JP3021835B2 - 床材ユニット - Google Patents
床材ユニットInfo
- Publication number
- JP3021835B2 JP3021835B2 JP3241817A JP24181791A JP3021835B2 JP 3021835 B2 JP3021835 B2 JP 3021835B2 JP 3241817 A JP3241817 A JP 3241817A JP 24181791 A JP24181791 A JP 24181791A JP 3021835 B2 JP3021835 B2 JP 3021835B2
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- Japan
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- floor
- joists
- joist
- floor panel
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、床材ユニットに関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、家屋の床工事を行う場合、まず大
引上に所定間隔をおいて根太を固定し、この根太上に床
パネルを順次敷設して床を形成していた。
引上に所定間隔をおいて根太を固定し、この根太上に床
パネルを順次敷設して床を形成していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
床工事は現場作業であるため、熟練した職人が必要とな
り、また、多くの工数がかかる問題があった。
床工事は現場作業であるため、熟練した職人が必要とな
り、また、多くの工数がかかる問題があった。
【０００４】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、床工事を簡単確実に施工することのできる
床材ユニットを提供するものである。
れたもので、床工事を簡単確実に施工することのできる
床材ユニットを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面両端部近
傍に嵌合溝を形成した複数本の根太を所定間隔で配設
し、これらの並設した根太の嵌合溝により二条の連通溝
が形成され、この両連通溝にそれぞれ棒状の連結材が嵌
合され、これらの両連結材間の根太上面に床パネルを敷
設した床材ユニットであって、床パネルの両端縁はそれ
ぞれ両連結材の幅方向の約半分に載るように配置されて
いることを特徴とするものである。
傍に嵌合溝を形成した複数本の根太を所定間隔で配設
し、これらの並設した根太の嵌合溝により二条の連通溝
が形成され、この両連通溝にそれぞれ棒状の連結材が嵌
合され、これらの両連結材間の根太上面に床パネルを敷
設した床材ユニットであって、床パネルの両端縁はそれ
ぞれ両連結材の幅方向の約半分に載るように配置されて
いることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】複数本の根太を所定間隔をおいて配設すると、
これらの根太の上面の両端部近傍にそれぞれ一条ずつの
連通溝が形成される。この連通溝に棒状の連結材を嵌合
させて連結する。次いで、根太および連結材の上面にわ
たって床パネルを敷設する。この際、床パネルは連結材
間の根太上面に敷設される。そして、床パネルの両端縁
をそれぞれ両連結材の幅方向の約半分に載るように配置
している。したがって、両連結の幅方向の残りの約半分
は露出した状態をなしている。
これらの根太の上面の両端部近傍にそれぞれ一条ずつの
連通溝が形成される。この連通溝に棒状の連結材を嵌合
させて連結する。次いで、根太および連結材の上面にわ
たって床パネルを敷設する。この際、床パネルは連結材
間の根太上面に敷設される。そして、床パネルの両端縁
をそれぞれ両連結材の幅方向の約半分に載るように配置
している。したがって、両連結の幅方向の残りの約半分
は露出した状態をなしている。
【０００７】この結果、予め工場で床材ユニットとして
床パネルおよび根太を一体化しておくことができ、建築
現場において、床材ユニットを大引などに載置して固定
するだけの簡単な作業で確実に床工事を行うことができ
る。
床パネルおよび根太を一体化しておくことができ、建築
現場において、床材ユニットを大引などに載置して固定
するだけの簡単な作業で確実に床工事を行うことができ
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図１は、本考案の床材ユニット１の全体構
成を示しており、同図において、床材ユニット１は、所
定間隔で配置された複数本の根太２と、この根太２を連
結する一対の棒状の連結材３と、これらの根太２および
連結材３上に敷設される複数枚の床パネル４より構成さ
れている。
成を示しており、同図において、床材ユニット１は、所
定間隔で配置された複数本の根太２と、この根太２を連
結する一対の棒状の連結材３と、これらの根太２および
