JP3023953B2 - カテーテルと導入針とのアセンブリ - Google Patents
カテーテルと導入針とのアセンブリInfo
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- JP3023953B2 JP3023953B2 JP9150846A JP15084697A JP3023953B2 JP 3023953 B2 JP3023953 B2 JP 3023953B2 JP 9150846 A JP9150846 A JP 9150846A JP 15084697 A JP15084697 A JP 15084697A JP 3023953 B2 JP3023953 B2 JP 3023953B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- catheter
- syringe barrel
- proximal end
- assembly
- Prior art date
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/06—Body-piercing guide needles or the like
- A61M25/0693—Flashback chambers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Prostheses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、径方向に通気口が設け
られた逆流チャンバとプラグとを有するカテーテルと導
入針とのアセンブリに関する。より特定すると、本発明
は、径方向への通気が可能とされている逆流チャンバの
基端に着座する逆流チャンバプラグに関する。本発明
は、静脈内(IV)カテーテルに接続して使用すること
ができる。
られた逆流チャンバとプラグとを有するカテーテルと導
入針とのアセンブリに関する。より特定すると、本発明
は、径方向への通気が可能とされている逆流チャンバの
基端に着座する逆流チャンバプラグに関する。本発明
は、静脈内(IV)カテーテルに接続して使用すること
ができる。
【0002】
【従来の技術】IVカテーテルは、抗生物質及びその他
の薬剤を含む一般的な静脈内溶液を患者の体内に注入す
るように設計されている。これらのカテーテルは、一般
的な血液ガス分析のみならず、その他の血液に関する作
業のために患者の体内から血液を抜き取るために使用す
ることもできる。IVカテーテルを患者の体内に挿入す
るためには、導入針が使用される。針は、典型的には、
ステンレス鋼でできており且つ中空である。針の末端
は、患者への挿入を容易にするために研磨されて先端が
尖らせてある。カテーテルもまた中空であり、“オーバ
ー・ザ・ニードル”構造においては、最初、導入針の外
周に同軸状に配置される。従って、カテーテルは、針と
一緒に患者の皮膚組織を貫通し患者の血管内へと挿入さ
れる。
の薬剤を含む一般的な静脈内溶液を患者の体内に注入す
るように設計されている。これらのカテーテルは、一般
的な血液ガス分析のみならず、その他の血液に関する作
業のために患者の体内から血液を抜き取るために使用す
ることもできる。IVカテーテルを患者の体内に挿入す
るためには、導入針が使用される。針は、典型的には、
ステンレス鋼でできており且つ中空である。針の末端
は、患者への挿入を容易にするために研磨されて先端が
尖らせてある。カテーテルもまた中空であり、“オーバ
ー・ザ・ニードル”構造においては、最初、導入針の外
周に同軸状に配置される。従って、カテーテルは、針と
一緒に患者の皮膚組織を貫通し患者の血管内へと挿入さ
れる。
【0003】挿入過程中に、針とカテーテルとが患者の
血管内に正しく配置されたか否かを医者が判断できるこ
とが望ましい。この判断は、針の基端が、典型的には、
中空の透明又は半透明な逆流チャンバに接続されている
ことにより行うことができる。従って、針の先端とカテ
ーテルとが患者の血管内に挿入されると、血液が針を通
って逆流チャンバ内へと流れ込み、医者が観察すること
ができる。
血管内に正しく配置されたか否かを医者が判断できるこ
とが望ましい。この判断は、針の基端が、典型的には、
中空の透明又は半透明な逆流チャンバに接続されている
ことにより行うことができる。従って、針の先端とカテ
ーテルとが患者の血管内に挿入されると、血液が針を通
って逆流チャンバ内へと流れ込み、医者が観察すること
