JP3022553U - 携帯用の芳香ワッペンシール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 香水、オーデコロン、芳香剤等の携帯利用を
簡便にし、時、場所、場合に応じた香りのおしゃれを可
能とすると同時に、意匠を工夫することによって、視覚
的なおしゃれにも供する。 【櫓成】 接着剤を添付し剥離紙等３を貼付けた、いわ
ゆる絆創膏、シール等１の上に、香水、オーデコロン、
芳香剤等を含ませた含水性を有する素材４を載せ、その
上から通気性を有するシート等５で被覆したワッペンシ
ール。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、芳香を目的とするワッペンシールに関するものである。

芳香を目的とする素材としては、化粧品としての香水、オーデコロン等、 室内、自動車内に香りを発散するさまざまな芳香剤等、多様な形で利用され ている。

たとえば、香水、オーデコロン等については、身体に直接塗布またはふり かけることによってその機能を果たしているし、芳香剤については、さまざ まな形状、素材の置物、またはスプレーを用いることによる散布等で、室内 及び車内の香りの発散に役立っている。

しかしながら、香水等については、近年、アレルギー体質の人が増加して いる模様であるので、身体に直接ふりかける使用方法が決して最善とも考え にくいうえ、時、場所、場合に応じてその香りの種類を使い分け、おしゃれ を楽しむには、その多種類の容器を同時には携帯しにくいという欠点を有す る。

また、特に夏になると、発汗によってその芳香機能が短時間で消滅しがち である。

室内等に利用されている芳香剤については、かなり長期間、香りを楽しめ るものの、一人一人のおしゃれの道具としては考えにくい。

本考案はこれらの欠点を除くためになされたもので、香水、オーデコロン 、芳香剤等を、簡便に携帯でき、また身体に密着させる場合、皮膚への直接 接触を避けられるように加工したものである。

具体的には、接着剤を添付し剥離紙等（３）を貼付けた、いわゆる絆創膏 、シール等（１）の上に、香水、オーデコロン、芳香剤等を含ませた含水性 を有する素材（４）を載せ、その上から通気性を有するシート等（５）の素 材で被覆したものである。

本考案はこのような構造であるから、絆創膏、シール等の接着面（２）部 分を、上着、下着など衣服の上から貼付ける、皮膚に直接貼付ける、携帯し ているバッグ等に貼付ける等、個人個人にあったさまざまな香りの楽しみ方 が可能となる。

意匠については、花、動物など、おしゃれな素材を模倣して加工したワッ ペンとすることによって、香りに加えて視覚的なおしゃれの小道具ともなる 。

使用するまでの間は、真空バック等のバッケージとして保存すれば、開封 時より香りを発散し始め、身体に直接ふりかける場合に比較して、香りの持 続時間は長期にわたると推定される。

また、包装されたパッケージは嵩張らないため、多種類の香りを同時に携 帯することが可能となり、時、場所、場合に応じてさまざまな香りを使い分 け、おしゃれを楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の平面図の例である。

【図２】 本考案の断面図である。

【符号の説明】

（１）は絆創膏、シール等 （２）は接着面 （３）は剥離紙等 （４）は芳香剤等を含んだ素材 （５）は通気性を有するシート等

【図３】 本考案の使用例の見取り図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 香水、オーデコロン、芳香剤等を含ませ
   た含水性を有する素材（４）を、絆創膏、シール等
   （１）の上に添付し、通気性をもつ素材（５）で被覆し
   たワッペンシール。