JP3023000U - 建築工事場の枠組み足場における足場板緊縛用の係止金具 - Google Patents

建築工事場の枠組み足場における足場板緊縛用の係止金具

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JP3023000U
JP3023000U JP1995011012U JP1101295U JP3023000U JP 3023000 U JP3023000 U JP 3023000U JP 1995011012 U JP1995011012 U JP 1995011012U JP 1101295 U JP1101295 U JP 1101295U JP 3023000 U JP3023000 U JP 3023000U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠組み足場1の踊り場における足場パイプの
11…の上に載架した足場板3を、それの下面側の左右
の両側部に設けてある補強リブ30・30を効果的に利
用して、そこに、係止金具を嵌め込み係止することで、
格別の工具を用いずに、簡単な手作業により、その足場
板3の上面側に何等の突出部が無い状態として、足場板
3を足場パイプ11に緊縛していけるようにする。 【解決手段】 足場板3を略左右に横切る程度の長さに
形成した鋼材・鋼線等の弾性資材の線材6aよりなる吊
杆62・62を、前後に並列させて、それの長手方向の
中間部位を、連結金具61により一体的に連結し、その
連結金具61から延出する前記吊杆62・62の端部側
の前後に並列する間隔を、少なくとも遊端側が足場パイ
プ11の両側に嵌合していく間隔となるよう形成し、そ
れら吊杆62…の各遊端に、足場板3の下面側の左右の
両側部位の補強リブ30・30の内面側の折返縁30a
に係合する係止部60・60を形設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築現場に、鋼管よりなる建枠および単管等をクランプ・つなぎ材 等の連結金具で連結して組立て構築する枠組み足場に対し、それの踊り場部分に 載架する足場板を足場パイプに緊縛して固定するための足場板緊縛用の係止金具 に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼管よりなる建枠および単管を連結して図1の如く建築現場に組立て構築する 枠組み足場1に対し、それの踊り場部分に組付ける足場板は、図2の如く、長さ 寸法が規格寸法に作られて、長手方向の両端部分に、枠組み足場1を組立ててい る建枠10…間にジョイント金具で渡架した足場パイプ11と嵌合するフック2 0…を具備する形態の足場板2と、図3にあるように、多種類の長さのものに作 られて、両端には建枠10…間に渡架した足場パイプ11と嵌合させるためのフ ックを装備させない形態の足場板3…との2種がある。
【0003】 これら2種の足場板2・3のうちの、フック付きの足場板2は、それの両端の フック20・20を、並列する建枠10・10間に渡架するように組付けられる 足場パイプ11…に嵌合させることで、枠組み足場1に安定して組付け支架され るが、足場パイプ11と足場パイプ11との間隔が足場板2の長さ寸法の規格に 一致していることが前提となり、使用に制約が有ることから、この制約のない、 フックなしの足場板3が多く使用される。
【0004】 そして、このフックなしの足場板3…は、図1に示している如く、足場パイプ 11と足場パイプ11との間に渡架した状態において、その足場パイプ11を越 して張り出した足場板3の端部に作業員が乗ったときに、他方の端部が跳ね上っ て、足場板3が踏み外れ作業員が転落するようになる事故を防止するための安全 対策として、図4に示している如く、足場板3を足場パイプ11に係止フック4 0を用いてゴムバンド4で緊縛するか、図6の如く、針金の番線5で、たすき状 に緊縛する手段がとられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
