JP3022394B2 - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JP3022394B2
JP3022394B2 JP9108876A JP10887697A JP3022394B2 JP 3022394 B2 JP3022394 B2 JP 3022394B2 JP 9108876 A JP9108876 A JP 9108876A JP 10887697 A JP10887697 A JP 10887697A JP 3022394 B2 JP3022394 B2 JP 3022394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一パターンが反
復される大規模集積回路等のレイアウトデータの図形処
理に関し、特に一定間隔で並んでいる同一形状のアレイ
図形データと他のアレイ図形データとの重なりを検出し
て図形処理を行う図形処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の図形処理装置に類似するものと
して、特開平8−63508号公報に開示された図形処
理装置がある。この従来装置は、規則的に配列された複
数の例えば第1のパターンからなるレイアウトデータを
処理する場合、そのレイアウトデータを第1のパターン
対応の第1のパターンデータとその配置情報とを含む構
成のデータとして入力する。そして、入力した第1のパ
ターンデータに対し所定の図形処理を施して出力する。
ここで、第1のパターンデータに重なった第2のパター
ンデータが存在する場合は、従来装置では、第2のパタ
ーンデータの重なり部分の第1及び第2のパターンデー
タと第1のパターンデータ対応の配置情報とからなる第
2のデータと、上記重なり部分を除く部分の第1のパタ
ーンデータと対応の配置情報とからなる第1のデータと
に分解し、第1のデータのみを処理する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来装置におい
ては、第1及び第2のレイアウトデータの重なり部分
(即ち、アレイ図形データ群の中の各アレイ図形データ
の重なり部分)を検出して図形演算を行う場合、この図
形演算に使用される重なり情報のデータ量が増加すると
いう問題があり、この結果、高速で図形処理を行うこと
ができないという課題があった。従って本発明は、アレ
イ図形の重なりを検出して図形処理を行う場合、重なり
情報のデータ量を少なくして図形を高速で処理すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、第1の図形が複数個一定間隔で配置
された第1のアレイと第2の図形が複数個一定間隔で配
置された第2のアレイとを重ね合わせたときの重なり部
分の図形情報を抽出し、図形処理を行う図形処理装置に
おいて、第1の図形と第2の図形とを第1のアレイと第
2のアレイとの重なり条件にしたがって重ね合わせたと
きの重なり部分の図形情報を抽出する重なり検出処理部
と、重なり部分の図形情報を実際に重なり合ったアレイ
の部分に適用して第1のアレイと第2のアレイとの図形
演算を行う図形演算処理部とを備えたものである。従っ
て、アレイ図形における重なり開始位置、重なった各図
形の繰り返し間隔及び重なった図形の個数が図形処理に
必要な重なり情報(上記重なり部分の図形情報)として
重なり検出処理部から図形演算処理部へ出力されるた
め、アレイ図形の重なりを検出して図形処理を行う場合
に重なり情報のデータ量を低減でき、この結果、図形を
高速で処理できる
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明を適用した装置の構成を
示すブロック図である。図1において、本装置は、アレ
イ図形データを入力するアレイ図形データ入力部1と、
各アレイ図形データの重なりを検出処理する重なり検出
処理部2と、重なり検出処理部2で検出処理されたアレ
イ図形データと重なり情報とに基づいて図形演算を行う
図形演算処理部3とからなる。
【0006】次に図2のフローチャートを参照して本装
置の概略の動作を説明する。まずステップS1で、アレ
イ台形データ入力部1により複数のアレイ図形データが
入力される。次に重なり検出処理部2では、アレイ図形
データ入力部1に入力された複数のアレイ図形データに
ついてステップS2でその重なり検出処理を行い、重な
りが検出されたアレイ図形データと重なり情報とをステ
ップS3で図形演算処理部3へ出力する。図形演算処理
部3では入力したアレイ図形データと重なり情報とに基
づいてステップS4で論理積(AND),論理和(O
R)及び引き算(NOT)等の図形の演算処理を行い、
ステップS5で演算結果を出力する。
【0007】ここで、重なり検出処理部2で検出処理さ
れるアレイ図形データの定義について図3を用いて説明
する。図3(a)の実線及び点線で示す同一形状の複数
