JP3022304B2 - 液晶表示装置用の照明装置 - Google Patents

液晶表示装置用の照明装置

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JP3022304B2
JP3022304B2 JP8044825A JP4482596A JP3022304B2 JP 3022304 B2 JP3022304 B2 JP 3022304B2 JP 8044825 A JP8044825 A JP 8044825A JP 4482596 A JP4482596 A JP 4482596A JP 3022304 B2 JP3022304 B2 JP 3022304B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の熱陰極管を
用いた液晶表示装置用の照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、一対の基板間にネマチ
ック液晶やスメクチック液晶を介在させた表示パネルを
有している。特に、カイラルスメクチック液晶やカイラ
ルネマチック液晶を用いて、少なくとも1フレーム走査
期間中、画素が表示状態(液晶分子の配向状態)を保持
できるようにすれば、対角15インチ以上の大画面表示
パネルが比較的容易に作成出来る。
【0003】こうした大画面化に伴い、バックライトと
呼ばれる照明装置においても、光源であるランプを複数
本用いる必要が生じている。そこで、本発明者らは、熱
陰極管を使用して液晶表示装置用の照明装置を作製し
た。ところで、このように熱陰極管を使用して照明装置
を作製すると、熱陰極管が寿命末期にフィラメント断線
を起こして管端部の電極付近が異常に発熱し、他の構成
部品の変形を招いたりする。
【0004】そこで、管の寿命末期の安全対策が必須と
なり、この管の寿命末期の安全対策として寿命末期の管
の点灯電圧の上昇を検知したり、管の電極付近に温度ヒ
ューズやサーミスタを配置して異常発熱時の温度を検知
するなどの寿命検知手段を設けてみた。そして、寿命を
検知するとインバータの動作を停止して照明装置の管を
全部消灯させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来型の熱陰極管の照明装置における寿命検知制御で
は、照明装置を構成する1本の管が寿命になった場合に
インバータの動作が停止して全ての管を消灯してしまう
ことで、この照明装置を搭載した液晶表示装置の場合、
ユーザーがディスプレイ使用時に突然表示画面が真っ暗
になり、作業を続けることが不可能になってしまうとい
う不具合が生じてしまうことがあった。
【0006】本発明は、照明装置を構成する複数の光源
管のうち1本が寿命になった場合に、該当する管を含む
ブロックのみを消灯させ、全灯を消灯してしまうこと
なく、かつ輝度分布を維持することのできる液晶表示装
置用の照明装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明は、液晶表示パネルに設けられた液晶表示装置用
の照明装置において、複数の熱陰極管と、該熱陰極管の
寿命を検知するための寿命検知回路と、該寿命検知回路
の出力に応じて該熱陰極管を消灯する消灯回路と、を有
する照明回路を複数備えており、該複数の熱陰極管は、
2つの熱陰極管が前記液晶表示パネルを挟んで互いに対
称配置されているブロックを少なくとも2つ以上に分割
されており、該照明回路は、任意のブロック内の熱陰極
管の1つに寿命末期がきた時に、寿命末期がきた熱陰極
管と共に液晶表示パネルを挟んで寿命末期がきた熱陰極
管と対称に配置された寿命末期でない熱陰極管も消灯
し、一方、残りの熱陰極管は点灯させたままとする回路
であることを特徴とするものである。
【0008】そして、各照明回路は対応する一つの熱陰
極管の寿命を検知して該対応する一つの熱陰極管への点
灯電圧の供給を停止してもよい。
【0009】一方、各照明回路が、対応する複数の熱陰
極管のうちの少なくとも一つの寿命を検知して該対応す
る複数の熱陰極管への点灯電圧の供給を停止するように
すれば、システムがよりコンパクトになるので好まし
い。
【0010】前記寿命検知回路として、前記熱陰極管の
点灯電圧を検波して検出する電圧検出回路と該電圧検出
回路の出力電圧を基準電圧と比較する比較回路と利用す
れば簡単な回路で寿命が検知できる。
【0011】一方、前記寿命検知回路として、前記熱陰
極管の温度を検知する温度センサと、該温度センサの出
力を電圧に変換する電圧変換回路と該電庄変換回路から
の出力電圧を基準電圧と比較する比較回路とを用いても
よい。