フックなしの足場板3を枠組み足場1の足場パイプ11に緊縛する上述の手段 は、ゴムバンド4または番線5の何れを用いる場合においても、足場板3の上面 側に、ゴムバンド4または番線5が突出してくることで、足場板3の上を歩く作 業員の足場を悪くする問題がある。
【0006】 また、ゴムバンド4を用いる手段にあっては、使用により生ずるゴムの疲労に より耐久性の低いことと、ゴムバンド4およびそれを係止する係止フック40を 、使用する足場板3に対応する数だけ用意しておくこと、および枠組み足場1を 解体したときに、これらを次に使用するまで収納しておかなければならず、これ らの配慮・操作が厄介な問題がある。
【0007】 また、針金の番線5を用いて、足場板3を、たすき掛けに足場パイプ11に緊 縛する手段は、その番線5での緊縛作業に特殊な工具と熟練を必要とし、かつ、 枠組み足場1を解体するときに、番線5を工具で剪断していくことから、その足 場1を解体した後に、番線5の切断屑が散乱するようになり、これを始末するの が面倒な問題がある。
【0008】 本考案は、枠組み足場1にフックなしの足場板3を緊縛していく従来手段に生 じている上述の問題を解消せしめるためになされたものであって、枠組み足場1 の踊り場における足場パイプの11…の上に載架した足場板3を、それの下面側 の左右の両側部に設けてある補強リブ30・30を効果的に利用して、そこに、 係止金具を嵌め込み係止することで、格別の工具を用いずに、簡単な手作業によ り、その足場板3の上面側に何等の突出部が無い状態として、足場板3を足場パ イプ11に緊縛していけるようにする新たな手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そして、本考案においては、上述の目的を達成するための手段として、 足場板3を略左右に横切る程度の長さに形成した鋼材・鋼線等の弾性資材の 線材6aよりなる吊杆62・62を、前後に並列させて、それの長手方向の中 間部位を、連結金具61により一体的に連結し、その連結金具61から延出す る前記吊杆62・62の端部側の前後に並列する間隔を、少なくとも遊端側が 足場パイプ11の両側に嵌合していく間隔となるよう形成し、それら吊杆62 …の各遊端に、足場板3の下面側の左右の両側部位の補強リブ30・30の内 面側の折返縁30aに係合する係止部60・60を形設した建築工事場の枠組 み足場における足場板緊縛用の係止金具。および 足場板3を略左右に横切る程度の長さに形成した鋼材・鋼線等の弾性資材の 線材6aよりなる吊杆62・62を、前後に並列させて、それの長手方向の中 間部位を並列接合して熔接し、その中間部位から延出する吊杆62・62の端 部側の前後に並列する間隔を、少なくとも遊端側が足場パイプ11の両側に嵌 合していく間隔となるよう形成し、それら吊杆62・62の各遊端に足場板3 の下面側の左右の両側部位の補強リブ30・30の内面側の折返縁30aに係 合する係止部60・60を形設した建築工事場の枠組み足場における足場板緊 縛用の係止金具。および 足場板3を略左右に横切る程度の長さに形成した鋼材・鋼線等の弾性資材の 線材6aよりなる吊杆62・62を、前後に並列させて、それの長手方向の中 間部位を撚り合わせて連結し、その中間部位から延出する吊杆62・62の端 部側の前後に並列する間隔を、少なくとも遊端側が足場パイプ11の両側に嵌 合していく間隔となるよう形成し、それら吊杆62・62の各遊端に足場板3 の下面側の左右の両側部位の補強リブ30・30の内面側の折返縁30aに係 合する係止部60・60を形設した建築工事場の枠組み足場における足場板緊 縛用の係止金具。ならびに 足場パイプ11の外径に略対応する巾の座板状に形成した連結板6eの前後 の各端部における左右の両端部位に、足場板3の左右の巾の略半分の長さとし た鋼材・鋼線等の弾性資材の線材6aよりなる吊杆62…を、それぞれ前後方 向に突出するよう装着し、それら吊杆62…の前後に並列する間隔を、少なく ともそれらの遊端側の間隔が足場パイプ11の両側に嵌合していく間隔となる よう形成し、それら吊杆62…の各遊端に、足場板3の下面側の左右の両側部 位の補強リブ30・30の内面側の折返縁30aに係合する係止部60・60 を形設した建築工事場の枠組み足場における足場板緊縛用の係止金具。 を提起するものである。