の単一図形が一定間隔のX方向ピッチXpit 及びY方向
ピッチYpit で並んでいるような図形をアレイ図形とい
い、このアレイ図形は、そのアレイの図形情報(単一図
形の形状等で識別される識別コードID)に、アレイ情
報であるX方向ピッチ(X繰り返し間隔)Xpit ,Y方
向ピッチ(Y繰り返し間隔)Ypit が付加されアレイ図
形データとして定義される。また、アレイ情報としては
他に、単一図形がX方向及びY方向に何個並んでいるか
という個数情報(繰り返し数)Xcnt ,Ycnt も含まれ
る。ここで、図3(a)の図形データAは、 図形データA=図形データ(ID)+X繰り返し間隔X
pit ,X繰り返し数4,Y繰り返し間隔Ypit ,Y繰り
返し数5 となる。
【0008】次に、アレイ図形データの一部分を表す部
分アレイの定義について図3(b)を用いて説明する。
図3(b)に示す実線部分の各単一図形(符号Aで示さ
れる単一図形を除く)を部分アレイとすると、部分アレ
イA’が起点となり、そのアレイA’の位置がX方向部
分アレイ開始番号(X開始要素)Xporg,Y方向部分ア
レイ開始番号(Y開始要素)Yporgとして表される。そ
して、アレイ情報としてX方向部分アレイピッチXppit
,Y方向部分アレイピッチYppit がアレイ図形データ
に付加されると共に、X方向部分アレイ個数情報Xpcnt
,Y方向部分アレイ個数情報Ypcnt もアレイ情報とし
てアレイ図形データに付加される。図3(b)に示す部
分アレイA’は、 部分アレイA’=アレイ図形A+X開始要素(Xporg)
3,Y開始要素(Yporg)2,Xアレイ間隔(Xppit)
2,Yアレイ間隔(Yppit)1,X繰り返し数2,Y繰
り返し数3 と表すことができる。
【0009】次に、部分アレイの重なり情報の定義につ
いて図4を用いて説明する。図4に示すように、六角形
の各単一図形からなるアレイ図形データAと、四角形
(長方形)の単一図形からなるアレイ図形データBと
は、「部分アレイ図形A’と部分アレイ図形B’とで重
なっている」と表現することができる。この場合、部分
アレイA’は 部分アレイA’=アレイ図形A+X開始要素3,Y開始
要素1,Xアレイ間隔2,Yアレイ間隔1,X繰り返し
数2,Y繰り返し数4 となり、また部分アレイB’は 部分アレイB’=アレイ図形B+X開始要素1,Y開始
要素2,Xアレイ間隔1,Yアレイ間隔1,X繰り返し
数2,Y繰り返し数4 となる。
【0010】このように、アレイ図形Aとアレイ形Bと
の重なりを検出した場合、重なった各図形を分解してそ
の分解後の各データと重なり情報とを図形演算処理部3
に出力せずに、重なったアレイ図形A,Bの各データ
(識別コードID)と、アレイ図形Aにおける重なり開
始位置,重なり繰り返し間隔と、アレイ図形Bにおける
重なり開始位置,重なり繰り返し間隔と、重なり部分の
X方向,Y方向の単一図形の個数とを求めて図形演算処
理部3へ出力するようにしたものである。即ち、図形の
重なりを検出すると、重なり情報(識別コードID)に
アレイ情報(アレイ属性)を付加して図形演算処理部3
へ出力するようにしたので、重なり検出処理部2から図
形演算処理部3へ出力される図形演算を行うためのデー
タ量が低減されることになり、この結果、図形演算処理
部3では図形を高速処理できる。図5(a)は、重なり
検出処理部2から図形演算処理部3へ出力される重なり
情報及び部分アレイ情報のデータ構成を示す図である。
【0011】次に図5(b)は、本装置で用いられるア
レイ図形の分類を示す図である。アレイ図形データとし
て、ラティス(Lattice)データと、アレイブロ
ック(Array Block)データと、フラット
(Flat)データとがある。ここで、各アレイ図形デ
ータのうち、X,Y両方向のピッチ長が最も多く用いら
れているアレイ図形データがラティスデータとして分類
される。また、各アレイ図形データのうち、X,Y方向
の何れか一方のピッチ長が最も多く用いられているアレ
イ図形データがアレイブロックデータとして分類され
る。また、ピッチの長さが十分小さいデータもアレイブ
ロックデータとして分類される。なお、上記以外のアレ
イ図形データはフラットデータとして分類される。
【0012】図6は、本発明の要部を示す重なり検出処
理部2の構成を示すブロック図である。重なり検出処理
部2は、重なり検出マネージャ21と、ラティスマネー
ジャ22と、フラットデータ管理部23と、ラティスデ
ータ管理部24とからなる。重なり検出マネージャ21
は複数のアレイ図形データを入力すると、入力した図形
データの中にX,Y両方向のピッチ長が最も多く用いら
れているアレイ図形データが存在する場合は、この図形
データをラティスデータとしてラティスマネージャ22
へ出力する。また、入力した図形データの中にX,Y方
向の何れか一方のピッチ長が最も多く用いられているア
レイ図形データが存在する場合、或いは、ピッチの長さ