ができる。
【0004】血液が針を通って逆流チャンバ内へと流れ
込むことができるためには、逆流チャンバの基端が通気
されていなければならない。このことによって、血液が
逆流チャンバ内へ入るときに、逆流チャンバ内の空気が
同チャンバから出て行く。しかしながら、逆流チャンバ
の基端は、血液がそこから漏れるのを許容すべきでな
い。血液の漏れは、患者と医者との間にエイズ及び肝炎
のような血液から生じる病気の伝染の可能性があるため
望ましくない。
込むことができるためには、逆流チャンバの基端が通気
されていなければならない。このことによって、血液が
逆流チャンバ内へ入るときに、逆流チャンバ内の空気が
同チャンバから出て行く。しかしながら、逆流チャンバ
の基端は、血液がそこから漏れるのを許容すべきでな
い。血液の漏れは、患者と医者との間にエイズ及び肝炎
のような血液から生じる病気の伝染の可能性があるため
望ましくない。
【0005】このような血液が原因の病気の出現によ
り、使用後に針の中間廃棄に対して大きな関心が持たれ
てきた。エイズに感染した人の血管にカテーテルを配置
するために針が使用された場合には、針は、病気の伝染
の担体となる。従って、汚染された針による穿刺を避け
るために、医者が使用後に針を適正に配置することが極
めて重要である。不幸なことに、救急事態のようなある
種の医療環境においては、汚染された針が使用後すぐに
被覆されない場合には、汚染された針による穿刺が起こ
り得る。汚染された針による偶然の穿刺の可能性を最少
にするために、使用後にシールドできる導入針アセンブ
リを開発することに多くの努力が払われて来た。このよ
うなアセンブリのうちの一つに、米国特許第4,74
7,831号に開示されたような、ばねによって作動す
る針後退装置があり、この特許における開示内容は、本
明細書において参考として組み入れられている。
り、使用後に針の中間廃棄に対して大きな関心が持たれ
てきた。エイズに感染した人の血管にカテーテルを配置
するために針が使用された場合には、針は、病気の伝染
の担体となる。従って、汚染された針による穿刺を避け
るために、医者が使用後に針を適正に配置することが極
めて重要である。不幸なことに、救急事態のようなある
種の医療環境においては、汚染された針が使用後すぐに
被覆されない場合には、汚染された針による穿刺が起こ
り得る。汚染された針による偶然の穿刺の可能性を最少
にするために、使用後にシールドできる導入針アセンブ
リを開発することに多くの努力が払われて来た。このよ
うなアセンブリのうちの一つに、米国特許第4,74
7,831号に開示されたような、ばねによって作動す
る針後退装置があり、この特許における開示内容は、本
明細書において参考として組み入れられている。
【0006】このようなばね作動後退装置は、一般に、
医者が使用後に針をシールドすることができる簡単な機
構を提供する点においてその意図する目的のために作動
する。しかしながら、米国特許第4,747,831号
に開示されている装置は、改良の余地がある。このよう
なばね作動針後退装置においては、針が取り付けられた
逆流チャンバがある速度で注射器筒内へと後退する。従
って、逆流チャンバと注射器筒の基端との間の空間内の
空気は、逆流チャンバの後退の際に逆流チャンバの基端
内に配置された通気口及び針を介して移動するであろ
う。これによって、後退の際に、逆流チャンバ内に配置
された血液が、針を通り且つ針の末端から押し出され
る。
医者が使用後に針をシールドすることができる簡単な機
構を提供する点においてその意図する目的のために作動
する。しかしながら、米国特許第4,747,831号
に開示されている装置は、改良の余地がある。このよう
なばね作動針後退装置においては、針が取り付けられた
逆流チャンバがある速度で注射器筒内へと後退する。従
って、逆流チャンバと注射器筒の基端との間の空間内の
空気は、逆流チャンバの後退の際に逆流チャンバの基端
内に配置された通気口及び針を介して移動するであろ
う。これによって、後退の際に、逆流チャンバ内に配置
された血液が、針を通り且つ針の末端から押し出され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、逆流チャンバから空気を通気させるが血液を通気さ
せない逆流チャンバ及びプラグを有するカテーテルと導
入針とのアセンブリを提供することである。
は、逆流チャンバから空気を通気させるが血液を通気さ
せない逆流チャンバ及びプラグを有するカテーテルと導
