JP3021936B2 - ステープラー - Google Patents

ステープラー

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JP3021936B2
JP3021936B2 JP4072376A JP7237692A JP3021936B2 JP 3021936 B2 JP3021936 B2 JP 3021936B2 JP 4072376 A JP4072376 A JP 4072376A JP 7237692 A JP7237692 A JP 7237692A JP 3021936 B2 JP3021936 B2 JP 3021936B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙束を締結するステ
ープラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙束を締結するのにホチキスが用いられ
ているが、コの字形の金属(鉄)針が用いられるため
に、紙資源の回収のために、シュレッダーで裁断する際
に、金属針を取り除かなければならず、この作業が繁雑
で時間がかかる。従って、これにより、紙資源回収が、
繁雑になり、またコスト高になるという問題点がある。
【0003】そこで、近年、金属針を用いない紙束の締
結手段が考えられている。例えば、凸凹の連続形状を有
し、かつその凸凹の周期の小さい、一対の歯の間に紙束
を挟んで、この一対の歯を互いに噛合せることにより、
紙束に短周期の凹凸を刻ませ、これにより、各紙同士を
互いに噛合せて、紙束の締結を行う、テープラーが考え
られている。
【0004】また、一端に膨径部を有する帯状の凸状刃
部とそれと嵌合する凹状刃部との間に、紙束を挟んで切
り欠き、かつ、切り欠かれた、帯状で端部に膨径部を有
する切欠紙片の、膨径部と反対側の端部を、紙束の本体
に対して繋げておくように構成し、この切欠紙片を折り
曲げて、膨径部を、切り欠きの際に生じた紙束の本体の
切欠溝に係止させて、紙束の各紙を互いに締結するステ
ープラーが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
紙束に短周期の凹凸を刻んで、紙束を締結することは、
各紙同士が互いに分離しやすく、従って締結力が極めて
弱く、かつ、紙束の紙数が多いと、凸凹の形状を有する
一対の歯が紙束に食い込まず、紙束に凹凸を付けられな
いという問題点があった。
【0006】また、切欠紙片を折り曲げて、膨径部を、
切り欠きの際に生じた紙束の本体の切欠溝に係止させ
て、紙束の各紙を互いに締結することは、紙片の膨径部
と根元部との間に距離があるために、互いの紙がその距
離だけ離れてふらふらし、またその紙片がねじれている
とき等には膨径部が切欠溝に係止されずに抜けてしま
い、従って、締結力が極めて弱いという問題点があっ
た。
【0007】そこで本発明の目的は、金属針を用ず、従
ってシュレッダにかけることができ、かつ、十分な紙束
の締結力を有するステープラーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】凸状刃部と凹状刃部より
なり、これら凸状刃部と凹状刃部の間に挿入された紙束
に切欠部を形成する穿孔手段と、この紙束穿孔手段に対
して接着片を送出する接着片送出手段と、これら凸状刃
部と凹状刃部が相互に衝合する位置にこれら凸状刃部と
凹状刃部を相対的に移動させる移動手段とよりなり、こ
れら凸状刃部と凹状刃部の形状を、この移動手段により
これら凸状刃部と凹状刃部を衝合する位置に移動せしめ
てこの凸状刃部とこの凹状刃部の間に挿入されたこの紙
束に切欠部を形成したときに、この紙束側と一部が連続
した状態で切り欠いた形状にこの切欠紙片部を形成でき
る形状となすと共に、この接着片送出手段によりこの切
欠部に対して接着片を被着し得る位置にこの接着片を持
ち来たすことができるようにした。
【0009】
【0010】
【作用】締結の対象となる紙束に対しこの切欠紙片部の
一部が連続した状態でこの紙束から切り抜かれてこの切
欠紙片部が形成されているので、この切欠紙片部がこの
紙束から外れることがなく、よってこの紙束の締結作業
が容易になり、更にこの切欠紙片部に接着片を接着する
ようにしたので、この締結した部分の締結強度を高める
ことができる。
【0011】接着片は、金属以外の軟質の材料を用いる
ことが可能であり、従って、シュレッダーにかけること
等が可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1,図2に示すように、本発明のステー