が十分小さい図形データが存在する場合はこれらの図形
データをアレイブロックデータとしてフラットデータ管
理部23へ出力する。また、分類されたアレイデータが
上記図形データ以外のフラットデータであれば、フラッ
トデータ管理部23へ出力して格納させる。
【0013】一方、ラティスマネージャ22は、重なり
検出マネージャ21から入力したラティスデータについ
て、同一ピッチの近傍アレイデータを同一グループと
し、そのグループの展開エリアを重なり検出マネージャ
21に通知することにより、フラットデータ管理部23
に登録する。また、フラットデータ管理部23は、入力
したアレイデータの重なりを検出して重なり検出マネー
ジャ21へその通知を行う。即ち、フラットデータ管理
部23は後述するように、ラティスデータのフレームと
の重なりの場合はその図形のフレームのグループの外属
図形として重なり検出マネージャ21に通知することに
より、ラティスマネージャ22を介しラティスデータ管
理部24に登録する。また、ラティスデータ管理部24
は後述するように、グループ内の図形同士の重なりチェ
ック及びグループ内図形と外属図形との重なりをチェッ
クする。
【0014】以下、図7〜図12の各図を用いて、重な
り検出処理部2の動作をさらに具体的に説明する。まず
図7に示すような各アレイ図形がアレイ図形データ入力
部1で入力されたものとする。この場合、重なり検出マ
ネージャ21は、その入力図形を図8に示すようなアレ
イ図形A〜Eに分類して、アレイ図形A,B,Eはラテ
ィスマネージャ22に渡す。また、重なり検出マネージ
ャ21は、アレイ図形Dについてはフラットデータ管理
部23に渡す。さらに、アレイ図形Cについては特殊処
理後、アレイブロックデータCとしてフラットデータ管
理部23に渡す。
【0015】アレイブロックデータCの特殊処理におい
ては、十分に短いピッチの方向でまとめてそのエリアを
図8に示すような1つの矩形とする処理を行う。即ち、
アレイ図形Cはその図形の2×7の図形を、Y方向に1
つにまとめた2×1の矩形図形アレイブロックCとして
フラットデータ管理部23に登録する。
【0016】一方、アレイ図形A,B,Eを入力したラ
ティスマネージャ22では、アレイ属性(上述の間隔や
繰り返し数等の情報)が同一でかつ開始位置が十分に近
距離にある図形を1つのラティスグループとしてラティ
スデータ管理部24に登録する。この場合、2つのラテ
ィスグループが作成される。即ち、第1のラティスグル
ープとしてアレイ図形A,Eが、第2のラティスグルー
プとしてアレイ図形Bが作成される。ここで、第1及び
第2のラティスグループは、それぞれ図9に、フレーム
LG1,フレームLG2として示される。
【0017】フラットデータ管理部23には、この第1
及び第2のラティスグループのフレームの他に、上述し
たアレイブロックデータ,フラットデータが登録され
る。即ち、フラットデータ管理部23には、図10に示
すように、アレイブロックC,アレイ図形D,フレーム
LG1,LG2が登録される。
【0018】ここで、フラットデータ管理部23はこれ
らの登録データの重なりチェックを行う。まず、考えら
れる重なりに対して2つに分類する。第1の分類とし
て、アレイ図形同士,アレイブロックとアレイ図形,及
びアレイブロック同士の重なり(ラティスデータを含ま
ない重なり)に分類する。第2の分類として、フレーム
同士,フレームとアレイブロック,及びアレイブロック
同士の重なり(ラティスデータを含む重なり)に分類す
る。そして、分類された重なり種別とともに重なり通知
を重なりマネージャ21に対して行う。なお、第2の分
類の場合、重なりとして、フレームLG1とアレイ図形
D,フレームLG1とアレイブロックC,及びフレーム
LG1とフレームLG2の重なりが重なりマネージャ2
1に通知される。
【0019】フラットデータ管理部23から重なり通知
を受けると、重なり検出マネージャ21は、上述の第1
の分類による重なりに対しては、アレイブロックを元の
アレイ図形に戻して重なり情報の計算を行い出力する。
また、上述の第2の分類による重なり(即ち、ラティス
データを含む重なり)に対しては、ラティスマネージャ
22に重なり通知を行う。
【0020】重なり通知を受けたラティスマネージャ2
2は、フレーム同士の重なりの場合はそれぞれのラティ
スグループのうち要素数が小さい方を、要素数の大きい
方のグループの外属図形としてラティスデータ管理部2
4に登録する。また、フレームとアレイ図形の重なり、
及びフレームとアレイブロックの重なりの場合は、アレ
イ図形,アレイブロックをそのフレームのラティスグル
ープの外属図形としてラティスデータ管理部24に登録
する。なお、この場合、アレイ図形D及びアレイブロッ
クCが、図11に示すラティスグループGR1の外属図
形として登録される。
【0021】ラティスデータ管理部24では、図11に
示すラティスグループGR1(1,1)の格子内に存在