入針とのアセンブリを提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、逆流チャンバ及び針
が注射器筒内へと後退せしめられたときに、血液が針の
末端を介して逆流チャンバから押し出される機会を最少
にする逆流チャンバとプラグとを有するカテーテルと導
入針とのアセンブリを提供することである。
が注射器筒内へと後退せしめられたときに、血液が針の
末端を介して逆流チャンバから押し出される機会を最少
にする逆流チャンバとプラグとを有するカテーテルと導
入針とのアセンブリを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の逆流チャンバと
プラグとのアセンブリは、空気が径方向においてのみ逆
流チャンバから通気されることを可能にする。径方向に
延びている通路の基端側の逆流チャンバの外周に、一つ
以上のリングが配置されている。このリングは、注射器
筒の内側と逆流チャンバの外側との間の液密シールを形
成する。このようにして、逆流チャンバとプラグとのア
センブリ及び針が注射器筒内へと後退せしめられたとき
に、血液が針から押し出されない。一つの実施形態にお
いては、逆流チャンバは開口した基端を有し、この開口
した基端にプラグが嵌合せしめられる。このプラグは、
閉塞された基端と、開口した末端と、内腔と、を備えた
本体を含み、前記内腔は、開口した末端から基端に隣接
し且つプラグの側部までのびている少なくとも一つの径
方向に延びている通路まで延びている。内腔と径方向に
延びている通路との間の接合部の内腔内には、多孔質の
部材が配置されていて、血液の漏れを防止している。プ
ラグの開口した末端は、逆流チャンバの開口した基端内
に配置されていて、プラグから空気は通過させるが血液
は通さないことを可能にする。プラグの基端は、好まし
くは、その外周近辺に一つ以上のリングを含み、注射器
筒とプラグとの間の液密シールを形成している。
プラグとのアセンブリは、空気が径方向においてのみ逆
流チャンバから通気されることを可能にする。径方向に
延びている通路の基端側の逆流チャンバの外周に、一つ
以上のリングが配置されている。このリングは、注射器
筒の内側と逆流チャンバの外側との間の液密シールを形
成する。このようにして、逆流チャンバとプラグとのア
センブリ及び針が注射器筒内へと後退せしめられたとき
に、血液が針から押し出されない。一つの実施形態にお
いては、逆流チャンバは開口した基端を有し、この開口
した基端にプラグが嵌合せしめられる。このプラグは、
閉塞された基端と、開口した末端と、内腔と、を備えた
本体を含み、前記内腔は、開口した末端から基端に隣接
し且つプラグの側部までのびている少なくとも一つの径
方向に延びている通路まで延びている。内腔と径方向に
延びている通路との間の接合部の内腔内には、多孔質の
部材が配置されていて、血液の漏れを防止している。プ
ラグの開口した末端は、逆流チャンバの開口した基端内
に配置されていて、プラグから空気は通過させるが血液
は通さないことを可能にする。プラグの基端は、好まし
くは、その外周近辺に一つ以上のリングを含み、注射器
筒とプラグとの間の液密シールを形成している。
【0010】別の実施形態においては、逆流チャンバ
は、開口した基端のみならず同開口した基端に隣接して
径方向に延びている通路をも有している。堅固なプラグ
が開口した基端を閉じ、一方、多孔質材料が、径方向に
延びている通路を覆うために使用されている。更に別の
実施形態においては、逆流チャンバは、閉塞された基端
と、多孔質材料によって覆われている径方向に延びてい
る通路とを有している。
は、開口した基端のみならず同開口した基端に隣接して
径方向に延びている通路をも有している。堅固なプラグ
が開口した基端を閉じ、一方、多孔質材料が、径方向に
延びている通路を覆うために使用されている。更に別の
実施形態においては、逆流チャンバは、閉塞された基端
と、多孔質材料によって覆われている径方向に延びてい
る通路とを有している。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理を組み入れ
たカテーテルと導入針とのアセンブリを示している。本
発明は、特に、使用後に針の鋭い先端をシールドするた
めのばね作動針後退装置を組み込んだカテーテルと導入
針とのアセンブリに適用することができるけれども、そ
の他のカテーテルと導入針とのアセンブリに対して使用
してもよい。
たカテーテルと導入針とのアセンブリを示している。本
