JP3024464U - 乗車位置表示装置 - Google Patents

乗車位置表示装置

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JP3024464U JP1995012830U JP1283095U JP3024464U JP 3024464 U JP3024464 U JP 3024464U JP 1995012830 U JP1995012830 U JP 1995012830U JP 1283095 U JP1283095 U JP 1283095U JP 3024464 U JP3024464 U JP 3024464U
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孝延 荒金
澄雄 村山
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日本交通機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最先に発車する列車の乗車口位置のみを、あ
るいはせいぜい次発の列車の乗車口位置表示を含めて表
示するようにして、目指す列車の乗車口位置を容易に見
つけ得るようにした乗車位置表示装置を提供する。 【構成】 複数種別の列車のすべての乗車口Aに対応で
きるようにホ−ム5に埋め込まれた乗車口位置表示灯4
と、夫々の列車の乗車口Aに対峙する位置の乗車口位置
表示灯4を選択して点灯させる点灯制御部3と、上記選
択点灯を点灯制御部3に入力指示する入力部2とを有し
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、複数種別の旅客列車が発車するプラットホ−ムで乗客に対して乗 車口位置を案内表示する乗車位置表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の列車の乗車口位置表示は、プラットホ−ム上にこれに沿ってワイヤロ− プを張り、このプラットホ−ムから発車する複数種類の列車毎に、その列車名, 号車数などを記した乗車口位置表示板を、乗車口位置の上方にてワイヤロ−プに 吊り下げたり、又は、乗車口位置表示ステッカ−をプラットホ−ムに貼付ること により行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが同一行先の列車本数が増え、しかも、多経路で他方向への列車が運行 されるようになった現在では、多種類の列車の乗車口位置表示板がひしめきあっ ているため、目指す列車の乗車口位置を見つけ難くなっている。 乗車口位置が決まる主な要因は、 (1)列車を構成している車両の種別(1両のドア数が1,2,3,4の夫々がある )と、車両におけるドアの位置(大略位置は1ドアの場合は車両の1端から1m又 は18m,2ドアでは2mと18m又は1mと18m、3ドアでは4mと10m と16m) (2)特急,快速,通勤の列車の種別(寝台特急は1ドア、特急,快速は2又は3ド アで、通勤は3又は4ドアである) (3)グリ−ン席,指定席,自由席の座席種別 であり、このほか、車両の長さ(20mが殆どだが21mの車両もあり)や、電車 列車或いは機関車牽引列車によっても乗車口位置は変動する。 さらに列車の編成車両数が変動したときの停車位置合わせは、特急列車では先 頭車を所定位置に,快速,通勤列車では最後部車を所定位置に位置合わせしてい る。
【0004】 このように列車種別、車両種別、座席種別が多岐にわたっていて、例えばJR 大宮駅高崎線プラットホ−ムでは夫々編成車両の異なる列車が運行されていて、 特急列車では9種類、快速列車は1種類、通勤列車では4種類となっている。こ れらの列車の特急列車では先頭車を所定位置に,快速,通勤列車では最後部車を 所定位置に位置合わせしたときの乗車口位置は、1号車では列車先頭から3,4 ,10,16,18m、2号車では21,22,23,24,29,35,38 ,39,40m、3号車では42,43,49,55,57,58,59,60 ,61mのように最も密接している位置では1mごとに乗車口位置表示板を吊り 下げる必要がある。 