JP3932233B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Description
【発明の目的】
この発明は、ウッド、アイアン、ウェッジおよびパター等のゴルフクラブに関するものであって、特に、アルミニウム合金、チタンまたはステンレス等の金属、カーボン、あるいはパーシモンと云った木の素材等からなるクラブヘッドの、インパクトの瞬間に、二次的打撃力を加算するようにして、飛距離のアップや、打撃力の調節およびスイートスポットの拡大等を実現可能とする新規な構造からなるゴルフクラブヘッドを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフは、複雑化する現代社会や日々の雑踏を逃れ、緑に囲まれた広大なコースを歩き、自然の中で白球を無心に追いかける爽快さを味わえ、プレーヤー同士の親睦を深めることのできるスポーツとして、その愛好者人口を年々増加させてきており、全国に広がった趣を異にする数多くのゴルフコースで殆ど毎日誰かがゴルフを楽しんでいるといった優雅な御時世となっている。このように多くの人々に愛好されるゴルフは、他のスポーツには例を見ない、200メートルを越える距離まで、小さなボールを自分の力で飛ばすことのできる唯一のスポーツであり、ゴルフプレーヤーであれば誰もが、より遠くへ正確に飛ばすことを切望して止まず、さらに一層性能の高い、新たな機能の付加されたゴルフクラブを求め続けることになる。
【0003】
多くのゴルフ愛好者が、その思いを達成し、心行くまでプレーを楽しむことができるようにと、各ゴルフクラブメーカーでは、これまでにも様々な方面で製品開発に取り組み続けており、例えば、正確な打撃を容易にするようにと、スイートスポットを広くしてたゴルフクラブヘッドの開発に力を注ぎ、メタルヘッド化されたウッドやキャビティタイプのアイアンを市販したり、さらにパッティングを安定させるためにとピンタイプのパター等が相次いで製品化され、そして、最も要望の強い、遠くへ正確に飛ばすことのできるゴルフクラブヘッドとしては、これまでの単なる素材開発に止まるだけではなく、ウェイトバランスに工夫を凝らし、特に、バックフェース側のトウ、ソール、ヒール側(がわ)にウェートを配してフェースの外周側に質量を分散させ、スイートスポットを広げると共に低重心化して、ボールの芯をフェース面に略直角に打撃できるようにと、ヘッド本体を軽合金によって形成した上、フェース主要面のゴルフボールに当たる部分には、硬質素材からなる板状の金属製反発部を装着すると共に、トウおよびヒール部分の夫々の内部に、比重の高い金属製ウェート材部をインサートしたものや、シャフトとヘッド本体とを接続するネックセル、またはホーゼル部分に打撃の瞬間に生じる振動を減衰するための筒状のウェートを装着してなるもの等も提供されているといった具合に、様々な要望を適えるために多様な製品の開発、研究が行われ、実用に供され続けている。
【0004】
このように、様々な思いで開発、提供されてきているゴルフクラブにも、プレーヤーの好みや体質、技量で、必ずしもその評価が一致するとは限らず、多くのプレーヤーは、未だ満足し切れず、より理想的なゴルフクラブの出現に期待を掛けているというのが実情である。
この発明は、上記のような状況に鑑み、さらに性能が高く、より遠くへ、より正確にボールを飛ばしたいとする願いが、一人でも多くのゴルフプレーヤーに適えられるようにとの思いから、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂にボールをインパクトした瞬間に打撃力が加算され、少しで飛距離を延ばすことができるようにする新規な構造のゴルフクラブヘッドを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
【0005】
【発明の構成】
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明に包含されるゴルフクラブヘッドは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、ヘッド本体のフェース主要面をなす所定肉厚の金属製反発部と同バックフェース側(がわ)部との間、またはバックフェース側(がわ)部適宜位置に、ソール部のトウ側(がわ)からヒール側(がわ)にかけた範囲に渡って開口する所定深さの切込み部を形成し、該切込み部から後方側(がわ)を錘体部にすると共に、切込み部内で対峙するヘッド本体のフェース主要面をなす所定肉厚の金属製反発部壁面か同バックフェース側(がわ)部壁面の何れか一方または双方に、双方の近接間隔を所定範囲に規制する一個または複数個の衝突用突部を突設したものとし、同切込み部上方に残存するようにした連続部の弾性変形により、インパクトの瞬間に、錘体部が金属製反発部背面側に慣性運動をなし、切込み部内に突設したそれら衝突用突部によって実質的に金属製反発部に二次的打撃力を加算し得る如く構成したことを要旨とするゴルフクラブヘッドである。
