JP3024439U - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ゴルフクラブヘッドInfo
- Publication number
- JP3024439U JP3024439U JP1995013134U JP1313495U JP3024439U JP 3024439 U JP3024439 U JP 3024439U JP 1995013134 U JP1995013134 U JP 1995013134U JP 1313495 U JP1313495 U JP 1313495U JP 3024439 U JP3024439 U JP 3024439U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- golf club
- club head
- metal shell
- annular flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 打撃によりフェイスが脱落しないゴルフクラ
ブヘッドの提供。 【解決手段】 本考案では、フェイスの内側面に一の環
状フランジを設け、該環状フランジに複数の径方向の貫
通孔を穿ち、且つフェイスの外側面の端縁を内から外に
漸次縮小する傾斜面となし、これにより金型にフェイス
を取り付けて金属液を注入に金属製シェル1を成形する
時、金属液がその凝固の後にフェイスの環状フランジと
傾斜面とを緊密に被覆並びに把持するものとし、さらに
貫通孔を満たした金属液が凝固後にしっかりとフェイス
を把持するものとし、これにより全体の組合せ構造を強
化し、フェイスの脱落を防止している。
ブヘッドの提供。 【解決手段】 本考案では、フェイスの内側面に一の環
状フランジを設け、該環状フランジに複数の径方向の貫
通孔を穿ち、且つフェイスの外側面の端縁を内から外に
漸次縮小する傾斜面となし、これにより金型にフェイス
を取り付けて金属液を注入に金属製シェル1を成形する
時、金属液がその凝固の後にフェイスの環状フランジと
傾斜面とを緊密に被覆並びに把持するものとし、さらに
貫通孔を満たした金属液が凝固後にしっかりとフェイス
を把持するものとし、これにより全体の組合せ構造を強
化し、フェイスの脱落を防止している。
Description
【0001】
本考案は一種のゴルフクラブヘッドに関し、特に全体の組合せ構造が強固で、 且つフェイスが脱落しないものに関する。
【0002】
現在、ゴルフはすでに一般に普及したスポーツとなっており、ゴルフ人口は益 々増加している。現段階で使用されているゴルフクラブヘッドの種類は多く有る が、その殆どは、図1と図2に示される二のタイプに分けられる。
【0003】 図1に示されるゴルフクラブヘッドでは、ヘッド10の正面の凹孔101部分 にボルト20で一のフェイス30が鎖接され、フェイス30とヘッド10正面と が平坦とされており、このタイプのものは、フェイス30をヘッド10に固定す る目的は達してはいるが、ボルト20が外部に突出し、これが全体のヘッド10 の外表面の一致性に厳重な影響を及ぼし、商品価値を下げ、ヘッドの市場での競 争力を低下させることとなった。
【0004】 図2に示されるゴルフクラブヘッドでは、フェイス30の背面に接着剤を塗布 した後、ヘッド10の正面の凹孔101に接着されており、上記第1タイプにお けるボルト20の外表面の一致性への影響は免れるものの、打撃後に発生する強 大な振動力が接着剤の接着力をオーバーすることでフェイス30が脱落しやすく 、このことが使用上の欠点となっていた。
【0005】
本考案は、打撃時の振動によるフェイスの脱落が発生しないと共に、金属製シ ェルの正面とフェイス正面とが一の平面とされて、ヘッド全体の外表面に突出部 分がなく、商品価値の高い、一種のゴルフクラブヘッドを提供することを課題と する。
【0006】
請求項1の考案は、一の金属製シェルで一のフェイスの側面並びに背面を被覆 並びに挟持したゴルフクラブヘッドであって、該金属製シェルは型に金属液を注 入し冷却、凝固して成形され、該フェイスの内側端縁には一の環状フランジが形 成され、該環状フランジ上には複数の径方向の貫通孔が設けられ、注入金属液が フェイスを被覆する時に各径方向の貫通孔を満たす金属液が冷却、凝固後の後に 形成する各径方向の貫通孔を貫通する連接柱により、フェイスが金属製シェルに 強固に把持した構成としている。
【0007】 請求項2の考案では、フェイスの外側面の端縁を、内から外に漸次縮小する傾 斜面とし、それを金属製シェルにより外から内に緊密に把持していることを特徴 としている。
【0008】 請求項3の考案では、金属製シェルをアルミニウムあるいはステンレス鋼で製 造している。
【0009】 請求項4の考案では、フェイスをチタン製としている。
【0010】
本考案では、フェイスの内側面に一の環状フランジを設け、該環状フランジに 複数の径方向の貫通孔を穿ち、且つフェイスの外側面の端縁を内から外に漸次縮 小する傾斜面となし、これにより金型にフェイスを取り付けて金属液を注入に金 属製シェル1を成形する時、金属液がその凝固の後にフェイスの環状フランジと 傾斜面とを緊密に被覆並びに把持するものとし、さらに貫通孔を満たした金属液 が凝固後にしっかりとフェイスを把持するものとし、これにより全体の組合せ構 造を強化し、フェイスの脱落を防止している。
【0011】
【実施例】 図3、4に示されるように、本考案のゴルフクラブヘッドは、一の金属製シェ ル1で一のフェイス2を把持した構成とされ、該フェイス2はチタンで製造され 、その内側面の端縁に一の環状フランジ21が設けられる(図6参照)。該環状 フランジ21には複数の径方向の貫通孔22が設けられ、且つフェイス2の外側 面端縁は内から外に漸次縮小する傾斜面23とされている。金属製シェル1は、 金型にフェイス2を置き、さらに溶融金属を注入し冷却凝固して成形され、金属 製シェル1は緊密に環状フランジ21及び傾斜面23を被覆する。(図4、5に 示すとおり)。並びにこの時、金属液は各径方向の貫通孔22を満たすため、金 属液が冷却され凝固した後には各径方向の貫通孔22内を貫通する連接柱11が 形成され、これによりしっかりと環状フランジ21が金属製シェル1に把持され る。且つフェイス2の傾斜面23は内から外に漸次縮小しているため、金属液が 冷却され凝固して金属製シェル1を形成するとき、金属製シェル1とフェイス2 の表面は一の平面となり、金属製シェル1は同時に外から内に傾斜面23を被覆 し緊密に把持し、組合せを強固とする効果を得る。上述の金属製シェル1はアル ミニウム或いはステンレス鋼で製造する。
【0012】