連結材３上に敷設される複数枚の床パネル４より構成さ
れている。
【００１０】根太２は、その上面両端部近傍に一対の嵌
合溝２ａ，２ａが形成されており、この嵌合溝２ａの幅
および深さは連結材３の幅および厚みに一致させてい
る。このため、並設した根太２の嵌合溝２ａにより根太
２の両端部近傍にそれぞれ一条ずつの連通溝２０が形成
され、棒状の連結材３を連通溝２０に嵌合した場合、根
太２および連結材３は一体に連結されるとともに、それ
らの上面は連続した面一の面が形成されるものである。
さらに、根太２の下面両端部には、後述する大引１１に
載置させるための切欠部２ｂ，２ｂが形成されている。
合溝２ａ，２ａが形成されており、この嵌合溝２ａの幅
および深さは連結材３の幅および厚みに一致させてい
る。このため、並設した根太２の嵌合溝２ａにより根太
２の両端部近傍にそれぞれ一条ずつの連通溝２０が形成
され、棒状の連結材３を連通溝２０に嵌合した場合、根
太２および連結材３は一体に連結されるとともに、それ
らの上面は連続した面一の面が形成されるものである。
さらに、根太２の下面両端部には、後述する大引１１に
載置させるための切欠部２ｂ，２ｂが形成されている。
【００１１】また、連結材３は、前述したように、根太
２に形成された嵌合溝２ａに合致する断面寸法を有し、
その長さは両外端に配置された根太２，２間の長さに一
致している。そして、この連結材３が連通溝２０に嵌合
された場合、各根太２の倒れを防止するものである。
２に形成された嵌合溝２ａに合致する断面寸法を有し、
その長さは両外端に配置された根太２，２間の長さに一
致している。そして、この連結材３が連通溝２０に嵌合
された場合、各根太２の倒れを防止するものである。
【００１２】一方、床パネル４は、その周縁部が根太２
および連結材３に釘などで固定されており、その奥行き
は連結材３，３の中心間距離に一致している。したがっ
て、床パネル４の両端縁はそれぞれ連結材３の中心線上
に位置しており、連結材３の幅方向の約半分は露出した
状態で固定されている。この結果、後述するように、床
材ユニット１，１を固定した際、露出した連結材３，３
にわたって床パネルを敷設し、固定することができる。
および連結材３に釘などで固定されており、その奥行き
は連結材３，３の中心間距離に一致している。したがっ
て、床パネル４の両端縁はそれぞれ連結材３の中心線上
に位置しており、連結材３の幅方向の約半分は露出した
状態で固定されている。この結果、後述するように、床
材ユニット１，１を固定した際、露出した連結材３，３
にわたって床パネルを敷設し、固定することができる。
【００１３】このように構成した床材ユニット１は、断
面Ｈ形鋼で形成した大引１１あるいは基礎に固定された
Ｌ字状アングル材（図示せず）などにわたって固定され
ている。すなわち、図４および図５に示すように、床材
ユニット１を構成する根太２の切欠部２ｂを大引１１の
フランジ上面に載置し、根太２の端部に形成された取付
溝２ｃに取付金具１２を装着した後、ハンマー１３にて
取付金具１２を押打し、大引１１のフランジ裏面にその
先端を係合させることにより、床材ユニット１を大引１
１などに固定している。そして、このようにして固定さ
れた床材ユニット１，１の床パネル４，４間には、これ
らの床パネル４，４の端縁に当接して空所閉塞用の床パ
ネル４１を敷設し、床材ユニット１，１を構成する根太
２，２および連結材３，３に釘などで固定すればよい。
面Ｈ形鋼で形成した大引１１あるいは基礎に固定された
Ｌ字状アングル材（図示せず）などにわたって固定され
ている。すなわち、図４および図５に示すように、床材
ユニット１を構成する根太２の切欠部２ｂを大引１１の
フランジ上面に載置し、根太２の端部に形成された取付
溝２ｃに取付金具１２を装着した後、ハンマー１３にて
取付金具１２を押打し、大引１１のフランジ裏面にその
先端を係合させることにより、床材ユニット１を大引１
１などに固定している。そして、このようにして固定さ
れた床材ユニット１，１の床パネル４，４間には、これ
らの床パネル４，４の端縁に当接して空所閉塞用の床パ
ネル４１を敷設し、床材ユニット１，１を構成する根太
２，２および連結材３，３に釘などで固定すればよい。
【００１４】なお、連結材３の幅方向の約半分の上にこ
の空所閉塞用の床パネル４１の端縁が載り、この部分を
釘固定する。したがって、釘打ちは根太上に合わせなく
ても連結材３上でよいため、作業が容易となる。
の空所閉塞用の床パネル４１の端縁が載り、この部分を
釘固定する。したがって、釘打ちは根太上に合わせなく
ても連結材３上でよいため、作業が容易となる。
【００１５】また、床パネル４の、隣接する根太２，２
および連結材３，３で囲まれた裏面に発泡スチロールな
どからなる断熱材を貼着することができ、このような断
熱材を貼着させることにより、冷暖房を効率よく行うこ
とができる。この場合、断熱材を板状に形成しておき、
工場で接着あるいは釘固定しておけばよい。
および連結材３，３で囲まれた裏面に発泡スチロールな
どからなる断熱材を貼着することができ、このような断
熱材を貼着させることにより、冷暖房を効率よく行うこ