する図形を用いて重なりチェックを行う。そして重なり
がある場合、重なり情報を計算しこの計算情報をラティ
スマネージャ22経由で重なり検出マネージャ21へ送
る。なお、図11では各ラティスグループGR1(1,
1),GR2(1,1)には重なりは無い。
【0022】ラティスデータ管理部24において、ラテ
ィスグループと外属図形との重なりがある場合は、ま
ず、外属図形をラティスグループGR1の格子内で折り
畳み座標変換を行う。この場合、アレイブロックC,ア
レイブロックD及びラティスグループGR2がラティス
グループGR1の格子内で折り畳まれる。
【0023】次に、ラティスデータ管理部24は折り畳
み座標変換された図形とラティスグループGR1内の図
形の重なりをチェックする。この場合、図12に示すよ
うに、図形DとA、図形DとE、図形BとAが重なりと
して検出される。ラティスデータ管理部24は、検出し
た重なりに対して重なり情報を求めるための逆計算を行
い、重なり通知として上述した部分アレイ情報を付加し
てラティスマネージャ22経由で重なり検出マネージャ
21へ送る。重なり検出マネージャ21はこの重なり情
報を図形演算処理部3へ出力する。
【0024】この場合、それぞれの部分アレイ表現は、
図形DとAの重なりについては、Sd(1,1),Pd
(1,1),Cd(1,1)、Sa(2,1),Pa
(1,1),Ca(1,5)となる。但し、Sは重なり
開始位置、Pは重なり繰り返し間隔、Cは重なり繰り返
し数であり、d,aはそれぞれは図形D,Aに相当す
る。また、図形DとEの重なりについては、Sd(1,
1),Pd(1,1),Cd(1,1)、Se(2,
1),Pe(1,1),Ce(1,5)となる。但し、
d,eはそれぞれ図形D,Eに相当する。
【0025】また、図形BとAの重なりについては、S
b(1,2),Pb(1,1),Cb(2,2)、Sa
(3,1),Pa(1,1),Ca(2,2)となる。
但し、b,aはそれぞれ図形B,Aに相当する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
レイ図形の重なりが検出された時に重なったアレイ図形
のデータと、アレイ図形における重なり開始位置、重な
った各図形の繰り返し間隔及び重なった図形の個数から
なる重なり情報とを出力するようにしたので、アレイ図
形の重なりを検出して図形処理を行う場合に重なり情報
のデータ量を低減することができ、この結果、図形を高
速で処理できる。また、重なり情報に要するデータ量が
低減できることから、重なり情報を記憶する装置のメモ
リの容量も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した図形演算処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】 上記装置の概略の動作を示すフローチャート
である。
【図3】 上記装置で扱われるアレイ図形データを示す
図である。
【図4】 上記装置で扱われるアレイ図形データを示す
図である。
【図5】 アレイ図形の重なり情報のデータ構成を示す
図(図5(a))及びアレイ図形の分類状況を示す図
(図5(b))である。
【図6】 上記装置を構成する重なり検出処理部のブロ
ック図である。
【図7】 上記重なり検出処理部に入力されるアレイ図
形を示す図である。
【図8】 重なり検出処理部で処理されたアレイ図形を
示す図である。
【図9】 重なり検出処理部で処理されたアレイ図形を
示す図である。
【図10】 重なり検出処理部で処理されたアレイ図形
を示す図である。
【図11】 重なり検出処理部で処理されたアレイ図形
を示す図である。
【図12】 重なり検出処理部で処理されたアレイ図形
を示す図である。
【符号の説明】
1…アレイ図形データ入力部、2…重なり検出処理部、
3…図形演算処理部、21…重なり検出マネージャ、2
2…ラティスマネージャ、23…フラットデータ管理
部、24…ラティスデータ管理部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の図形が複数個一定間隔で配置され
    た第1のアレイと第2の図形が複数個一定間隔で配置さ
    れた第2のアレイとを重ね合わせたときの重なり部分の
    図形情報を抽出し、図形処理を行う図形処理装置におい
    て、 前記第1の図形と前記第2の図形とを前記第1のアレイ
    と前記第2のアレイとの重なり条件にしたがって重ね合
    わせたときの重なり部分の図形情報を抽出する重なり検
    出処理部と、 前記重なり部分の図形情報を実際に重なり合ったアレイ
    の部分に適用して前記第1のアレイと前記第2のアレイ
    との図形演算を行う図形演算処理部とを有することを特
    徴とする図形処理装置
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