JP3021968U

JP3021968U - ウォッシュ手袋つきタオル

Info

Publication number: JP3021968U
Application number: JP1995007315U
Authority: JP
Inventors: 千惠子野村
Original assignee: 千惠子野村
Priority date: 1995-06-12
Filing date: 1995-06-12
Publication date: 1996-03-12
Anticipated expiration: 2001-06-12

Abstract

(57)【要約】【目的】タオルの端を手袋形にする事で、指の機能
をそのまま生かす事ができるので、耳や指の間等、細部
迄行き届いたボディーウォッシュができる。又ベビーの
沐浴の際、片手でベビーを支えねばならないという不安
感を取り除くことを目的とする。【構成】平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）
の端に、手袋形のウォッシュタオル（２）を設けたもの
である。その手袋形部分は、左右どちらでも使用できる
ものとし、タオルがぬれた際にも、手の出し入れがスム
ースに行われるように縫製されたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、タオルの端が手袋形のタオルになったものであり、入浴の際、細部迄十分に洗う事ができ、又、ベビー沐浴の際には、洗いながらもベビーをしっかり支える事のできるタオルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、大小さまざまな長方形正方形の平面的なもの、及びミトン形のタオルがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これらのものは次のような欠点があった。体を洗う際には、これを握る事により使用できるものなので、指の機能を十分に発揮できない状態になる。そうすると、耳や指の間等、細部まで十分に洗いにくかったり、ベビー沐浴時には、ベビーをしっかり支えにくい状態になる。ミトン形も、指の動きを制限され、背中等も自分ではあらいにくいものである。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）の端に手袋形のウォッシュタオル（２）を設ける。図３（ａ）の示すように、平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）と手袋形のウォッシュタオル（２）を縫い合わせてもよく、図３（ｂ）ように、平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）と手袋状のウォッシュタオル（２）がつなぎ目のない一枚の布の中に存在してもよい。又、図３（ｃ）のように筒状のものを使用する際には、手首あたりに手袋部分を使う為の開口部を設ける。幅と長さに関しては、従来入浴時に使用するタオルの機能を損なわないものであればよい。

【０００５】

【作用】

手袋形のウォッシュタオル（２）をはめる事で、指の機能をそのまま生かす事ができ、そこに平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）が接続していることにより、従来のタオルの機能も損なうことがない。よって、手袋形のウォッシュタオル（２）で耳や指の間等の細部を洗い、平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）で他の部分を洗う事により、体のすみずみ迄十分に清潔にする事ができる。又、手袋形のウォッシュタオル（２）を付けることにより、沐浴時のベビーを両手で支えながら洗うことができる。

【０００６】

【実施例】

以下、この考案の実施例を説明する。平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）の端に、手袋形のウォッシュタオル（２）を設ける。これは、図３（ａ）のように、平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）の端に手袋形のウォッシュタオル（２）をギャザーやひだを入れて縫い合わせてもよく、図３（ｂ）のように、つなぎ目のない一枚の布の中で、平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）と手袋形のウォッシュタオル（２）が存在してもよい。又、図３（ｃ）のように筒状のものを使用する際には、手首あたりに、手袋形のウォッシュタオル（２）を使うための開口部を設ける。本案は、以上のような構造で、これを使用する時には、手袋形のウォッシュタオル（２）で耳や足の指の間等の細部を洗い、平面状又は筒状のウォッシュタオル（１）では体の他の部分を洗うことができる。水虫や脂性の足の方、又、非常に清潔好きの方に特によい。又、ベビー沐浴時、手袋形のウォッシュタオル（２）を使うことで、ベビーを支えながら洗う状態になり、母子共に不安感を軽くすることができる。なお、手袋形のウォッシュタオル（２）は（イ）一重でも（ロ）それ以上でもよく（ハ）二重にしたものの間に泡立ちをよくする為のスポンジ等を挟み込んでもよく（ニ）又、よくフィットさせる為にゴムのシャーリングを入れてもよい。又、部分的、又は全体に抗菌作用を施してもよい。但し（図４）のように、タオルが濡れている時にも手袋部分を着脱しやすいように、手首部分が広めであるか、手首あたりの縫合部分を開放した方が望ましい。

【０００７】

【考案の効果】

効果については以下の事が言える。（イ）耳、指の間等、細部迄十分に洗う事が容易にできる。水虫や脂性の足の方、又、非常に清潔好きの方に特によい。（ロ）いつでもベビーを両手でしっかり支える事ができ、母子共に安心感のある沐浴ができる。（ハ）小児も、自分で楽しんでキチンと洗う習慣がつきやすくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の部分的名称の説明図である。

【図２】本考案の実施例の使用説明図である。

【図３】本考案の実施例の側面図である。（ａ）（ｂ）
（ｃ）

【図４】本考案の実施例の但し書きの側面図である。

【符号の説明】

１平面状又は筒状のウォッシュタオル２手袋形のウォッシュタオル

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】平面状又は筒状のウォッシュタオル
（１）の端に手袋形のウォッシュタオル（２）を設けた
タオルである。