JP3024192B2 - ラベル付き成形品の製造方法 - Google Patents

ラベル付き成形品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はラベル付き成形品の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、ラベル付き樹脂成形品(例えば、広口ビンの蓋
体等)の外周面にリング状のラベルを貼着する場合に
は、当該蓋体の形成後にリボン状のラベルを巻き付けて
貼着する方法が知られている。このラベルには一面側が
表面の装飾層とされ、他面側が接着層とされており、装
飾層はラベルの両端部を接着容易とするためにインク層
若しくは樹脂コーティング層とされている。装飾層と接
着層の中間層は紙あるいはプラスチックフィルムからな
るベースとされている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようなラベルの貼着方法は、成形
品にリボン状のラベルを巻き付けて貼着するためのラベ
ルの貼着装置並びに貼着工程を要するので、成形品の製
造コストがかかるほか製造時間の短縮化上不利である。
更に、成形品の外周面にラベルを張り付けるので、ラベ
ルの端部が成形品の表面からその肉厚ぶんだけ浮きでる
ため、成形品の外観品質の一層の向上が達成しにくい問
題があるほか、ラベルの端部が剥離し易い問題がある。
(発明の目的) 本発明はかかる課題に着目してなされたものであり、
ラベル付き成形品の製造コストの低減化及び製造時間の
短縮化並びに外観品質の一層の向上とラベルの剥離しに
くいラベル付き成形品の製造方法を開示することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にかかるラベル付
き成形品の製造方法は、筒状樹脂成形品を形成する金型
を型開きし、この金型のキャビティ形成用の筒状凹部の
周壁面に、前記筒状樹脂成形品に接着可能な接着剤層が
形成されたリング状のラベルを、リングの内側から吸引
して収縮させた状態でセットした後に、前記金型を型締
めして溶融樹脂を充填することにより、前記筒状樹脂成
形品の周面に前記リング状のラベルを一体成形すること
を特徴とする。
(作 用) 本発明にかかるラベル付き成形品の製造方法によれ
ば、リング内周面側に成形品と接着可能な接着剤層を形
成したリング状ラベルを搬送する前に、リング内側に吸
引して収縮させるので、リングの径が筒状凹部の周壁面
の径より小さくすることができ、筒状凹部の周壁面にリ
ング状のラベルを容易にセットできる。
そして、キャビティ形成用の凹部にリング状ラベルを
セットして一体成形するので、成形品の成形とラベルの
貼着とを同時に行うことが出来ると共に、樹脂の充填時
にラベルが筒状凹部の壁面に密着するので、溶融樹脂の
このラベルに接触する部位はラベルの肉厚だけ凹んだ形
状となり、ラベルの端部が成形品の表面から浮きでるこ
とがなく、ラベルのつなぎ目がめだたない。
(実施例) 以下、本発明の実施例にかかるラベル付き樹脂成形品
の製造方法を図面に基づいて説明する。
第1図は、本実施例のラベル付き成形品の製造方法を
用いる射出成形装置を示したものであり、射出成形装置
1は、射出成形装置本体10、リボン状のフィルム2から
ラベル3を形成するラベル形成装置20、ラベル形成装置
20からリング状のラベル3を搬送するラベル供給装置30
とによって構成されている。フィルム2の表面側は金属
コーティングされており、フィルム2の裏面側は金属及
び樹脂の両方に接着可能な加熱圧着タイプの接着剤層が
形成されている。
射出成形装置本体10は、ダンパー11に沿って開閉され
る固定金型12と可動金型13とを備え、固定金型12は図示
しないエジェクタプレート及び固定板を介してノズルタ
ッチが接続され、固定金型12のキャビティ形成用の筒状
凹部12aの底壁部12dにはゲートが開口されている。可動
金型13には筒状凹部12aと共働して広口ビンの蓋体14
(第2図参照)を形成するためのキャビティを形成する
コア13aが突設されており、固定金型12と可動金型13と
を型締めしてキャビティを形成すると、筒状凹部12aの