そのうえ、最先に発車する列車の乗車口位置と次発列車の乗車口位置とを区別 しておく必要もある。 この考案は前記した課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、最先 に発車する列車の乗車口位置のみを、或いは次発の列車の乗車口位置を含めて最 も近い位置に点灯表示するようにして、目指す列車の乗車口位置を容易かつ、間 違うこと無く見つけ得るようにした乗車位置表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するためこの考案は、複数種別の列車のすべての乗車口A に対応できるようにプラットホ−ム5に埋め込まれた乗車口位置表示灯4と、夫 々の列車の乗車口Aに対峙する位置の乗車口位置表示灯4を選択して点灯させる 点灯制御部3と、上記選択点灯を点灯制御部3に入力指示する入力部2とを有し ていることを特徴としている。
【0006】 上記構成により入力部2からの指示により点灯制御部3は、夫々の列車の乗車 口Aに対峙する位置の乗車口位置表示灯4を選択して点灯し、乗客は乗車の足元 であるプラットホ−ム自体に点灯された乗車口位置表示灯4を見て目指す列車の 乗車口位置を、容易かつ、間違うこと無く見つけることができる。
【0007】 そして上記請求項1の乗車位置表示装置において、入力部2は、列車編成記憶 部10に予め設定されている列車の列車編成デ−タに基づいて上記入力指示を自 動的に行い得るよう構成されていることを特徴としている。
【0008】 上記請求項2の考案により、入力部2を、列車編成記憶部10に予め設定され ている列車の列車編成デ−タに基づいて上記入力指示を自動的に行うるよう構成 したので、列車編成デ−タを列車入線の都度、入力部に人手で入力する手間は不 要で、入力操作の自動化が図られる。
【0009】 また請求項1又は2の乗車位置表示装置において、乗車口位置表示灯4を複数 の数字表示灯によって形成し、点灯制御部3は、乗車口位置を数字表示灯6に号 車数の数字点灯と座席種別の色別点灯とを行わせるように構成したことを特徴と している。
【0010】 上記請求項3の考案により、乗車口位置表示灯4を複数の数字表示灯6によっ て形成し、点灯制御部3は、乗車口位置を数字表示灯6に号車数の数字点灯と座 席種別の色別点灯とを行わせるように構成したので、設備構造の一層簡単な乗車 位置表示装置となる。
【0011】 そして請求項1又は2の乗車位置表示装置において、乗車口位置表示灯4を複 数の表示灯7と号車灯8とによって形成し、点灯制御部3は、座席種別に対応し て乗車口位置を表示灯7に色別点灯させると共に号車灯8に号車数を表示点灯さ せるように構成したことを特徴としている。
【0012】 上記請求項4の考案により、乗車口位置表示灯4を複数の表示灯7と号車灯8 とによって形成し、点灯制御部3は、座席種別に対応して乗車口位置を表示灯7 に色別点灯させると共に、号車灯8に号車数を表示点灯させるように構成したの で、単純な構造の表示灯7を設備主体とする安価で構造の簡単な乗車位置表示装 置となっている。
【0013】 さらに請求項1又は2の乗車位置表示装置において、乗車口位置表示灯4を文 字表示灯9によって形成し、点灯制御部3は、列車種別、車両種別、座席種別に 対応して乗車口位置を文字表示灯9に文字により表示点灯させるように構成した ことを特徴としている。
【0014】 上記請求項5の考案により、乗車口位置表示灯4を文字表示灯9によって形成 し、点灯制御部3は、列車種別、車両種別、座席種別に対応して乗車口位置を文 字表示灯9に文字により表示点灯させるように構成したので、乗客は乗車口位置 を文字表示により正確に認識できる。
【0015】 請求項1,2,3又は4の乗車位置表示装置において、点灯制御部3は、最先 に発車する列車に対応する乗車口位置表示灯4と次発の列車に対応する乗車口位 置表示灯4とを、点滅点灯または非点滅点灯により区別するように構成したこと を特徴としている。
