JPH0639729Y2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JPH0639729Y2
JPH0639729Y2 JP1987163999U JP16399987U JPH0639729Y2 JP H0639729 Y2 JPH0639729 Y2 JP H0639729Y2 JP 1987163999 U JP1987163999 U JP 1987163999U JP 16399987 U JP16399987 U JP 16399987U JP H0639729 Y2 JPH0639729 Y2 JP H0639729Y2
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JP
Japan
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weight
head
hole
club head
impact
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JP1987163999U
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JPH0168070U (ja
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正人 水野
洋 平野
忠宏 深山
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Mizuno Corp
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Mizuno Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ゴルフクラブの改良に関し、さらに詳しくは
ゴルフのウッドクラブヘッドの耐久性を低下させること
なく簡単に重量調整出来る方法に関するものである。
(従来の技術) 従来から、ゴルフのウッドクラブのバランス調整のため
の重量調整の方法としては、第11図に示すようにフェイ
ス面の反対側に、別体のサイドメタル12を固着したり、
ヘッドの底面16にソールプレート13をネジで固着したも
のや、その他ヘッドの底面に一箇所ないしは複数箇所の
孔15を設け、該孔にバランス調整用の錘14を着脱自在に
するか又はしないで挿入するのが一般的であった。
さらにウッドクラブヘッドにおいては、ヘッド内に挿入
する錘の位置や量によって、スィートスポットの位置が
大きく変わること、またスィートスポットで打球する
と、その人なりの最高のショットと、最大の飛距離が得
られることからスィートスポットを広げる方法が、種々
考案されている。
例えば第12図に示すようにヘッド底面26に複数の重錘24
を着脱可能にしたインパクトブロック27を形成し、該重
錘24の位置を変えることによりスライスあるいはフック
を防止したりするなどもある。
(考案が解決しようとする問題点) これら従来の重量調整の方法においては、以下のような
問題点があった。
即ち、前者のごとく別体のサイドメタル12やソールプレ
ート13を、ヘッド本体11にネジで固着して重量の調整を
する場合は、付加できる重量に限度があり、重量配分を
自由に設定できないなどの不便な点があった。また、ヘ
ッドの底面に一箇所ないしは複数箇所の孔15を設け、該
孔に重量調整用の錘14を着脱自在に嵌合する事により重
量調整をするものにあっては、挿入する重量調整用の錘
は、円柱状や球状の物がほとんどであり、これらの錘を
ヘッド底面に穿設された孔15に挿入、接着し、ネジ栓や
ソールプレートで密閉することにより固定してヘッドと
するものであるが、これらの錘を内蔵したヘッドは、錘
の重量が大きければ大きいほど打撃の際、錘の慣性が大
きくなりヘッド本体を圧する力も大きくなるので長い間
の打撃の繰り返しにより錘が変形することがあり、それ
によって、接着が剥がれバック側に隙が生じ、錘が孔の
中で遊び、からからと首がしたり、更には、変形した錘
が打撃の際にフェイス側に押し付けられ、ヘッド割れの
原因ともなっていた。
また後者の場合には、重量配分はしやすくなるが、その
反面生産工程が複雑でコストが高くなるほか、錘収納部
(インパクトブロック27)の面積が大きくなるためヘッ
ド自体の強度が低下して耐久性に欠けるといった問題点
を有していた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、これら従来の問題点に鑑み、改良されたもの
で、本考案の特徴は、第1図に示すようにゴルフのウッ
ドクラブヘッドの底面6に錘収納孔2を設け、該錘収納
孔2に錘4を収納することにより重量調整をするにあた
り、前記錘収納孔2は、ヘッドの底面6側に開口部を有
するように穿設すると共に、該錘収納孔2の略中央部
に、突起3を形成し、且つ、前記錘収納孔2に収納され
る錘4の略中央部には、前記突起3と嵌合する孔を形成
し、前記錘4は、前記突起3と前記錘4との孔とが嵌合
することによりヘッドに収納一体化されることを特徴と
するゴルフクラブヘッドである。
ヘッド底面に穿設する錘収納孔2及び、該錘収納孔2に
収納一体化される錘4の形状は、第1図の4に示す円板
形状や図示はしなかったが円環形状でもよく、そのほか
第2図に示す正方形状や第3図に示す多角形状などでも
よいが、最も好ましいのは円板形状や円環形状である。
また、該錘4の中央部4′に設ける孔5は第2〜3図の
如き貫通孔5aのほか第4〜5図に示すように穿孔5bとし
てもよい。
さらに錘の材料としては、鉛、鋼、銅、タングステン、
すず等の単体やこれらを主体とする合金などの比重の大
きいものが適しており、最も好ましいのは比較的安価で
作業性もよくしかも振動の伝導を防止する働きもある鉛
がよい。
(作用) 以上の構成により、本考案のヘッドは、挿入する錘の中
央部をヘッド本体に連続して設けた突起と嵌合一体化し
ているので、従来の錘に比べて接着面積が増大するので
錘とヘッドの接着性が向上する。
また、ボールを打撃した際の衝撃によるヘッドの内部応
力は、有限要素法の解析の結果によれば、従来は、第6
図に示すようにボールを打撃した時の衝撃Aによるヘッ
ド内部に発生する高応力負荷部分Bは、錘のフェース側
に接するヘッド本体部分に広い範囲にわたり発生するも
のであるが、本考案の錘によれば第7図に示すようにボ
ール打撃した際の衝撃A′によってヘッド内部に発生す
る高応力負荷部分は、錘の外周のフェース側と内周のフ