【0010】
【作用】
このように構成せる本考案手段においては、枠組み足場1の踊り場の足場パイ プ11…の上に、フックなしの足場板3を載架したとき、その足場板3の端部を 支える足場パイプ11…の下面側から、係止金具6を、それの吊杆62…の長手 方向が足場板3の下面を左右に横切る姿勢として当て込み、前後に並列する吊杆 62・62の遊端側が、足場パイプ11を両側から抱え込む状態として、それの 遊端の係止部60…を、足場板3の下面の左右の両側縁に装設してある補強リブ 30・30の内面側の折返縁30aの上端面に掛け止めすれば、係止金具6の吊 杆62…が具備する弾性により、係止金具6が足場パイプ11を抱込んだ状態で 足場板3の下面に一体的に固着され、足場板3が係止金具6により足場パイプ1 1に緊縛された状態となる。
【0011】
【実施例】
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は、従前手段のものと同効 の構成部材については、同一の符号を用いるものとする。
【0012】 図7は、本考案を実施せる枠組み足場における足場板緊縛用の係止金具の一部 破断した斜視図で、同図において、1は枠組み足場、10はその枠組み足場1の 建枠、11はその枠組み足場1の踊り場に渡架した足場パイプ、3はその足場パ イプ11上に載架したフック無しの形態の足場板、6は係止金具を示す。
【0013】 枠組み足場1は、一部のみを示して大半を省略しているが、建築現場に組立て 構築した通常のものである。
【0014】 足場板3は、アルミ材等の金属板を折曲げ成形するか押出し成形により巾24 0ミリ長さが2〜4メートル程度に形成される通常のフック無しの形態の足場板 であり、左右の両側縁の下面側には、素材の金属板をチャンネル状に成形するか 、押出し成形により一体に成形されるチャンネル状の補強リブ30・30が装設 され、また、下面側の左右の中央部位には、下端側に断面三角錐状の膨出部31 0を具備せしめた補強リブ31が熔接または押出し成形により装設してある。
【0015】 そして、足場板3の左右の両側縁に形設したチャンネル状の補強リブ30は、 それの上下の厚みが略40ミリ程度に形成してあり、また、この補強リブ30の 内面側において垂直に立上げられている折返縁30aは、それの上端面300が 、前述の厚みの略中間に位置する高さに設定してあって、これにより、それの上 端面の上方に該チャンネル状の補強リブ30の内腔に通ずる開放口wを形成して いる通常のものである。
【0016】 係止金具6は、直径が5ミリ内外の鋼材よりなる線材を、前述の足場板3の下 面側の左右の両側に設けられる補強リブ30と補強リブ30との対向間隔よりも 幾分長い長さ(約230ミリ)に切断して、その線材6aを図7にあるように、 弓形に成形し、それの両遊端部に、図8にあるよう下向きに彎曲するフック状の 係止部60…をそれぞれ形設する。
【0017】 そして、この弓形に成形した線材6aを、図9に示す如く、前後(図において 上下)に一対に並列させて、それぞれの線材6a・6aの長手方向の中間部位6 b・6bを、連結金具61で一体的に連結し、その連結金具61から遊端の係止 部60…に向けて突出する4本の軸杆状の部分が、それぞれ弾性を具備する吊杆 62…を形成するようにする。
【0018】 そしてまた、これら線材6a・6aは、それの前記吊杆62…を形成する部分 を、前述の図10にあるように、並列する線材6aと線材6aとの間隔が、遊端 の係止部60…に向けて次第に前後に拡がるように外拡きに屈曲させてあり、ま た、前述の連結金具61は、図10に示している如く、それの上面側が、足場パ イプ11の下面側に当接していくシート部63となるようにしてあって、これに より、図11に示す如き形状の係止金具6を構成するようにしてある。
【0019】 次に、図13および図14は、本考案による足場板緊縛用の係止金具6の別の 実施例を示している。この実施例は、鋼材・鋼線等の弾性資材により形成して前 後に並列させた吊杆62・62の長手方向の中間部位を連結させる手段について の変形例である。
