすの子板部材19間などの狭隘な空 間にも防かび抗菌剤溶液を行き渡らせることが容易であり、図1に示すそのよう な狭隘な空間に臨む部位100,101,102などにも容易に防かび抗菌剤コ ーティングを施すことができる。このような狭隘な空間に臨む部位は、清掃時に も洗浄しにくく、かびなど菌類が増殖しやすいので、どぶ浸けは好適な方法であ る。この他にも、たとえば吹き付けなどによって、防かび抗菌剤コーティングを 施すことも可能である。
【0040】 このような防かび抗菌剤コーティングを施すことによって、すの子10の表面 にかびなどの菌類が増殖することがない。したがって、衛生面での管理が容易で あるとともに、外観上の美観が損なわれることがない。
【0041】 図13はカバー体24を示す正面図であり、図14はカバー体24を図13の 左方から見て示す側面図であり、図15はカバー体24を図13の上方から見て 示す平面図である。カバー体24は、断面形状が大略的に逆U字状であって、水 平に配置される天板部71と、この天板部71の幅方向両端部から下方にそれぞ れ立下がる側壁部72,73とを有する。カバー体24は、浴槽13とすの子1 0との間の隙間に合わせて形成され、このカバー体24を設けることによって、 前記浴槽13とすの子10との間の隙間が塞がれる。また、このカバー体24は 、敷設現場である浴室11の構成、たとえば水道管の配置などに合わせて工場で 加工され、適宜に形状、寸法などが選ばれて敷設される。このカバー体24はア ルミニウム合金から成る板を曲げ加工して形成される。
【0042】 天板部71には、その厚み方向に挿通する複数、たとえば50個の透孔75が 形成されている。この透孔75は、水抜きとなるだけでなく滑り止めとなり、入 浴者がカバー体24上に乗ったときに足を滑らせることがない。この透孔75の 直径D8は、好ましくは8mm程度であり、この寸法に選ぶことによって、滑り 止めとして充分な効果を発揮することができるうえ、入浴者の手足の指が透孔7 5に嵌まり込んでしまうおそれはなく、怪我をすることがない。
【0043】 このカバー体24の各側壁部72,73の下端部には、たとえば合成ゴムなど から成る複数の滑止部材76が固定されている。この滑止部材76を設けること によって、カバー体24の浴室11の床に対する滑りを防止することができるう え、清掃時などに手を触れても怪我をすることがない。また、図13に仮想線で 示すように、図12に示す保護キャップ70と同様の保護キャップ77,78を 設けて、怪我を防止するようにしてもよい。さらに、浴槽13に臨む側の側壁部 72の上部には、たとえば合成ゴムなどから成る当接部材79が固定されている 。この当接部材79によって、浴槽13にアルミニウム合金から成るカバー体2 4が直接当接することがないので、浴槽13に傷を付けることがないうえ、衝突 時に発生する音を小さくすることができる。
【0044】 図16は、本考案の実施の他の形態の支持部材80を示す断面図である。支持 部材80は内周部81と、外周部82とを有する。内周部81および外周部82 は、共に合成ゴムから成り、内周部81には比較的硬質の合成ゴムが用いられ、 外周部82には比較的軟質の合成ゴムが用いられる。支持部材80をこのような 二層構造とすることによって、支持部材80のねじ棒22への結合力を高くして 、支持部材80のねじ棒22に対する緩みを確実に防止することができ、かつ浴 室11の床の凹凸の吸収力を高くして密着性を高くし、浴室11の床に対する滑 りを確実に防止することができる。その他の図1〜図15に示す形態と同様の構 成を有する部分には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0045】 図17は、本考案の実施のさらに他の形態の支持部材90を示す断面図である 。支持部材90は、その下面91が半径方向内方に向かうにつれて凹む略球面状 の凹面に形成される。この下面91は、たとえば押出成形後に切削加工あるいは 研削加工によって凹面に形成する。このように下面91を凹面に形成することに よって、いわゆる吸盤のように浴室11の床に吸着させることができる。したが って、支持部材90の浴室11の床に対する滑りを確実に防止することができる 。その他の図1〜図16に示す形態と同様の構成を有する部分には同一の符号を 付し、説明は省略する。
【0046】 図17に示す形態において、下面91は、切削加工あるいは研削加工によって 凹面に形成されたけれども、本考案の実施の他の形態として、図17に仮想線で 示すように、その下面95が前記下面91と同様の凹面に形成される吸着盤96 を取り付けるようにしてもよい。
【0047】 上述の形態において、浴室11は防水パン12が敷設される構成であったけれ ども、本考案の浴室用すの子10は、床に部分的な隆起あるいは陥没および凹凸 が生じやすいモルタル防水構造の浴室にも好適に実施することができる。また、 上述した浴室用すの子10の寸法やすの子板部材19、横桟21、ねじ棒22お よび支持部材23,80,90などの寸法ならびに材質などは、一例にすぎず、 浴室用すの子10を敷設すべき浴室11の構成などによって適宜選択して実施す ることが可能である。