発明は、特に、使用後に針の鋭い先端をシールドするた
めのばね作動針後退装置を組み込んだカテーテルと導入
針とのアセンブリに適用することができるけれども、そ
の他のカテーテルと導入針とのアセンブリに対して使用
してもよい。
【0012】カテーテル10は、典型的には、テフロン
又はポリウレタン材料によって作られた管である。カテ
ーテル10の末端は、患者への挿入が容易なように傾斜
がつけられている。カテーテル10の基端は、弁又は注
射器のようなIV管装置(図示せず)又はその他の医療
装置に接続するように形成されているカテーテルハブ1
5に固定されている。
又はポリウレタン材料によって作られた管である。カテ
ーテル10の末端は、患者への挿入が容易なように傾斜
がつけられている。カテーテル10の基端は、弁又は注
射器のようなIV管装置(図示せず)又はその他の医療
装置に接続するように形成されているカテーテルハブ1
5に固定されている。
【0013】中空の導入針20は、最初は、カテーテル
10内に配置され、針20の末端は、カテーテル10の
末端を若干越えて延びている。針20の末端は、患者内
への挿入を容易にするように尖っている。針20の尖っ
た末端をシールドして偶発的な針穿刺を避け且つカテー
テル10と針20との殺菌性を維持するために、カテー
テルと導入針とのアセンブリの末端部分を覆うようにカ
バー70を配置してもよい。針20の基端は、典型的に
は、逆流チャンバ25aを含むハブ25に固定されてい
る。逆流チャンバ25aは、針の末端が患者の血管内に
入ったときに医者が血液を観察することができるように
透明は又は半透明であるのが好ましい。図2〜4に示し
た実施形態においては、逆流チャンバ25aの基端は開
口している。
10内に配置され、針20の末端は、カテーテル10の
末端を若干越えて延びている。針20の末端は、患者内
への挿入を容易にするように尖っている。針20の尖っ
た末端をシールドして偶発的な針穿刺を避け且つカテー
テル10と針20との殺菌性を維持するために、カテー
テルと導入針とのアセンブリの末端部分を覆うようにカ
バー70を配置してもよい。針20の基端は、典型的に
は、逆流チャンバ25aを含むハブ25に固定されてい
る。逆流チャンバ25aは、針の末端が患者の血管内に
入ったときに医者が血液を観察することができるように
透明は又は半透明であるのが好ましい。図2〜4に示し
た実施形態においては、逆流チャンバ25aの基端は開
口している。
【0014】逆流チャンバ25aの開口した基端には、
プラグ30が挿入されている。プラグ30は、末端部分
31と基端部分32とを含んでいる。末端部分31は、
基端部分32よりも小さい外径を有している。末端部分
31は、逆流チャンバ25aの開口した基端内に挿入さ
れたときに、摩擦によって定位置に止まるように傾斜が
つけられている。更に、末端部分31は、末端の開口部
33、内腔34及び少なくとも径方向に延びている通路
35を形成している。径方向に延びている通路35は、
逆流チャンバ25aの基端の内径よりも大きい外径を有
している末端部分31の部分に配置されるべきである。
プラグ30が挿入されている。プラグ30は、末端部分
31と基端部分32とを含んでいる。末端部分31は、
基端部分32よりも小さい外径を有している。末端部分
31は、逆流チャンバ25aの開口した基端内に挿入さ
れたときに、摩擦によって定位置に止まるように傾斜が
つけられている。更に、末端部分31は、末端の開口部
33、内腔34及び少なくとも径方向に延びている通路
35を形成している。径方向に延びている通路35は、
逆流チャンバ25aの基端の内径よりも大きい外径を有
している末端部分31の部分に配置されるべきである。
【0015】このことにより、プラグ30が逆流チャン
バ25aの開口した基端内に挿入されたときに、径方向
に延びている通路35が逆流チャンバ25aの内部と連
通するのが確保される。プラグ30の基端部分32は閉
じている。プラグ30は、一つ以上のガスケット又はリ
ング32aを含んでいるのが好ましい(図4参照)。こ
れらのリング32aは、径方向に延びている通路35の
基端側に配置され、注射器筒50と逆流チャンバ25a
との間の液密シールを形成する。リング32aは、プラ
グ30の基端部分32と別個に形成されて導入針基端部
分32に固定されてもよい。
バ25aの開口した基端内に挿入されたときに、径方向
に延びている通路35が逆流チャンバ25aの内部と連
通するのが確保される。プラグ30の基端部分32は閉
