JP3021769B2 - 階調補正装置 - Google Patents

階調補正装置

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JP3021769B2 JP3123648A JP12364891A JP3021769B2 JP 3021769 B2 JP3021769 B2 JP 3021769B2 JP 3123648 A JP3123648 A JP 3123648A JP 12364891 A JP12364891 A JP 12364891A JP 3021769 B2 JP3021769 B2 JP 3021769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機、
ビデオテープレコーダ、ビデオカメラ、ビデオディスク
等の、映像信号の階調を補正する場合に用いる階調補正
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、階調補正装置は、カラーテレビジ
ョン受像機の大型化、高画質化にともない、画像をより
鮮明に見せるため、映像信号を非線形な増幅器に通すこ
とによって、映像信号の階調を補正し、CRT上の映像
のダイナミックレンジを拡大するために重要視されてき
ている。
【0003】以下に、従来の階調補正装置について説明
する。図3は、従来の階調補正装置のブロック図を示す
ものである。図3において、1は入力輝度信号をディジ
タル値に変換するA/D変換器である。2は、入力輝度
信号の輝度ヒストグラムを抽出するヒストグラムメモリ
であり、一般にはメモリのアドレスに入力信号の輝度レ
ベルを、そのデータに度数が入るようにする。3は、ヒ
ストグラム演算回路であり、ヒストグラムメモリ2のデ
ータから入力輝度信号の平均値、モード値、最小値、最
大値、偏差係数、白面積、黒面積等を算出し、その結果
によりリミッタレベル、一定加算値、累積スタート輝度
レベル、累積ストップ輝度レベル、最大輝度レベル等の
各制御値を計算し、リミッタ・加算回路5、累積コント
ロールレジスタ回路6、正規化コントロールレジスタ回
路7に出力する。リミッタ・加算回路5は、ヒストグラ
ムメモリ2のデータを処理するものであり、ヒストグラ
ム演算回路3から転送されるデータにより、輝度ヒスト
グラムの度数があるレベル以上にならないように制限を
加えたり、一定値の加算演算を行う。一般に、輝度ヒス
トグラムを抽出している期間(サンプルしている期間)
はアドレスが一度アクセスされる間にデータ処理を終え
る。累積コントロールレジスタ回路6は、累積ヒストグ
ラムを求める際に、その累積を始める輝度レベルと、累
積を止める輝度レベルをヒストグラム演算回路3より与
えられ、ヒストグラム累積加算回路8を制御する。
【0004】ヒストグラム累積加算回路8は、累積コン
トロールレジスタ回路6の制御信号によりヒストグラム
メモリ2の処理データの累積を行う。9は、累積ヒスト
グラムメモリであり、ヒストグラム累積加算回路8の累
積演算の結果を記憶する。一般には、メモリのアドレス
に輝度レベルを、そのデータに度数が入るようにする。
正規化コントロールレジスタ回路7は、累積ヒストグラ
ムのデータを正規化してルックアップテーブルを作成す
る際に、その正規化後の出力輝度信号の最大輝度レベル
をヒストグラム演算回路3より与えられ、その値に応じ
てルックアップテーブル演算回路10で用いる正規化係
数を制御する。ルックアップテーブル演算回路10は、
累積ヒストグラムメモリ9の各データを正規化コントロ
ールレジスタ回路7の出力信号に基づいて正規化を行
う。11は、ルックアップテーブルメモリであり、ルッ
クアップテーブル演算回路10で正規化されたデータを
記憶する。一般には、メモリのアドレスに輝度レベル
を、そのデータに度数が入るようにする。12は、タイ
ミング制御回路であり、各演算の順序や、各メモリの制
御等を行う。13はD/A変換器であり、ルックアップ
テーブルで補正されたディジタルの出力信号をアナログ
信号に変換する。
【0005】以上のように構成された階調補正回路につ
いて、以下その動作について説明する。図4に各部の動
作波形を図示する。
【0006】まず、入力輝度信号aをA/D変換器1に
入力し、ディジタル信号に変換し、変換入力輝度信号b
として出力する。ヒストグラムメモリ2は、この変換入
