JP3022925U - メガホン兼用カップ - Google Patents

メガホン兼用カップ

Info

Publication number
JP3022925U
JP3022925U JP1995010948U JP1094895U JP3022925U JP 3022925 U JP3022925 U JP 3022925U JP 1995010948 U JP1995010948 U JP 1995010948U JP 1094895 U JP1094895 U JP 1094895U JP 3022925 U JP3022925 U JP 3022925U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
megaphone
bottom portion
cup
belt
plug body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995010948U
Other languages
English (en)
Inventor
幸嗣 宮園
正則 田村
Original Assignee
広陵化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 広陵化学工業株式会社 filed Critical 広陵化学工業株式会社
Priority to JP1995010948U priority Critical patent/JP3022925U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3022925U publication Critical patent/JP3022925U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、ビールなどの酒類や清涼飲料水ある
いはスナック菓子の入物としてのカップをメガホンに兼
用できるメガホン兼用カップを提供すること。 【解決手段】 上方開口4および下方開口5を有する縦
断面略台形の胴部6と下方開口5に連通するよう胴部6
と一体に成形された筒状の底部7とからなる合成樹脂製
のメガホン本体2と、底部7を着脱可能に閉塞する底蓋
3とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば、ビールなどの酒類や清涼飲料水あるいはスナック菓子の 入物としてのカップを、口に当てて声を拡大する用具としてのメガホンとしても 機能させるよう構成したメガホン兼用カップに関するものである。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
各種スポーツの応援合戦を盛り上げる応援グッズの一つとしてメガホンが用い られているけれども、このメガホンは、本来、口に当てて声を拡大する目的以外 には使用されることはなく、しかも使用者はこのメガホンを携帯する必要があっ た。 この考案は、上記問題に鑑みてなしたもので、その目的は、例えば、ビールな どの酒類や清涼飲料水あるいはスナック菓子の入物としてのカップをメガホンに 兼用できるメガホン兼用カップを提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためにこの考案は、上方開口および下方開口を有する縦 断面略台形の胴部と前記下方開口に連通するよう前記胴部と一体に成形された筒 状の底部とからなる合成樹脂製のメガホン本体と、前記底部を着脱可能に閉塞す る底蓋とを備えている。
【0004】 すなわち、この考案は、合成樹脂製のメガホン本体の胴部の形状を縦断面略台 形とし、底蓋で筒状の底部を着脱可能に閉塞するようにしたので、このメガホン 本体の底部に底蓋を装着した状態では、例えば、ビールなどの酒類や清涼飲料水 あるいはスナック菓子の入物としてのカップとして機能させるようにし、底蓋を 底部から取り外した後には、底部側から発せられる声を前記胴部で拡大でき、前 記カップをメガホン代わりに用いることができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は実施の 一形態のメガホン兼用カップを示し、図4はその使用状態を示す。 図1〜図3において、メガホン兼用カップAは、上蓋1と、合成樹脂(例えば 、ポリエチレン)製のメガホン本体2と、底蓋3とから主として構成される。
【0006】 このメガホン本体2は、上蓋1によって覆われる上方開口4および下方開口5 を有する縦断面略台形の胴部6と、下方開口5に連通する貫通孔7aを有する筒 状の底部7とから構成されるとともに、胴部6の上方開口4の周囲には該開口4 の外方に延びる外フランジ6aが胴部6と一体に成形され、また、筒状の底部7 も胴部6と一体に成形されている。
【0007】 そして、カップAをビールなどの入物として用いるときは、底部7の貫通孔7 aが底蓋3によって閉塞される一方、貫通孔7aから底蓋3を取り外す操作によ ってカップAがメガホン代わりに用いられる。
【0008】 更に、底蓋3は、前記貫通孔7aを着脱可能に閉塞するための栓本体8を有す るとともに、この栓本体8から延設されたベルト9を有する。
【0009】 また、ベルト9の先端には差込片10が形成される一方、外フランジ6aには 差込片10が差込可能な差込孔11aを有する舌片状の保持部11が設けられ、 底部7の貫通孔7aから取り外された栓本体8は、差込片10を差込孔11aに 挿入するだけでメガホン本体2に保持できる。
【0010】 また、筒状の底部7の内周面Lに環状溝12が形成され、対応する栓本体8の 外周壁Mには環状溝12に嵌合する環状突起13が形成されており、環状突起1 3を環状溝12に嵌合させることで、底部7の貫通孔7aが底蓋3の栓本体8に よって閉塞され、この状態でカップAをビールなどの入物として使用でき、また 、栓本体8を貫通孔7aから取り外すと、カップAをメガホン代わりに用いるこ とができ、底部7側から発せられる声が貫通孔7aを通り、前記胴部で拡大され る。