【0012】前記熱陰極管として、前記液晶表示パネル
の裏面側に配された導光板の端部に配置されているもの
を用いれば、装置を薄型化できる。
【0013】一方、前記熱陰極管を、前記液晶表示パネ
ルの裏面側に互いに間隔を置いて複数本平行に配置して
もよい。
【0014】前記液晶表示パネルに表示している画像
に、所定時間経過後も変更がない場合には、全ての前記
照明回路に熱陰極管を消灯させる信号を供給することで
寿命を更に伸ばすことができる。
【0015】前記液晶表示パネルとしては、大画面化が
容易な、カイラルスメクティック液晶を基板間に有する
強誘電性液晶素子又は反強誘電性液晶素子が望ましい。
【0016】また、前記液晶表示パネルとして、一対の
基板間に、2つの準安定分子配向状態を呈するカイラル
ネマティック液晶を有する素子を用いてもよい。
【0017】前記熱陰極管は、対称配置された少なくと
も一組が共に消灯するようにしてもよい。また、複数の
熱陰極管と、該熱陰極管の寿命を検知するための寿命検
知回路と、該寿命検知回路の出力に応じて該熱陰極管を
消灯する消灯回路と、を有する照明回路を複数備えてお
り、複数の熱陰極管は、2つの熱陰極管が互いに対称配
置されているブロックを少なくとも2つ以上に分割され
ており、任意のブロック内の熱陰極管の1つに寿命末期
がきた時に、寿命末期がきた熱陰極管と共に液晶表示パ
ネルを挟んで寿命末期がきた熱陰極管と対称に配置され
た寿命末期でない熱陰極管も消灯し、一方、残りの熱陰
極管は点灯させたままとするようにしてもよい。
【0018】そして、本発明によれば、照明装置内の熱
陰極管のいずれかが寿命になると、その管を含むブロッ
クのみが消灯されるので、全灯が消灯され真っ暗になる
ということがなく、表示装置の場合、ディスプレイ作業
を支障なく続行することが可能である。また、輝度分布
を維持することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の基礎となる参考例
に係る液晶表示装置用の照明装置の構成を示す図であ
る。
【0020】同図において、13は複数、本参考例にお
いては2つの光源であり、それぞれ独立した2つの照明
回路10により点灯制御される。ここで、この照明回路
10は、それぞれ光源13の寿命を検知する寿命検知回
路12と、寿命検知回路12の出力信号に応じて光源1
3を消灯する消灯回路11とを含んでいる。そして、こ
れら各照明回路10は共通の電源117から供給された
電源電圧を利用して光源13を点灯させるようになって
いる。
【0021】なお、2つの光源13はいずれも液晶表示
パネルLCPの裏面BSC側に配されており、使用者は
パネルLCPの表面FSC側から表示画像を認識できる
ようになっている。
【0022】ところで、本発明に用いられる照明回路1
0の寿命検知回路12は、図2の(A)又は(B)に示
すように構成されている。
【0023】図2の(A)では、光源としての熱陰極管
13に印加される点灯電圧を電圧検出回路12bで検出
し、その検出信号電圧と基準電圧とを電圧比較回路12
aが比較して検出信号電圧が、寿命を示す基準電圧より
高くなった場合、電圧比較回路12aはハイレベル又は
ローレベルの信号を出力する。そして、この出力を受け
た消灯回路11が熱陰極管13への電圧供給を停止する
ことにより、熱陰極管13は消灯する。なお、電圧検出
回路12bとしては、例えばダイオードのような整流素
子とコンデンサのようなローパスフィルタとを適宜組み
合わせた検波回路が用いられる。
【0024】一方、寿命検知回路12は、図2の(B)
に示すように、電圧検出回路12bの代わりに熱陰極管
13の温度を検出する温度センサ12dと電圧変換回路
12cを用いても構成できる。ここで、この温度センサ
12dは、例えば温度に依存して抵抗値が変化するサー
ミスタ等を備えたものであり、電圧変換回路12cはこ
のサーミスタに電流を流すことで温度に依存した電圧降
下を生じさせる回路である。
【0025】そして、こうして得られた電圧を電圧比較
回路12aで基準電圧と比べ、検出信号電圧が、寿命を
示す基準電圧より高くなった場合、電圧比較回路12a
はハイレベル又はローレベルの信号を出力する。ここ
で、電圧比較回路12aの構成は、(A)の場合と同じ
である。なお、この(B)の構成は光源の寿命と光源の
発熱量とが相関をもつ場合に有効である。
【0026】ところで、本発明に用いられる液晶表示パ
ネルLCPとしては、ガラス、石英、プラスチックのよ
うな一対の透光性基板SBの間に液晶LCを配したもの
である。
【0027】また、液晶表示パネルLCPに用いられる
液晶LCとしては、カイラルスメクチック相を呈するカ