底壁部12bのゲート12cから溶融樹脂がキャビティ内に充
填されるようになっている。
射出成形装置本体10の側方には、ラベル形成装置20が
配設されている。ラベル形成装置20は細長い矩形状のベ
ースプレート20aを備えており、このベースプレート20a
には、裏面が金属及び樹脂に接着可能な接着層とされ、
表面が金属コーティング層とされる細長いフィルム2が
供給される。フィルム2は接着剤層が上方に臨むように
給送される。ベースプレート20a上には、このフィルム
2をリング状に形成するために、フィルム2をカットす
るカッター刃が下降するカッター台21と、ベースプレー
ト20aの長手方向に沿うように立設される縦板部22と、
フィルム2を吸着する吸着口23aを有する吸着台23とが
搭載され、ベースプレーし20aの両端部の支柱24a,24bに
は、カッター台21上のフィルム2の端部を吸着するスラ
イダ25を移動させるスクリューロッド26aと、同じくス
ライダ25を案内するガイドロッド26bとが架設されてい
る。スクリューロッド26aはプーリ26c、ベルト26dを介
してパルスモータ26eにより回転駆動され、スクリュー
ロッド26aの回転方向及び回転数により、スライダ25が
移動するようになっている。縦板部22には、スライダ25
に吸着されたフィルム2をスライダ25から受け取って吸
着する吸着板27a,27bを軸29c,29dを中心に回動させるア
ーム28a,28bと、アーム28a,28bを回動させるパルスモー
タ29a,29bとが備えられている。図中Tは空気を吸引、
吐出させるチューブである。吸着板27a,27bは、フィル
ム2がスライダ25によって搬送される前は、吸着台23と
同じ高さとなるように水平状態となっており、フィルム
2がスライダ25によって吸着板27a,27b上及び吸着台23
上に位置すると、スライダ25がラベルマガジン21側に退
避した後に、回動してフィルム2の両端部を重合させ
る。吸着台23の上方にはこのフィルム2の重合部分を下
方から支持する支持台22aとこの支持台の上方から下降
するヒータ22bとが配設され、フィルムの両端部が重合
した後に、ヒータ22bと支持台22aとがこの重合部分を狭
持してフィルム2の重合部分を加熱圧着する。尚、ラベ
ル3の周回り方向の長さは、カットされたラベルの素体
3aの全体の長さから重合部分の長さを引くことによって
求められる。
第6図はこのラベル形成装置20における重合部分の長
さを求める説明図であり、軸29a,29aを中心としてアー
ム28a,28bを違いに接近する方向に回転させて吸着板27
a,27bを吸着台23に平行な状態とした時に、吸着板27a,2
7b間の最短距離をLとし、吸着板27a,27bから突出する
ラベルの素体3aの端部の長さをそれぞれL1,L2とした場
合、重合部分の長さLxは、Lx=2L−(L1+L2)として求
められる。故に、リング状ラベル3の周方向の長さLr
は、Lr=L−Lx=(L1+L2)−Lとなる。従って、リン
グ状のラベル3の周方向の長さLrを筒状凹部12aの周方
向の長さより0.2パーセント短くするには、スクリュー
ロッド26bのピッチに基づいて、フィルム2を吸着して
いるスライダ25を移動させるときのパルスモータ26eの
回転数を決めれば良い。
ラベル供給装置30は、射出成形装置本体10とラベル形
成装置20との間を連絡するフレーム31を備えている。フ
レーム31は水平面に沿ってX軸、Y軸方向に位置調整可
能とされており、このフレーム31にはラベル3の把持装
置のベース32が取り付けられている。ベース32にはエア
シリンダ32a,32bを介してL型プレート33が傾動自在に
懸垂され、L型プレート33に平行リンク機構を構成する
懸垂板33a,33aが懸垂されている。懸垂板33a,33aには平
行状態を維持した状態でL型プレート33の縦板部33cに
接近、離間する平行板33b,33bが懸垂されている。L型
プレート33の縦板部33cには、この縦板33cに近い側の平
行板33bを縦板部33cに対して進退させるエアシリンダ33
dが設けられている。L型プレート33の縦板部33cから遠
い位置にある平行板33bには、コ字状のブロック34が固