【0011】 底蓋3の形状について具体的に述べる。底蓋3は栓本体8とベルト9が同一材 料で一体的に成形されたものであり、栓本体8をメガホン本体2に保持するとき にベルト9が、図4(B)および図4(C)に示すように、変形可能なように可 撓性の材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなど)で形成されている。 そして、図2に示すように、栓本体8は、外周壁Mの略中央の高さ位置に環状突 起13を有する縦断面凸形の環状凸部14と、環状凸部14によって内側に形成 される凹部15と、環状凸部14の外周壁Mの底部に形成される外フランジ16 とよりなる。そして、外フランジ16からベルト9が延設され、ベルト9の先端 の差込片10は、中央部に切欠き17を有するとともに、両端部にそれぞれ先端 側から、差込片10を差込孔11aに挿入し易くするための傾斜面N、保持部1 1の差込孔11aに係合する凹所18を有する。
【0012】 また、上蓋1を胴部6に取付ける取付機構は、胴部6の上方開口4の周囲に設 けられた外フランジ6aと、上蓋1の内側に形成された係止爪18とから構成さ れ、係止爪18と外フランジ6aとの係合により外フランジ6aが上蓋1の内側 に嵌込まれる。19は、上蓋1を胴部6に載せたときに胴部6の保持部11を覆 う形状の突出部である。
【0013】 以下動作について説明する。 まず、図4(A)に示すように、栓本体8で底部7の貫通孔7aを閉塞した状 態では、カップAを、例えば、スナック菓子20の入物として用いることができ る。
【0014】 次に、図4(B)に示すように、栓本体8を貫通孔7aからから取り外した後 には、差込片10を差込孔11aに挿入することによって、取り外された栓本体 8をベルト9を介してメガホン本体2に保持した状態で、底部3側から発せられ る声を胴部6で拡大でき、カップAをメガホン代わりに用いることができる。
【0015】 また、取り外された底蓋3はメガホン本体2に保持されているので、図4(C )に示すように、カップAを振舞わしたり上下左右に運動させることにより、胴 部6の内面、あるいは外面に栓本体8が当たることにより生ずる音を、声の代わ りに応援に利用できる利点を有する。
【0016】 以上のように上記一形態では、合成樹脂製のメガホン本体2の胴部6の形状を 縦断面略台形とし、底蓋3で筒状の底部7を着脱可能に閉塞するようにしたので 、スナック菓子20の入物としてのカップAを、口に当てて声を拡大するメガホ ンとして兼用できる。すなわち、使用者は、従来のメガホンのように、携帯する 必要がなくなると同時に、栓本体8で底部7の貫通孔7aを閉塞するだけで、応 援の間に、ビールなどの酒類や清涼飲料水あるいはスナック菓子20をカップA に供給できる。また、メガホン本体2が合成樹脂で形成されているので、従来の メガホンと同様に割れにくいという利点も有する。
【0017】 図5は、取り外された栓本体8をメガホン本体2に保持する機構が、ベルト9 の先端に形成された差込軸21と、底部7の外周面Pに差込軸21を軸支するよ う底部7と一体に形成された一対の支持片22,22とから構成されるこの考案 の他の実施形態を示す。
【0018】 この形態では、ベルト9の先端が差込軸21および支持片22,22を介して 予め底部7に取付けられているので、カップAをメガホンとして使用するときに 、底部7から取り外された栓本体8をメガホン本体2に保持するために差込片1 0を差込孔11aに挿入する上記一形態が有する手間が省ける利点を有するとと もに、底部7から取り外された栓本体8を失うこともない。
【0019】 図6は、ベルト9が、栓本体8を底部7に装着した状態で差込片10が胴部6 に設けた保持部11の差込孔11aに差し込まれるような長さに形成されている この考案の更に他の実施形態を示す。この形態でも、上記と同様の効果を奏する 。
【0020】 なお、上記各形態では、栓本体8とベルト9を一体に成形したものを示したが 、両者を別体にしてもよい。また、メガホン本体2と保持部11、メガホン本体 2と支持片22,22を一体に成形したものを示したが、両者を別体にしてもよ い。また、上記一形態で用いたような上蓋1は無くてもよい。更に、上記各形態 で用いた保持手段はこれに限るものではない。
【0021】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、例えば、ビールなどの酒類や清涼飲料水ある いはスナック菓子の入物としてのカップを、口に当てて声を拡大する用具として のメガホンとしても機能させるよう構成することにより、使用者は、従来のメガ ホンのように、携帯する必要がなくなると同時に、メガホン本体の底部に底蓋を 装着するだけで、応援の間に、スナック菓子等をカップに供給できる。また、メ ガホン本体が合成樹脂で形成されているので、従来のメガホンと同様に割れにく いという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】上記一形態における全体構成説明図である。
【図3】上記一形態における要部構成説明図である。
【図4】同じく上記一形態における動作説明図である。
【図5】この考案の他の実施形態を示す斜視図である。
【図6】この考案の更に他の実施形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2…メガホン本体、3…底蓋、4…上方開口、5…下方
開口、6…胴部、7…筒状の底部、7a…貫通孔、8…
栓本体、9…ベルト、A…メガホン兼用カップ。