【0016】 上記請求項6の考案により、点灯制御部3は、最先に発車する列車に対応する 乗車口位置表示灯4と次発の列車に対応する乗車口位置表示灯4とを、点滅点灯 又は非点滅点灯により区別するように構成したので、最先発車と次発の乗車口位 置表示灯4とを、非点滅点灯或いは点滅点灯とにより区別し得て、続けて2種類 の列車が発車するプラットホ−ムでの乗客の案内に特に便利である。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、この考案の乗車位置表示装置の第1実施例としての構成を示すブロッ ク図である。図1の実施例では、列車番号を人手で入力する入力操作盤1からな る入力部2と、夫々の列車の乗車口A(表示点灯例としての図3以降参照)に対峙 する位置に設けられて入力部2からの列車編成デ−タを処理する点灯制御部3と 、複数種別の列車のすべての乗車口Aに対応できるようにプラットホ−ムに埋め 込まれて点灯制御部3からの指令により当該列車の乗車口Aに対峙する位置を表 示点灯する乗車口位置表示灯4とによって構成している。
【0018】 入力操作盤1は、当該プラットホ−ムから発車する列車番号とこれに伴う列車 名(列車の愛称名)、列車の種別、車両の種別、座席種別、発車時刻を、列車編成 デ−タとして使用時に人手により、入力操作される。この列車編成デ−タは、コ −ド化されていて、入力操作盤1に設けてある例えばテンキ−により入力する構 造となっている。 乗車口A位置表示灯4の第1実施例を図3ないし図5に平面説明図で示した。 これは、プラットホ−ム5の列車側側縁位置でこのプラットホ−ム5に沿い、多 数個の数字表示灯6を列車側側縁の前列側に埋込配設(例えば等間隔で)したもの である。この数字表示灯6は、一つの乗車口位置につき例えば1個としている。
【0019】 数字表示灯6は、複数色に色が変って色別点灯ができる構造で、例えばカラ− 液晶または発光ダイオ−ド素子による7エレメントの表示、或いは、マトリック スに配設した豆ランプにより形成する。 そして点灯制御部3により列車の乗車口位置に対峙する位置の数字表示灯6を 、色別点灯により座席種別を表示し、かつ、数字点灯により号車を表示するもの である。すなわち、グリ−ン車の乗車口位置では例えば緑色に点灯し、指定席車 では例えば赤色に、自由席車では例えば白色に、点灯させ、例えば1号車の乗車 口位置では“1”を、2号車では“2”のように表示点灯させるものとする。 さらに、最先発車の列車に対しては、上記点灯を点滅点灯に、次発列車に対し ては、上記点灯を非点滅点灯させて最先発車と次発とを区別できるものとしてい る。 点滅点灯は、図示は省略したが例えば当該プラットホ−ム手前の或る信号機を 当該列車が通過することにより、或いは列車運行指令を司っている列車運行指令 室からの指令により点灯を自動的に開始し、列車発車により自動的に消灯するよ うにし、非点滅点灯の開始と終了も点滅点灯の上記例と同様に自動的に行うよう にする。 数字表示灯6のかかる色別点灯の意味や、数字点灯の意味、さらには、点滅点 灯あるいは非点滅点灯の意味は、当該プラットホ−ムの上方などに別途、掲示表 示して、乗客に周知させる。 点灯制御部3は、入力操作盤1による列車番号の入力を受けて数字表示灯6の 上記色別と数字点灯させるための制御が行われる構造であり、マイクロコンピュ −タを組み込んで形成している。
【0020】 上記数字表示灯6を使用したときの或る特急列車の1号車の乗車口位置の表示 点灯例を、図3ないし図5に示す。数字表示灯6は、白丸に数字記入なしが非点 灯で、白丸に数字を記入したものが点灯しているものを、また、白丸に数字記入 で放射状線を書き込んだものは点滅点灯を、夫々示している。 図3は、最先発車の列車で、2ドアの1号車(乗車口Aが2個)の場合を示して いる。即ち、最先発車の1号車の乗車口位置が、数字表示灯6の数字“1”で示 されている。 図4は、最先発車の列車で、3ドアの1号車(乗車口Aが3個)の乗車口位置を 示している。 かかる乗車位置表示装置により乗客は、グリ−ン車に乗るときは例えば緑色に 、指定席車では例えば赤色に、自由席車では例えば白色に、点灯された数字表示 灯6を見て自分が乗ろうとする列車の乗車口位置を容易に認識することができる 。 この第1実施例では乗車口位置表示灯4は、複数色に色別点灯する数字表示灯 6のみによる簡易な灯具を用いているので、設備構造の簡単な乗車位置表示装置 となっている。