【0006】
更に、この発明には、ヘッド本体バックフェース側(がわ)部のバックフェース面に対し、適宜離反間隔部を置き、その上方側(がわ)で当該バックフェース面に一体化されて連結部となるようにした構造で別体の錘体部を配すると共に、離反間隔部内で対峙するヘッド本体バックフェース側(がわ)部のバックフェース面か別体の錘体部壁面の何れか一方または双方に、双方の近接間隔を所定範囲に規制する、一個または複数個の衝突用突部を突設したものとし、同離反間隔部上方に形成された連結部の弾性変形により、インパクトの瞬間に、別体の錘体部がヘッド本体バックフェース側(がわ)部側(がわ)に慣性運動をなし、離反間隔部内に突設したそれら衝突用突部によって実質的にヘッド本体のフェース主要面をなす所定肉厚の金属製反発部に二次的打撃力を加算し得る如くした構成のゴルフクラブヘッドも包含される。
【0007】
ヘッド本体は、シャフト下端に設けられ、ゴルフボールを打つ機能を果たす部分であって、アルミ合金、チタン、カーボン、ステンレスまたはパーシモン等のウッド、ステンレス合金鋳造または軟鉄鍛造等で造られたもので、ウッドのドライバーからクリークまでのクラブヘッドはもとより、1〜4番のロングアイアン、5,6番のミドルアイアン、それ以降のショートアイアンといった全てのアイアンのクラブヘッド、さらにはウェッジ、パター等のクラブヘッド全てを対象にするものであり、その中、フェース主要面は、所謂クラブ・フェイスとなり得る面でゴルフボールの打撃面になる部分であって、必要があれば、従前までのように表面にスコアラインを刻設したり、チタンやアルミ合金等からなる硬質のインサートを設けたものとすること等も可能である。
【0008】
また、ヘッド本体は、例えばフェース主要面の、スイートスポットに相当する部分を含む範囲に、凹欠部を形成し、該凹欠部に対して、複数の雌ネジ部を形成した上、天然ゴムからなる、所定肉厚シート状の緩衝材部を挟み込むようにして、各雌ネジ孔に対応する通孔を穿孔した、軽金属製の金属製反発部を、固定ネジで固定し、ゴルフボールにインパクトを与える瞬間に、先ず、該金属製反発部の慣性力がボールに打撃力を与え、続いて緩衝材部の圧縮変形の後に、フェース主要面を含むヘッド本体の慣性力が、ゴルフボールを押し出すように働くものとすることが可能である外、後述する実施例にも示すように、バックフェース部分の複数箇所に、雌ネジ部を穿孔し、各雌ネジ部に対応する位置に、通孔を穿孔した緩衝材部を挟み込むように、同様に各雌ネジ部に対応する位置に通孔を穿孔してなる錘体部を取付け、各雌ネジ部に固定ネジを夫々螺着し、一体的に固定するよう構成したものとすることも可能である。
【0009】
さらに、ヘッド本体は、後述する実施例にも示すように、緩衝材部を挟み設ける錘体部によってウッドのバックフェースを造形するものとすることも可能である外、メタルウッドの内部を中空状に形成して、スイートスポットを広くしたものとすることも可能であり、中空状ウッド内側のフェース内壁面に、緩衝材部を挟み込んだ錘体部を固着したものとすることも可能であり、着脱自在に装着して、該錘体部の取付け位置を、適宜設定できるよう構成することも可能であることは勿論である。さらに、アイアンのバックフェース中央部を抉り、ソール側に厚みをもたせたキャビティタイプのものを採用することも可能であって、後述する実施例のように、ソール後部側に、緩衝材部を挟み込んだ錘体部を取付けるよう構成したものや、バックフェース上部側に弾性変形可能な連続部分を形成すると共に、ソール後部に離反間隔部を形成し、同ソール後方に配置する錘体部を設けたものとすることも可能である。
【0010】
ヘッド本体の空洞状の空間部は、緩衝材部および錘体部を収容する機能を果たすものであって、空間部内に収容された錘体部が、ゴルフボールのインパクトの際に、慣性力によって打撃方向に僅かに、移動可能な状態に構成すべきであり、錘体部が、空間部内壁面に不要に固着、係合あるいは係止等されることなく、自由に移動できるよう、例えば、空間部内の錘体部取付け位置を、適宜変更可能なものとして、複数箇所の何れかに錘体部を取付けできる程度に空間寸法を設定されてなるものとすることが望ましく、空洞部分をヘッド本体下側で小さく形成し、同ヘッド本体の上方を大きく形成して、ヘッド本体のウェートバランスを、下側に確保するものとすることもできる。