じている。プラグ30は、一つ以上のガスケット又はリ
ング32aを含んでいるのが好ましい(図4参照)。こ
れらのリング32aは、径方向に延びている通路35の
基端側に配置され、注射器筒50と逆流チャンバ25a
との間の液密シールを形成する。リング32aは、プラ
グ30の基端部分32と別個に形成されて導入針基端部
分32に固定されてもよい。
【0016】プラグ30内には、液体は浸透しないが気
体は浸透する部材40が挿入されている。部材40は、
多孔質のポリマー材料によって作られているのが好まし
く、この部材は、プラグ30内に押し込まれて定位置に
止まる。部材40は、内腔34と径方向に延びている通
路35との間の接合部において、内腔34内に配置され
て、血液が径方向に延びている通路35から押し出され
るのを防止する。部材40を形成するために使用される
多孔質のポリマー材料は、ポレックス・マテリアル・コ
ーポレーションからポレックス(POREX)の商標名
で市販されている低密度のポリエチレンであるのが好ま
しい。別の方法としては、薄く且つ孔が開いた又はスリ
ットが設けられた液体不浸透性の材料を径方向に延びて
いる通路35の周囲に配置することもできる。
体は浸透する部材40が挿入されている。部材40は、
多孔質のポリマー材料によって作られているのが好まし
く、この部材は、プラグ30内に押し込まれて定位置に
止まる。部材40は、内腔34と径方向に延びている通
路35との間の接合部において、内腔34内に配置され
て、血液が径方向に延びている通路35から押し出され
るのを防止する。部材40を形成するために使用される
多孔質のポリマー材料は、ポレックス・マテリアル・コ
ーポレーションからポレックス(POREX)の商標名
で市販されている低密度のポリエチレンであるのが好ま
しい。別の方法としては、薄く且つ孔が開いた又はスリ
ットが設けられた液体不浸透性の材料を径方向に延びて
いる通路35の周囲に配置することもできる。
【0017】針20、逆流チャンバ25a、プラグ30
及び部材40は、注射器筒50内に配置される。注射器
筒50は、中空で且つ針20、逆流チャンバ25a及び
プラグ30を注射器筒50内へ後退させて、針20の尖
った先端が注射器筒50内に安全に囲繞されるのを可能
にするのに十分な長さである。針20と針ハブ25との
周囲には、ばね60が配置されており、同ばねは、逆流
チャンバ25aと注射器筒50の末端との間に延びてい
る。ばね60は、針20がカテーテル10を患者の体内
に適正に配置するために使用された後に針20を注射器
筒50内へ後退させる付勢力を提供する。
及び部材40は、注射器筒50内に配置される。注射器
筒50は、中空で且つ針20、逆流チャンバ25a及び
プラグ30を注射器筒50内へ後退させて、針20の尖
った先端が注射器筒50内に安全に囲繞されるのを可能
にするのに十分な長さである。針20と針ハブ25との
周囲には、ばね60が配置されており、同ばねは、逆流
チャンバ25aと注射器筒50の末端との間に延びてい
る。ばね60は、針20がカテーテル10を患者の体内
に適正に配置するために使用された後に針20を注射器
筒50内へ後退させる付勢力を提供する。
【0018】末端に隣接して注射器筒50内に形成され
た孔を介して注射器筒50内へ作動ラッチ55が延びて
いる。作動ラッチ55は、作動ラッチ55の中を針20
及び針ハブ25が延びるのを許容するキー孔形状の開口
56を含んでいる。作動ラッチ55が非作動位置におい
て“上”である場合(図2,3,5及び6)には、キー
孔形状の孔56のより小さい部分は、注射器筒50の内
側と連通している。この位置において、キー孔形状の孔
56の小さい方の開口部は、ハブ25と係合し且つばね
60の力に抗して注射器筒50の末端に隣接した位置で
同ハブ25を保持する。作動ラッチ55が“下”へと動
かされて作動位置となると、キー孔形状の孔56の大き
い方の開口部は、最早、針ハブ25と係合しなくなり、
ばね60は、注射器筒50の基端へとハブ25を付勢し
且つ針20の尖った先端を注射器筒50内へと引き抜
く。
た孔を介して注射器筒50内へ作動ラッチ55が延びて
いる。作動ラッチ55は、作動ラッチ55の中を針20
及び針ハブ25が延びるのを許容するキー孔形状の開口
56を含んでいる。作動ラッチ55が非作動位置におい
て“上”である場合(図2,3,5及び6)には、キー
孔形状の孔56のより小さい部分は、注射器筒50の内
側と連通している。この位置において、キー孔形状の孔
56の小さい方の開口部は、ハブ25と係合し且つばね