【0021】 図5は、最先発車の列車と次発列車の乗車口位置を示すもので、何れの列車も 2ドアの車両(乗車口Aが2個)の乗車口位置を示している。即ち、最先発車の1 号車の乗車口位置は、白丸に数字記入し放射状線書き込みした点滅点灯の数字表 示灯6の数字で、また、次発の1号車の乗車口位置は、白丸に数字記入した非点 滅点灯の数字表示灯6で、夫々示している。 この図5の実施例の乗車位置表示装置により、最先に発車する列車に乗ろうと する乗客は、点滅点灯している数字表示灯6により案内され、次発列車に乗ろう とする乗客は、点灯されたままで点滅しない数字表示灯6の乗車口位置に並べば よく、最先列車と次発列車とを混同する恐れは解消されて続けて2種類の列車が 発車するプラットホ−ムでの乗客の案内に特に便利となっている。
【0022】 乗車口A位置表示灯4の第2実施例を、図6に平面説明図で示した。上記図3 ないし図5の第1実施例と同一構成部材については同一符号を付してその詳細説 明は省略した。 これは、プラットホ−ム5の列車側側縁位置でこのプラットホ−ム5に沿い、 多数個の表示灯7を列車側側縁の前列側に、号車灯8を列車側側縁の後列側に、 何れも埋込配設(例えば等間隔で)したものである。 表示灯7は、複数色に色が変る色別点灯ができる構造で、例えば発光ダイオ− ド素子により形成し、号車灯8は、例えば7エレメントの表示管または、マトリ ックスに配設した豆ランプにより形成する。 点灯制御部3により列車の乗車口位置に対峙する位置の表示灯7を色別点灯す るもので、グリ−ン車の乗車口位置では例えば緑色に点灯し、指定席車では例え ば赤色に、自由席車では例えば白色に、点灯させるものとする。 号車灯8は、例えば1号車では“1”を、2号車では“2”のように号車数を 表示点灯させるものとする。 さらに、最先発車の列車に対しては、上記点灯を点滅に、次発列車に対しては 、上記点灯を非点滅として最先発車と次発とを区別できるものとしている。 表示灯7のかかる色別点灯の意味や、号車灯8が表示する数字の意味、点滅又 は非点滅点灯の意味は、当該プラットホ−ムの上方などに別途、掲示表示する。
【0023】 図6では表示灯7は、白丸が非点灯で、黒塗りつぶしが点灯しているものを、 また、黒塗りつぶしの放射状線は点滅点灯を、号車灯8は、数字が点灯している ものを、夫々示している。 この第2実施例では乗車口位置表示灯4は、単純な構造の表示灯7を設備主体 とする安価で構造の簡単な乗車位置表示装置となっている。
【0024】 乗車口位置表示灯4の第3実施例を、図7ないし図8に平面説明図で示した。 上記図3ないし図5の第1実施例と同一構成部材については同一符号を付してそ の詳細説明は省略した。 これは、列車の乗車口Aに対峙する位置でプラットホ−ム5の列車側側縁に文 字表示灯9を埋込配設したものである。 文字表示灯9は、7エレメントの表示管または、マトリックスに配設した豆ラ ンプにより形成する。 文字表示灯9は、列車の愛称名と号車数を文字により表示点灯させるもので、 必要により座席種別も文字で表示点灯させる。 図7は、愛称名が“成田アクセス9号”の最先発車の列車の2ドア車両で1号 車の乗車口位置を表示点灯した場合を示している。 図8は、愛称名が“あさま9号”の最先発車の列車の2ドア車両で1号車の乗 車口位置を表示点灯した場合を示している。
【0025】 この図7ないし図8の実施例の場合、グリ−ン車,指定席車,自由席車の座席 種別は、図示は省略したが文字表示するか、又は、上記図3ないし図6の実施例 と同様、文字表示灯9を色別表示点灯してもよい。 さらに、次発列車に対する表示は、図示は省略したが最先発車の列車に対する 上記表示の例えば右横に行うようにし、最先発車の列車に対しては、文字表示灯 9を点滅点灯し、次発列車に対しては、上記点灯を非点滅として最先発車と次発 とを区別できるようにすることもできる。 このように文字表示灯9を使用した実施例によれば、列車名、列車種別、車両 種別、座席種別が文字表示灯9に表示点灯されているため、乗客に対する別途の 案内表示は全く不要で、乗客は文字表示灯9のみにより乗車口位置を正確に認識 できるものである。
