JP3024362U - 除雪機における表示装置 - Google Patents

除雪機における表示装置

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JP3024362U
JP3024362U JP1995012658U JP1265895U JP3024362U JP 3024362 U JP3024362 U JP 3024362U JP 1995012658 U JP1995012658 U JP 1995012658U JP 1265895 U JP1265895 U JP 1265895U JP 3024362 U JP3024362 U JP 3024362U
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clutch
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switch
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JP1995012658U
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Inventor
繁 高橋
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和同産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除雪機における表示装置、特に歩用型の自走
式除雪機における表示装置に係り、エンジン始動時の走
行クラッチや除雪クラッチ等のセット状態を容易・迅速
に確認できるようにする。 【解決手段】 走行クラッチおよび除雪クラッチと、シ
ュータカバーの装填状態を検知するシュータカバースイ
ッチと、操作者が機体から離れたとき自動的にエンジン
を停止させる非常停止スイッチとを備えた除雪機におい
て、上記走行クラッチおよび除雪クラッチの入切状態、
およびシュータカバー装填状態、並びに非常停止スイッ
チの作動状態をそれぞれ表示するランプL1〜L4を、
計器盤等の表示パネルPに設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は除雪機における表示装置、特に歩用型の自走式除雪機における表示装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自走式の除雪機は、一般に図3に示すように機体1の下部に設けたクローラ2 等の走行車輪を、図に省略したエンジンで駆動して所定の速度で走行させる構成 であり、上記エンジンと走行車輪との間には、エンジンからの動力を断続する走 行クラッチ(不図示)が設けられている。
【0003】 一方、機体1の前部には、集雪オーガ3や投雪ブロア4および投雪シュータ5 等よりなる除雪装置6が設けられており、その集雪オーガ3や投雪ブロア4も図 に省略したエンジンで回転駆動され、そのエンジンと除雪装置3との間には除雪 クラッチが設けられている。
【0004】 上記の投雪シュータ5は、一般に投雪方向に開口した横断面樋状に形成され、 投雪ブロア4で跳ね上げた雪を機体の上方に案内して排出させる構成である。そ の投雪シュータ5の下部には、図には省略したが、雪詰まり等が生じたときに、 その詰まった雪を容易に除去できるように、一般に筒状のシュータカバーをシュ ータ5内に着脱自在に設けると共に、そのシュータカバーが所定の位置に装填セ ットされているか否かを検知するシュータカバースイッチを設けるようにしてい る(例えば実公平5−35157号公報参照)。
【0005】 また歩用型の自走式除雪機にあっては、除雪作業を行う際、操作者は自走する 機体の後ろ(図3で右方)を追随しながら運転操作を行うもので、操作者が何ら かの理由で除雪機から大きく離れたときには除雪機が自動的に停止するように操 作者の衣服等に装着して該操作者の有無を検知する検知手段と、その検知手段で 操作者がいないことが検知されたときエンジンを停止させる非常停止スイッチと を設けるようにしている(例えば実開昭64−37521号公報参照)。
【0006】 さらに、エンジン始動時は、除雪機が不用意に走り出したり、オーガやブロア が急に回転しないように、前記の走行クラッチおよび除雪クラッチが切れた状態 にセットされ、かつ前記のシュータカバーが所定の位置に装填セットされ、さら に操作者が所定の位置にいて非常停止スイッチが不作動の場合にのみエンジンが かかるように構成されている。そのため上記4つの始動セット状態のうち、いず れか1つでも所定の状態にセットされていない場合には、エンジンを始動させる ことができない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記4つの始動セット状態のうちのいずれかが原因でエンジンがか からない場合であっても、従来の除雪機は上記4つの始動セット状態を何ら表示 していないため、それらのうちの何が原因でエンジンがかからないのかは判別が つかない。上記4つの始動セット状態を検知するスイッチ等に故障がある場合も 同様である。そのため、上記4つの始動セット状態を1つ1つ確認しなければな らず、その確認作業に時間がかかる等の問題があった。