プラー1は、直方体状の基台2を有している。基台2
は、前部が、紙束の載置部2aとなっている。また、後
部は、中央部が長手方向に切り取られ、かつその切取部
分2bに連続して垂直壁2cが一体に立設してあり、更
に、切取部分2bの前端の両端部には柱2d,2dが一
体に設けてあり、垂直壁2c,2cと柱2d,2dとの
間には、断面コの字形の主ばね載置台2fが渡架してあ
る。なお、基台2は内部が空洞に形成してある(図2参
照)。
【0014】次に、基台2には、押圧蓋3が、その嵌合
軸3aを基台2の垂直壁2cに設けられた嵌合孔2gに
嵌合して、回転自在に軸支してある。押圧蓋3には、後
述するクランク駆動部材19が当接して、主ばね載置台
2fの上に載置された主ばね21の付勢力により、常に
上方へ付勢してある。
【0015】次に、紙束穿孔手段4について説明する。
【0016】基台2に設けてある柱2d,2dおよび主
ばね載置台2fの底部に一体に、前方への突出部2hが
設けてある。そして、突出部2hに、延直方向の貫通孔
2iが形成してあり、それと連続してガイド円筒2jが
その上に形成してあり、それらに凸状刃部5aが嵌合し
ている。一方、凸状刃部5aに対向して、基台の紙束載
置部2aには、凹状刃部5bが埋めこんである。凸状刃
部5aおよび凹状刃部5bの刃は、図3に示すように、
対称に一対形成してあり、凸状刃部5aの刃の端面は斜
面5cになっており、刃の尖った側を後方にしてある。
そして、同図(b)に示すように、凸状刃部5aと凹状
刃部5bとの刃の長さが異なっており、嵌合したとき、
前方部で嵌合隙間tが生じるようになっており、切り欠
かれたとき、この部分で切欠紙片が紙束の本体と繋がっ
ているようにしてある。なお、凸状刃部5aの刃の前端
垂直部5dは、凸状刃部の基部5fと連続面であり、か
つ一対の刃の位置は中央部から偏心した位置にあるの
で、刃の前後方向に対して傾いた円筒面となっており、
これにより、後述するように切欠紙片を折り曲げたとき
に、前後方向に対して傾いた方向に折れ曲がる。次に、
凸状刃部5aの上部には、図1,図2に示すように、貫
通ピン6が嵌合している。貫通ピン6と突出部2hとの
間には圧縮ばねからなる副ばね7が配設してある。貫通
ピン6は後述する紙押さえ機構のピン貫通長孔10cを
貫通して、押圧蓋3の前部に設けてある係止部3bに下
側から係止されるようになっている。
【0017】次に紙押さえ機構8について説明する。
【0018】紙押さえ機構8は、図4に示すように、昇
降枠10に紙押さえ部材11が嵌合している。紙押さえ
部材11は昇降枠10に昇降自在となっており、通常
は、紙押さえ部材11の前面に設けられた薄肉突起11
aが昇降枠10の前面に設けられた窓部10aに嵌合し
た状態となっている(図1,図2参照)。そして、紙押
さえ部材11は上下にスリット11bが形成してあり、
薄肉突起11aが設けてある部分は、屈曲可能な弾性片
11cとなっており、また紙押さえ部材11の後面に
は、後述する突出部2hの前端に設けられた係止部2m
に嵌合する、係止孔11dが設けてあり、係止孔11d
の延直長さは係止部2mのそれより長い。次に、昇降枠
10は、図1、図2に示すように、紙押さえ部材11を
嵌合した状態で、側面に設けられたガイド長孔10bを
突出部2hの側部に設けられたガイド突起2kに嵌合さ
せ、また上述のように、ピン貫通長孔10cに貫通ピン
6を貫通させて、更に、図2に示すように、紙押さえ部
材11の係止孔11dを係止部2mに嵌合してあり、昇
降枠10は、突出部2hに対して、上下方向に摺動自在
となっている。そして、通常は前述のように、押圧蓋の
係止部3bが貫通ピン6を下側より係止し、また押圧蓋
3は上方へ付勢してあるために、貫通ピン6は上方へ持
ち上げられており、貫通ピン6がピン貫通長孔10cの
上端に係止し、昇降枠の底板10dが突出部材2hの下
面に係止された状態となっている。そして、この状態の
ときに、窓部10aが薄肉突起11aを係止して紙押さ
え部材11を引上げており、また同時に、紙押さえ部材
11の係止孔11dの下端が係止部2mに当接してい
る。そして紙束は、紙押さえ部材11の下端11fと基
台の紙束載置部2aとの間の隙間量だけ挿入可能になっ
ている。(図2参照)。
【0019】昇降枠10の中央部には、U字状の切欠部
10fを有する介在板10gが設けてあり、このU字状
の切欠部10fが副ばね7の中間部に嵌まり込んでこの
介在板10gが副ばね7から外れない状態にしてある
(図2)。従って、凸状刃部5aが押し下げられ副ばね
