JP3022912U - 色ガラスを用いた装飾材 - Google Patents

色ガラスを用いた装飾材

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JP3022912U
JP3022912U JP1995010823U JP1082395U JP3022912U JP 3022912 U JP3022912 U JP 3022912U JP 1995010823 U JP1995010823 U JP 1995010823U JP 1082395 U JP1082395 U JP 1082395U JP 3022912 U JP3022912 U JP 3022912U
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JP
Japan
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decorative material
base plate
colored
plate
adhesive
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Application number
JP1995010823U
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English (en)
Inventor
清美 鮫島
Original Assignee
有限会社沖縄ステンドグラス
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステンドグラスに代わる鉛線を使用しない装
飾板を提供する。 【構成】 元板(板ガラス,木板,金属板等)1の一表
面上に剥離防止剤2を塗り,その上に接着剤3を厚く塗
布し,所望の形状にカットした複数個の色ガラス片4を
相互間に間隙をあけて接着剤3上に配置しかつ接着剤に
圧着する。接着剤3が硬化したのちに色ガラス片4相互
の間隙に着色モルタル5を詰め込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この考案は色ガラスを用いた装飾材(装飾板状材)に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
色ガラスを用いた装飾材の代表的なものにステンドグラスがある。ステンドグ ラスは鉛線を使って色ガラス片を繋ぎ合わせるもので,色ガラス片の形,色の組 合せによりデザインが表現される。
【0003】 ステンドグラスは鉛を用いる。自然環境,労働環境等の保護,保全の観点から 鉛の使用は好ましくないと考えられつつある。
【0004】
【考案の開示】
この考案は従来のステンドグラスに代えて利用でき,しかも鉛を使わない装飾 材を提供するものである。
【0005】 この考案による色ガラスを用いた装飾材は元板を備えている。この元板表面上 に複数個の色ガラス片がそれらの間に間隙をあけて配置され,かつ色ガラスが元 板表面に接着剤により接着されている。色ガラス相互の間隙にはモルタルが充填 されている。
【0006】 好ましくは,元板表面と接着剤層との間に,剥離防止剤層が設けられている。 望ましくは,接着剤層,剥離防止層ともに透明である。
【0007】 元板は基板または基材ともいうべきもので,透明板ガラス,木板,金属板等を 用いることができる。
【0008】 複数個の色ガラス片が元板に接着によって固定されることにより,一つの装飾 材ができ上る。所望の色の,所望の形状にカットされた色ガラス片が用いられる 。色ガラス片の形状,大きさ,色によって所望のデザインが表現さ,装飾性が高 まる。
【0009】 元板として透明ガラスが用いられた場合には,この装飾材を窓,仕切り等に利 用することができる。この場合の装飾材は,いわば新しいタイプのステンドグラ スということができる。
【0010】 元板として木板を用いる場合には,木板の表面を白く(またはこれに近い色に )塗ることが好ましい。そのことによって,色ガラスの色が映える。
【0011】 金属板の表面は一般に反射面であるから,元板に金属板を用いた場合には,装 飾材に入射する光が色ガラスを通して反射し,独特の装飾効果を醸し出す。
【0012】 この考案による装飾材は窓等のみならず,壁面にも利用することができる。
【0013】 建築物の内側を外側から遮断する用途(たとえば窓ガラスに代えて用いる等) にこの装飾材を用いるときには,元板を外側にするとよい。このことにより,内 側の装飾性を高めることができるとともに,色ガラス片が接着されている面が風 雨にさらされないので耐環境性が向上する。
【0014】 好ましくはモルタルとして着色モルタルを用いる。ガラス片相互の間隙に詰め られたモルタルはガラス片の安定性を高めるとともに,従来のステンドグラスに おける鉛線のような,デザイン上のメリハリ感を与える。
【0015】 剥離防止剤は色ガラスの元板からの剥離を十分に防止する。
【0016】
【実施例】
図1および図2に示す装飾材の構造を,その製造方法を示すことによって説明 する。
【0017】 板ガラス,木板または金属板からなる元板1の一表面上に剥離防止剤2を塗る 。
【0018】 次に,剥離防止剤2上に接着剤3(たとえばエポキシ系樹脂)をやや厚目に塗 り広げる。
【0019】 接着剤3を厚めに塗布することにより,ガラス片4の固定を確実にし,かつモ ルタル5が元板1とガラス片4との隙間に浸入するのを防止することができる。
【0020】 所望のデザインを考慮してカットされた複数個の色ガラス片4(デザインに応 じた大きさ,形状,色をもつ)を接着剤3上に並べかつ色ガラス4を接着剤3に 圧着する。色ガラス片4の相互間にはデザインを考慮した幅の間隙を残すように する。
【0021】 元板1を水平に静置し,接着剤3を硬化させる。
【0022】 接着剤3が硬化したのち,色ガラス片4相互間の間隙に着色モルタル5を塗り 込める(詰める,または充填する)。着色モルタル5の高さは色ガラス片4の表 面と同程度とする。モルタル5の色はデザインを考慮して決めるとよい。
【0023】 モルタル5が硬化すれば装飾材(装飾板)が完成する。
【0024】 元板1に接着剤3を塗布せずに,または塗布した上でこれに加えて,ガラス片 4に接着剤を塗布して元板1にガラス片4を接着するようにしてもよいのはいう までもない。剥離防止剤についても同じである。
【0025】 元板1の両面に複数個の色ガラス片を間隙をあけて接着し,かつ色ガラス片の 間隙に着色モルタルを詰めるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】装飾材の一部の平面図である。
【図2】図1のII−II線にそう断面を,厚さ方向をやや
拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 元板 2 剥離防止剤 3 接着剤 4 色ガラス片 5 着色モルタル