着され、ブロック34から延びるロッド35にはスライダ36
が摺動自在に装着されている。スライダ36はブロック34
に装着されたエアシリンダ37によってスライドする。ス
ライダ36の外周には4組の平行リンク機構38が取り付け
られ、平行リンク機構38の先端部に吸着パット39が設け
られている。平行リンク機構38はロッド35の先端部に枢
着されたリンクアーム38aによって、ロッド35に対して
接近、離間するように開閉する。
以上が、本発明の実施例に用いる射出成形装置の概略
構成である。
次に、上記射出成形装置を用いた本実施例にかかる射
出成形方法を説明する。
先ず、フィルム2の端部をラベル形成装置20のカッタ
ー台21上に引き出してスライダ25によりフィルム2の端
部を吸着すると共に、吸着板27a,27bは吸着台23と同じ
高さに静止させておく。次に、スライダ25を支柱24b側
に移動させてフィルム2の端部を支柱24b側に引き寄せ
る。フィルム2がカッター台21から所定の長さ引き出さ
れたら、スライダ25を一時停止させてカッター刃により
フィルム2をカットし、ラベル素体3bを形成する。21a
はカッター台21のカット基準線である。ラベル素体3bが
形成されたら、吸着板27a,27b及び吸着台23によりラベ
ル素体3bを吸着するとともに、スライダ25をもとの位置
に戻し、パルスモータ29,29によりアーム28a,28bを回転
させ、ラベル素体3bの両端部を重合させる。ラベル素体
3bの両端部を重合したら、その重合部分を加熱狭持して
リングを形成する。これによって、リング状のラベル3
が形成される。
リング状のラベル3を形成する間、射出成形装置本体
10の固定金型12と可動金型13とを型開きする。この場
合、固定金型12と可動金型13の型開きする間隔は、ラベ
ル供給装置30のベース32及びロッド35の長さより大きい
ことは勿論である。ラベル3がリング状に形成される
と、ラベル3は自己の可撓性により大略筒状となるの
で、ラベル供給装置30のロッド35をラベル3のリングの
ほぼ中央に向ける。ロッド35をラベル3のリング中央に
向けたら、エアシリンダ37を収縮させてスライダ36をコ
字状ブロック34側にひき、平行リンク機構38をロッド35
側に近付けて平行リンク機構38の先端部を閉じる。平行
リンク機構38の先端部を閉じ、フレーム31をラベル形成
装置20に接近させると、リング状のラベル3内に4個の
空気吸引可能なパット39が位置する。パット39がラベル
3内に位置したら、エアシリンダ37を伸張させてスライ
ダ36をラベル形成装置20側に移動させ、パット39により
ラベル3を吸着する。パット39によりラベル3を内側か
ら吸着したら、再び、エアシリンダ37を収縮させて平行
リンク機構38の先端部をロッド35側に閉じる。これによ
って、ラベル3の径は筒状凹部12aの径より小さくな
る。平行リンク機構38の先端部をロッド35側に閉じた
ら、フレーム31をラベル形成装置20から遠ざけると共
に、フレーム31をラベル形成装置20から射出成形装置本
体10側に移動させ、ロッド35の先端部が固定金型12の筒
状凹部12aの底壁部12bの中央部に向くように、ラベル供
給装置30を移動させる。ロッド35の先端部を筒状凹部12
aの底壁部12bの中央部に向けたら、ラベル3が筒状凹部
12aの所定の深さに位置するように、フレーム31を所定
の距離だけ固定金型12側に変位させる。ラベル3が筒状
凹部12aの所定の深さに位置したら、エアシリンダ37を
伸張させてスライダ36をロッド35の先端部側に移動さ
せ、平行リンク機構38の先端部を開いてラベル3を筒状
凹部12aの壁面に当接させる。ラベル3が筒状凹状12aに
当接したら、パット39から空気を吐出させてラベル3を
筒状凹部12aの壁面にセットする。ラベル3は筒状凹部1
2aの径より僅かに短いので、ほぼ筒状凹部12aの周面に
密着状態となり、筒状凹部12aの深さ方向あるいは周回
り方向にずれる虞はない。ラベル3を筒状凹部12aにセ
ットしたら、エアシリンダ37を収縮させてスライダ36を
コ字状ブロック34側に変位させ、平行リンク機構38の先
端部をロッド36側に閉じる。平行リンク機構38を閉じた