とができる。この場合、断熱材を板状に形成しておき、
工場で接着あるいは釘固定しておけばよい。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定間隔
をおいて配設された複数本の根太が、その上面の両端部
近傍に形成された嵌合溝を連通させて形成した二条の連
通溝に、棒状の連結材を嵌合させることによって連結さ
れ、これらの両連結材間の根太上面に敷設された床パネ
ルを、その端縁が両連結材の幅方向の約半分に載るよう
に配置して床材ユニットを構成したことにより、床材ユ
ニットの床パネルを敷設していない空所で床材ユニット
を大引などに取付固定する作業ができ、この作業後、こ
の空所は閉塞用の床パネルを用いて閉塞するが、連結材
があるためその固定が容易となる。このように、床材ユ
ニットを大引などに取付固定する作業用の空所があるた
め、予め床パネルと根太を一体化することができ、これ
らの床材ユニットを大引などに固定するだけの簡単な作
業により床工事を確実に行うことができる。
をおいて配設された複数本の根太が、その上面の両端部
近傍に形成された嵌合溝を連通させて形成した二条の連
通溝に、棒状の連結材を嵌合させることによって連結さ
れ、これらの両連結材間の根太上面に敷設された床パネ
ルを、その端縁が両連結材の幅方向の約半分に載るよう
に配置して床材ユニットを構成したことにより、床材ユ
ニットの床パネルを敷設していない空所で床材ユニット
を大引などに取付固定する作業ができ、この作業後、こ
の空所は閉塞用の床パネルを用いて閉塞するが、連結材
があるためその固定が容易となる。このように、床材ユ
ニットを大引などに取付固定する作業用の空所があるた
め、予め床パネルと根太を一体化することができ、これ
らの床材ユニットを大引などに固定するだけの簡単な作
業により床工事を確実に行うことができる。
【００１７】また、断熱材を工場で床パネルの裏面に貼
着しておくため、現場での断熱材取付施行は不要とな
り、作業性がよい。
着しておくため、現場での断熱材取付施行は不要とな
り、作業性がよい。
【図１】本発明の床材ユニットの全体構成を示す斜視図
である。
である。
【図２】図１の床材ユニットの平面図である。
【図３】図１の床材ユニットの正面図である。
【図４】床材ユニットを大引に固定した状態を示す正面
図である。
図である。
【図５】取付金具による床材ユニットの大引への固定要
領を説明する斜視図である。
領を説明する斜視図である。
【符号の説明】 １ 床材ユニット ２ 根太 ２ａ 嵌合溝 ３ 連結材 ４ 床パネル ２０ 連通溝
Claims (2)
- 【請求項１】 上面両端部近傍に嵌合溝を形成した複数
本の根太を所定間隔で配設し、これらの並設した根太の
嵌合溝により二条の連通溝が形成され、この両連通溝に
それぞれ棒状の連結材が嵌合され、これらの両連結材間
の根太上面に床パネルを敷設した床材ユニットであっ
て、床パネルの両端縁はそれぞれ両連結材の幅方向の約
半分に載るように配置されていることを特徴とする床材
ユニット。 - 【請求項２】 前記床パネルの、隣接する根太および連
結材に囲まれた裏面に断熱材が貼着された請求項１記載
の床材ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3241817A JP3021835B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 床材ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3241817A JP3021835B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 床材ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579168A JPH0579168A (ja) | 1993-03-30 |
| JP3021835B2 true JP3021835B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=17079941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3241817A Expired - Lifetime JP3021835B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 床材ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021835B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241817A patent/JP3021835B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0579168A (ja) | 1993-03-30 |
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