力輝度信号bをアドレスとし、そのアドレスのデータを
リミッタ・加算回路5で処理する。この動作を一垂直走
査期間行うことによって入力輝度信号aの輝度ヒストグ
ラムを抽出することができる。この様子を図4(a)に
示す。
【0007】次に、この輝度ヒストグラムの入ったヒス
トグラムメモリ2のデータをヒストグラム演算回路3が
読み出し、入力輝度信号aの平均値、モード値、最小
値、最大値、偏差係数、白面積、黒面積等を計算する。
そして、これらの計算結果からリミッタレベル、一定加
算値、累積計算のスタート輝度レベルおよびストップ輝
度レベル、正規化後の最大輝度レベル等の各制御値を求
め、これらの制御信号eをリミッタ・加算回路5、累積
コントロールレジスタ回路6、正規化コントロールレジ
スタ回路7に転送する。
【0008】次に、リミッタ・加算回路5はヒストグラ
ムメモリ2からデータを読み出し、各データに対しヒス
トグラム演算回路3から転送された各制御信号をもとに
リミッタ(図4(b)参照)や一定値の加算(図4
(c)参照)等の演算を行い、その結果を補正ヒストグ
ラムデータcとしてヒストグラム累積加算回路8に出力
する。ここで、加算する一定値が大きいほど累積加算し
た曲線は直線に近くなり、またその値が小さいほどヒス
トグラム平坦化処理に近くなる(図4(d)参照)。
【0009】そして、ヒストグラム累積加算回路8は、
累積コントロールレジスタ回路6より与えられる累積ス
タート輝度レベルと累積ストップ輝度レベルにより、そ
の範囲内について補正ヒストグラムデータcの累積ヒス
トグラムデータfを計算し、この結果を累積ヒストグラ
ムメモリ9に記憶する。この様子を図4(c)および
(d)に示す。
【0010】次に、ルックアップテーブル演算回路10
は、累積ヒストグラムメモリ9からデータを読み出し、
その累積ヒストグラムデータの最大値が正規化コントロ
ールレジスタ回路7より与えられる最大出力輝度レベル
hとなるような正規化係数を求め、この係数をもとに累
積ヒストグラムの各データgに対して演算を行い、その
結果iをルックアップテーブルメモリ11に記憶する。
このとき、最大出力輝度レベルhを制御することにより
自動コントラストコントロール(ACL)や、自動ブラ
イトコントロール(ABL)のような動作ができる。こ
の動作を図4(e)に示す。
【0011】次に、ルックアップテーブルメモリ11
は、変換入力輝度信号bをアドレスとしてそのデータを
読み出し、このデータを補正出力輝度信号jとして出力
する。図4(f)は、補正後の輝度信号のヒストグラム
を示す。そして、D/A変換器13は、この補正出力輝
度信号jをアナログ信号kに変換して出力する。
【0012】タイミング制御回路12は、以上述べたよ
うな順序で各部の動作が行われるように各回路の動作を
制御する。(たとえば、同一出願人の出願にかかる特願
平1−265393号「階調補正装置」参照)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、累積ヒストグラムを算出する際に制御す
る累積スタート輝度レベルおよび累積ストップ輝度レベ
ルが入力映像信号の平均輝度レベルにより制御されない
ので、入力映像信号の平均輝度レベルにより黒側の階調
がつぶれたり、また、黒側の輝度レベルが浮いたり、さ
らに、白側の輝度レベルが高くなり過ぎCRTのビーム
電流が増加し、その結果ブルーミングを起こすという課
題を有していた。
【0014】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、あらゆる平均輝度レベルの入力映像信号に対しても
黒側の階調を確保し、黒側の輝度レベルの浮きを抑え、
さらに、白側の輝度レベルの上がり過ぎを抑制した階調
補正装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の階調補正装置は、ヒストグラムメモリと、ヒ
ストグラム演算回路と、リミッタ・加算回路と、累積コ
ントロールレジスタ回路と、正規化コントロールレジス
タ回路と、ヒストグラム累積加算回路と、累積ヒストグ
ラムメモリと、ルックアップテーブル演算回路と、ルッ
クアップテーブルメモリと、タイミング制御回路とを備
え、上記ヒストグラム演算回路は、定数と、入力輝度信
号の平均輝度レベルを検出する回路と、この検出した平
均輝度レベルから上記定数を減算する減算器と、この減