【0008】 本考案は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、上記4つの始動セット状態 を容易・迅速に確認することのできる除雪機における表示装置を提供することを 目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案による表示装置は、以下の構成としたも のである。
【0010】 即ち、走行クラッチおよび除雪クラッチと、シュータカバーの装填状態を検知 するシュータカバースイッチと、操作者が機体から離れたとき自動的にエンジン を停止させる非常停止スイッチとを備えた除雪機において、上記走行クラッチお よび除雪クラッチの入切状態、およびシュータカバー装填状態、並びに非常停止 スイッチの作動状態をそれぞれ表示するランプを、計器盤等の表示パネルに設け たことを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記のように走行クラッチおよび除雪クラッチの入切状態、およびシュータカ バー装填状態、並びに非常停止スイッチの作動状態をそれぞれ表示するランプを 、計器盤等の表示パネルに設けたことよって、始動時にエンジンがかからない場 合に何が原因であるのかを容易かつ迅速に察知することが可能となる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案による除雪機の表示装置の具体的な実施の形態を、図に基づいて 説明する。
【0013】 図1は本考案による除雪機の表示装置の一例を示す正面図であり、同図におい て、Pは除雪機における計器盤等の表示パネルで、その表示パネルPは歩用型の 自走式除雪機にあっては図3に示すように機体1の後ろ側、すなわち機体1の後 ろに随行する操作者の前方位置に配置されている。
【0014】 その表示パネルPに、走行クラッチおよび除雪クラッチの入切状態を表示する 走行クラッチランプL1および除雪クラッチランプL2、シュータカバーの装填 状態を表示するシュータカバーランプL3、および前記の非常停止スイッチの状 態を示す非常停止ランプL4を設けたものである。図中、L5は油圧異常表示ラ ンプ、L6はバッテリ充電異常表示ランプ、L7はラジエータ過熱表示ランプ、 L8はグロー表示ランプ、M1はアワーメータ、M2は燃料計である。
【0015】 上記の走行クラッチランプL1、除雪クラッチランプL2、シュータカバーラ ンプL3、および非常停止ランプL4を点灯させる回路の構成は適宜であるが、 図2はその一例を示す要部の回路図である。図中、MSはエンジンスイッチ等の メインスイッチで、そのメインスイッチMSに対して走行クラッチスイッチSW 1、除雪クラッチスイッチSW2、シュータカバースイッチSW3、非常停止ス イッチSW4が、それぞれ直列に接続されている。
【0016】 上記の走行クラッチスイッチSW1および除雪クラッチスイッチSW2は、そ れぞれ図に省略した走行クラッチおよび除雪クラッチが接続されているときオン 、クラッチが切れているときオフとなる。またシュータカバースイッチSW3は 図に省略したシュータカバーが所定の位置にセットされているときオン、セット されていないときオフとなり、非常停止スイッチSW4は操作者が所定の位置に いることが検知されたときオフ、操作者がいないと検知されたときオンとなるよ うに設定されている。
【0017】 また上記各スイッチSW1〜SW4には、それぞれリレーR1〜R4が直列に 接続され、そのリレーR1の常閉接点と走行クラッチランプL1、リレーR2の 常閉接点と除雪クラッチランプL2、リレーR3の常閉接点とシュータカバーラ ンプL3、リレーR4の常開接点と非常停止ランプL4とが、それぞれ図のよう に直列に接続されている。
【0018】 上記の構成において、メインスイッチMSを入れた状態で走行クラッチが切れ ているときは走行クラッチスイッチSW1がオンとなり、リレーR1の常閉接点 が開いて走行クラッチランプL1は点灯せず、走行クラッチを入れたとき走行ク ラッチランプL1が点灯する。同様に除雪クラッチが切れているときは除雪クラ ッチランプL2は点灯せず、除雪クラッチを入れたとき上記ランプL2が点灯す る。
【0019】 またシュータカバーが所定の位置に装填セットされているときは、シュータカ バースイッチSW3がオンとなり、リレーR3の常閉接点が開いてシュータカバ ーランプL3は点灯せず、シュータカバーがセットされていないとき上記ランプ L3が点灯する。さらに操作者が所定の位置にいることが検知されて非常停止ス イッチSW4がオフのときはリレーR4が作動せず、該リレーR4の常開接点が 開いたままで非常停止ランプL4は非点灯状態にあり、操作者がいないと検知さ れたときリレーR4の常開接点が閉じて非常停止ランプL4が点灯する構成であ る。