【0020】 即ち、この実施例では、前後に並列させた吊杆62・62の長手方向の中間部 位には、その吊杆62…を形成する鋼材・鋼線等の線材6aと同効の資材から別 に短く切断しておいた線材6c…を、適宜本数渡架して、熔接により一体的に固 着することで、この線材6c…が連結金具61を構成するようにしている。
【0021】 次に、図15および図16はさらに別の実施例を示している。 この実施例は、鋼材・鋼線よりなる線材6aで形成する吊杆62・62の長手 方向の中間部位6b・6bを連結するのに、それら中間部位6b・6bを接合せ しめて、熔接により直接連結するようにした例である。
【0022】 この例では、接合して熔接した中間部位6b・6bのまわりに、狭い巾のバン ド状に板どりした金属板6dを鞘状に形成して被せ、それを一体に熔接するよう にする場合がある。
【0023】 次に図17および図18は、さらに別の実施例を示している。 この実施例は、前後に並列させた吊杆62・62の中間部位6b・6bを連結 するのに、その中間部位6b・6bを互いに撚り合わせることで、連結するよう にした例である。
【0024】 この例においても、撚り合わせた中間部位6b・6bのまわりに、狭い巾のバ ンド状に形成した金属板6dを、鞘状に形成して被せ、撚り合わせ部位に一体に 熔接するようにする場合がある。
【0025】 次に、図19および図20は、さらに別の実施例を示している。 この実施例は、鋼材・鋼線等の弾性資材よりなる線材6aから形成する吊杆6 2…を、足場板3の左右の巾の略半分の長さに形成しておいて、これを、足場パ イプ11の外径に略対応する巾の底板状に形成した金属板6dの、前後の端縁の 左右の両側部位に、それら部位からそれぞれ前後に突出するように取付けること で、係止金具6を組立てるようにした例である。
【0026】 この例においては、前述の各実施例における吊杆62…の略半分の長さに形成 してある吊杆62…の各基端側を座板状の金属板6dに熔接する際、金属板6d の左右の両側に、吊杆62…の各基端を嵌挿する鞘状部6f…を形設しておく場 合がある。
【0027】 このようにして構成する係止金具6は、図21に示している如く、足場パイプ 11の上に載架した足場板3の下面側に、その足場パイプ11の下方から、足場 板3の下面を左右に横切るように当て込み、前後に並列する吊杆62・62の長 手方向の一方の端部側の係止部60・60を、足場板3の両側縁の補強リブ30 ・30のうちの一方の補強リブ30の内面に沿い、その補強リブ30の内腔に突 入させて、その補強リブ30の折返縁30aの上端面に係止させ、次いで、吊杆 62・62の他方の端部側を、それらの前後の間隔を押し拡くように撓曲させな がら他側の補強リブ30の内面に沿いその補強リブ30の内腔に突入させて、遊 端の係止部60・60を補強リブ30の折返縁30aの上端面に係止することで 、吊杆62・62が具備する弾性により、図21にあるように、足場パイプ11 を抱き込んだ状態となって足場板3の下面に一体的に係着し、足場板3を足場パ イプ11に緊縛した状態となる。
【0028】 また、枠組み足場1の解体の際に足場板3を外すときは、係止金具6を、前述 と逆の順序に操作して、それの吊杆62・62の一方の端部側の遊端の係止部6 0・60と補強リブ30の折返縁30aとの係合を、吊杆62・62の弾性を利 用した撓曲により外し、次いでこれにより動きが自由となった係止金具6の操作 で他方の端部側の遊端の係止部60・60の補強リブ30の折返縁30aに対す る係合を外すことで、この係止金具6を足場板3から分離することにより、足場 板3が取り外れるようになる。
【0029】 図22は、枠組み足場1を解体したときに、外した係止金具6を、次に使用す るまで収納しておく手段を示している。
