JP3022152U - 蓄電池 - Google Patents

蓄電池

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JP3022152U
JP3022152U JP1995009144U JP914495U JP3022152U JP 3022152 U JP3022152 U JP 3022152U JP 1995009144 U JP1995009144 U JP 1995009144U JP 914495 U JP914495 U JP 914495U JP 3022152 U JP3022152 U JP 3022152U
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Inventor
恵太 天野
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Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
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Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動可能であるとともに脱着可能な取手を備
えた蓄電池を提供する。 【解決手段】 樹脂から形成される取手17と、電槽体
の蓋1に形成された取手受入部6とを有するとともに、
取手17は、取手受入部6に形成された受入穴7に対し
て嵌合される先端部14を備えた差込部8と、ヒンジ部
10を介して回動可能な握り部9とを含む。先端部14
は、差込み方向に向かって幅が狭くなるテーパ形状をし
ており、この先端部14を受入穴7へ差し込むことによ
って、取手17が蓋1に装着される。したがって、蓄電
池を容易に運ぶことができ、不要な場合は、取手17の
差込部8を受入部6から外すことによって、取手の破損
や劣化を防ぐことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、蓄電池に関し、特に、電槽本体の開口部を閉じる蓋に取手が回動可 能なように装着された蓄電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
蓄電池は、その構成上体積に比較して重量が重く、運搬等にあたっては蓄電池 に取手が取付けられる。
【0003】 たとえば、実開昭53−78534号公報にその一例が開示されている。この 考案によると、電槽の蓋の両側面に支持ピンを設け、取手の両端部に取付けられ た取付穴にその支持ピンを通すことにより、取手を支持ピンの周りに回動可能な ように取付けることができ、取手を使用しないときは、取手を倒すことによって 蓋に沿った状態にすることができる。
【0004】 また、実公昭56−25496号公報に他の例が開示されている。この考案に おいては、取手を蓄電池の電槽本体の側面に回動できるように取付けたもので、 特に、取手を回動できるようにするために、取手を樹脂から構成し、この樹脂の 可撓性を利用して、肉薄部からなるヒンジ部を有し、このヒンジ部を介して折り 曲げ可能とした取手の構造が示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の蓄電池に取付けられた取手は以上のように構成される。
【0006】 このため、取手を回動できるようにするための支持ピンと取付穴の組合せの構 造が複雑になる。
【0007】 また、取手が電槽の外側から張り出した状態で取付けられるため、複数個の蓄 電池を横に並べて使用する場合や、ある種の箱のような収納手段内におさめて使 用する場合など、取手の存在のために無駄な空間を作ってしまったり、余分な空 間が必要であったりする問題がある。
【0008】 一方、本来取手は蓄電池を移動させたりするときなどに使用すれば後は全く必 要のないものである。取手がついているがために、所定の位置に設定されている 蓄電池が不用意に移動させられたり、また、外部からの衝撃を受けやすい環境に 蓄電池が設置された場合など、取手が破損したり劣化したりする問題もある。
