JP3023446U - 手を汚さないで傘をまとめるバンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、傘に付いている止めバンドを使用する
には、傘の先から手を添えてまとめていかないと上手に
まとめる事が出来ず、それにより手も汚れてしまいまし
た。それを、ゴムひもの伸縮を利用した物を使用する事
により、手を汚さず傘をまとめられる様にする。 【構成】 保護カバー２に自由に出入りするゴムひも１
を通し、ゴムひも１の片方の端をゴム受け４に固定す
る。ゴム受け４は筒状の形で、裾が広がった固定具３の
まわりを自由に動かせる状態とする。ゴムひも１のもう
片方の端を、ひっかけ具５に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ゴムひもを利用した傘をまとめる為のバンドに関する物である。

従来傘をまとめる為には、傘の先に手を添えながらまとめていき、最後に傘に 付いている止めバンドで固定しますが、その方法だと手が汚れてしまうという欠 点があった。

本考案は、その欠点を除く為になされた物で、それを図で説明すると傘の先に 固定具３を取りつける。そのまわりを自由に動くゴム受け４に、保護カバー２の 付いたゴムひも１の片方を取り付け、もう片方の端にひっかけ具５を取りつける 。最後にひっかけ具５を傘の骨の先にひっかける。尚、ゴムひも１は、保護カバ ー２の中を自由に出入りする構造とします。

使用方法として、傘先を地面に押しあて、ひっかけ具５を指である程度ひっぱ ります。すると、ゴム受け４はひっぱられ、固定具３の裾が広がっているところ で固定されます。そうしたら、もう片方の手で傘を右あるいは左へまわしていく と、ゴムひも１が傘先の方から巻きついていきます。ある程度巻きついたら、最 後にひっかけ具５を傘の骨のところにひっかけて完了です。

次に先程巻きつけたゴムひものはずし方ですが、同じ様に傘先を地面に押しあ て、ゴム受け４の出っぱっている部分を靴底で踏んで押し下げます。後は傘を両 手で先程巻きつけた反対の方向へまわしていき、ゴムひもの巻きつけが取れたと ころで踏んでいたゴム受け４から足をはずします。すると、ゴムの伸縮の力でゴ ム受け４がひっぱられ又もとの固定具３の裾広がりのところで固定されます。傘 を開いて使用する時は、そのまま開いてくれれば差し支えなく使用する事が出来 ます。

本案はこの様な構造である為、何ら手を汚す事なく傘をまとめられ、又傘にも ともと付いている止めバンドを併用すれば、更に完全な状態にまとめる事が出来 ます。

尚、本考案の性格上ゴムひも１だけでも十分効果を期待出来ますが、ゴムひも １を保護する目的と、ゴムひも１を伸ばしている状態の時に、ひっかけ具５を離 してしまった場合の危険回避という２つの目的により、保護カバー２を構造の１ 部に取り入れてあります。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【図２】 本考案を実際に傘に取りつけた状態の側面図
である。

【図３】 本考案の使用方法を示した正面図である。

【図４】 本考案を取りつけた状態で傘を開いた時の側
面図である。

【符号の説明】

１ ゴムひも ２ 保護カバー ３ 傘先固定具
４ ゴム受け ５ ひっかけ具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） ゴムひも１に保護カバー２を通
   す。 （ロ） 裾が広がった形の固定具３のまわりを自由に動
   く筒状のゴム受け４に、ゴムひも１の片方を固定する。 （ハ） ゴムひも１のもう片方にひっかけ具５を固定す
   る。 以上の如く構成されたバンド。