イラルスメクチック液晶や、カイラルネマチック相を呈
するカイラルネマチック液晶が好適である。なお、前者
は強誘電性液晶素子や反強誘電性液晶素子として知られ
ており、後者は双安定ツイストネマチック(BTN)液
晶素子として知られており、いずれも1フレーム走査期
間以上、各画素の表示状態を保持できる。
【0028】さらに、本発明の光源としては熱陰極管が
好ましく用いられるが、この熱陰極管としては、赤、
緑、青色の広い波長域に対してブロードな分光特性をも
つ白色光を発する蛍光灯を用いることができる。より好
ましくは、赤、緑、青色の3つの波長域にそれぞれ半値
巾の狭い発光ピークをもつ白色光を発生する3波長蛍光
灯を用いるとよい。
【0029】一方、熱陰極管の配置形式は、四角形のア
クリル製の導光板の4辺又は対向する2辺に計4本又は
計2本配したエッジライトタイプや、表示パネルの表面
に複数本平行に並べた直下型のいずれであってもよい。
図3は、熱陰極管を4本配置した本発明の基礎となる参
考例2に係る液晶表示装置用の照明装置の概略構成を示
した図である。
【0030】同図において、101〜104は4本の光
源である熱陰極管、113〜116は熱陰極管の寿命検
知回路、109〜112は管101〜104の点灯停止
回路、105〜108は点灯回路であり、4つの照明回
路はこれら熱陰極管101〜104、寿命検知回路11
3〜116、点灯停止回路109〜112、点灯回路1
05〜108及び電源117から成り立っている。
【0031】ここで、寿命検知回路113〜116はそ
れぞれの管101〜104の点灯電圧を常時監視するた
めのものである。そして、この寿命検知回路113〜1
16は、熱陰極管101〜104が寿命末期に近づき管
101〜104の点灯電圧が徐々に上昇して所定電圧を
越えた時に、その管101〜104の寿命とみなし、点
灯停止回路109〜112に寿命検知信号を送るように
している。
【0032】さらに、この寿命検知信号に基づき、点灯
停止回路109〜112は点灯回路105〜108の点
灯動作を止めるようになっている。そして、このように
管101〜104の点灯動作を止めることにより、熱陰
極管101〜104の寿命末期におけるフィラメントの
断線、更に管端部の異常発熱という状態を回避すること
ができるようになっている。
【0033】例えば、第1熱陰極管101が寿命である
と第1寿命検知回路113が判断すると、寿命検知信号
が第1点灯停止回路109に送出され、これにより第1
点灯回路105が点灯動作を停止し、第1熱陰極管10
1が消灯される。なお、寿命検知の手段として、具体的
には、管の両端電圧を抵抗分割により降圧、整流してコ
ンパレータIC等の比較器に入力し、所定の閾値を設定
し、その値を超えるまで管を点灯させ、その値を超えた
ら管が寿命であると判断し、点灯動作を停止するように
構成する。
【0034】なお、本参考例では、照明装置10を構成
する複数の熱陰極管101〜104のそれぞれに寿命検
知回路113〜116が配置され、またそれぞれの管1
01〜104を独立に点灯制御する点灯回路105〜1
08を有しており、管101〜104の点灯動作時には
常時管の両端電圧を監視している。
【0035】この場合、照明装置を構成する管101〜
104の数だけ点灯回路105〜108を独立に持つこ
とにより寿命末期の管101〜104だけ消灯を行い、
他の正常な管101〜104は点灯したままにする。こ
れにより、この液晶表示装置の使用者にとって、急に画
面が真っ暗になって作業が不可能になるという不具合を
回避することができることになる。しかしながら、2灯
を超える本数で構成される照明装置の場合、管毎に点灯
動作を停止するための回路が必要となるため、製品とし
てのコストが高くなるという欠点がある。そこで、管を
消灯させる際に、1灯ずつ消灯させるのではなく2灯を
組として消灯させるようにするとコストを下げることが
できる。
【0036】図4は、このように構成される本発明の
礎となる参考例3に係る液晶表示装置用の照明装置の概
略構成を示した図である。同図において、211〜21
4は寿命検知回路であり、この寿命検知回路211〜2
14は、各熱陰極管201〜204毎に配置され、2つ
の点灯回路205,206は、各管毎ではなく第1及び
第2熱陰極管201,202及び第3及び第4熱陰極管
203,204を1ブロックにして2本ずつ点灯させる
ようになっている。なお、207〜210は、寿命検知
回路211〜214からの寿命検知信号を受け取った場
合に、管の点灯動作を停止する点灯停止回路である。
【0037】この構成において、例えば第1熱陰極管2
01が寿命と判断された場合に寿命検知回路211より
寿命検知信号が発信され、それを受け取った第1点灯停