7が圧縮されたときには、この副ばね7に嵌まり込んで
いるこの介在板10gを介して昇降枠10が降下せしめ
られ、この昇降枠10に設けられたこの窓部10aによ
り薄肉突起11aが上方から押し下げられることに応じ
て紙押さえ部材11が副ばね7の力に逆らって降下し
て、この紙押さえ部材11の先端11fにより紙束を上
から押さえることができる状態になすことができる。
【0020】次に、この紙押さえ部材11の先端11f
により紙束を上から押さえている状態において、この凸
状刃部5aが副ばね7の力に逆らって更に押し下げられ
ると、この窓部10aにより薄肉突起11aが上方から
押し下げられる力が増加するため、この紙押さえ部材1
1の弾性片11cがスリット11bの幅を狭める方向に
橈み、薄肉突起11aが窓部10aから外れ、この昇降
枠10のみがさらに紙束の積載部2a方向に向かって降
下する状態になる。なお、このように薄肉突起11aが
窓部10aから外れた状態においては、弾性片11cの
弾性力によりこの昇降枠10の内面に対してこの薄肉突
起11aが弾性的に圧接された状態に維持される(図
8,図9)。
【0021】次に接着片送出手段について説明する。
【0022】テープ14は、図6に示すようになってい
る。テープ14は接着片15を並べることが可能な幅を
有しており、また、材質および厚さ,表面塗布剤等を定
めて、所定の硬直性と可撓性を同時に有し、かつ後述す
る接着片15の接着剤に対して容易に分離可能になって
いる。例えば、テープ14の材質として、PETフィル
ム等を用い、表面にシリコンオイルを塗布する。次に、
テープ14は一定ピッチpごとに引掛孔14aが開けて
あり、また、同ピッチpごとに両端部に切れ線14bを
入れてある。そして接着片15が同ピッチpごとにテー
プ14の一方の面に接着してある。接着片15は、紙と
同じ材質であるセルロースで形成してあり、また容易に
は破れないようにこしを強くしてあり、裏面に接着剤が
塗布してある(図示省略)。また、美感を得るために、
ハート形となっており、表面に赤等の色彩の彩色が施さ
れている(図示省略)。接着片15はテープ14に仮接
着された状態で並べられており、かつテープ14から容
易に分離可能となっている。なお、接着片15はテープ
14の引掛孔14aを塞ぐ状態でテープ14に接着して
あり、接着片15が接着してあるときは引掛孔14aは
露呈していない。
【0023】次に、テープ収納箱の例を図5(a)〜
(d)に示して説明する。図5において16はこのテー
プ収納箱の要部を示し、テープ収納箱16はテープ収容
部16a、テープ流れ部16b、図5(a)に断面で示
した形状が、逆「く」の字状をなす形状の通路部16j
で構成されている。このテープ収容部16aはこのテー
プ収納箱16をこの通路部16jを構成している上側の
壁で仕切った状態に形成され、このテープ収容部16a
内にテープ14が巻かれた状態で収容されている。この
テープ流れ部16bは、上壁板16cと下壁板16d及
び中板16fで構成され、これら上壁板16cと下壁板
16dの夫々と中板16fの間に所定の間隔をおいた状
態でこの中板16fを中間に挟んでこれら上壁板16c
と下壁板16d及び中板16fを配列し、これら上壁板
16cと中板16fの間及びこれら中板16fと下壁板
16dの間にこのテープ14の通路を設けた状態に構成
されている。このテープ流れ部16bの図5(a)、
(c)における左側の部分において、これら中板16f
と上壁板16cの間に設けたこの間隔をおいた部分及び
これら中板16fと下壁板16dの間に設けたこの間隔
をおいた部分の夫々が外部と連通した状態に構成されて
いる。またこのテープ流れ部16bの図5(a)、
(b)における右側の部分において、これら中板16f
と上壁板16cの間に形成されているこの間隔をおいた
部分が、このテープ収容部16aと連通した状態に構成
され、またこの右側の部分におけるこれら中板16fと
下壁板16dの間に形成されているこの間隔をおいた部
分が、この通路部16jと連通した状態に構成されてい
る。またこのテープ流れ部16bの上壁板16cと中板
16fの間の間隔を薄くし、かつこの図5(a)、
(c)における左側の部分の上壁板16cの先端部と中
板16fの先端部とが略一致した状態に構成し、これら
上壁板16cと中板16fの間から引き出されたテープ
14が、中板16fのこの先端部を鋭角に折れ曲がって
通過する状態にして、この接着片15をテープ14から
分離させ、この先端部からこの接着片15を容易に送り
出せるようになしている。また下壁板16dには、図5