【0009】 そこで、本考案は極めて簡単な構造で取手が回動できるとともに、必要なとき のみ装着し、不要なときは取外すことができる脱着可能な取手を備えた蓄電池を 提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の考案の蓄電池は、取手受入部と、 取手と、凹部とを備えている。取手受入部は、電槽体開口部を閉じる蓋の上面部 に対称的に向かい合うように形成されている。取手は、樹脂から形成される。凹 部は、上記取手を前記蓋の上面部に沿って倒した状態で受入れるように前記蓋の 上面部に形成されている。取手は、握り部と、蓋に設けた取手受入部に対して、 脱着可能なように嵌合される差込部と、その差込部と握り部との接合部に折り曲 げ可能なヒンジ部とを含んでいる。
【0011】 このように、請求項1に記載の蓄電池では、取手が取手受入部に対して脱着可 能な差込み部を有するので、取手を取手受入部に装着したり取外したりすること ができる。
【0012】 したがって、蓄電池を移動させたいときに、取手を蓄電池に装着すれば容易に 持ち運ぶことができ、移動が終われば、取手を蓄電池から取り外すことによって 、不用意に蓄電池が移動させられたり、取手が破損したり劣化したりするのを防 ぐことができる。
【0013】 また、取手は、樹脂が持つ可撓性を利用した肉薄部からなるヒンジ部によって 、簡単な構造で回動可能となる。
【0014】 上記した請求項1の構成において、請求項2に記載のように、取手の差込部を 、差込方向に向かってその先端の幅が狭くなるようなテーパ形状の外形形状を備 えるように構成するとともに、蓋の上面の取手受入部を、その取手差込部の先端 部のテーパ形状に対応する受入穴を含むように構成してもよい。
【0015】 このように構成すれば、取手差込部のテーパ形状の先端部を、そのテーパ形状 に対応する受入穴に向かって押し込むことによって、両者が嵌合し、取手を蓋に 容易に装着することができる。
【0016】 さらに、上記した請求項1の構成において、請求項3に記載のように、取手の 握り部を2つの垂直脚部と、この2つの垂直脚部の上端間を連結する上端連結部 と、その垂直脚部の下端間を連結する下端連結部とを含むように構成してもよい 。
【0017】 このように構成すれば、2つの垂直脚部と上端連結部と下端連結部とによって 囲まれた空間に手を入れることによって、運搬者は上端連結部を容易に握ること ができる。
【0018】
【考案の実施の形態】
本考案の1つの実施の形態を図を用いて説明する。
【0019】 図1は取手17を示し、その取手17は、握り部9と、蓋の受入部と嵌合され る差込部8とを備える。両者は肉薄のヒンジ部10により接合される。
【0020】 取手17は樹脂により形成されるので、その可撓性を利用してヒンジ部10の 周りに取手17の握り部9を簡単な構造で容易に回動することができる。また握 り部9は、2つの垂直脚部11と、この2つの垂直脚部11の上端間および下端 間をそれぞれ連結する上端連結部13と下端連結部12とを有する。垂直脚部1 1と上端連結部13と下端連結部12とによって囲まれた空間に手を入れること によって上端連結部13を握ることができる。
【0021】 さらに、取手17の差込部8は先端の幅が狭くなるようなテーパ形状の外形形 状をした先端部14を備える。この先端部14は、先端の幅方向に樹脂の可撓性 を利用して伸縮できるようにするための先端欠部15と、蓄電池の蓋との装着を 強化するための先端鍵部16とを有する。
【0022】 一方、図2は蓄電池の蓋を示す上面図であり、図3は図2において、A−Aに おける蓋の断面を示す。図2および3において、蓋1は、6個の隔室を備えた鉛 蓄電池の液口2と、電流を取出すための電極棒3とを有する。また、蓋1は、取 手17を倒した状態で受入れるための蓋の側面から液口2に向かって形成された 2つの向かい合う凹部4と、この凹部4と液口2との間に設けられた取手受入部 6と、取手17の先端部14を受入れるための受入穴7とを備える。さらに、蓋 1は、受入穴7に装着された取手17の差込部8を受入穴7から取り外す際に、 専用治具(図示せず)を装着するための治具装着開口部5を備える。
【0023】 取手17の蓋1への装着にあたり、まず、図4に示すように、取手17を蓋1 に平行に倒した状態にして、凹部4に沿って側面から滑り込ませる。
【0024】 取手の差込部8に設けられた4つの先端部14を、蓋の受入部6に設けられた 4つの受入穴7にそれぞれ差込む。
【0025】 各先端部14は、図5に示すように、テーパ形状を有する第1の受入穴7aに 入る。そこで、さらに挿入方向の力を加える。これにより、先端部は幅方向に圧 縮力を受ける。先端部14には先端欠部15があるのと、樹脂の可撓性とにより 、先端部14が幅方向に縮む。これにより、先端部14は第1の受入穴7aを通 過することができ、第2の受入穴7bに入る。