ェース側とバック側の各々が接するヘッド本体部分B1、
B2、B3の概ね3箇所の狭い範囲に同時にあらわれる。従
って高応力負荷部分が一箇所に集中して発生することが
ないのでヘッドの耐久性が従来に較べて向上するもので
ある。
(実施例) そのほか本考案においては、中央部に貫通孔5aまたは穿
孔5bをもうけた錘4をヘッド本体に挿入する場合に第8
図に示すように錘とヘッド本体の間にFRP(繊維強化プ
ラスチック)7等を挟むことによって、さらに接着性を
高めることが出来る。また第9図に示すように錘4にヘ
ッド本体の錘収納孔に合致するネジ部8を形成して嵌合
しやすくしたり、第10図に示すように錘4に小孔9を設
けたりあるいはサンドブラスト等で表面に凹凸を設ける
などして嵌合しやすくしかも接着性を向上させることも
できる。
(効果) 以上のことから、本考案のゴルフヘッドは挿入する錘の
形状が従来の塊状のものではなくて、錘の中央部をヘッ
ドより連続する突起3に嵌合一体化するのでヘッド本体
1と、錘4がより一体的に結合したものとなること、又
該形状により接着面積が増大し接着性が向上する事など
により、繰り返し打撃によっても接着がはがれたりして
錘が変形し打撃の都度ヘッド本体を局部的に圧迫する事
がないので、ヘッドの耐久性が向上する。
又、ボールを打撃したときの衝撃により発生するヘッド
内部の高応力負荷部分は、従来の塊状の錘では、ヘッド
本体と錘の慣性の力の差、即ちヘッドがボールと衝突し
たときヘッド本体は軽いため速度が減速し易いが、錘は
重量が重いため減速しにくいので該錘のフェース側のヘ
ッド本体に広い範囲にわたり表れることになる。従って
該錘がボール打撃時、常にヘッド本体のフェース側を圧
することになり、この内部応力の働きがヘッド本体にヒ
ビを生じさせる原因ともなっていたが、本考案によれ
ば、打撃の際、錘の速度は減速しにくいが錘の中央に貫
通孔又は、穿孔を設けヘッド本体より連続する突起と嵌
合一体化させたことにより、衝撃の際の高応力負荷部分
が比較的狭い範囲で3箇所に発生することとなるのでヘ
ッドの耐久性が向上する。
本考案は、錘の中央部に貫通孔5aまたは穿孔5bを設けた
ことから、従来のように重量が一点に集中する構造では
なくてヘッド底面のトウ部、ヒール部、バック部と重量
が分散した構成となるので重心深度が深く設定でき、そ
のためスィート・スポットが広がってスライスボールや
フックボールなどミスしたときのミス度合が少なくてす
み、しかもボールの方向性も安定するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第10図は本考案の説明図であり、第1図は本考
案の一実施例を表わす。第2図〜第4図は錘の実施例を
示し第5図は第4図C−C線切断断面図。第6図〜第7
図は打撃の際の応力分布を説明する図。第8図〜第10図
はその他の実施例を表わす。 第11図〜第12図は従来の方法を表わす図。 1、11:ヘッド本体、2:錘収納孔、3:突起、4、14:錘、
4′:中央部、5:孔、5a:貫通孔、5b:穿孔、6、16、2
6:底面、7:FRP、8:ネジ部、9:小孔、12:サイドメタル、
13:ソールプレード、15、25:孔、24:重錘、27:インパク
トブロック A、A′:打撃による衝撃、B、B1、B2、B3:高応力負
荷部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴルフのウッドクラブヘッドの底面に錘収
    納孔をもうけ、該錘収納孔に錘を収納することにより重
    量調整をするにあたり、前記錘収納孔はヘッド底面側に
    開口部を有するように穿設すると共に、該錘収納孔の略
    中央部に、突起を形成し、且つ、前記錘収納孔に収納さ
    れる錘の略中央部には、前記突起と嵌合する孔を形成
    し、前記錘は、前記突起と前記錘の孔とが嵌合すること
    により、ヘッドに収納一体化されることを特徴とするゴ
    ルフクラブヘッド。
JP1987163999U 1987-10-27 1987-10-27 ゴルフクラブヘッド Expired - Lifetime JPH0639729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987163999U JPH0639729Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 ゴルフクラブヘッド

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JP1987163999U JPH0639729Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 ゴルフクラブヘッド

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Publication Number Publication Date
JPH0168070U JPH0168070U (ja) 1989-05-01
JPH0639729Y2 true JPH0639729Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31449221

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JP1987163999U Expired - Lifetime JPH0639729Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 ゴルフクラブヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6838281B2 (ja) * 2016-04-11 2021-03-03 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブのウェイトパターン決定装置及び推奨装置
JP6307115B2 (ja) * 2016-06-30 2018-04-04 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド

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JPH0168070U (ja) 1989-05-01

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