(a)、(b)における左側の部分側の下壁板16dの
先端部からこの図5(a)、(b)における右側に向か
う方向において、この下壁板16dの中央部に所定の長
さに渡って開口部16gが形成され、そしてこの中板1
6fのこの下壁板16dの中央部側には、これら中板1
6fと下壁板16dで案内されている状態のテープ14
に設けられている引掛孔14aに一致する位置に、図5
(c)、(d)に示した如くこの引掛孔14aの径に略
等しい幅を有する溝16hが形成されている。また中板
16fには、この図5(a)、(b)における右側に向
かう方向にこの溝16hから所定の間隔を置いたこの延
長線上の位置において、この中板16fに第1の係止突
起16iが形成されている。そしてこの第1の係止突起
16iは、この延長線と直交する方向から見た形状が直
角三角形をなし、かつこの直角三角形の斜辺の部分が中
板16fのこの先端部側に向けた状態で中板16fから
この開口部16g内に突出した状態で形成されている。
そしてこれら中板16fと下壁板16d間で案内されて
いる状態のテープ14に対して、この図5(a)、
(b)における左側の方向に逆に引き戻す力が働いたと
きに、この引掛孔14aがこの突起16iに係止され
て、テープ14がこのように逆に引き戻されるのを阻止
することができるようにしている。次に、これら中板1
6fと下壁板16dで案内され、図5(a)に示した如
くその断面の形状が下方向に凹んだ逆「く」の字状をな
す通路部16jで更に案内されて、図5(a)における
左側の方向となるこのテープ収納箱16の背面側に排出
される使用済みのこのテープ14を引っ張っぱることに
より、テープ14に形成されている切れ線14bの位置
においてこのテープ14を切り取とる為の構成及びこの
切り取り動作について説明する。この逆「く」の字状を
なす形状の通路部16jを構成する上部及び下部側の壁
部の内、この逆「く」の字状にこの通路部16jに向か
ってはり出したこの上部壁側の頂部の部分に、この通路
部16j側に向けて突出させた状態かつややこのテープ
14が通路部16jで案内されて排出される方向に傾け
た状態で係止突起16kを突設する。そしてこのような
状態でこの係止突起16kを設けたことにより、この使
用済みのテープ14の引掛孔14aをこの係止突起16
kに引掛た状態で、テープ収納箱16の背面側に排出さ
れたこのテープ14の端部を引っ張っぱることにより、
この逆「く」の字状にこの通路部16jに向かってはり
出した部分のこの頂部に向かってこのテープ14を圧接
させた状態とし、係止突起16kに引掛孔14aを引掛
けた状態を維持させ、この係止突起16kに引掛た状態
の引掛孔14aの近傍にある切れ線14bから、このテ
ープ14を切り取る作業を行うことができる。またこの
係止突起16kをこのテープ14が通路部16jで案内
されて排出される方向にやや傾けた状態でこの頂部に突
設しているので、この使用済みのこのテープ14がこの
通路部16jで案内されて、テープ収納箱16のこの背
面側に排出されている状態の時に、このテープ14に形
成されている引掛孔14aが係止突起16kに嵌まり込
む状態が生じた場合でも、このテープ14がこの通路部
16jで案内されテープ収納箱16のこの背面側に排出
される動きにより、この嵌まり込んだ引掛孔14aがこ
の係止突起16kから擦り抜け、この背面側にテープ1
4が排出されている状態が維持されるようになすことが
できる。なお、このテープ収納箱16は、図1及び図2
に示した如く、基台2に設けた切り取部分2bから挿入
し、その中板16fの端部を紙束の積載部2aに近接さ
せた状態でこの基台2に対して着脱自在に装着されてい
る。
【0024】次に、このステープラー1はこのテープ1
4の移送手段として図1、図2に例として示した如くス
ライダ17を具備している。そしてスライダ17を、基
台2の切取部2bの壁に形成されたガイド溝2pに摺動
部17aを沿わせることにより、このスライダ17がこ
の基台2に対してスライド可能な状態で支持されてい
る。またこのステープラー1の非作動時には、この摺動
部17aがガイド溝2pの前端2qに当接した状態で位
置決めされている。更にまた、このスライダ17は引掛
部材17bを有しており、そしてこの引掛部材17b
は、図2における左前方に向かってこのスライダ17か
ら斜め上方向に弾性を具備した状態で立ち上がった状態
でこのスライダ17に設置されている。そしてこのよう
に設置されている状態の引掛部材17bの先端側に、円
柱体の頂部を斜めに切断した形状を具備した引掛突起1
7cを、図2における右前方に向かってこの斜めに切断