止回路207が動作して第1点灯回路205を停止さ
せ、第1及び第2熱陰極管201,202を同時に消灯
する。なお、このとき第2点灯回路206に対して、第
1点灯停止回路207は独立なのでそのまま第3及び第
4熱陰極管203,204は継続して点灯している。
【0038】このように、本構成による点灯制御によ
り、照明装置を構成する管の1本が寿命となっても、全
灯を消灯させることはなく、既述した参考例2よりも簡
単な回路構成で、すなわち低コストで効果を実現するこ
とができる。
【0039】ところで、図5は、図4に示す光源を2辺
2灯ずつ配置するようにした本発明の第1の実施の形態
に係る液晶表示装置用の照明装置であるエッジライトタ
イプの照明装置の一例を示す概略構成図であり、30
1,302,303,304は熱陰極管を示し、305
は導光体を示している。なお、同図において、熱陰極管
301,302,303,304のリフレクタ、導光体
305の裏面の反射板、導光体上面の拡散シート類は省
略してある。
【0040】そして、このように熱陰極管301,30
2,303,304を配置した場合、互いに対称配置さ
れた第1及び第3熱陰極管301,303及び第2及び
第4熱陰極管302,304を組(ブロック)として寿
命検知制御を行うようにする。これにより、例えば、第
1熱陰極管301が寿命となった場合に、第1熱陰極管
301と対称配置され、ペアをなす第3熱陰極管303
の管の2本だけ消灯させ、残りの2本302,304は
継続して点灯させるようにする。
【0041】これにより、点灯回路を4つから2つに減
らすことが可能となり、コストダウンを図ることができ
る。
【0042】なお、この管の組み合わせについては任意
であるが、2本の管を消灯させた後、残りの2本が点灯
している場合、本実施形態の組み合わせを取ることによ
り、照明装置の輝度分布を大きく損なうことがなく、1
本の管が寿命で消灯した後も表示装置の使用者に不快な
思いをさせなくてすむという効果がある。
【0043】一方、寿命末期の熱陰極管だけ消灯を行
い、他の正常な熱陰極管を点灯させたままとすると照明
装置の輝度分布を大きく損なってしまう問題が発生す
る。そこで、任意のブロック内の熱陰極管の1つに寿命
末期がきた時に、寿命末期がきた熱陰極管と共に液晶表
示パネルを挟んで寿命末期がきた熱陰極管と対称に配置
された寿命末期でない熱陰極管も消灯し、一方、残りの
熱陰極管は点灯させたままとすることにより、照明装置
の輝度分布を維持するようにしてもよい。例えば、これ
を図6に示すように光源を4辺に設けるようにした本発
明の第2の実施形態に係る液晶表示装置用の照明装置で
あるエッジライトタイプのものを用いて説明すると、熱
陰極管401に寿命がきた時に、寿命末期がきた熱陰極
管401と共に液晶表示パネル405を挟んで寿命末期
がきた熱陰極管401と対称に配置された寿命末期でな
い熱陰極管403も消灯し、一方、残りの熱陰極管40
2,404は点灯させたままとする。そして、このよう
に互いに対称配置された第1及び第3熱陰極管401,
403と第2及び第4熱陰極管402,404とをペア
として扱うことにより、第1及び第2熱陰極管401,
402及び第3及び第4熱陰極管403,404を組み
合わせるよりも2灯消灯時の輝度分布がよいという効果
がある。なお、405はアクリル板等の導光体である。
【0044】一方、図7は4つの光源を表示パネルの裏
面に配した直下型のものであり、このような直下型4灯
においては、対称配置された第1及び第4熱陰極管50
1,504及び第2及び第3熱陰極管502,503又
は第1及び第3熱陰極管501,503及び第2及び第
4熱陰極管502,504を組み合わせるようにしてお
り、消灯のさせ方については、第1及び第4熱陰極管5
01,504と第2及び第3熱陰極管502,503又
は第1及び第3熱陰極管501,503と第2及び第4
熱陰極管502,504とを組み合わせることにより上
記と同様な効果が得られる。
【0045】なお、505は照明装置の反射フレームで
あり、その他拡散板等の部材については図示を省略して
いる。そして、この図5〜図7に示すようなエッジライ
トタイプまたは直下型に配置された熱陰極管の消灯制御
は、図3または図4の制御方式により行うことができ
る。また、6本、8本で構成される照明装置でも同様な
考えで組み合わせを適宜行うことにより同様な効果が得
られる。
【0046】さらに、管の寿命を検知する手段として
は、前述したとおり、管の点灯電圧を監視する手段の他
にサーミスタ等の温度検知素子を用いてもよい。温度検
知素子を用いた場合には、寿命末期の管端部の温度が上
昇することを監視し、ある温度以上になった場合には、