60の力に抗して注射器筒50の末端に隣接した位置で
同ハブ25を保持する。作動ラッチ55が“下”へと動
かされて作動位置となると、キー孔形状の孔56の大き
い方の開口部は、最早、針ハブ25と係合しなくなり、
ばね60は、注射器筒50の基端へとハブ25を付勢し
且つ針20の尖った先端を注射器筒50内へと引き抜
く。
【0019】図5に示された別の実施形態においては、
逆流チャンバ25a’は、開口した基端と、少なくとも
一つの径方向に延びている通路35’とを有している。
プラグ30’は、堅固で且つ逆流チャンバ25a’の開
口した基端内に嵌め込まれている。低密度のポリエチレ
ンのような流体は通さないが気体は通す部材40が、径
方向に延びている通路35’に隣接して配置されて、逆
流チャンバ25a’から空気は通気させるが血液は通さ
ない。径方向に延びている通路35’の基端側のプラグ
30’の外周には、一つ以上のリング32a’が配置さ
れていて、プラグ30’と注射器筒50との間に液密シ
ールを形成している。
逆流チャンバ25a’は、開口した基端と、少なくとも
一つの径方向に延びている通路35’とを有している。
プラグ30’は、堅固で且つ逆流チャンバ25a’の開
口した基端内に嵌め込まれている。低密度のポリエチレ
ンのような流体は通さないが気体は通す部材40が、径
方向に延びている通路35’に隣接して配置されて、逆
流チャンバ25a’から空気は通気させるが血液は通さ
ない。径方向に延びている通路35’の基端側のプラグ
30’の外周には、一つ以上のリング32a’が配置さ
れていて、プラグ30’と注射器筒50との間に液密シ
ールを形成している。
【0020】図6に示された更に別の実施形態において
は、逆流チャンバ25a”は、閉塞された基端と、低密
度ポリエチレンのような液体は通さないが気体は通す部
材40によって覆われている径方向に延びている通路3
5’と、を有している。径方向に延びている通路35’
の基端側の逆流チャンバ25a”の外周には、一つ以上
のリング32a”が配置されていて、逆流チャンバ25
a”と注射器筒50との間に液密シールを形成してい
る。
は、逆流チャンバ25a”は、閉塞された基端と、低密
度ポリエチレンのような液体は通さないが気体は通す部
材40によって覆われている径方向に延びている通路3
5’と、を有している。径方向に延びている通路35’
の基端側の逆流チャンバ25a”の外周には、一つ以上
のリング32a”が配置されていて、逆流チャンバ25
a”と注射器筒50との間に液密シールを形成してい
る。
【0021】本発明の実施形態の全てにおいて、逆流チ
ャンバ25に含まれるかもしれない血液は、針20が注
射器筒50内に後退せしめられつつあるときに、逆流チ
ャンバから押し出されないであろう。これは、逆流チャ
ンバ25aと注射器筒50の基端との間の空間から逆流
チャンバ25aの内側への流体の流れがないために、こ
の空間内の空気が逆流チャンバ25aから押し出される
ことがないからである。リング32aによって形成され
た逆流チャンバ25aと注射器筒50との間の液密シー
ルによって、このことが確保される。逆流チャンバ25
aと注射器筒50の内側との間の環状空間は、血液が逆
流チャンバ25aに入るときに、逆流チャンバ25aか
ら押し出される空気の流路を提供する。
ャンバ25に含まれるかもしれない血液は、針20が注
射器筒50内に後退せしめられつつあるときに、逆流チ
ャンバから押し出されないであろう。これは、逆流チャ
ンバ25aと注射器筒50の基端との間の空間から逆流
チャンバ25aの内側への流体の流れがないために、こ
の空間内の空気が逆流チャンバ25aから押し出される
ことがないからである。リング32aによって形成され
た逆流チャンバ25aと注射器筒50との間の液密シー
ルによって、このことが確保される。逆流チャンバ25
aと注射器筒50の内側との間の環状空間は、血液が逆
流チャンバ25aに入るときに、逆流チャンバ25aか
ら押し出される空気の流路を提供する。
【0022】このようにして、逆流チャンバから空気は
通気されるが血液は通過せず、逆流チャンバと針とが注
射器筒内へと後退せしめられるときに、血液が逆流チャ
ンバから針を介して押し出される機会を最少にした、逆
流チャンバとプラグとのアセンブリが提供されることが
わかる。
通気されるが血液は通過せず、逆流チャンバと針とが注
射器筒内へと後退せしめられるときに、血液が逆流チャ
ンバから針を介して押し出される機会を最少にした、逆
流チャンバとプラグとのアセンブリが提供されることが