【0011】
ヘッド本体フェース部に設けられる金属製反発部は、スイートスポットに相当する部分であって、ゴルフボールに直接打撃力を伝える機能を果たすものであり、ウッド、アイアン、ウェッジおよびパターのフェース部の略中央付近であり、金属製ヘッド本体のフェース部分そのもの、あるいは、ヘッド本体を形成する金属または非金属とは別の、比較的硬質且つ軽量なブロック材、あるいは板材からなり、フェース前面部分に取り着け、固定されたフェース部形成部品であり、前述のように、ヘッド本体フェース部分に緩衝材部を挟み込むように装着することも可能であって、その際には、例えば、ヘッド本体フェース部のスイートスポットを含む中央部、およびその周辺部分を凹欠形状に加工すると共に、該凹欠形状部分のスイートスポット周辺複数箇所に雌ネジ部を夫々穿孔し、各雌ネジ部に対応する位置に通孔を穿孔した、緩衝材部および金属製反発部を固定ネジで固定し、インパクトの際に、緩衝材部に圧縮、変形を生じて、金属製反発部が僅かに後退、移動するものとして構成することも可能である。
【0012】
錘体部は、ゴルフボールのインパクトの際に、ヘッド本体のフェース主要面に設けられた金属製反発部に、慣性による打撃力を加算する機能を果たすものであって、ゴルフクラブヘッドに本来求められる形状およびウェイトバランスを崩さぬよう、細心の注意を払って、形状、寸法および重量を設定し、ゴルフクラブのスイングによる慣性力、およびインパクトの際の衝撃力に耐え得る強度を有していなければならず、ヘッド本体あるいは金属製反発部等と同様の鉄鋼、軟鉄または非鉄金属等の金属、あるいは比較的比重の大きい種類の木材や合成樹脂素材、それらの複合素材等といった非金属から形成され、後述する実施例のように、ヘッド本体側への装着は、各種接着剤、ネジ、ボルト、リベット、また、弾性変形可能なものであれば、溶接やろう付け等によって取付けすることも可能であり、ヘッド本体への取付け位置の設定を変更可能としたり、ゴルフクラブの利用者が、各自の好みに応じて、取付け位置を適宜、変更自在に構成したものとすることもできる。
【0013】
ヘッド本体ソール部に形成した切込み部は、バックフェース部の全部もしくはバックフェース後部を錘体部とするよう、所定隙間をもってフェース側から分離し、その離反距離を確保する機能を果たすものであって、換言すれば、バックフェース部が錘体部となるよう、ヘッド本体上側(がわ)部に弾性変形可能な連続部を残して所定深さの溝状に形成し、切込み深さおよび/または幅寸法を適宜変更すれば、インパクトの瞬間に生じる二次的打撃力の発生時期を変更可能になり、また、その切込み部内には衝突用突部を設けることも可能であり、該衝突用突起部は、フェース側あるいはバックフェース側の何れか一方、または双方に形成された、柱状、錐状、あるいは突条に形成する外、それらは互いに突端を対峙するよう配置されたり、噛合状となるように形成することも可能である。
【0014】
切込み部上部に形成された連続部は、バックフェース側(がわ)部、もしくはバックフェース後部をフェース側上部に対して、弾発性を発揮可能な状態に一体化する機能を果たすものであって、繰り返しの湾曲変形を受けても疲労破壊し難い素材および形状を採用したものとするのが望ましく、切り欠きや溝部のある形状を避け、滑らかな曲線あるいは直線で連続する外郭形状とすべきであり、インパクトの際には、錘体部を形成するバックフェース側(がわ)部、もしくはバックフェース後部を含めた全体が湾曲変形し、変形時の応力を分散するように形成するのが望ましく、少なくとも、一箇所の断面に変形の際の応力が集中してしまうことを避けるよう、略均質な断面形状となるよう形状設定するとよく、切込み部内の全て、あるいは一部に天然ゴムや軟質合成樹脂等の緩衝材部を装着し、衝撃を和らげるよう構成するとよい。
【0015】
ヘッド本体バックフェース部上部に、連結部を介して装着されたヘッド本体とは別体の錘体部、および該バックフェース部の間に形成された、離反間隔部は、錘体部を所定隙間をもってバックフェースから分離し、その離間距離を形成する機能を果たすものであり、離反間隔部もまた切込み部と同様に幅寸法を変更することにより、二次的打撃力の発生時期を変更可能である外、錘体部およびバックフェース部の何れか一方、または双方に衝突用突起部を形成することができ、また、離反間隔部内に天然ゴムや軟質合成樹脂等の緩衝材部を装着し、衝撃を和らげるよう構成することも可能である。
