JPH08322970A - ゴルフクラブのヘッド - Google Patents
ゴルフクラブのヘッドInfo
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- JPH08322970A JPH08322970A JP7133577A JP13357795A JPH08322970A JP H08322970 A JPH08322970 A JP H08322970A JP 7133577 A JP7133577 A JP 7133577A JP 13357795 A JP13357795 A JP 13357795A JP H08322970 A JPH08322970 A JP H08322970A
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- JP
- Japan
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- core
- head
- hard
- golf club
- ball
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振り抜きやすく、打球の飛距離が増大すると
共に、打球の方向性にも優れたゴルフクラブのヘッドを
提供する。 【構成】 硬質合成樹脂を用いて形成したヘッド本体１
の打球前壁４におけるフェースプレート１２のスイート
スポットの後方位置に質量のある硬質芯材９を固定配置
すると共に、ヘッド本体１の内部で後方位置の両側にウ
エイト２１が設けられている。インパクト時に硬質芯材
９のアンビル効果により、打球の飛距離を伸ばすことが
できると共に、後部両側のウエイト２１がスイング時に
併行直進の落下をなすから、その慣性により、フェース
は振り抜かれた方向に対して直角を保ち、打球の方向性
が向上する。
共に、打球の方向性にも優れたゴルフクラブのヘッドを
提供する。 【構成】 硬質合成樹脂を用いて形成したヘッド本体１
の打球前壁４におけるフェースプレート１２のスイート
スポットの後方位置に質量のある硬質芯材９を固定配置
すると共に、ヘッド本体１の内部で後方位置の両側にウ
エイト２１が設けられている。インパクト時に硬質芯材
９のアンビル効果により、打球の飛距離を伸ばすことが
できると共に、後部両側のウエイト２１がスイング時に
併行直進の落下をなすから、その慣性により、フェース
は振り抜かれた方向に対して直角を保ち、打球の方向性
が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、軽量で強度的に強
く、打球の方向性と飛距離が優れたゴルフクラブのヘッ
ドに関する。
く、打球の方向性と飛距離が優れたゴルフクラブのヘッ
ドに関する。
【０００２】
【従来の技術】ゴルフクラブ、特にウッドゴルフクラブ
は、打球の方向性と飛距離が要求され、近年これに対応
するための手段として、種々のメタルウッドが提案され
ている。
は、打球の方向性と飛距離が要求され、近年これに対応
するための手段として、種々のメタルウッドが提案され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メタルウッ
ドは、強度や重量の関係から、使用できる材質に制限が
あると共に、ヘッドの製作に要する設備コストが高くつ
くという問題がある。
ドは、強度や重量の関係から、使用できる材質に制限が
あると共に、ヘッドの製作に要する設備コストが高くつ
くという問題がある。
【０００４】また、メタルウッドは、内部を中空にして
ヘッドコア全体で打撃ショックを受けたり、あるいは、
内部空間に充填物を密封する等の補強構造が採られてい
るため、どうしても全体の重量が重くなり、スイング時
に振り抜き難いと共に、打球の直進性や飛距離について
は、在来のパーシモンヘッドと大差がないのが現状であ
る。
ヘッドコア全体で打撃ショックを受けたり、あるいは、
内部空間に充填物を密封する等の補強構造が採られてい
るため、どうしても全体の重量が重くなり、スイング時
に振り抜き難いと共に、打球の直進性や飛距離について
は、在来のパーシモンヘッドと大差がないのが現状であ
る。
【０００５】そこで、この発明の課題は、軽量で振り抜
きやすく、打球の直進性に優れ、飛距離の大幅な向上が
図れると共に、製作の容易なゴルフクラブのヘッドを提
供することにある。
きやすく、打球の直進性に優れ、飛距離の大幅な向上が
図れると共に、製作の容易なゴルフクラブのヘッドを提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、第１の発明は、硬質合成樹脂を用いて形成し
たヘッド本体の内部に耐衝撃力のあるリブを一体に設
け、前記ヘッド本体の内部で後方位置の両側にウエイト
を設けた構成を採用したものである。
するため、第１の発明は、硬質合成樹脂を用いて形成し