算器の出力信号を0以上の値をもつ信号に制限する下限
リミッタ回路を含む回路を含む回路から構成されてい
る。
【0016】さらに、上記ヒストグラム演算回路は、定
数と、入力輝度信号の平均輝度レベルを検出する回路
と、この検出した平均輝度レベルと上記定数を加算する
加算器と、この加算器の出力信号をある上限値に制限す
る上限リミッタ回路を含む回路から構成されている。
【0017】さらに、上記ヒストグラム演算回路は、定
数と、入力輝度信号の平均輝度レベルを検出する回路
と、この検出した平均輝度レベルから上記定数を減算す
る減算器と、この減算器の出力信号を定数倍する回路
と、この定数倍回路の出力信号を0以上の値をもつ信号
に制限する下限リミッタ回路を含む回路から構成されて
いる。
【0018】さらに、上記ヒストグラム演算回路は、定
数と、入力輝度信号の平均輝度レベルを検出する回路
と、この検出した平均輝度レベルと上記定数を加算する
加算器と、この加算器の出力信号を定数倍する回路と、
この定数倍回路の出力信号をある上限値に制限する上限
リミッタ回路を含む回路から構成されている。
【0019】
【作用】この構成によって、累積ヒストグラムを算出す
る際の制御信号のうち累積スタート輝度レベルを入力信
号の平均輝度レベルに応じて可変することにより、あら
ゆる平均輝度レベルの入力映像信号に対しても黒側の階
調を確保し、また黒側の輝度レベルの浮きを抑えること
ができる。
【0020】さらに、累積ヒストグラムを算出する際の
制御信号のうち累積ストップ輝度レベルを入力信号の平
均輝度レベルに応じて可変することにより、白側の輝度
レベルの上がり過ぎを抑制し、CRTのブルーミングを
防止することができる。
【0021】さらに、入力信号の平均輝度レベルに応じ
て可変させた累積スタート輝度レベルの変化点を決める
定数や、さらに、定数倍回路で乗算する係数をCRT等
の表示装置やその表示装置を駆動する回路の特性に応じ
て可変することにより、黒側の輝度レベルのより最適な
階調補正を行うことができる。
【0022】さらに、入力信号の平均輝度レベルに応じ
て可変させた累積ストップ輝度レベルの変化点を決める
定数や、さらに、定数倍回路で乗算する係数をCRT等
の表示装置やその表示装置を駆動する回路の特性に応じ
て可変することにより、白側の輝度レベルのより最適な
階調補正を行うことができる。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例の階調補正回路の
うち要部のみのブロック図である。図1において、6は
累積コントロールレジスタ回路、8はヒストグラム累積
加算回路であり従来例と同様である。99は平均輝度レ
ベル検出回路であり、入力輝度信号の平均輝度レベルを
検出する。101は減算器であり、上記平均輝度レベル
検出回路99の出力信号からある定数100を減算す
る。102は第1の定数倍回路であり、減算器101の
出力信号を定数倍する。103は下限リミッタ回路であ
り、上記第1の定数倍回路102で出力された信号が0
以上の値をもつ信号になるように制限する。また、11
1は加算器であり、上記平均輝度レベル検出回路99の
出力信号とある定数110の加算を行う。113は上限
リミッタ回路であり、上記加算器111の出力信号があ
る値を越えないように制限する。
【0025】以上のように構成された階調補正装置につ
いてその動作を説明する。まず、平均輝度レベル検出回
路99で入力輝度信号の平均輝度レベル(以後、APL
と略す)を検出する。次に、減算器101で、検出した
APLからある定数100を減算し、その減算結果を第
1の定数倍回路102である係数を乗算する。そして、
この乗算結果が負の値となる信号は0に固定し、0以上
の値をもつ信号となるように下限リミッタ回路103を
通す。この下限リミッタ回路103の出力信号を累積ヒ
ストグラムを算出する際の累積スタート輝度レベルとし
て累積コントロールレジスタ回路6に出力する。
【0026】このときの累積スタート輝度レベルの特性
曲線を図2に示す。図2(a)は、上記定数100の値
を変化させたときの累積スタート輝度レベルの特性曲線
である。曲線lは、この定数100の値を小さくした場
合の特性であり、曲線mは定数100の値を大きくした
場合の特性である。また、図2(b)は、第1の定数倍
回路102の係数を変化させたときの累積スタート輝度
レベルの特性曲線である。曲線nは、この係数の値を小