【0026】 第2の受入穴7bに入ると同時に、先端部14は、先端部14に作用していた 圧縮力から解放され、先端部14はもとの状態に戻る。その結果、先端鍵部16 が第2の受入穴に嵌合し、装着が強固なものとなる。
【0027】 図6は、4つの先端部14が受入穴7に嵌合したところを上から見たものであ る。図7は、さらに、そのような取手17が2組装着された蓄電池の蓋を上から 見たものである。図8は図7において、B−Bにおける断面を示したものである 。受入穴7に嵌合された取手17はヒンジ部10の周りに回動することができ、 2つの向かい合う取手の握り部9を立てることができる(図中2点鎖線で示す) 。2つの握り部9の上端連結部13を掴むことにより、片手で蓄電池を容易に持 ち運ぶことができる。
【0028】 取手は、蓄電池の移動が終われば装着しておく必要性はない。そこで、図6に おいて、第2の受入穴7bの治具装着開口部5から、取手1の4つの先端部14 の幅を同時に幅方向に圧縮力を加えることができる専用治具(図示せず)を装着 する。専用治具によって先端部14の幅を縮め、先端部14の2つの先端鍵部1 6が第1の受入穴7aの最も短い幅を通過できるようにする。この状態で、取手 1の握り部9を引っ張り、受入部6から差込部8を引抜く。
【0029】 このようにして、必要な場合以外に取手17を蓄電池の蓋1から取外すことに よって不用意に蓄電池を移動させたりするのを防いだりあるいは、外部からの衝 撃を受けやすい環境に蓄電池が設置された場合など、取手が破損したりあるいは 劣化したりするのを防止することができる。
【0030】 以上、説明したように、蓄電池に取付ける取手を脱着式にすることにより、必 要なときにのみ取手を蓋に装着して容易に移動することができ、不要な場合には 、取手を蓋から取外し、取手が破損したり劣化したりするのを防ぐことができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1つの実施の形態に係る蓄電池の取手
を示す斜視図である。
【図2】本考案の1つの実施の形態に係る蓄電池の蓋を
示す上面図である。
【図3】図1において、A−Aにおける断面を示す断面
図である。
【図4】取手を蓋に取付ける手順の1つの操作を示す図
である。
【図5】取手の先端部と受入部の受入穴との関係を示す
図である。
【図6】取手が蓋に装着された状態における取手部近傍
の上面図である。
【図7】取手が装着された蓋を示す上面図である。
【図8】図7において、B−Bにおける断面を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 蓋 4 凹部 6 取手受入部 7 受入穴 8 差込部 9 握り部 10 ヒンジ部 14 先端部 17 取手

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電槽体開口部を閉じる蓋の上面部に、対
    称的に向かい合うように形成された取手受入部と、 樹脂から形成される取手と、 前記取手を前記蓋の上面部に沿って倒した状態で受入れ
    るように前記蓋の上面部に形成された凹部とを備え、 前記取手は、 握り部と、 前記取手受入部に対して、脱着可能なように嵌合される
    差込部と、 前記差込部と前記握り部との接合部に位置する折り曲げ
    可能なヒンジ部とを含む、蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記取手の差込部は、差込方向に向かっ
    てその先端の幅が狭くなるようなテーパ状の外形形状を
    有する先端部を含み、 前記取手受入部は、前記取手差込部の先端部のテーパ形
    状に対応する受入穴を含む、請求項1に記載の蓄電池。
  3. 【請求項3】 前記取手の握り部は、 2つの垂直脚部と、 前記2つの垂直脚部の上端間を連結する上端連結部と、 前記垂直脚部の下端間を連結する下端連結部とを含む、
    請求項1に記載の蓄電池。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018093018A1 (ko) * 2016-11-21 2018-05-24 주식회사 엘지화학 전력 저장 장치 설치용 지그 세트

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