【0048】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、各すの子板部材が各横桟に固定されて板状体が 形成され、板状体の少なくとも4隅には、ねじ棒がそれぞれ突設されている。各 ねじ棒には、可撓性および弾発性を有する材料から成る各支持部材が螺着される ので、各支持部材をねじ棒に対して螺進または螺退させて、各支持部材の板状体 に対する突出量を個別に調整することができる。したがって、部分的に隆起ある いは陥没する浴室の床であっても、その床の高さに応じて支持部材の突出量を調 整して、全ての支持部材によって板状体を安定した状態で支持し、浴室用すの子 を敷設することができる。また、すの子板部材は、凹凸状の上部を有しており、 足の裏などの人体の一部が大きな抵抗力を得ることができる。したがって、入浴 者が足を滑らせることがなく安全である。さらに、各支持部材は、その材質によ る可撓性および弾発性を利用してねじ棒に螺着されるので、ねじ棒に対して支持 部材は緩むことがなく、しっかりと取付けることができ、たとえば清掃時などに 支持部材に不用意に接触してそのまま部材が変位してしまい、再び床に敷設した ときに浴室用すの子の高さが不所望に変ってしまうことを防止することができる 上、支持部材に前記ねじ棒を螺着するための内ねじを形成する必要がなく、製造 が容易である。さらに、支持部材は、前記可撓性および弾発性によって浴室の床 の微細な凹凸を吸収して、床面に密着させることができる。また床面の傾斜によ って支持部材の角部だけが床面に接触した不安定な状態で浴室用すの子が支持さ れるという不具合が生じないので、入浴者が浴室用すの子を踏んだときに滑りを 生じるいわば角滑りなどが生じにくく、入浴者が踏んだときに浴室用すの子が浴 室の床上で容易にずれてしまうことが防がれ、床に対する安定性を向上すること ができる。
【0049】 また本考案によれば、前記すの子板部材の上部は、そのすの子板部材の長手方 向に延びる縦溝と、縦溝に交差する方向に延びる横溝とによって凹凸状に形成さ れるので、縦溝内に足の裏などの人体の一部が埋没するため、縦溝に臨んで露出 した立上り面によって前記人体の一部が、縦溝の延びる方向と交差する方向に大 きな抵抗力を得ることができ、横溝内に前記人体の一部が埋没するため、横溝に 臨んで露出した立上り面によって前記人体の一部が、横溝の延びる方向と交差す る方向に大きな抵抗力を得ることができる。しかも縦溝および横溝が交差する部 分では、前記人体の一部が縦溝および横溝内に埋没するため、前記縦溝および横 溝に臨んで露出した各立上り面の交差部が前記人体の一部にくさび状に食い込ん だ状態となって、いわばくさび効果を得ることができ、各立上り面によって前記 人体の一部の縦溝および横溝の延びる方向以外の斜め方向からの進入に対して大 きな抵抗力を得ることができる。したがって入浴者が、浴室用すの子の上部にお いていずれの方向に対しても足を滑らせることがなく、高い安全性を確保するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態の浴室用すの子10が敷
設される浴室11の概略構成を示す鉛直断面図である。
【図2】浴室11を防水パン12などの一部を切欠いて
示す斜視図である。
【図3】浴室用すの子10の一部を拡大して示す平面図
である。
【図4】浴室用すの子10の正面図である。
【図5】浴室用すの子10の側面図である。
【図6】図5の切断面線VI−VIから見た断面図であ
る。
【図7】図4の切断面線VII−VIIから見た断面図
である。
【図8】支持部材23および治具32を示す斜視図であ
る。
【図9】取付工具37を示す斜視図である。
【図10】支持部材23をねじ棒22に対して最も伸長
させた状態を模式的に示す図である。
【図11】すの子板部材19の長手方向一端部を示す斜
視図である。
【図12】横桟21の長手方向一端部を示す斜視図であ
る。
【図13】カバー体24を示す正面図である。
【図14】カバー体24を図13の左方から見て示す側
面図である。
【図15】カバー体24を図13の上方から見て示す平
面図である。
【図16】本考案の実施の他の形態の支持部材80を示
す断面図である。
【図17】本考案の実施のさらに他の形態の支持部材9
0を示す断面図である。
【図18】典型的な従来技術の浴室用すの子1を示す斜
視図である。
【図19】図18の切断面線XIX−XIXから見た断
面図である。
【符号の説明】
10 浴室用すの子 11 浴室 13 浴槽 19 すの子板部材 20 ライナ 21 横桟 22 ねじ棒 22a 基端部 22b 遊端部 23,80,90 支持部材 24 カバー体 26 上面 31 挿通孔 32 治具 33 係止溝 37 取付工具 50 横溝 51 水平部 52,53 立下がり部 54 突起 55 ローラ 58 支持台 81 内周部 82 外周部 91,95 下面 96 吸着盤 110 縦溝 120 板状体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が凹凸状に形成される複数のすの子
    板部材と、各すの子板部材がその長手方向に垂直な幅方
    向に間隔をあけて固定される複数の横桟とによって格子
    状の板状体が形成され、 板状体の少なくとも4隅には、横桟に基端部が固定され
    る複数のねじ棒が、すの子板部材が設けられる側とは反
    対側へ突設され、 各ねじ棒には、可撓性および弾発性を有する材料から成
    る支持部材が螺着されることを特徴とする浴室用すの
    子。
  2. 【請求項2】 前記すの子板部材の上部は、すの子板部
    材の長手方向に平行に延びる複数の縦溝と、長手方向に
    間隔をあけて各縦溝に対して交差する方向に延びる複数
    の横溝とによって凹凸状に形成されることを特徴とする
    請求項1記載の浴室用すの子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003116727A (ja) * 2001-10-17 2003-04-22 Cygnus Kogyo:Kk すのこ板
JP2014240565A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 川上産業株式会社 床材及び床構造

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