たヘッド本体の内部に耐衝撃力のあるリブを一体に設
け、前記ヘッド本体の内部で後方位置の両側にウエイト
を設けた構成を採用したものである。
【０００７】同第２の発明は、硬質合成樹脂を用いて形
成したヘッド本体の内部で打球前壁のスイートスポット
の後方位置に硬質芯材を固定配置し、前記ヘッド本体の
内部で後方位置の両側にウエイトを設けた構成を採用し
たものである。
成したヘッド本体の内部で打球前壁のスイートスポット
の後方位置に硬質芯材を固定配置し、前記ヘッド本体の
内部で後方位置の両側にウエイトを設けた構成を採用し
たものである。
【０００８】同第３の発明は、ヘッド本体は、前部コア
と後部コアの組合せからなり、前部コアは、中空状内部
の中央に多数の放射状リブを介して設けた中心軸部に硬
質芯材を埋込んで形成され、後部コアは硬質芯材の後端
に結合した状態で前部コアに固着され、その内部両側に
ウエイトが設けられている構成を採用したものである。
と後部コアの組合せからなり、前部コアは、中空状内部
の中央に多数の放射状リブを介して設けた中心軸部に硬
質芯材を埋込んで形成され、後部コアは硬質芯材の後端
に結合した状態で前部コアに固着され、その内部両側に
ウエイトが設けられている構成を採用したものである。
【０００９】同第４の発明は、ヘッド本体の打球前壁の
外面に硬質金属板を固定し、この硬質金属板と硬質芯材
の先端との間に弾性体を介在させた構成を採用したもの
である。
外面に硬質金属板を固定し、この硬質金属板と硬質芯材
の先端との間に弾性体を介在させた構成を採用したもの
である。
【００１０】同第５の発明は、ヘッド本体の打球前壁の
外面に硬質金属板を固定し、この硬質金属板に硬質芯材
の先端を当接させた構成を採用したものである。
外面に硬質金属板を固定し、この硬質金属板に硬質芯材
の先端を当接させた構成を採用したものである。
【００１１】
【作用】ヘッド本体のコアとリブを硬質合成樹脂製で一
体化することにより、全体の軽量化が図れる。ヘッド本
体における打球前壁のスイートスポットの後方にアンビ
ル効果のある硬質芯材を位置させることにより、インパ
クトに対する応力が十分にあり、当り心地が良く飛距離
が増大する。
体化することにより、全体の軽量化が図れる。ヘッド本
体における打球前壁のスイートスポットの後方にアンビ
ル効果のある硬質芯材を位置させることにより、インパ
クトに対する応力が十分にあり、当り心地が良く飛距離
が増大する。
【００１２】また、ヘッドの後方で両側に配置したウエ
イトで、ヘッドは平行直進の慣性が得られ、ヘッドフェ
ースは振り抜くラインに対して直角を保ち、従って、打
球の方向性が向上する。
イトで、ヘッドは平行直進の慣性が得られ、ヘッドフェ
ースは振り抜くラインに対して直角を保ち、従って、打
球の方向性が向上する。
【００１３】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１４】図１乃至図４に示す第１の例において、ヘ
ッド本体１は、硬質合成樹脂、特に、軽くて強いエンジ
ニアリングプラスチックや同様のプラスチックを用い、
これらのプラスチックの単用もしくはケプラーや硝子繊
維等の補強用繊維材を充填することによって強固に形成
されている。
ッド本体１は、硬質合成樹脂、特に、軽くて強いエンジ
ニアリングプラスチックや同様のプラスチックを用い、
これらのプラスチックの単用もしくはケプラーや硝子繊
維等の補強用繊維材を充填することによって強固に形成
されている。
【００１５】上記ヘッド本体１は、前部コア２と後部コ
ア３の組合せからなり、前部コア２は、打球前壁４と上
壁５及びソール６とからなり、打球前壁４の一方端部寄
りの位置にシャフト７を接続するためのネック８が設け
られ、内部には打球前壁４のスイートスポットの後方位
置に質量のあるボルト状や外周面に凹凸を有する軸状の
如き硬質芯材９が埋設固定され、この芯材９を一体に埋
込んだ中心軸部１０は、前部コア２の内周面との間に設
けた多数の放射状リブ１１によって保持されている。
ア３の組合せからなり、前部コア２は、打球前壁４と上
壁５及びソール６とからなり、打球前壁４の一方端部寄
りの位置にシャフト７を接続するためのネック８が設け
られ、内部には打球前壁４のスイートスポットの後方位
置に質量のあるボルト状や外周面に凹凸を有する軸状の
如き硬質芯材９が埋設固定され、この芯材９を一体に埋
込んだ中心軸部１０は、前部コア２の内周面との間に設
けた多数の放射状リブ１１によって保持されている。
【００１６】前部コア２の打球前壁４には、中央部に設
けた縦溝内に反発表示数の高い金属や硬質材料を用いた
フェースプレート１２が挿入固定され、硬質芯材９は、
金属材料を用い、螺軸１３の先端に設けた大径頭部１４
がフェースプレート１２の背面に当接するよう中心軸部
１０内に埋込まれている。
けた縦溝内に反発表示数の高い金属や硬質材料を用いた
フェースプレート１２が挿入固定され、硬質芯材９は、