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元板表面上に複数個の色ガラス片がそれ
    らの間に間隙をあけて配置されかつ元板表面に接着剤に
    より接着されており,色ガラスの間隙にモルタルが充填
    されている装飾材。
  2. 【請求項2】 元板表面と接着剤層との間に,剥離防止
    剤層が設けられている請求項1に記載の装飾材。
  3. 【請求項3】 上記モルタルが着色モルタルである,請
    求項1に記載の装飾材。
  4. 【請求項4】 元板表面に接着剤が塗布され,所望の形
    状にカットされた複数個の色ガラス片が相互間に間隙を
    あけて接着剤上に配置されかつ接着剤によって接着され
    ており,色ガラス片相互の間隙に着色モルタルが詰めら
    れている,装飾材。
  5. 【請求項5】 元板表面上に剥離防止剤が塗られ,その
    上に接着剤が塗られ,所望の形状にカットされた複数個
    の色ガラス片が相互間に間隙をあけて接着剤によって接
    着されており,色ガラス片相互の間隙に着色モルタルが
    充填されている,装飾材。
  6. 【請求項6】 元板がガラス板である,請求項1から5
    のいずれか一項に記載の装飾材。
  7. 【請求項7】 元板が透明ガラス板である,請求項1か
    ら5のいずれか一項に記載の装飾材。
  8. 【請求項8】 元板が木板である,請求項1から5のい
    ずれか一項に記載の装飾材。
  9. 【請求項9】 元板が木板であり,木板の表面が白色に
    塗られている,請求項1から5のいずれか一項に記載の
    装飾材。
  10. 【請求項10】 元板が金属板である,請求項1から5
    のいずれか一項に記載の装飾材。
  11. 【請求項11】 元板が金属板であり,金属板の表面が
    反射面である,請求項1から5のいずれか一項に記載の
    装飾材。
  12. 【請求項12】 透明ガラス板表面上に所望形状にカッ
    トされた複数個のガラス片がそれらの間に間隙をあけて
    配置され,かつ透明ガラス板表面に接着剤により接着さ
    れており,色ガラス相互の間隙に着色モルタルが詰めら
    れている装飾材。
  13. 【請求項13】 元板表面と接着剤層との間に,剥離防
    止剤層が設けられている請求項12に記載の装飾材。
JP1995010823U 1995-09-20 1995-09-20 色ガラスを用いた装飾材 Expired - Lifetime JP3022912U (ja)

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