【0016】
ヘッド本体バックフェース部上部に、ヘッド本体とは別体の錘体部を一体的に連結する連結部は、錘体部をバックフェース部上部に連結すると共に、インパクトの瞬間に弾性変形する機能を果たすものであり、スイングおよびインパクトの際の衝撃にも外れないよう、接着剤、ネジ、ボルト、溶接、リベット、圧入加工またはカシメ加工等により、ヘッド本体および/または錘体部に強固に連結するよう構成すべきであり、例えば、ネジを使用して装着するものとして、必要に応じて肉厚寸法が異なるか、あるいは弾性係数の異なる別の連結部と交換し、二次的打撃力の発生時期を微妙に調節、変更できるよう構成することも可能である外、連結部ではなく錘体部を、重量の異なるもの、または重量バランスの異なるもの、もしくは色、形状、素材等の質感の異なる別の錘体部との交換を可能とするよう構成することも可能である。
【0017】
切込み部または離反間隔部内に装着される緩衝材部は、インパクトの瞬間に生じる衝撃力を和らげると共に、ゴルフボールを打つフェース部に、打撃力として効率的に伝達する機能を果たすものであって、不要な振動を減衰させる機能を発揮するものとして装着することも可能であり、切込み部または離反間隔部内に点在状、あるいは、切込み部または離反間隔部を満たす状態に装着するべきであり、例えば、切込み部または離反間隔部の対峙壁面の何れか一方あるいは双方に、前記衝突用突起部と同様の突出形状に形成したものとして形成することも可能である。
【0018】
更にまた、ヘッド本体ソール部のトウ側(がわ)からヒール側(がわ)にかけて、切込み部または離反間隔部を形成してなるこの発明のゴルフクラブヘッドには、その切込み部または離反間隔部内に、天然ゴム、合成樹脂材等の軟質素材からなる緩衝材を装着、一体化してなるもの構造のものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
【0019】
【実施例1】
図1のゴルフクラブヘッドをトウ側(がわ)から見た斜視図に示される事例は、この発明に包含されるアイアンのクラブヘッド部分であって、当該ヘッド本体1は、トウ側(がわ)からヒール側(がわ)に渡るソール部16に、フェース主要面を形成する金属製反発部11と、バックフェース部13からなる錘体部3とを分離する、所定深さの切込み部5を形成したものである。
【0020】
ヘッド本体1は、ステンレス鋳造品からなり、バックフェース部13の中央を抉り取ったようなキャビティタイプであって、フェース主要面のスイートスポットを含む略中央の上下端に渡る所定幅範囲には、スコアラインが刻設されたチタン製板材からなる金属製反発部11が、接着あるいはカシメ加工によって固着されたものとなっており、切込み部5は、ソール部16の前後略中央部、下側に開口するよう形成され、金属製反発部11の背面下側と、錘体部3を形成するバックフェース部13下側とを、所定間隔を隔てて分離するものとなり、背面が略U字形状となるよう形成された錘体部3(バックフェース部13)は、左右上端側がヘッド本体1との連続部6,6として残され、該連続部6,6がステンレス鋳造品のもつ弾発性により、インパクトの際に変形および復元可能に構成したものとなっており、さらに、錘体部3(バックフェース部13)の切込み部5に面する前側壁面には、金属製反発部11(フェース主要面)背面側に向けて、僅かな隙間を確保して突出する突条の衝突用突部7を設けたものとなっている。
【0021】
【実施例2】
図2のゴルフクラブヘッドをトウ側(がわ)から見た斜視図に示される事例は、この発明に包含されるアイアンクラブヘッドであり、当該ヘッド本体1のトウ側(がわ)からヒール側(がわ)に渡るソール部16には、フェース主要面を形成する金属製反発部11と、バックフェース部13からなる錘体部3とを分離する、所定深さの切込み部5を形成したものであって、その基本構成は、衝突用突部7を設けていない点を除けば、前記実施例の図1に示すゴルフクラブヘッドと、同様の構成を有するものであり、さらに、切込み部5内に天然ゴムからなる緩衝材部2を装着し、接着剤を用いて固着したものとなっている。
【0022】
【実施例3】