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方開口および下方開口を有する縦断面
    略台形の胴部と前記下方開口に連通するよう前記胴部と
    一体に成形された筒状の底部とからなる合成樹脂製のメ
    ガホン本体と、前記底部を着脱可能に閉塞する底蓋とを
    備えたメガホン兼用カップ。
  2. 【請求項2】 前記底蓋が、前記底部を着脱可能に閉塞
    するための栓本体と、この栓本体から延設されたベルト
    とよりなる請求項1に記載のメガホン兼用カップ。
  3. 【請求項3】 前記底部から取り外された前記栓本体を
    前記メガホン本体に保持させる保持手段を備えた請求項
    2に記載のメガホン兼用カップ。
  4. 【請求項4】 前記底部の内周面に環状溝が形成される
    一方、前記栓本体の外周面に前記環状溝に嵌合する環状
    突起が形成されている請求項2または請求項3に記載の
    メガホン兼用カップ。
  5. 【請求項5】 前記保持手段が、前記ベルトの先端に形
    成された差込片と、前記胴部の上方開口の周囲に前記胴
    部と一体に形成された差込孔を有する保持部とから構成
    される請求項3に記載のメガホン兼用カップ。
  6. 【請求項6】 前記保持手段が、前記ベルトの先端に形
    成された差込軸と、前記底部の外周に前記差込軸を軸支
    するよう前記底部と一体に形成された一対の支持部とか
    ら構成される請求項3に記載のメガホン兼用カップ。
  7. 【請求項7】 前記ベルトが、前記栓本体を前記底部に
    装着した状態で前記差込片が前記差込孔に差し込まれる
    ような長さとされている請求項5に記載のメガホン兼用
    カップ。
JP1995010948U 1995-09-20 1995-09-20 メガホン兼用カップ Expired - Lifetime JP3022925U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995010948U JP3022925U (ja) 1995-09-20 1995-09-20 メガホン兼用カップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995010948U JP3022925U (ja) 1995-09-20 1995-09-20 メガホン兼用カップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3022925U true JP3022925U (ja) 1996-04-02

Family

ID=43158213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995010948U Expired - Lifetime JP3022925U (ja) 1995-09-20 1995-09-20 メガホン兼用カップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3022925U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002087467A (ja) プラグ付きストロー
JP3448262B2 (ja) 飲料缶用キャップおよびストロー
US20060213907A1 (en) Cup and lid combination
WO1991007125A1 (en) Drinking device
KR100454385B1 (ko) 화장용 파우더가 내장되는 화장용구
JP3022925U (ja) メガホン兼用カップ
US4880020A (en) Traveling toothbrush holder
USD501361S1 (en) Child's cup and lid with spout
JP2913293B1 (ja) プルトップ缶用キャップ
JP3000170U (ja) 飲料缶の付属具
JPH038338U (ja)
CN208550927U (zh) 便携式新型可伸缩水杯
JP2004231245A (ja) プラスチック成形容器
JP4266441B2 (ja) プラスチック製カップ容器
JPS6214962Y2 (ja)
JPH0330012Y2 (ja)
JPH0369649U (ja)
JPH0620468Y2 (ja) 2重筒コップ
KR200298285Y1 (ko) 캔용기
JPH0516964Y2 (ja)
JPS5922857Y2 (ja) 組立式アクセサリ−容器
KR200198780Y1 (ko) 1회용 맥주컵
JP3002821U (ja) 缶用キャップ組立体
JPS6442276U (ja)
JPH0456623U (ja)