【0020】 一方、本実施例では除雪機のエンジンとしてジーゼルエンジンが用いられ、そ のエンジンの燃料噴射用ソレノイドポンプの遮断弁Vが、図2に示すように上記 各ランプL1〜L4と並列に接続されている。又その遮断弁Vに対してリレーR 3の常閉接点および前記リレーR4と並列に設けたリレーR6の常開接点がそれ ぞれ直列に接続されている。それによって、シュータカバーが所定の位置にセッ トされておらず、シュータカバースイッチSW3がオフでリレーR3の常閉接点 が閉じている場合、あるいは非常停止スイッチSW4がオンとなってリレーR6 の常開接点が閉じられた場合には、それぞれ燃料噴射用ソレノイドポンプの遮断 弁Vが閉じてエンジンが停止するように構成されている。
【0021】 また図2において、R8は図に省略したセルモータ等の始動装置の制御用リレ ーで、そのリレーR8と直列に前記リレーR1の常開接点と、前記リレーR2と 並列に設けたリレーR5の常開接点、および前記遮断弁Vと並列に設けたリレー R7の常閉接点とが接続されている。その結果、リレーR1およびR5の常開接 点が閉じられ、かつリレーR7の常閉接点が開いている場合、すなわち走行クラ ッチおよび除雪クラッチが切れ、かつシュータカバーが所定の位置にセットされ 、さらに非常停止スイッチが切れている場合にのみエンジンが始動できるように 構成されている。
【0022】 従って、エンジン始動時にメインスイッチMSを入れた状態で、走行クラッチ および除雪クラッチの少なくとも一方が接続されている場合や、シュータカバー が所定の位置に装填セットされていない場合、あるいは操作者がいないと検知さ れた場合には、エンジンを始動させることができない。その場合、何が原因で始 動できないかは、前記各ランプL1〜L4のうち、点灯しているランプを見れば 容易に察知することができるものである。
【0023】 なお上記実施例では、走行クラッチや除雪クラッチが接続されているとき、ま たシュータカバーが所定の位置に装填セットされていないとき、および操作者が 所定の位置にいないと検知された場合に、それぞれランプL1〜L4が点灯する ようにしたが、それぞれの場合にランプL1〜L4が消灯するように構成しても よい。
【0024】 また上記実施例では、シュータカバーが所定の位置に装填セットされていない とき、および操作者が所定の位置にいないと検知された場合に、ジーゼルエンジ ンの燃料噴射用ソレノイドポンプの遮断弁Vが閉じてエンジンが停止するように したが、ガソリンエンジン等にあっては、点火回路等を遮断してエンジンが停止 するようにすればよい。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、走行クラッチおよび除雪クラッチの入切状態、 およびシュータカバー装填状態、並びに非常停止スイッチの作動状態をそれぞれ 表示するランプを、除雪機の計器盤等の表示パネルに設けたから、始動時にエン ジンがかからない場合に、それらの表示ランプの点灯もしくは非点灯状態を見れ ば何が原因で始動できないのか、あるいは故障がある場合には、その故障箇所を 容易かつ迅速に知ることができるもので、前記従来のように4つの始動セット状 態を逐一調べる面倒がなく、運転や保全管理の操作性能を大幅に向上させること ができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による表示装置の一例を示す正面図。
【図2】上記表示装置の回路構成の一例を示す要部の回
路図。
【図3】歩用型自走式除雪機の概略構成を示す側面図。
【符号の説明】 1 機体 2 クローラ(走行車輪) 3 集雪オーガ 4 投雪ブロア 5 投雪シュータ 6 除雪装置 MS メインスイッチ SW1 走行クラッチスイッチ SW2 除雪クラッチスイッチ SW3 シュータカバースイッチ SW4 非常停止スイッチ L1 走行クラッチランプ L2 除雪クラッチランプ L3 シュータカバーランプ L4 非常停止ランプ R1〜R8 リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行クラッチおよび除雪クラッチと、シ
    ュータカバーの装填状態を検知するシュータカバースイ
    ッチと、操作者が機体から離れたとき自動的にエンジン
    を停止させる非常停止スイッチとを備えた除雪機におい
    て、上記走行クラッチおよび除雪クラッチの入切状態、
    およびシュータカバー装填状態、並びに非常停止スイッ
    チの作動状態をそれぞれ表示するランプを、計器盤等の
    表示パネルに設けたことを特徴とする除雪機における表
    示装置。
JP1995012658U 1995-11-06 1995-11-06 除雪機における表示装置 Expired - Lifetime JP3024362U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592255A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Showa Alum Corp 熱交換器の製造方法
JP2018204409A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 株式会社小松製作所 作業車両

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