管電圧検知方式と同様に点灯回路の動作を停止させるよ
うにすればよく、管を消灯させる際の制御方法について
も同様である。
【0047】一方、図8は、3つの熱陰極管13,13
aを用いた場合の直下型装置であり、図8中真中の熱陰
極管13aが寿命になった場合はこの熱陰極管13aの
みが消灯し、両端の熱陰極管13のいずれか一方が寿命
になった場合には、両端の熱陰極管13を共に消灯する
ように構成されている。
【0048】また、図9は8つの熱陰極管13を用いた
エッジライト型装置を示しており、互いに対称配置され
た2つの熱陰極管13が共に点灯又は消灯するように構
成されている。
【0049】ここで、上述した各照明装置を液晶表示素
子の背面に配置した液晶表示装置は、ディスプレイ面の
照明がいつ消灯するかを気にかける必要がなく、また消
灯した場合でも全灯消灯ではないので、作業を継続する
ことができることになる。
【0050】更に、各照明装置の電源供給のオン・オフ
を制御し、表示画像が一定時間変更されなかった場合に
は電源から点灯回路への電源電圧の供給を停止して、全
ての光源を消灯することが望ましい。そして、このよう
に構成することにより、消費電力を少なくできる。
【0051】また、表示画像に変更が生じたか否かは、
表示画像データを格納するVRAMの書き換えを監視す
ることで判断できる。即ち、マウス入力やキーボード入
力によりVRAMのデータが書き換えられると、再び寿
命検知回路が動作して、寿命に達してしまった光源を含
むブロック以外のブロックの光源を点灯させる。
【0052】なお、本発明は、その精神または主要な特
徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施する
ことができる。そのため、前述の実施形態はあらゆる点
で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであ
って、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許
請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本
発明の範囲内のものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
晶表示装置の複数の熱陰極管を用いた照明装置におい
て、管の寿命を検知して点灯回路の動作を止める際に、
照明装置を構成する熱陰極管の全灯を一度に消灯させて
しまうことのないようにしたので、表示装置の操作者が
作業中に画面表示が突然全く見えなくなるという不具合
を回避することができる。また、照明装置の輝度分布を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎となる参考例1に係る液晶表示装
置用の照明装置の構成を示す図。
【図2】上記参考例1に係る液晶表示装置用の照明装置
の寿命検知回路を示す図。
【図3】本発明の基礎となる参考例2に係る液晶表示装
置用の照明装置の概略構成図。
【図4】本発明の基礎となる参考例3に係る液晶表示装
置用の照明装置の概略構成図。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示装置
用の照明装置であるエッジライト型の照明装置の一例の
斜視図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る液晶表示装置
用の照明装置であるエッジライト型の照明装置の一例の
斜視図。
【図7】直下型の照明装置の一例の斜視図。
【図8】本発明に用いられる光源の配置とその制御回路
の一例を示す図。
【図9】本発明に用いられる光源の配置とその制御回路
を他の例を示す図。
【符号の説明】
13,13a,101〜104,201〜204,30
1〜304,401〜404,501〜504
熱陰極管 10 照明回路 11 消灯回路 12,211〜214 寿命検知回路 117 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−201894(JP,A) 特開 平3−49189(JP,A) 特開 昭61−216298(JP,A) 実開 昭62−58423(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 535 G02F 1/13357

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルに設けられた液晶表示装
    置用の照明装置において、 複数の熱陰極管と、該熱陰極管の寿命を検知するための