金属材料を用い、螺軸１３の先端に設けた大径頭部１４
がフェースプレート１２の背面に当接するよう中心軸部
１０内に埋込まれている。
【００１７】上記フェースプレート１２の略中心部にス
イートスポットが設定され、硬質芯材９は、スイートス
ポットと同軸心状の配置になり、スイートスポットでの
インパクト時に硬質芯材９のアンビル効果により、打球
の飛距離を伸ばすことができる。
イートスポットが設定され、硬質芯材９は、スイートス
ポットと同軸心状の配置になり、スイートスポットでの
インパクト時に硬質芯材９のアンビル効果により、打球
の飛距離を伸ばすことができる。
【００１８】また、打球時の硬質芯材９に作用する衝撃
は、中心軸部１０と一体成形された放射状リブ１１を介
して前部コア２の全体に分散され、この結果前部コア２
全体の耐衝撃強度を向上させることができる。
は、中心軸部１０と一体成形された放射状リブ１１を介
して前部コア２の全体に分散され、この結果前部コア２
全体の耐衝撃強度を向上させることができる。
【００１９】前記後部コア３は、後壁１５と上壁１６と
ソール１７と内部に放射状リブ２０を有し、その先端側
周壁は前部コア２の後端側周壁に突き合せや嵌め合いに
よって適合一致する形状を有し、その内部中央に設けた
中心軸部１８に、硬質芯材９の後部螺軸１３に螺合する
締付ナット部材１９を挿入し、これを後壁１５の外部か
ら回動操作して前部コア２と後部コア３を締結してい
る。
ソール１７と内部に放射状リブ２０を有し、その先端側
周壁は前部コア２の後端側周壁に突き合せや嵌め合いに
よって適合一致する形状を有し、その内部中央に設けた
中心軸部１８に、硬質芯材９の後部螺軸１３に螺合する
締付ナット部材１９を挿入し、これを後壁１５の外部か
ら回動操作して前部コア２と後部コア３を締結してい
る。
【００２０】上記後部コア３の内部で両側下部の位置に
は、ウエイト２１、２１が固定されている。このウエイ
ト２１、２１は、シャフト７よりも後方に位置すること
により、平行直進の慣性が得られてスイング時のヘッド
の方向性を保ち、クラブフェースを振り抜くラインに対
して直角を保ち、打球の方向性を向上させる役目を果す
ことになる。
は、ウエイト２１、２１が固定されている。このウエイ
ト２１、２１は、シャフト７よりも後方に位置すること
により、平行直進の慣性が得られてスイング時のヘッド
の方向性を保ち、クラブフェースを振り抜くラインに対
して直角を保ち、打球の方向性を向上させる役目を果す
ことになる。
【００２１】前記前部コア２と後部コア３は、螺軸１３
の後端にナット部材１９を締付けて結合するものであ
り、前後コア２と３及び両者のリブ１１、２０の互に当
接もしくは嵌り合う端部は、接着剤による接着や溶着に
より固定化され、これにより、前後のコア２と３は強固
に一体となる。
の後端にナット部材１９を締付けて結合するものであ
り、前後コア２と３及び両者のリブ１１、２０の互に当
接もしくは嵌り合う端部は、接着剤による接着や溶着に
より固定化され、これにより、前後のコア２と３は強固
に一体となる。
【００２２】図５に示す第２の例は、前部コア２におけ
る打球前壁４に凹部２２を設け、この凹部４内に、硬質
芯材９の先端に固定した金属板２３と、チタン等の硬質
金属板を用いたフェースプレート１２と、前記金属板２
３とフェースプレート１２の間に介在させたゴムや合成
樹脂等の弾性体２４もしくはＲ付の平板スプリング板と
を重ね合わせた状態で収納し、これらをビス止によって
前部コア２に固定化している。
る打球前壁４に凹部２２を設け、この凹部４内に、硬質
芯材９の先端に固定した金属板２３と、チタン等の硬質
金属板を用いたフェースプレート１２と、前記金属板２
３とフェースプレート１２の間に介在させたゴムや合成
樹脂等の弾性体２４もしくはＲ付の平板スプリング板と
を重ね合わせた状態で収納し、これらをビス止によって
前部コア２に固定化している。
【００２３】上記金属板２３は、前面側に弾性体２４の
納まる凹段部を形成しておくと共に、背面側に複数の屈
曲爪２５を設け、前部コア２を硬質合成樹脂で成形する
とき屈曲爪２５を樹脂中に埋込むことにより、固定強度
が得られるようにしている。
納まる凹段部を形成しておくと共に、背面側に複数の屈
曲爪２５を設け、前部コア２を硬質合成樹脂で成形する
とき屈曲爪２５を樹脂中に埋込むことにより、固定強度
が得られるようにしている。
【００２４】この第２の例のように、ヘッド本体１のフ
ェースをチタン等のフェースプレート１２で形成すると
共に、該プレート１２と硬質芯材９の間に弾性体２４を
介在させると、インパクト時に弾性体２４の反発弾性が
得られ、飛距離の増大が可能になる。
ェースをチタン等のフェースプレート１２で形成すると
共に、該プレート１２と硬質芯材９の間に弾性体２４を
介在させると、インパクト時に弾性体２４の反発弾性が
得られ、飛距離の増大が可能になる。