さくした場合の特性であり、曲線oは係数の値を大きく
した場合の特性である。このように、APLが高いとき
は、累積スタート輝度レベルを大きくして黒側の輝度レ
ベルの浮きを抑え、逆に、APLが小さいときは、累積
スタート輝度レベルを小さくして黒側の階調のつぶれを
なくす。さらに、定数100の値や第1の定数倍回路1
02の係数をCRT等の表示装置やその表示装置を駆動
する回路の特性に応じて可変することにより、より最適
な黒側の階調補正を行うことができる。
【0027】また、図1においては、加算器111で、
上記検出したAPLとある定数110の加算を行い、そ
の加算結果を第2の定数倍回路112である係数を乗算
する。そして、上限リミッタ回路113で、上記第2の
定数倍回路112の出力信号がある値を越えた場合はそ
の最大値に固定して、制限を加える。この上限リミッタ
回路113の出力信号を累積ヒストグラムを算出する際
の累積ストップ輝度レベルとして累積コントロールレジ
スタ回路6に出力する。
【0028】このときの累積ストップ輝度レベルの特性
曲線を図2に示す。図2(c)は、上記定数110の値
を変化させたときの累積ストップ輝度レベルの特性曲線
である。曲線pは、この定数の値を小さくした場合の特
性であり、曲線qは定数の値を大きくした場合の特性で
ある。また、図2(d)は、第2の定数倍回路112の
係数を変化させたときの累積ストップ輝度レベルの特性
曲線である。曲線rは、この係数の値を小さくした場合
の特性であり、曲線sは係数の値を大きくした場合の特
性である。このように、APLが高くなるにつれ累積ス
トップ輝度レベルを大きくして、白側の輝度レベルの上
がり過ぎを抑制し、CRTのブルーミングを防止する。
さらに、定数110の値や第2の定数倍回路112の係
数をCRT等の表示装置やその表示装置を駆動する回路
の特性に応じて可変することにより、より最適な白側の
階調補正を行うことができる。
【0029】以上のように本実施例によれば、平均輝度
レベル検出回路99と、定数100と、減算器101
と、第1の定数倍回路102と、下限リミッタ回路10
3と、定数110と、加算器111と、第2の定数倍回
路112と、上限リミッタ回路113を設けることによ
り、どのような平均輝度レベルの入力映像信号に対して
も黒側の階調を確保し、また、黒側の輝度レベルの浮き
を抑えた階調補正ができる。さらに、白側の輝度レベル
の上がり過ぎを抑制した階調補正を行うことができる。
さらに、各定数の値や乗算する各係数をCRT等の表示
装置やその表示装置を駆動する回路の特性に応じて可変
することにより、より最適な階調補正を行うことができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、ヒストグラムメ
モリと、ヒストグラム演算回路と、リミッタ・加算回路
と、累積コントロールレジスタ回路と、正規化コントロ
ールレジスタ回路と、ヒストグラム累積加算回路と、累
積ヒストグラムメモリと、ルックアップテーブル演算回
路と、ルックアップテーブルメモリと、タイミング制御
回路とを備え、上記ヒストグラム演算回路を、定数と、
平均輝度レベル検出回路と、上記平均輝度レベルから上
記定数を減算する減算器と、この減算器の出力信号を0
以上の値をもつ信号に制限する下限リミッタ回路を含む
回路として設けることにより、あらゆる平均輝度レベル
の入力映像信号に対して黒側の階調を確保し、また黒側
の輝度レベルの浮きを抑えることができる階調補正装置
を実現できる。
【0031】さらに、上記ヒストグラム演算回路を、定
数と、平均輝度レベル検出回路と、上記平均輝度レベル
と上記定数を加算する加算器と、この加算器の出力信号
をある上限値に制限する上限リミッタ回路を含む回路と
して設けることにより、白側の輝度レベルの上がり過ぎ
を抑制し、CRTのブルーミングを防止することができ
る階調補正装置を実現できる。
【0032】さらに、上記ヒストグラム演算回路を、定
数と、平均輝度レベル検出回路と、上記平均輝度レベル
から上記定数を減算する減算器と、この減算器の出力信
号を定数倍する回路と、この定数倍回路の出力信号を0
以上の値をもつ信号に制限する下限リミッタ回路を含む
回路として設け、上記定数や上記定数倍回路の係数をC
RT等の表示装置やその表示装置を駆動する回路の特性
に応じて可変することにより、黒側の輝度レベルのより