した面を向けた状態で立設している。従って、このスラ
イダ17をガイド溝2pのこの前端2qに当接した状態
から図2における右方向に移動させたときには、この引
掛突起17cの一部を引掛孔14aを貫通し中板16f
に形成したこの溝16hに突出させた状態で引掛孔14
aに係合せしめて、このテープ14をこの右方向に移動
させることができる。
【0025】次に、主ばね載置台2fの外側面には一対
のL型クランク18が回転自在に軸支してあり、L型ク
ランク18の下端部に設けられた長孔18aに、スライ
ダ17の両側面に設けてあるガイドピン17dが嵌合し
ており、L型クランク18が回転すると、スライダ17
がガイド溝2pに沿ってスライドする。
【0026】次に、L型クランク18はクランク駆動部
材19により回転する。クランク駆動部材19は、図1
に示すように、コの字形の形状であり、それぞれの腕の
部分にL字形のガイド孔19aが形成してある。そし
て、それぞれのL字形のガイド孔19aに、L型クラン
ク18の角部に形成されたガイドピン18bが嵌合し、
かつステープラー1の非作動時にはガイドピン18bは
L字形のガイド孔19aの水平部分に係止してある。そ
して、クランク駆動部材19が下降すると、ガイドピン
18bが押されて回転し、所定量回転後、ガイドピン1
8bがL字形のガイド孔19aの垂直部分に入り、それ
以後のクランク駆動部材19の下降では、ガイドピン1
8bは垂直部分を移動し、L型クランク18は回転せ
ず、スライダ17は一定位置を保つ。次に、主ばね載置
台2fとクランク駆動部材19との間には、主圧縮ばね
21が渡架してあり、クランク駆動部材19は上方へ付
勢してある。主圧縮ばね21は、ステープラー1の主復
元力を担うものであり、副圧縮ばね7よりも十分に強力
な復元力を有している。次にクランク駆動部材19に
は、凸状刃部5aへの当接板19bが突設してある。ク
ランク駆動部材19は押圧蓋3を取り付けたときに、図
2に示すように、押圧蓋3の内壁に密着する。
【0027】次に、作用を説明する。
【0028】テープ収納箱16をステープラー1に装着
する(図2)。
【0029】次に、図7に示すように、紙束22を、そ
の先端が柱2d,2dに当たるまで、紙束載置部2aに
沿って挿入する。
【0030】そして図7に矢印↓で示した方向に押圧蓋
3が押圧されると、クランク18がこのクランク駆動部
材19によって反時計方向に回転せしめられ、この回転
によりスライダ17がこの前端2qに当接した状態から
図7における右方向に移動せしめられる。このスライダ
17のこの移動に応じて、中板16fと下壁板16dの
間で保持されているテープ14のこの引掛孔14aに対
し係合せしめた状態のこの引掛突起17cにより、テー
プ14が図7における右方向に移動せしめられる。テー
プ14のこの移動に応じて、上壁板16cと中板16f
との間で保持されている部分のテープ14が引き出さ
れ、この中板16fの先端部で鋭角に折り曲げられて中
板16fと下壁板16dの間に引き込まれる。そしてこ
のテープ14が上壁板16cと中板16fとの間からこ
のように引き出され、この中板16fの先端部で鋭角に
折り曲げられ、中板16fと下壁板16dの間に引き込
まれる際に、図7に示した如く接着片15がこのテープ
14から剥離されながら図7における左方向に送出さ
れ、この送出によって図1及び2に示して説明した凹状
刃部5b上にこの接着片15が載置された状態になる。
【0031】そして、更に押圧蓋3を押し下げると、図
8に示すように、スライダ17が更にスライドして、接
着片15がテープ14より完全に離れて、紙束22の上
を滑る等して、切り欠き位置の紙束22の上に載置され
る。そして、当接板19bが凸状刃部5aに当接するの
で、凸状刃部5aが降下して、接着片15を上から押し
ながら、切り欠き位置に向かって進む。また同時に、副
圧縮ばね7が圧縮されるので、その中間位置に嵌まり込
んでいる介在板10g、即ち昇降枠10が降下し、窓部
10aが薄肉突起11a、即ち、紙押さえ部材11を押
し下げて、紙押さえ部材11が紙束22を押さえる。次
に、引掛突起17cが引っ掛けている引掛孔14aの1
つ先の引掛孔14aが第1の係止突起16iに嵌まり込
み(図5(c)参照)、このとき、ガイドピン18bが
L字形のガイド孔19aの垂直部分に移動し、以後、ク
ランク駆動部材19が降下しても、スライダ17は移動
しない(図8)。
【0032】次に、図9に示すように、更に、押圧蓋3
を押圧すると、凸状刃部5aが更に降下して副圧縮ばね
7を更に圧縮し、ついに薄肉突起11aが窓部10aの