図3のゴルフクラブヘッドのバックフェース側に設けられた、錘体部を取外した状態の斜視図に示される事例は、この発明に包含されるゴルフクラブヘッドの、バックフェース部13略中央に凹欠部を形成したキャビティタイプのものであり、連結部8を介して錘体部3を装着したアイアンクラブヘッドであって、バックフェース部13の中央部の凹欠部周辺の上側(がわ)部分を、突端部が略同一平面となる取付け用座面14とし、同取付け用座面14の左右には、夫々フェース側に向けて雌ネジ部15,15,……を穿孔する一方、ヘッド本体1のヒール、ソールおよびトウに渡る範囲に対応する略U字形状に形成され、ソール部に対応する範囲の突出肉厚が、ヒールおよびトウに対応する部分の突出肉厚よりも一段と大きくなるよう後方に突出するよう設定し、左右上端部には、所定肉厚をもって形成され、各雌ネジ部15,15,……に対応する部位に、通孔81,81,……を穿孔した連結部8,8を形成し、該連結部8,8を、取付け用座面14に接合状とした上、各通孔81,81,……を通じて、固定ネジ4,4,……を挿入し、各雌ネジ部15,15,……に螺着、一体化するよう装着して、連結部8,8の下側には、バックフェース部13壁面と錘体部3前側壁部との間に離反間隔部82を形成するよう構成されている。
【0023】
【作 用】
以上のとおりの構成からなるこの発明の図1に示すゴルフクラブヘッドは、ゴルフボールのインパクトの瞬間に、フェース主要面の金属製反発部11が第一次の打撃力を発生し、このとき連続部6,6が、弾性変形して錘体部3の慣性力を受け止める状態となり、続くスイングのフォロー中に、錘体部3に形成された衝突用突部7が、金属製反発部11の背面に接触し、同金属製反発部11に錘体部3の慣性力を伝え、ボールに二次的打撃力を与えることとなり、また、連続部6,6が復元する際の反力が、場合によって金属製反発部11の背面に作用して金属製反発部11を打撃方向に弾き出すように働き、打撃力として味方することもあり得る。
【0024】
また、図2に示されるアイアンのクラブヘッドは、フェース主要面の金属製反発部11の背面側に設けられた連続部6,6および錘体部3が、同様の働きをして二次的打撃力を発生するものであり、その際、切込み部5に装着されている緩衝材部2は、連続部6,6の弾発力を補助し、錘体部3が金属製反発部11の背面に伝える衝撃を一瞬遅れさせ、二次的打撃力を発生するものとなり、さらに、二次的打撃力を発生した後の、錘体部3の振動を速やかに減衰させ、シャフトに伝わる振動を低減するものとなる。
【0025】
図3に示したアイアンのクラブヘッドは、ゴルフボールのインパクトの瞬間に、バックフェース部13の上部に固着された連結部8,8を介して装着した錘体部3が、その慣性力によって連結部8,8の近傍を弾性変形させながら、離反間隔部82中をバックフェース部13側へ前進し、錘体部3の慣性力が、連結部8,8付近部分の弾性力と釣り合った瞬間に、金属製反発部11背面に二次的な衝撃力を伝達することとなり、また、二次的打撃力を発生し、慣性力を失った錘体部3を後方に押しやるように、発生する連結部8,8付近の復元力が、その反作用として金属製反発部11を打撃方向に弾き飛ばすように押し出す弾発力として作用することもあり得、一段と打撃力を強化することとなる。さらに、ヘッド本体1から取外し可能な錘体部3は、好みに応じて、重量、重量バランス、形状および材質等の異なる別の錘体部3と交換可能にするものである。
【0026】
【効 果】
以上のとおり、この発明のゴルフクラブヘッドによれば、錘部分をスイートスポットの外周側に散財させて最適なウェートバランスとし、スイートスポットを広く設定したり、ヘッド本体をシャフトに接続するネックセルやホーゼル部分に、インパクトの際の振動を減衰するため錘を設ける等して、ボールの飛距離アップと、弾道方向の正確化とを実現しようとする従前までの工夫に留まらず、インパクトの瞬間に、第一次の打撃力を発生した後、スイングのフォロー中に、二次的打撃力を加算するようにして、ボールに加わる初速自体を大幅に増大する効果が期待できる上、インパクトの際の振動を速やかに減衰してヘッドのブレを防止し、シャフトの動きを安定化させることにも繋がることから、これまでに提案されてきているゴルフクラブヘッドに比較し、あらゆる点でより秀れた特徴が得られるものとなっている。
【0027】