後、フレーム31を固定金型12から可動金型13側に移動さ
せてラベル供給装置30を筒状凹部12aから離間させ、更
に、フレーム31をラベル形成装置20の側方に移動させて
ラベル形成装置20による次のラベルの作成までラベル供
給装置30を待機させる。
ラベル供給装置30を射出成形装置本体10から退避させ
たら、固定金型12と可動金型13とを型締めして成形品の
キャビティを形成する。キャビティ形成後図示しないノ
ズルからゲート12c内に溶融樹脂を充填する。キャビテ
ィ内に溶融樹脂を充填するとき、ラベル3が筒状凹部12
aの底壁部12bに接触していると、ラベル3の径が筒状凹
部12aの径より僅かに小さいので、キャビティ内に注入
される溶融樹脂の圧力により、ラベル3が筒状凹部12a
の壁面に密着し、筒状凹部12aと底壁部12aとの境界部が
丸くカーブしていると(第3図参照)、ラベル3の端部
も境界部のカーブに倣って丸くカーブする。キャビティ
内に溶融樹脂が充填された後、固定金型12と可動金型13
とを冷却させて蓋体14の素体が形成されたら、固定金型
12と可動金型13とを型開きしてエジェクタピンにより蓋
体14を取出す。
本実施例にかかるラベル付き成形品の製造方法によれ
ば、リング内周面側に成形品に接着可能な接着剤層を形
成したリング状ラベル3を搬送する前に、リング内側に
吸引して収縮させるので、リングの径が筒状凹部の周壁
面の径より小さくすることができ、筒状凹部12aの周壁
面にリング状のラベル3を容易にセットできる。このセ
ットが完了した後に、固定金型12と可動金型13を型締め
して溶融樹脂を充填することにより、蓋体14の周面にリ
ング状のラベル3を一体成形するので、蓋体14の成形と
ラベル3の貼着を同時に行なうことが出来る。しかも、
溶融樹脂の充填時にラベル3が筒状凹部12aの壁面に密
着するので、ラベル3の端部が蓋体14の表面から浮きで
ることがなく、ラベル3のつなが目がめだたないと共
に、ラベル3の剥離が生じ難くなる。
(発明の効果) 本実施例にかかるラベル付き成形品の製造方法は、以
上説明したように、リング内周面側に成形品と接着可能
な接着剤層を形成し、リングのラベルを搬送する前に、
リング内側に吸引して収縮させるので、リングの径が筒
状凹部の周壁面の径より小さくすることができ、筒状凹
部の周壁面にリング状のラベルを容易にセットできる。
そして、キャビティ形成用の凹部にリング状ラベルを
セットして一体成形するので、成形品の成形とラベルの
貼着とを同時に行うことができる。しかも、溶融樹脂の
充填時にラベルが筒状凹部の壁面に密着するので、ラベ
ルの端部が成形品の表面から浮き出ることがなく、ラベ
ルのつなぎ目が目立たないと共に、ラベルの剥離が生じ
難くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる射出成形装置の概略構
成図である。 第2図は第1図のラベル供給装置の斜視図である。 第3図は第1図のラベル形成装置の斜視図である。 第4図は本実施例により成形されるリング状ラベル付き
蓋体の斜視図である。 第5図は第3図のIVーIV断面図である。 第6図はラベルの周方向の長さを求めるための説明図で
ある。 1……射出成形装置 2……フィルム 3……ラベル 10……射出成形装置本体 12……固定金型 12a……筒状凹部 12b……底壁部 12c……ゲート 13……可動金型 14……蓋体(成形品) 20……ラベル形成装置 30……ラベル供給装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状樹脂成形品を形成する金型を型開き
    し、この金型のキャビティ形成用の筒状凹部の周壁面
    に、前記筒状樹脂成形品に接着可能な接着剤層が形成さ
    れたリング状のラベルを、リングの内側から吸引して収
    縮させた状態でセットした後に、前記金型を型締めして
    溶融樹脂を充填することにより、前記筒状樹脂成形品の
    周面に前記リング状のラベルを一体成形することを特徴
    とするラベル付き成形品の製造方法。
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