【0026】 図2は、この考案の乗車位置表示装置の第2実施例としての構成を示すブロッ ク図であり、上記図1の第1実施例と同一構成部材については同一符号を付して その詳細説明は省略した。 この乗車位置表示装置の第2実施例では、入力部2が入力操作盤1のみで構成 されている図1の実施例に対し、当該プラットホ−ム5から発車する列車番号と これに伴う列車名(列車の愛称名)、列車の種別、車両の種別、座席種別、発車時 刻が、列車編成デ−タとして列車編成記憶部10に予め、固定デ−タとして記憶 されている。 従って使用時では、列車編成デ−タに変更がなければ、列車番号のみを入力操 作盤1によりテンキ−で入力することで、列車名、列車の種別、車両の種別、座 席種別、発車時刻が列車編成記憶部10から点灯制御部3に呼び出されて点灯制 御部3の指令により、図3ないし図5の第1実施例における数字表示灯6の数字 点灯、色別点灯や、図6の第2実施例における表示灯6の色別点灯、号車灯7の 数字点灯あるいは図7ないし図8の第3実施例における文字表示灯9の文字点灯 、色別点灯が、夫々行われ、その上、図1の実施例と同様に、点滅点灯と非点滅 点灯に自動的に区別制御される。 車両の種別、座席種別、発車時刻などの固定デ−タに変更があるときは、変更 個所のみ入力操作盤1のテンキ−入力により修正すれば足りるものとしている。 図2の実施例によれば、列車編成記憶部10に予め設定されている列車の列車 編成デ−タに基づいて入力指示は自動的に行われるので、列車の入線の都度、列 車編成デ−タを入力操作盤1を用いて人手で入力する手間は不要となり、入力操 作の省力化と操作ミス防止に役立つものとなっている。
【0027】 上記列車編成デ−タは、図示は省略したが列車運行指令室で作成される列車編 成デ−タを利用してこのデ−タが上記列車編成記憶部10に自動的に入力される ように、入力部2に列車編成デ−タ入力部を付加設備することができる。
【0028】 なお、入力操作盤1に設けるべき入力操作のためのテンキ−や、カ−ソルキ− 、パイロットランプなどは、一般に使用される周知の入力操作盤と同様のものを 差支えなく利用できる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば次の効果を奏する。 すなわち請求項1の考案によれば、入力部からの指示により点灯制御部は、夫 々の列車の乗車口に対峙する位置の乗車口位置表示灯を選択して点灯し、乗客は 乗車する足元であるプラットホ−ム自体に点灯されたこの乗車口位置表示灯を見 て目指す列車の乗車口位置を、容易かつ、間違うこと無く見つけ得る乗車位置表 示装置を提供することができる。
【0030】 請求項2の考案によれば、入力部を、列車編成記憶部に予め設定されている列 車の列車編成デ−タに基づいて上記入力指示を自動的に行うるよう構成したので 、列車編成デ−タを列車入線の都度、入力部に人手で入力する手間は不要となり 、入力操作の省力化と操作ミス防止に有効な乗車位置表示装置を提供することが できる。
【0031】 請求項3の考案によれば、乗車口位置表示灯を複数の数字表示灯によって形成 し、点灯制御部は、乗車口位置を数字表示灯に号車数の数字点灯と座席種別の色 別点灯とを行わせるように構成したので、設備構造の一層簡単な乗車位置表示装 置となっている。
【0032】 請求項4の考案によれば、乗車口位置表示灯を複数の表示灯と号車灯とによっ て形成し、点灯制御部は、座席種別に対応して乗車口位置を表示灯に色別点灯さ せると共に号車灯に号車数を表示点灯させるように構成したので、単純な構造の 表示灯を設備主体とする安価で構造の簡単な乗車位置表示装置を提供することが できる。
【0033】 請求項5の考案によれば、乗車口位置表示灯を文字表示灯によって形成し、点 灯制御部は、列車種別、車両種別、座席種別に対応して乗車口位置を文字表示灯 に文字により表示点灯させるように構成したので、乗客は乗車口位置を文字表示 により正確に認識できて乗客に対する別途の案内表示は全く不要となる乗車位置 表示装置を提供することができる。