特に、実施例に説明したゴルフクラブヘッドは、図1に示されるアイアンのヘッド本体1は、テール部分に切込部5が形成されるようにしたものでは、製造も容易である上、故障のないものにすることができるという実用的な効果がある上、図2のクラブヘッドの場合のように切込み部5内に緩衝材部2を装着するようにし、切込部5内に異物の侵入を阻止するようにしたものでは、普段の管理面においても有利なものになるという利点も加わり、また、図3のように、ヘッド本体1のバックフェース部13上部に、連結部8,8を介して、錘体部3が着脱自在に装着されたクラブヘッドでは、錘体部3を、好みに応じたウェートバランス、重量、色および/または形の異なる別のものへと交換することを可能にするものとすることができ、それだけ応用範囲の広いアイアンとすることが可能になるという特徴が得られるものとなる。
【0028】
叙述の如く、この発明のゴルフクラブヘッドは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、製造も容易であって特徴ある構成を備えていなが比較的安価に提供することを可能にすると共に、緩衝材部および錘体部を着脱可能な構成としたものでは、上達の度合いやコース状況に応じた使い方に融通性を持たせることも可能となって、それだけ応用範囲が広げられることにも繋がることから、従前までのものに比較して経済的且つ実用的なものとすることができ、これまでに手にすることができなかった多くのゴルフマニアにも、念願の飛距離のでる秀れたゴルフクラブに巡り合えるチャンスを作り出せることになり、したがって、ゴルフに関連する多くの人々から高く評価され、広く利用、普及していくものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明のゴルフクラブヘッドの技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
【図 1】 ヒール部に切込み部を形成したゴルフクラブヘッドを示す斜視図である。
【図 2】 切込み部に緩衝材を装着したゴルフクラブヘッドを示す斜視図である。
【図 3】 錘体部を連結部で装着したゴルフクラブヘッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッド本体
11 同 金属製反発部(フェース主要面)
12 同 空洞状空間部
13 同 バックフェース部
14 同 取付け用座面
15 同 雌ネジ部
16 同 ソール部
17 同 取付け用凹部
2 緩衝材部
3 錘体部
31 同 通孔
4 固定ネジ
5 切込み部
6 連続部
7 衝突用突部
8 連結部
81 同 通孔
82 同 離反間隔部
Claims (3)
- ヘッド本体のフェース主要面をなす所定肉厚の金属製反発部と同バックフェース側(がわ)部との間、またはバックフェース側(がわ)部適宜位置に、ソール部のトウ側(がわ)からヒール側(がわ)にかけた範囲に渡って開口する所定深さの切込み部を形成し、該切込み部から後方側(がわ)を錘体部にすると共に、切込み部内で対峙するヘッド本体のフェース主要面をなす所定肉厚の金属製反発部壁面か同バックフェース側(がわ)部壁面の何れか一方または双方に、双方の近接間隔を所定範囲に規制する一個または複数個の衝突用突部を突設したものとし、同切込み部上方に残存するようにした連続部の弾性変形により、インパクトの瞬間に、錘体部が金属製反発部背面側に慣性運動をなし、切込み部内に突設したそれら衝突用突部によって実質的に金属製反発部に二次的打撃力を加算し得る如くしたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
- ヘッド本体バックフェース側(がわ)部のバックフェース面に対し、適宜離反間隔部を置き、その上方側(がわ)で当該バックフェース面に一体化されて連結部となるようにした構造で別体の錘体部を配すると共に、離反間隔部内で対峙するヘッド本体バックフェース側(がわ)部のバックフェース面か別体の錘体部壁面の何れか一方または双方に、双方の近接間隔を所定範囲に規制する、一個または複数個の衝突用突部を突設したものとし、同離反間隔部上方に形成された連結部の弾性変形により、インパクトの瞬間に、別体の錘体部がヘッド本体バックフェース側(がわ)部側(がわ)に慣性運動をなし、離反間隔部内に突設したそれら衝突用突部によって実質的にヘッド本体のフェース主要面をなす所定肉厚の金属製反発部に二次的打撃力を加算し得る如くしたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
- 切込み部または離反間隔部内に、天然ゴム、合成樹脂材等の軟質素材からなる緩衝材部を装着、一体化してなるものとした、請求項1ないし2何れか記載のゴルフクラブヘッド。
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