    寿命検知回路と、該寿命検知回路の出力に応じて該熱陰
    極管を消灯する消灯回路と、を有する照明回路を複数備
    えており、 該複数の熱陰極管は、2つの熱陰極管が前記液晶表示パ
    ネルを挟んで互いに対称配置されているブロックを少な
    くとも2つ以上に分割されており、 該照明回路は、任意のブロック内の熱陰極管の1つに寿
    命末期がきた時に、寿命末期がきた熱陰極管と共に液晶
    表示パネルを挟んで寿命末期がきた熱陰極管と対称に配
    置された寿命末期でない熱陰極管も消灯し、一方、残り
    の熱陰極管は点灯させたままとする回路であることを特
    徴とする液晶表示装置用の照明装置。
  2. 【請求項2】 各照明回路は対応する一つの熱陰極管の
    寿命を検知して該対応する一つの熱陰極管ヘの点灯電圧
    の供給を停止することを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置用の照明装置。
  3. 【請求項3】 各照明回路は対応する複数の熱陰極管の
    うちの少なくとも一つの寿命を検知して該対応する複数
    の熱陰極管への点灯電圧の供給を停止することを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示装置用の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記寿命検知回路は前記熱陰極管の点灯
    電圧を検波して検出する電圧検出回路と、該電圧検出回
    路の出力電圧を基準電圧と比較する比較回路とを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 前記寿命検知回路は前記熱陰極管の温度
    を検知する温度センサと、該温度センサの出力を電圧に
    変換する電圧変換回路と、該電圧変換回路からの出力電
    圧を基準電圧と比較する比較回路とを含むことを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示装置用の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記熱陰極管は、前記液晶表示パネルの
    裏面側に配された導光板の端部に配置されていることを
    特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記熱陰極管は、前記液晶表示パネルの
    裏面側に互いに間隔を置いて複数本平行に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用の照
    明装置。
  8. 【請求項8】 前記液晶表示パネルに表示している画像
    に、所定時間経過後も変更がない場合には、全ての熱陰
    極管を消灯することを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置用の照明装置。
  9. 【請求項9】 前記液晶表示パネルに表示している画像
    に、所定時間経過後も変更がない場合には、全ての前記
    照明回路に熱陰極管を消灯させる信号を供給することを
    特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記液晶表示パネルは、一対の基板間
    にスメクティック液晶を有することを特徴とする請求項
    1記載の液晶表示装置用の照明装置。
  11. 【請求項11】 前記液晶表示パネルは、一対の基板問
    にネマティック液晶を有することを特徴とする請求項1
    記載の液晶表示装置用の照明装置。
  12. 【請求項12】 前記液晶表示パネルは、一対の基板問
    に強誘電性液晶を有することを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置用の照明装置。
  13. 【請求項13】 前記液晶表示パネルは、一対の基板問
    に反強誘電性液晶を有することを特徴とする請求項1記
    載の液晶表示装置用の照明装置。
  14. 【請求項14】 前記液晶表示パネルは、一対の基板間
    にカイラルネマティック液晶を有することを特徴とする
    請求項1記載の液晶表示装置用の照明装置。
  15. 【請求項15】 前記熱陰極管は、対称配置された少な
    くとも一組が共に消灯する請求項1記載の液晶表示装置
    用の照明装置。
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