【0030】 枠組み足場1の解体の際に足場板3から外した係止金具6は、それの吊杆62 ・62の長手方向が足場板3の長手方向に沿う姿勢として、その足場板3の下面 側に対向させ、並列する吊杆62・62の間隔を、その吊杆62・62の弾性を 利用して撓曲させることで狭めて、足場板3の下面側に左右に並列している補強 リブ30と補強リブ31との間に押し込むことで、足場板3の下面側の補強リブ 30・31の間隔を収納ケースに利用して、ここに収納するようにしている。
【0031】 この足場板3の下面側に収納した係止金具6は、図23に示している如く、長 手方向の中間部が、足場板3の下面から突出するようになったとき、その中間部 を押し込むことで、吊杆62・62の遊端の係止部60・60が補強リブ30・ 31に対してスライドすることにより、吊杆62・62が撓み込んで、図17に あるように、補強リブ30・31の間隔内に押し込まれるようになることから、 足場板3…を多段に重ねて格納するときに、邪魔にならない状態として足場板3 の下面側に係止金具6が収納されるようになる。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による枠組み足場の足場板緊縛用の係止金具6は 、枠組み足場1の踊り場の足場パイプ11…の上に載架したフックなしの足場板 3を、枠組み足場1に対して緊縛して固定する際、その足場板3の下面側で、足 場パイプ11に支承された部位に、該係止金具6をそれの吊杆62・62の長手 方向が足場パイプ11の長手方向に沿う姿勢として、その足場パイプ11の下方 から当て込み、それの前後に並列する吊杆62・62が、足場パイプ11を前後 の両側から抱き込む状態とし、吊杆62・62が具備する弾性を利用して遊端側 が足場板3の下面の左右の補強リブ30・30の内面に沿い上昇するように撓曲 させて押し上げ、遊端のフック状の係止部60を、補強リブ30・30の内面側 の折返縁30aの上面に係止すれば、吊杆62・62の弾性により係止金具6が 足場板3の下面に足場パイプ11を抱き込んだ状態となって、一体的に係着して いき、これにより、足場板3を足場パイプ11に緊縛した状態となる。
【0033】 従って、足場板3が特別な工具を用いることなく、かつ、足場板3の上面側に 突起物を突出させない状態として、係止金具6を嵌め込んでいくだけの簡単な操 作で、足場板3を緊縛していけるようになる。
【0034】 そして、この係止金具6による足場板3の緊縛は、係止金具6の吊杆62・6 2を、それの弾性を利用して撓曲させて、遊端の係止部60の係止を外して係止 金具6を足場板3から分離することで、簡単に解放されるので、足場板3の取り 外しの作業を面倒にすることがなく、また、取り外した係止金具6は、吊杆62 ・62の長手方向が足場板3の長手方向に沿う姿勢として、その足場板3の下面 の補強リブ30・31の間隔内に押し込むことで、次に使用するまで足場板3の 下面に収納しておけるようになるから、取扱いも合理化し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築工事場に構築された枠組み足場の斜視図で
ある。
【図2】枠組み足場に組付けるフック付きの足場板の斜
視図である。
【図3】枠組み足場に組付けるフック無しの形態の足場
板の斜視図である。
【図4】同上形態の足場板のゴムバンドによる緊縛手段
の斜視図である。
【図5】同上緊縛手段に用いる係止フックの側面図であ
る。
【図6】フック無し形態の足場板の番線による緊縛手段
の斜視図である。
【図7】本考案による足場板緊縛用の係止金具の使用状
態における一部破断した斜視図である。
【図8】同上係止金具の吊杆の製作途上における正面図
である。
【図9】同上吊杆の遊端に係止部を成形した状態の正面
図である。
【図10】同上吊杆を前後に並列させて連結金具により
連結して組立てた状態の係止金具の平面図である。
【図11】同上係止金具の縦断側面図である。
【図12】同上係止金具の斜視図である。
【図13】同上係止金具の別の実施例の平面図である。
【図14】同上係止金具の側面図である。
【図15】同上係止金具のさらに別の実施例の平面図で
ある。
【図16】同上係止金具の一部破断した側面図である。
【図17】同上係止金具のさらに別の実施例の平面図で
ある。
【図18】同上係止金具の一部破断した側面図である。