係止を維持できなくなり、弾性片11cが内側にたわん
で、薄肉突起11aは窓部10aの係止から逃げる。そ
して、この状態で、凸状刃部5aと昇降枠10とが降下
して、凸状刃部5aは、凹状刃部5bに嵌合して、接着
片15および紙束22の切り欠きが行われる(図9)。
【0033】次に、押圧蓋3の押圧を解除する。する
と、主ばね21の復元力により、押圧蓋3が復元すると
同時に、凸状刃部5aが副ばね7の復元力により上昇す
る。そして、押圧蓋3が所定量上昇した後は、押圧蓋の
係止部3bにより貫通ピン6が引き上げられ、貫通ピン
6がピン貫通長孔10cの上端に当接して、昇降枠10
が上昇する。そして、薄肉突起11aが窓部10aに再
び入り込んで、撓んでいた弾性片11cが元の形状に戻
り、窓部10aが薄肉突起11aを引き上げて紙押さえ
部材11が上昇し、ステープラー1は図2の状態にな
る。そして、スライダ17も前進して、引掛突起17c
が引掛孔14aより外れて、テープ14上を前進し、1
つ後の引掛孔14aに嵌合する。この際、引掛突起17
cは前方に向かって斜面が形成してあるので、引掛突起
17cは容易に引掛孔14aより外れて、テープ14の
上を滑りながら1つ後の引掛孔14aに嵌合する。
【0034】そして、この紙束22が紙束の積載部2a
から引き出された状態では、図10(a)に示される如
く、これら切欠紙片及15a及び22aの夫々が紙束2
2側に繋がった状態かつこの繋がった位置を含めて接着
片15が接着された状態で、これら切欠紙片及15a及
び22aの端部側がこの紙束22の裏側に向かって若干
押入れられた状態になされている。
【0035】次に、この図10(a)に示された状態の
この紙束22を、この接着片15が接着されている側を
下側となるように裏返した状態にし、これら切欠紙片1
5a及び22aをこの紙束の裏側の面側に引き出し、こ
のように引き出したこれら切欠紙片15a及び22aが
この紙束22の裏側の面に沿った状態になるように、こ
れら切欠紙片15a及び22aを十分に折り曲げて、図
10(b)に示された状態にする。なお、図3を参照し
て説明した如き形状にこの凸状刃部5aが構成されてい
るので、この状態では、この図10(b)に示された如
くこれら切欠紙片15a及び22aの夫々が相互にハ文
字状に開いた状態でこの紙束22の裏側の面に沿わせる
ようになすことがきる。
【0036】次に、この状態で、再び、紙束22をステ
ープラー1の紙束載置部2aに挿入し、切欠部分が切り
欠き位置に一致するようにする。そして、図8に示すよ
うに、接着片15が十分に送り出され、かつ引掛突起1
7cの引っ掛けている引掛孔14aの1つ先の引掛孔が
第1の係止突起16iに嵌まり込む状態まで、押圧蓋3
を半押しして、次に、押圧蓋3の押圧を解除する。そし
て、紙束22を紙束載置部2aより引き出す。
【0037】すると、図10(c)に示すように、紙束
22の裏面側に、表面側の接着片15の位置に対向する
位置に、接着片15が接着している。そこで、指等で両
面の接着片15をしっかりと挟むと、裏面側の接着片1
5は紙束22の本体に十分に接着する。また、裏面側の
接着片15は表面側の接着片15の切欠紙片15aに十
分に接着しており、また接着片15の切欠紙片15aよ
り外れた紙束22の切欠紙片22aに十分に接着してい
る。従って、裏面側の接着片15により、折り曲げられ
た表面側の接着片15の一部15a、および折り曲げら
れた紙束22の一部22aは,裏面側の紙束22の本体
に固定されており、これにより、各紙が容易には外れな
い、強固な紙束の締結が得られる。なお、一対の切欠紙
片は互いに離れる方向に傾いて折れ曲がっているので、
一対の切欠紙片間の紙束22の本体部にも接着片15は
十分に接着され、接着片15の一部および紙束22の一
部の紙束22の本体への固定をより確実にしている。ま
た、接着片15はこしが強いので、その切欠紙片15a
は切れにくく、これにより、紙束の締結をより強くして
いる。
【0038】図11はこのようにして締結された紙束2
2を表面の1枚の紙を締結部分で折り曲げた状態を示す
ものであり、本発明の紙束は締結部分で強く締結されて
いるので、このように、締結部分を境として折り曲げて
使用する場合等においても、十分な締結効果を有し、締
結が外れる等が生じない。
【0039】本発明は締結力が大きいので、従って紙数
の多い紙束の締結も可能である。
【0040】このようにして、1つの紙束の締結に2つ
の接着片15を使用する。そして、テープ収納箱16の
背面より排出された不要のテープ14は、引っ張りなが