最適な階調補正を行うことができる階調補正装置を実現
できる。
【0033】さらに、上記ヒストグラム演算回路を、定
数と、平均輝度レベル検出回路と、上記平均輝度レベル
と上記定数を加算する加算器と、この加算器の出力信号
を定数倍する回路と、この定数倍回路の出力信号をある
上限値に制限する上限リミッタ回路を含む回路として設
け、上記定数や上記定数倍回路の係数をCRT等の表示
装置やその表示装置を駆動する回路の特性に応じて可変
することにより、白側の輝度レベルのより最適な階調補
正を行うことができる階調補正装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における階調補正装置の要部の
ブロック図。
【図2】本発明の動作の概略を示す特性図。
【図3】従来の階調補正装置のブロック図。
【図4】従来の階調補正装置の動作を説明する波形図。
【符号の説明】
99 平均輝度レベル検出回路 100 定数 101 減算器 102 第1の定数倍回路 103 下限リミッタ回路 110 定数 111 加算器 112 第2の定数倍回路 113 上限リミッタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像輝度信号の輝度ヒストグラムを記憶
    するヒストグラムメモリと、このヒストグラムメモリの
    出力信号から入力された映像輝度信号の平均輝度レベル
    などの輝度ヒストグラムの特徴を抽出するヒストグラム
    演算回路と、このヒストグラム演算回路の出力端に接続
    され上記ヒストグラムメモリのデータを処理するリミッ
    タ・加算回路と、上記ヒストグラム演算回路の出力端にそ
    れぞれ接続された累積コントロールレジスタ回路および
    正規化コントロールレジスタ回路と、上記ヒストグラム
    メモリのデータを上記累積コントロールレジスタ回路の
    出力信号に応じて累積加算する範囲を制御するヒストグ
    ラム累積加算回路と、この累積加算した結果を記憶する
    累積ヒストグラムメモリと、出力最大輝度レベルを算出
    する正規化コントロールレジスタ回路の出力信号により
    上記累積ヒストグラムメモリの出力信号を正規化するル
    ックアップテーブル演算回路と、この演算結果を記憶す
    るルックアップテーブルメモリとを備えることを特徴と
    する階調補正装置。
  2. 【請求項2】 ヒストグラム演算回路は、入力信号や表
    示装置の特性に応じてヒストグラムの累積加算を行う範
    囲を適応的にかえるために、定数と、入力輝度信号の平均
    輝度レベルを検出する回路と、この検出した平均輝度レ
    ベルから上記定数を減算する減算器と、この減算器の出
    力信号を0以上の値を持つ信号に制限する下限リミッタ
    回路を含む回路よりなることを特徴とする請求項1記載
    の階調補正装置。
  3. 【請求項3】 ヒストグラム演算回路は、入力信号や表
    示装置の特性に応じてヒストグラムの累積加算を行う範
    囲を適応的にかえるために、定数と、入力輝度信号の平均
    輝度レベルを検出する回路と、この検出した平均輝度レ
    ベルと上記定数を加算する加算器と、この加算器の出力
    信号をある上限値に制限する上限リミッタ回路を含む回
    路よりなることを特徴とする請求項1記載の階調補正装
    置。
  4. 【請求項4】 ヒストグラム演算回路は、入力信号や表
    示装置の特性に応じてヒストグラムの累積加算を行う範
    囲を適応的にかえるために、定数と、入力輝度信号の平均
    輝度レベルを検出する回路と、この検出した平均輝度レ
    ベルから上記定数を減算する減算器と、この減算器の出
    力信号を定数倍する回路と、この定数倍回路の出力信号
    を0以上の値を持つ信号に制限する下限リミッタ回路を
    含む回路よりなることを特徴とする請求項1記載の階調
    補正装置。
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JP4869959B2 (ja) * 2006-10-11 2012-02-08 株式会社Jvcケンウッド 映像信号処理装置及び映像表示装置

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