【図19】同上係止金具のさらに異なる実施例の一部破
断した平面図である。
【図20】同上係止金具の一部破断した側面図である。
【図21】同上係止金具の足場板の下面にセットした状
態の斜視図である。
【図22】同上係止金具の足場板の下面側に収納させた
状態の斜視図である。
【図23】同上係止金具の収納状態の縦断正面図であ
る。
【図24】同上係止金具を収納した足場板を多段に重ね
た状態における縦断正面図である。
【符号の説明】
1…枠組み足場、10…建枠、11…足場パイプ、2…
足場板、20…フック、3…足場板、30…補強リブ、
30a…折返縁、300…上端面、31…補強リブ、3
10…膨出部、4…ゴムバンド、40…係止フック、5
…番線、6…係止金具、6a…線材、6b…中間部位、
6c…線材、6d…金属板、6e…連結板、6f…鞘状
部、60…係止部、61…連結金具、62…吊杆、63
…シート部、w…開放口。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足場板3を略左右に横切る程度の長さに
    形成した鋼材・鋼線等の弾性資材の線材6aよりなる吊
    杆62・62を、前後に並列させて、それの長手方向の
    中間部位を、連結金具61により一体的に連結し、その
    連結金具61から延出する前記吊杆62・62の端部側
    の前後に並列する間隔を、少なくとも遊端側が足場パイ
    プ11の両側に嵌合していく間隔となるよう形成し、そ
    れら吊杆62…の各遊端に、足場板3の下面側の左右の
    両側部位の補強リブ30・30の内面側の折返縁30a
    に係合する係止部60・60を形設した建築工事場の枠
    組み足場における足場板緊縛用の係止金具。
  2. 【請求項2】 足場板3を略左右に横切る程度の長さに
    形成した鋼材・鋼線等の弾性資材の線材6aよりなる吊
    杆62・62を、前後に並列させて、それの長手方向の
    中間部位を並列接合して熔接し、その中間部位から延出
    する吊杆62・62の端部側の前後に並列する間隔を、
    少なくとも遊端側が足場パイプ11の両側に嵌合してい
    く間隔となるよう形成し、それら吊杆62・62の各遊
    端に足場板3の下面側の左右の両側部位の補強リブ30
    ・30の内面側の折返縁30aに係合する係止部60・
    60を形設した建築工事場の枠組み足場における足場板
    緊縛用の係止金具。
  3. 【請求項3】 足場板3を略左右に横切る程度の長さに
    形成した鋼材・鋼線等の弾性資材の線材6aよりなる吊
    杆62・62を、前後に並列させて、それの長手方向の
    中間部位を撚り合わせて連結し、その中間部位から延出
    する吊杆62・62の端部側の前後に並列する間隔を、
    少なくとも遊端側が足場パイプ11の両側に嵌合してい
    く間隔となるよう形成し、それら吊杆62・62の各遊
    端に足場板3の下面側の左右の両側部位の補強リブ30
    ・30の内面側の折返縁30aに係合する係止部60・
    60を形設した建築工事場の枠組み足場における足場板
    緊縛用の係止金具。
  4. 【請求項4】 足場パイプ11の外径に略対応する巾の
    座板状に形成した連結板6eの前後の各端部における左
    右の両端部位に、足場板3の左右の巾の略半分の長さと
    した鋼材・鋼線等の弾性資材の線材6aよりなる吊杆6
    2…を、それぞれ前後方向に突出するよう装着し、それ
    ら吊杆62…の前後に並列する間隔を、少なくともそれ
    らの遊端側の間隔が足場パイプ11の両側に嵌合してい
    く間隔となるよう形成し、それら吊杆62…の各遊端
    に、足場板3の下面側の左右の両側部位の補強リブ30
    ・30の内面側の折返縁30aに係合する係止部60・
    60を形設した建築工事場の枠組み足場における足場板
    緊縛用の係止金具。
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