JP3023008U - 壁装パネル - Google Patents

壁装パネル

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JP3023008U
JP3023008U JP1995011031U JP1103195U JP3023008U JP 3023008 U JP3023008 U JP 3023008U JP 1995011031 U JP1995011031 U JP 1995011031U JP 1103195 U JP1103195 U JP 1103195U JP 3023008 U JP3023008 U JP 3023008U
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wall
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JP1995011031U
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Inventor
征伍 加藤
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征伍 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調湿性、保温性及び吸音性等に富みかつ簡単
な作業により施工面に確実に固定できるとともに、本物
の木の持つ柔らかみのある風合いを手軽なものにでき
て、外観的にもすぐれ、製造コストも安価な壁装パネ
ル。 【解決手段】 間伐材を利用し、短冊形で表面側に膨出
する所要形状に立体削成して壁装ブロック(2)を形成
する。壁装ブロック(2)の縦長方向縁端部に複数個を
整合し並設して壁装パネル(1)を構成する。壁装パネ
ル(1)の裏面一体に粘着層(3)を貼設させ壁面の下
地基材の表面に貼着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、天井、壁等の内装仕上げに用いる壁装材を、間伐材を利用して形成 し、簡単な施工で固定できると共に調湿性、保温性及び吸音性に富んでいる壁装 パネル。
【0002】
【従来の技術】
近年、住まいの天井、内壁などの内装仕上げのほとんどが、壁装材の乾式工法 の発達に伴い、安価で、施工が早くかつ容易に貼り替えをすることができるシー ト状の壁装材を使用しており、現在、この種の壁装材としては、塩化ビニルレザ ーなどのビニル製のもの、麻、絹などの天然繊維あるいはレーヨン、ポリエステ ルなどの人工繊維による布製のもの及び和紙、洋紙などの紙製のものが一般的で ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術で述べた壁装材のうち、ビニル製においては、丈夫 で水に強く、施工性に優れてはいるものの、感触の冷たさや通気性がないため結 露、カビ及び害虫が発生しやすいという問題点を有している。
【0004】 また、布製においては、温かみのある風合いがあって、通気性にも優れてはい るものの、汚れやすくかつ汚れが取れにくいことと、ほつれや曲がりが生じて継 目の処理が難しく、施工がめんどうであるという問題点を有している。
【0005】 そして、紙製においては、施工性に優れているものの、表面強度、耐水性、耐 汚染性に劣るという問題点を有している。
【0006】 本考案は、上記のような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、調湿性、保温性及び吸音性等を兼ね備えかつ簡単な 作業により施工面に確実に固定できると共に、本物の木の持つ柔らかみのある風 合いを手軽なものにできて、外観的にもすぐれ、製造コストも安価な壁装パネル を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における壁装パネルは、間伐材を利用して 、短冊形で表面側に膨出する所要形状に立体削成される壁装ブロックを、該壁装 ブロックの縦長方向縁端部に複数個整合し並設されることにより壁装パネルが構 成され、該壁装パネルの裏面一体には並設される壁装ブロックを回動自在に連結 するように貼着層が貼設され、該貼着層で壁面の下地基材の表面に貼着してなる ものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の一考案の実施の形態を図面にもとづいて詳述すれば、図1〜図7にお いて、壁装パネル(1)は、自然及び人工的に乾燥させた杉の間伐材の木材板を 、所要寸法で切断した後、切削機により木の風合いと質感が感じられて出来る限 りの軽量にした板厚にそろえると同時に表面を平滑に削成する。この時点で、必 要に応じて表面側に彫刻を施してもよい。さらに、切削機により板幅をそろえて 形 成してから周縁に面取り加工を施すことにより壁装ブロック(2)が形成され、 必要に応じて薬品等での表面処理及び塗料等での表面加工を施す。なお、壁装ブ ロック(2)の寸法は状況に応じて調整してもよい。そして、加工を施した壁装 ブロック(2)は、粘着層(3)の下面に剥離紙(4)を貼付させた粘着テープ (5)の縦長方向に対して直角に連続して並設させて粘着層(3)上に貼着させ た後、正方形になる位置で粘着テープ(5)を裁断することにより壁装パネル( 1)が得られる。
【0009】 なお、壁装パネル(1)は、平面形状が正方形であれば、必要に応じて配置及 び寸法を変えた壁装ブロック(2)を貼着させてもよい。
【0010】 粘着テープ(5)は、壁の下地基材表面の状態によって、平滑面用及び粗面用 とを使いわけて用いる。また、通常、壁装パネル(1)を下地基材に貼着する際 に剥離紙(4)を除去して用いる。
【0011】 壁装パネル(1)は、下面の剥離紙(4)を除去して露出した粘着層(3)を 、壁の下地基材表面にパネル(1)の表面側を軽く押しつけるだけで固着できる 。
【0012】 間伐材を利用して壁装パネル(1)を形成することにより、間伐材の有効利用 が促進される。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、天井、内壁などに壁装材として木材を利用した 壁装パネルを貼着させることで、室内での十分な保温性、吸音性の効果を達成す るとともに高い調湿性を有するのでダニ、カビ及び結露の発生を防止することが できるなど多数の効果を達成することができる。
【0014】 壁装パネルの壁装ブロックは回動自在に連結されているので、従来の施工のよ うに、施工面の凹凸部の調整をしないで、直接施工面の凹凸部に貼着しても表面 に影響を及ぼすことなく容易に固定することができ、さらに、間伐材を使用して 製造するため製品コストを低減でき、そのために施工の簡易化及び経費削減に資 するところ大である。
【0015】 間伐材を利用する壁装パネルは、本物の木の持つ美しさや柔らかみのある風合 いを身近にふれあうことで心をなごませる効果があり、さらに、利用率の低い間 伐材を利用して壁装パネルが形成されることにより、利用が促進されて、資源の 有効活用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の壁装ブロックの平面図である。
【図3】本考案の壁装ブロックの側面図である。
【図4】本考案の壁装パネルの平面図である。
【図5】本考案の壁装パネルの側面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【図7】本考案の壁装パネルの作成方法図。
【符号の説明】
1 壁装パネル 2 壁装ブロック 3 粘着層 4 剥離紙 5 粘着テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間伐材を利用して、短冊形で表面側に膨
    出する所要形状に立体削成される壁装ブロック(2)
    を、該壁装ブロック(2)の縦長方向縁端部に複数個を
    整合し並設されることにより壁装パネル(1)が構成さ
    れ、該壁装パネル(1)の裏面一体には並設される壁装
    ブロック(2)を回動自在に連結するように貼着層
    (3)が貼設され、該貼着層(3)で壁面の下地基材の
    表面に貼着してなる壁装パネル。
JP1995011031U 1995-09-22 1995-09-22 壁装パネル Expired - Lifetime JP3023008U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146044A (ja) * 1987-12-01 1989-06-08 Asahi Woodtec Corp 意匠性に優れた板状建材の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146044A (ja) * 1987-12-01 1989-06-08 Asahi Woodtec Corp 意匠性に優れた板状建材の製造方法

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