ら、排出口の下側角部16m(図5(a)参照)に当て
て、切り取る。すると、テープ14は引っ張ると、引掛
孔14aが第2の係止突起16kに嵌合して、移動が阻
止され、テープの切れ線14b(図6参照)より、切断
される。
【0041】次に締結された紙束が不要になり、シュレ
ッダーに流す場合には、そのまま流せばよく、裁断作業
が極めて容易になる。接着片15はセルロースで作られ
ているので、紙束とともに、裁断することができる。ま
た、裁断後は、接着片はセルロースであるので、接着片
が含まれたまま、再生紙原料として用いることができ
る。
【0042】上記実施例では、紙束22の両面に接着片
15を接着したが、接着片15は紙束22の裏面側のみ
に接着してもよい。即ち、紙束22を切り欠くときに
は、テープ収納箱16を外しておき、または接着片を2
ピッチ2pごとにテープ14に接着したテープ収納箱を
装着しておき、紙束22の表面側には接着片15が接着
しないようにする。そして、紙束22のみを切り欠い
て、引き出し、紙束の切欠紙片22aを十分に裏面側に
折り曲げて、裏面側を表にして紙束載置部2aの上に再
挿入し、押圧蓋3を半押しして、上記実施例と同様にし
て、接着片15を接着する。そして、紙束22を取り出
して、接着片を十分に紙束22および切欠紙片22aに
接着する。これによっても、紙束の一部22aが紙束2
2の本体に固定されるので、十分な紙束の締結が得られ
る。
【0043】なお、この場合において、凸状刃部と凹状
刃部とを上下逆に配置し、テープ移動手段を、押圧蓋の
押圧解除後の押圧蓋が戻る動きを利用して、テープが移
動する機構としておけば、切り欠きが終わった後、その
まま、接着片を紙束の切り欠き位置に接着することがで
きる。
【0044】この場合には、押圧蓋を押圧して下降させ
る動きに伴って、凹状刃部が下降すると同時に、紙束の
載置台の下側に退避していた凸状刃部が、紙束載置部の
上へ突出する機構を設けておき、凹状刃部が、紙束載置
部の上に載置してある紙束の上にちょうど当接した状態
で、凹状刃部と凸状刃部との嵌合を行うようにしてお
く。また接着片15を1ピッチpごとにテープ14に接
着したテープ収納箱を装着しておく。
【0045】これにより、切り欠きが行われて、紙束の
切欠紙片が上側に折り入れられた後、その上に接着片1
5が送り込まれ、その後、紙束を引き出す。
【0046】次に、上記実施例では、ステープラー1の
1回の作動により、1枚の接着片のみ送り出されるとし
たが、ステープラーの1回の作動により、紙束の表面側
および裏面側に接着片を送り出し、両面にそれぞれ接着
片を接着するようにしてもよい。
【0047】即ち、例えば、凹状刃部5bを上下に摺動
可能としておき、押圧蓋の押圧を解除して、押圧蓋が上
昇するときにその動きを利用して凹状刃部5bが下降す
るような機構を設けておく。また、穿孔により下側に折
り入れられた切欠紙片を前方向に更に十分に折り曲げる
ために、紙束の裏面側に沿って前方向にスライドするス
ライド板を設けておき、また、押圧蓋の押圧を解除し
て、押圧蓋が上昇する動きを利用してスライド板を前方
向にスライドさせて、更に後退させる機構を設けてお
く。更に、第2のテープ収納箱をステープラーに装着可
能にしておき、また、第2のテープ収納箱のテープは中
板の下側に沿って進み、鋭角に折り曲げられた後、中板
の上側に沿って戻るようにしておく。そして、このテー
プを、押圧蓋の押圧を解除して、押圧蓋が上昇するとき
にその動きを利用して、移動させる機構の、テープ移動
手段を設けておく。
【0048】これにより、押圧蓋を押圧すると、上記実
施例のテープ収納箱のテープから、紙束の上側に接着片
15が送り出されて、接着片15とともに、切り欠きが
行われ、接着片および紙束の切欠紙片15a,22aが
下側に折り入れられる。そして、押圧蓋の押圧を解除す
ると、凹状刃部が下降して、スライド板が紙束の下面に
沿って前進して接着片および紙束の切欠紙片15a,2
2aを十分に折り曲げ、その後、スライド板が後退す
る。そして、第2のテープ収納箱のテープが移動して、
接着片は紙束の下側部分に送り出され、接着片および紙
束の切欠紙片15a,22aを覆って紙束に接着する。
この後、紙束を引き出して、両面の接着片を紙束に十分
に接着する。なお、この場合において、接着片を紙束の
下側の部分にのみ送るようにすれば、下側に折り曲げら
れた切欠紙片のみを覆って接着片を紙束の下側に接着す
ることができる。なお、本ステープラーにおいて、接着
片および紙束の切欠紙片が十分に、下側に折り入れられ
ていれば、スライド板は不要である。