【0034】 請求項6の考案によれば、点灯制御部は、最先に発車する列車に対応する乗車 口位置表示灯と次発の列車に対応する乗車口位置表示灯とを、非点滅点灯または 点滅点灯により区別するように構成したので、最先発車と次発の乗車口位置表示 灯とを、非点滅点灯または点滅点灯とにより区別し得て、続けて2種類の列車が 発車するプラットホ−ムでの乗客の案内に特に便利な乗車位置表示装置を提供す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の乗車位置表示装置の第1実施例とし
ての構成を示すブロック図である。
【図2】この考案の乗車位置表示装置の第2実施例とし
ての構成を示すブロック図である。
【図3】乗車口位置表示灯の第1実施例における表示点
灯の一例を示す平面説明図である。
【図4】図3の第1実施例における表示点灯の第2例を
示す平面説明図である。
【図5】図3の第1実施例における表示点灯の第3例を
示す平面説明図である。
【図6】乗車口位置表示灯の第2実施例における表示点
灯の一例を示す平面説明図である。
【図7】乗車口位置表示灯の第3実施例における表示点
灯の一例を示す平面説明図である。
【図8】図7の第3実施例における表示点灯の他例を示
す平面説明図である。
【符号の説明】
2 入力部 3 点灯制御部 4 乗車口位置表示灯 5 プラットホ−ム 6 数字表示灯 7 表示灯 8 号車灯 9 文字表示灯 10 列車編成記憶部 A 乗車口

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種別の列車のすべての乗車口に対応
    できるようにプラットホ−ムに埋め込まれた乗車口位置
    表示灯と、夫々の列車の乗車口に対峙する位置の乗車口
    位置表示灯を選択して点灯させる点灯制御部と、上記選
    択点灯を点灯制御部に入力指示する入力部とを備えたこ
    とを特徴とする乗車位置表示装置。
  2. 【請求項2】 入力部は、列車編成記憶部に予め設定さ
    れている列車の列車編成デ−タに基づいて上記入力指示
    を自動的に行うよう構成されていることを特徴とする請
    求項1の乗車位置表示装置。
  3. 【請求項3】 乗車口位置表示灯を複数の数字表示灯に
    よって形成し、点灯制御部は、乗車口位置を数字表示灯
    に号車数の数字点灯と座席種別の色別点灯とを行わせる
    ように構成していることを特徴とする請求項1又は2の
    乗車位置表示装置。
  4. 【請求項4】 乗車口位置表示灯を複数の表示灯と号車
    灯によって形成し、点灯制御部は、座席種別に対応して
    乗車口位置を表示灯に色別点灯すると共に号車灯に号車
    数を表示点灯させるように構成したことを特徴とする請
    求項1又は2の乗車位置表示装置。
  5. 【請求項5】 乗車口位置表示灯を文字表示灯によって
    形成し、点灯制御部は、列車種別、車両種別、座席種別
    に対応して乗車口位置を文字表示灯に文字により表示点
    灯させるように構成したことを特徴とする請求項1,又
    は2の乗車位置表示装置。
  6. 【請求項6】 点灯制御部は、最先に発車する列車に対
    応する乗車口位置表示灯と次発の列車に対応する乗車口
    位置表示灯とを、点滅点灯又は非点滅点灯により区別す
    るように構成したことを特徴とする請求項1,2,3又
    は4の乗車位置表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0769209A (ja) * 1991-04-22 1995-03-14 Konrad Doppelmayr & Sohn Mas Fab Gmbh & Co Kg 懸垂装置
JP2015217865A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 コイト電工株式会社 照明システム
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