【００２５】図６に示す第３の例は、前記第１の例で示
した前部コア２及び後部コア３の放射状リブ１１、２０
に代え、ハニカムコア２６を採用したものであり、前部
コア２１と後部コア２を硬質合成樹脂で成形するとき、
ハニカムコア２６も同時に一体成形することができる。
した前部コア２及び後部コア３の放射状リブ１１、２０
に代え、ハニカムコア２６を採用したものであり、前部
コア２１と後部コア２を硬質合成樹脂で成形するとき、
ハニカムコア２６も同時に一体成形することができる。
【００２６】なお、図示省略したが、硬質合成樹脂を用
いて形成した前部コア２と後部コアは、各々内部に耐衝
撃力のあるリブを、スイートスポットの後方位置が中心
軸部となる放射状に一体に設け、打球時の衝撃力をリブ
でコア全体に分散させるようにした構造としたり、図５
に示した第２の実施例において、弾性体２４の使用を省
き、硬質芯材９の大径頭部１４をフェースプレート１２
に当接もしくは固定した構造とすることができる。
いて形成した前部コア２と後部コアは、各々内部に耐衝
撃力のあるリブを、スイートスポットの後方位置が中心
軸部となる放射状に一体に設け、打球時の衝撃力をリブ
でコア全体に分散させるようにした構造としたり、図５
に示した第２の実施例において、弾性体２４の使用を省
き、硬質芯材９の大径頭部１４をフェースプレート１２
に当接もしくは固定した構造とすることができる。
【００２７】この発明のヘッドは上記のような構成であ
り、スイートスポットでのインパクト時にフェースプレ
ート１２の後方に位置する硬質芯材９のアンビル効果
（ハンマー効果）により飛距離が向上すると共に、スイ
ング時に、ヘッド本体１の後方で両側に設けたウエイト
２１、２１の併行直進落下の慣性のため、フェースはシ
ョット方向に直角の姿勢を保つことになり、打球の方向
性を飛躍的に向上させることができる。
り、スイートスポットでのインパクト時にフェースプレ
ート１２の後方に位置する硬質芯材９のアンビル効果
（ハンマー効果）により飛距離が向上すると共に、スイ
ング時に、ヘッド本体１の後方で両側に設けたウエイト
２１、２１の併行直進落下の慣性のため、フェースはシ
ョット方向に直角の姿勢を保つことになり、打球の方向
性を飛躍的に向上させることができる。
【００２８】インパクト時において、図１乃至図４に示
した第１の例では、硬質芯材９に加わる衝撃が放射状リ
ブ１１を介して前部コア２の周壁に分散され、この結果
前部コア２の耐衝撃性強度は極めて優れたものとなる。
した第１の例では、硬質芯材９に加わる衝撃が放射状リ
ブ１１を介して前部コア２の周壁に分散され、この結果
前部コア２の耐衝撃性強度は極めて優れたものとなる。
【００２９】また、図５に示した第２の例では、フェー
スプレート１２と硬質芯材９の間に弾性体２４を介在さ
せてあるので、インパクト時に圧縮を受ける弾性体２４
の反発弾性がボールに作用し、飛距離の一層の向上が図
れる。
スプレート１２と硬質芯材９の間に弾性体２４を介在さ
せてあるので、インパクト時に圧縮を受ける弾性体２４
の反発弾性がボールに作用し、飛距離の一層の向上が図
れる。
【００３０】更に、図６に示す第３の例では、インパク
ト時の硬質芯材９に加わる衝撃をハニカムコア２６で分
散支持でき、耐衝撃強度の優れたものとなる。
ト時の硬質芯材９に加わる衝撃をハニカムコア２６で分
散支持でき、耐衝撃強度の優れたものとなる。
【００３１】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、ヘッ
ド本体を硬質合成樹脂で形成したので、ヘッドの軽量化
と強度の向上が図れ、スイング時の振り抜き性がよく、
樹脂の採用により製造が容易で量産が可能となり、コス
ト的にも安くなる。
ド本体を硬質合成樹脂で形成したので、ヘッドの軽量化
と強度の向上が図れ、スイング時の振り抜き性がよく、
樹脂の採用により製造が容易で量産が可能となり、コス
ト的にも安くなる。
【００３２】また、フェースのスイートスポットの後方
に質量のある硬質芯材を設けたので、インパクト時にア
ンビル効果が生じ、打球の飛距離を大幅に向上させるこ
とができる。
に質量のある硬質芯材を設けたので、インパクト時にア
ンビル効果が生じ、打球の飛距離を大幅に向上させるこ
とができる。
【００３３】更に、ヘッドの後方で両側の位置にウエイ
トを設けたので、前部フェースよりも後部に重心が移行
し、後部両側のウエイトはスイング時に併行直進の落下
をなすから、その慣性によりフェースは振り抜かれた方
向に対して直角を保ち易く、打球の方向性が向上する。
トを設けたので、前部フェースよりも後部に重心が移行
し、後部両側のウエイトはスイング時に併行直進の落下
をなすから、その慣性によりフェースは振り抜かれた方
向に対して直角を保ち易く、打球の方向性が向上する。
【図１】この発明に係るヘッドの第１の例を示す平面図
【図２】同上の縦断側面図
【図３】同上の分解斜視図
【図４】同上における前部コアの斜視図