【0049】なお、凹状刃部を上側にし、凸状刃部を下
側にしてもよい。この場合には、まず紙束の下側にテー
プ収納箱から接着片を送り込んだ後、切り欠きを行い、
次に、凹状刃部と凸状刃部とが離れた後、紙束の上側に
他のテープ収納箱の接着片を送り込む。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、締結の対象となる紙束
に一部が連続した状態で切り欠いた切欠紙片部を形成す
ると共にこの切欠紙片部に接着片を接着するようにした
ので、この紙束の締結作業を容易化することができ、更
にこの接着片によりこの締結した部分の締結強度を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステープラーの分解斜視図である。
【図2】図1のステープラーの幅方向中央部の縦断面図
である。
【図3】同図(a)は凸状刃部および凹状刃部の正面図
であり、同図(b)は同側面図である。
【図4】紙押さえ機構の分解斜視図である。
【図5】同図(a)はテープ収納箱の長手方向の中央縦
断面図,同図(b)は同背面図,同図(c)は同底面
図,同図(d)は同図(a)のA−A線方向の断面図で
ある。
【図6】同図(a)はテープの表面図,同図(b)は同
裏面図である。
【図7】接着片が送り出されている途中の状態を示す、
図1のステープラーの幅方向中央部の縦断面図である。
【図8】接着片が全て送り出された状態を示す、図1の
ステープラーの幅方向中央部の縦断面図である。
【図9】紙束に切り欠きが施された状態を示す、図1の
ステープラーの幅方向中央部の縦断面図である。
【図10】同図(a)は切り欠きが施された紙束を表よ
り見た部分斜視図,同図(b)は同図(a)の紙束を裏
返して、かつ切欠紙片を十分に折り返した状態の部分斜
視図,同図(c)は同図(b)の状態の紙束を、再びス
テープラーに挟んで半押しし、裏面側に接着片を接着さ
せた状態の部分斜視図である。
【図11】図10(c)の紙束の、表面側の1枚の紙を
折り曲げた状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 ステープラー 4 紙束穿孔手段 5a 凸状刃部 5b 凹状刃部 14 テープ 15 接着片 16 テープ収納箱 22 紙束 22a 切り欠かれた紙片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42B 5/00 B25C 5/00 B65H 37/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸状刃部と凹状刃部よりなり、前記凸状
    刃部と前記凹状刃部の間に挿入された紙束に切欠部を形
    成する穿孔手段と、 前記紙束穿孔手段に対して接着片を送出する接着片送出
    手段と、 前記凸状刃部と前記凹状刃部が相互に衝合する位置に前
    記凸状刃部と前記凹状刃部を相対的に移動させる移動手
    段と よりなり、 前記凸状刃部と前記凹状刃部の形状を、前記移動手段に
    より前記凸状刃部と前記凹状刃部を前記衝合する位置に
    移動せしめて、前記凸状刃部と前記凹状刃部の間に挿入
    された前記紙束に前記切欠部を形成したときに、前記紙
    束側と一部が連続した状態で切り欠いた形状に前記切欠
    紙片部を形成できる形状となすと共に、前記接着片送出
    手段により前記切欠部に対して前記接着片を被着し得る
    位置に前記接着片を持ち来たすことができるようにした
    ことを特徴とするステープラー。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載されたステープラー
    において、 前記接着片送出手段を前記接着片の複数が順次被着され
    てなるテープ状体の収納部と、前記収納部から前記テー
    プ状体を引き出して所定の方向に案内する板状部と、前
    記板状部の先端側に設けられて前記テープ状体を鋭角に
    折り返す折り曲げ部とを具備したテープ収納部材で構成
    したことを特徴とするステープラー。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載されたステープラー
    において、 前記折り曲げ部で鋭角に折り返された前記テープ状体
    を、前記折り返しの方向に移送するテープ移送手段を設
    けたことを特徴とするステープラー。
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