JP3023367U - 台所用具収納器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 台所で使用する用具の小物類を効率的に収納
し、しかも使いやすく、併せて衛生的な台所用具収納器
の提供。 【解決手段】 回転円盤に収納円筒を任意の数取り付
け、該収納円筒に貝しゃくし、しゃもじ、ナイフ等台所
用小物類を差し立て、台座上で回転可能にする。また、
小家庭用の収納器として、小型台座に収納円筒を間隔を
広めに設置し、直置きして使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、台所で使用される小物類を効率よく纒め、収納する器具に関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

例えば、実開昭５８−６４２４３があるが、多段式であり、構造的に複雑で製 品の背丈も高いと思われ、最上部の包丁を抜き取る時に背の低い人は難儀であり 、コストも安くない感じがする。また、特開平７−２３８７２であるが、これは キャビネットに台所洗剤用、スポンジたわし用、ごみ受用等を内蔵するもので、 本考案とは目的が異なる。

【０００３】 この他、ボード状のものがあるが、これはボードに開けられている鍵差し穴に 引き掛け収納するもので、フォーク、ナイフ、スプーン等の小物は収納できない 。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

効率的に台所用具を収納し、あわせて使いやすく、またゴキブリや汚れを付着 させない衛生的な収納器具を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

スペースを取らず、しかもできるだけ多くの台所用具小物類を収納するため、 収納円筒に纒め置きする回転方式、小家庭の収納器としては収納円筒を少なくし た直置き方式もあり、衛生的対策として差立て方式とし、空間を活用する。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図１の台座１に回転軸受４を設け、その上部に図３の回転円盤３、収納円筒２ 、回転軸５を持つ台所用具図３収納部を取り付ける。図１と図３をセットした側 面図が図５であり、その斜視図が図７である。収納円筒２には比較的握り部分の 大きい台所用具、貝しゃくし８、しゃもじ９も複数本差し立てられ、またナイフ １０等もそれぞれ一つの収納円筒２に纏めて差し立て、収納と取り出しは手回し により回転させながら行う。また、ゴキブリや埃等については、収納円筒２に台 所用具を差し立て、空間を利用する収納方法で対応する。

【０００７】 図８、図９は小型の収納器具、その斜視図が図１０であり、使用の一形態を示 す。台座１を使用せず、収納円筒２の数を少なくしたもので直置きして使用する 。収納円筒２の間隔をも広めに取り、台所用具の収納、取り出しが容易にできる 構造である。

【０００８】

【考案の効果】

キッチンルームの比較的高く、平坦な所に据え置き、使用したい台所用器具が 目の前に、しかもどの位置にあるかもはっきりわかるので、すぐに取り出すこと ができる。収納も、洗った後布巾で水分を取って差し立てできるので効率的であ る。

【０００９】 収納円筒２に差し立てるという空間利用方式であるから、ゴキブリ、汚れが付 き難く衛生的である。収納器も軽量で取り外しが簡単なので丸洗いができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】台座の側面図。

【図２】台座の平面図。

【図３】収納部の断面図。

【図４】収納部の平面図。

【図５】台座と収納部をセットした側面図。

【図６】台座と収納部をセットした平面図。

【図７】請求項１の使用形態を示す斜視図。

【図８】小型収納器の側面図。

【図９】小型収納器の平面図。

【図１０】請求項２の使用形態を示す斜視図。

【符号の説明】

１ 台座 ２ 収納円筒 ３ 回転円盤 ４ 回転軸受 ５ 回転軸 ６ 回転用突起部 ７ 小型台座 ８ 貝しゃくし ９ しゃもじ １０ ナイフ １１ フォーク １２ 卵焼き掬い

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 台座（１）上面に収納円筒（２）を任意
   の大きさに形成し、適当数を適当間隔に立て、台座
   （１）中心の回転軸受（４）に嵌合し、自由に回転させ
   るための回転用突起部（６）を設けた回転軸（５）を持
   つ回転円盤（３）を取り付け、必要に応じ、回転させな
   がら使用することを特徴とする台所用具収納器。
2. 【請求項２】 小型台座（７）に収納円筒（２）を設
   置、直置きして使用することを特徴とする台所用具収納
   器。