本考案のゴルフクラブヘッドは従来のものと比べ、以下のような効果を有して いる。 1.組合せが強固である: 金属製シェル1はフェイス2の環状フランジ21 と傾斜面23を緊密に被覆、挟持し、同時に金属液を金型に注入し金属製シェル 1を成形するとき、金属液は冷却され、凝固した後にフェイス2を被覆、把持す ると同時に、各径方向の貫通孔22を貫通した金属液が冷却され凝固した後には 連接柱11となり、環状フランジ21を緊密に把持し、これにより金属製シェル 1とフェイス2の組合せが非常に強固となり、打球の振動を受けてもフェイス2 は絶対に脱落しない。 2.外表面が一致し突出物がない: フェイス2と金属製シェル1の外表面は 一の平面とされ、これによりゴルフクラブヘッド全体の表面が整えられ、ゴルフ クラブヘッドの商品価値と市場での競争力を高める。
【図1】従来のゴルフクラブヘッドの断面図である。
【図2】従来のもう1種のゴルフクラブヘッドの断面図
である。
である。
【図3】本考案の分解斜視図である。
【図4】本考案の断面図である。
【図5】本考案の部分拡大断面図である。
【図6】本考案の本考案のフェイスのもう一の方向から
の斜視図である。
の斜視図である。
1・・・金属製シェル 2・・・フェイス 21・・・
環状のフランジ 22・・・径方向の貫通孔 23・・・傾斜面
環状のフランジ 22・・・径方向の貫通孔 23・・・傾斜面
Claims (4)
- 【請求項1】 一の金属製シェルで一のフェイスの側面
並びに背面を被覆並びに挟持したゴルフクラブヘッドで
あって、該金属製シェルは型に金属液を注入し冷却、凝
固して成形され、該フェイスの内側端縁には一の環状フ
ランジが形成され、該環状フランジ上には複数の径方向
の貫通孔が設けられ、注入金属液がフェイスを被覆する
時に各径方向の貫通孔を満たす金属液が冷却、凝固後の
後に形成する各径方向の貫通孔を貫通する連接柱によ
り、フェイスが金属製シェルに強固に把持されているこ
とを特徴とする、ゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】 フェイスの外側面の端縁は、内から外に
漸次縮小する傾斜面とされ、金属製シェルにより外から
内に緊密に把持されていることを特徴とする、請求項1
に記載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項3】 金属製シェルはアルミニウムあるいはス
テンレス鋼で製造されることを特徴とする、請求項1に
記載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項4】 フェイスはチタンで製造されることを特
徴とする、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013134U JP3024439U (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013134U JP3024439U (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | ゴルフクラブヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3024439U true JP3024439U (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=43159675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013134U Expired - Lifetime JP3024439U (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024439U (ja) |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP1995013134U patent/JP3024439U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5536006A (en) | Golf club head | |
JP3050385U (ja) | プラスチック製中空本体と金属製閉塞部材とから成るゴルフクラブのヘッド | |
US20150306475A1 (en) | Golf club head with internal cap | |
US5611740A (en) | Golf club | |
JPS61249484A (ja) | ゴルフクラブのヘツド | |
US5386996A (en) | Golf club head | |
JP2655553B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JPS63154186A (ja) | ゴルフクラブ用ヘツド | |
JP3024439U (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
US20200086187A1 (en) | Golf club head and method for manufacturing the same | |
JP2970971B2 (ja) | ゴルフクラブヘッドの製造方法 | |
JPH067876B2 (ja) | ゴルフクラブの金属ヘッド | |
JP2605253B2 (ja) | アイアンゴルフクラブヘッド | |
JP3320314B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JPH11151325A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JP3023823U (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP2591266Y2 (ja) | 金属製中空ゴルフヘッド | |
JP3057626B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JP2596294B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP3086319B2 (ja) | ゴルフクラブヘッドの製造方法 | |
JP3017499U (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP3074598U (ja) | ゴルフクラブのヘッド | |
JPH0639729Y2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JPS60135151U (ja) | ゴルフクラブの中空金属ヘツド | |
JP3052997U (ja) | ゴルフクラブヘッド |