【図５】第２の例を示す要部の横断平面図
【図６】第３の例を示す前部コアと後部コアを示す分解
斜視図
斜視図
１ ヘッド本体 ２ 前部コア ３ 後部コア ４ 打球前壁 ９ 硬質芯材 １１、２０ 放射状リブ １２ フェースプレート １９ ナット部材 ２１ ウエイト
Claims (5)
- 【請求項１】 硬質合成樹脂を用いて形成したヘッド本
体の内部に耐衝撃力のあるリブを一体に設け、前記ヘッ
ド本体の内部で後方位置の両側にウエイトを設けたゴル
フクラブのヘッド。 - 【請求項２】 硬質合成樹脂を用いて形成したヘッド本
体の内部で打球前壁のスイートスポットの後方位置に硬
質芯材を固定配置し、前記ヘッド本体の内部で後方位置
の両側にウエイトを設けたゴルフクラブのヘッド。 - 【請求項３】 ヘッド本体は、前部コアと後部コアの組
合せからなり、前部コアは、中空状内部の中央に多数の
放射状リブを介して設けた中心軸部に硬質芯材を埋込ん
で形成され、後部コアは硬質芯材の後端に結合した状態
で前部コアに固着され、その内部両側にウエイトが設け
られている請求項２記載のゴルフクラブのヘッド。 - 【請求項４】 ヘッド本体の打球前壁の外面に硬質金属
板を固定し、この硬質金属板と硬質芯材の先端との間に
弾性体を介在させた請求項２又は３記載のゴルフクラブ
のヘッド。 - 【請求項５】 ヘッド本体の打球前壁の外面に硬質金属
板を固定し、この硬質金属に硬質芯材の先端を当接させ
た請求項２又は３記載のゴルフクラブのヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133577A JPH08322970A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | ゴルフクラブのヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133577A JPH08322970A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | ゴルフクラブのヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322970A true JPH08322970A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15108070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7133577A Pending JPH08322970A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | ゴルフクラブのヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08322970A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000197718A (ja) * | 1998-12-31 | 2000-07-18 | Nobuyuki Mifune | ゴルフクラブヘッド |
| GB2390551A (en) * | 2002-06-17 | 2004-01-14 | Karsten Mfg Corp | Metal wood golf club with progressive weighting |
| WO2010080321A3 (en) * | 2008-12-18 | 2011-01-13 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads having interchangeable rear body members |
| WO2011041344A1 (en) * | 2009-10-01 | 2011-04-07 | Nike International Ltd. | Golf clubs and golf club heads having a removable mass ring |
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| US9072949B2 (en) | 2008-12-18 | 2015-07-07 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads having interchangeable rear body members |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133577A patent/JPH08322970A/ja active Pending
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