わかる。
【図1】逆流チャンバとプラグとのアセンブリを組み込
んだ本発明のカテーテルとばね作動導入針とのアセンブ
リの斜視図である。
んだ本発明のカテーテルとばね作動導入針とのアセンブ
リの斜視図である。
【図2】逆流チャンバとプラグとのアセンブリを組み込
んだ本発明のカテーテルとばね作動導入針とのアセンブ
リの、図1の線2−2に沿った断面図である。
んだ本発明のカテーテルとばね作動導入針とのアセンブ
リの、図1の線2−2に沿った断面図である。
【図3】図2の末端部分の拡大断面図である。
【図4】本発明におけるプラグの好ましい実施形態の斜
視図である。
視図である。
【図5】本発明のカテーテルと導入針とのアセンブリの
別の実施形態を示す、図3に類似した断面図である。
別の実施形態を示す、図3に類似した断面図である。
【図6】本発明のカテーテルと導入針とのアセンブリの
更に別の実施形態を示す、図3に類似した断面図であ
る。
更に別の実施形態を示す、図3に類似した断面図であ
る。
10 カテーテル、 15 カテーテルのハブ、
20 導入針、25 導入針のハブ、 25a 逆流
チャンバ、 30 プラグ、35 通路、 40
多孔質部材、 50 注射器筒、55 作動ラッチ、
56 キー孔形状の開口部、60 ばね、 70
カバー、
20 導入針、25 導入針のハブ、 25a 逆流
チャンバ、 30 プラグ、35 通路、 40
多孔質部材、 50 注射器筒、55 作動ラッチ、
56 キー孔形状の開口部、60 ばね、 70
カバー、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 595117091 1 BECTON DRIVE, FR ANKLIN LAKES, NEW JERSEY 07417−1880, UNI TED STATES OF AMER ICA (56)参考文献 実開 平7−308386(JP,U) 特表 平6−506376(JP,A) 米国特許4682980(US,A) 欧州特許出願公開495497(EP,A 1) 欧州特許出願公開655259(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 25/00 A61M 5/32 A61M 5/14
Claims (5)
- 【請求項1】 カテーテルハブを有するカテーテルと、 基端と末端とを有する中空の注射器筒と、 尖った末端の先端とカテーテル内に配設された基端とを
有する針と、 針の基端に隣接して固定され、外周と開口した基端とを
有し、注射器筒内に移動可能に配設された針ハブと、 針ハブの前記開口した基端内に配設され、開口した末端
と、閉塞した基端と、同開口した末端から同閉塞した基
端の末端側の位置まで延びている内腔と、を有し、同内
腔と流体連通している閉塞した基端の末端側に配置され
た少なくとも一つの径方向に延びている通路と、を有す
るプラグと、 前記内腔と前記径方向に延びている通路との間の接合部
における同内腔内に配置された、液体は通さないが気体
は通す材料と、 針の周囲に配置され、針ハブと注射器筒の末端との間に
延びているばねと、注射器筒 の末端に隣接して移動可能に取り付けられ、針
ハブと選択的に係合して、針ハブをばねの付勢力に抗し
て注射器筒の末端に隣接させて保持し、それによって、
カテーテルハブが注射器筒の末端に隣接した状態で、針
が注射器筒の末端を越え且つカテーテルの中を貫通して
延びるようにさせる作動ラッチと、 を含むカテーテルと導入針とのアセンブリ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカテーテルと導入針と
のアセンブリであって、 前記プラグの外周に配置された少なくとも一つのリング
を更に含む、アセンブリ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のカテーテルと導入針と
のアセンブリであって、 前記少なくとも一つのリングが、前記径方向に延びてい
る通路の基端側に設けられている、アセンブリ。 - 【請求項4】 請求項1に記載のカテーテルと導入針と
のアセンブリであって、 前記液体は通さないが気体は通す材料が多孔質であるア
センブリ。 - 【請求項5】 請求項4に記載のカテーテルと導入針と
のアセンブリであって、 前記流体は通さないが気体は通す部材が、低密度のポリ
エチレンである、アセンブリ。
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