JP3021760U - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JP3021760U
JP3021760U JP1995008726U JP872695U JP3021760U JP 3021760 U JP3021760 U JP 3021760U JP 1995008726 U JP1995008726 U JP 1995008726U JP 872695 U JP872695 U JP 872695U JP 3021760 U JP3021760 U JP 3021760U
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rice cooker
electric rice
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JP1995008726U
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English (en)
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應 燮 李
在 根 全
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温時に流入する外部空気に含まれる細菌に
よる御飯の変質を防止できる電気炊飯器を提供する。 【解決手段】 外部から電気炊飯器の内部に空気を流入
させると共に流入する空気を浄化する空気流通及び殺菌
手段15を蓋3及び本体1内に連続的に設置する。空気
流通及び細菌手段は15は、流入する外部空気に含まれ
た細菌を死滅させるために、加熱板4に近接させて取り
付けられ、外部に向かって開口する端部20bを有する
加熱パイプ40と、一端部20aが内釜2に向かって開
口し、他端部が加熱パイプ40に連結されたチューブ3
0とを含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電気炊飯器に関し、特に保温時に外部から流入する空気によって御 飯が変質するのを最小化するために空気流通及び殺菌手段を設けた電気炊飯器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、従来の電気炊飯器は、上部が開放された本体1と、本体1 の内部に収容される内釜2と、本体1の開放上部を開閉する蓋3と、内釜2を加 熱するために本体1の下部に設置された加熱板4とを有する。なお、加熱板4の 内部には、下部ヒータ5が設置されている。また、本体1と蓋3の内部には、各 々断熱材7が充填されており、その内側には複数の上部ヒータ6が設置されてい る。
【0003】 蓋3の内面には、過度な量の水蒸気や水が内釜2から外部に流出しないように 、内蓋8が設置され、蓋3が閉じられた状態において内釜2の上端部と密着すべ く配置される。内蓋8には、複数の細孔8aが形成されている。
【0004】 さらに、蓋3の一側には炊飯時に生じる蒸気の流れを調整するための蒸気排出 手段9が設置される。蒸気排出手段9は、蒸気を外部に排出させるための上側お よび下側排出孔9a,9bと、炊飯時には一定圧力以上の蒸気を排出し保温時に は外部空気の流入を遮断するために、下側排出孔9bを開閉するボールバルブ9 cと、ボールバルブ9cを載置するためのバルブシート9dとを含む。
【0005】 このように構成された従来の電気炊飯器において、炊飯及び保温過程は以下の ように行われる。すなわち、まず、内釜2に適正量の米と水を入れて蓋3を閉じ る。次に、本体1の操作部(図示省略)を操作して電源を入れると、下部ヒータ 5が加熱して加熱板4を介して内釜2に熱を伝達する。一定時間が経過すると、 水が沸騰して多量の水蒸気が発生する。この水蒸気は、内蓋8の細孔8aを通過 して蒸気排出手段9のボールバルブ9cを上向きに押し上げ、上側および下側排 出孔9a,9bを通じて外部に排出される。
【0006】 炊飯過程が完了すると、内釜2内の温度を一定に維持するために、本体1と蓋 3の内部に配設された複数の上部ヒータ6が作動して保温過程に移行する。この 保温過程においては、ボールバルブ9cは再びバルブシート9d上に置かれて下 側排出孔9bを遮断する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような従来の電気炊飯器の蒸気排出構造においては、作 動上電気炊飯器の内部が外部に対して完全に密閉されることはない。すなわち、 炊飯時に電気炊飯器内部の水蒸気が外部に流出すると、その内部が減圧となって 蓋3を容易に開けることができなくなるので、ボールバルブ9cはバルブシート 9dを完全に密閉しないように構成されている。
【0008】 このような蒸気排出構造によれば、蓋3を容易に開けることができるようにな るが、保温時に外部の空気が蒸気排出孔9a,9bを通って内釜2内に流入する ので、その外部空気に含まれている細菌等によって短時間で御飯は変質し黄変し てしまうという問題があった。
【0009】 そこで、本考案の目的は、上述のような蒸気排出手段とは別に、電気炊飯器の 内部と外部との間で空気を流通させるとともに外部の空気を浄化する空気流通及 び殺菌手段を設けて、御飯の保温状態を良好に維持するとともに蓋を容易に開放 することが可能な電気炊飯器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案に基づく電気炊飯器は、上部が開放された本体と、前記本体に収容され る内釜と、前記内釜を加熱するために前記本体の下部に設置された加熱板と、前 記本体の上部に結合され、前記本体を開閉する蓋と、炊飯時に発生する水蒸気を 外部に排出させる蒸気排出手段とを有する電気炊飯器であって、前記蓋及び前記 本体内に連続的に形成され、外部から電気炊飯器の内部に空気を流入させると共 に流入する空気を浄化する空気流通及び殺菌手段を設けたことを特徴とする。
【0011】 前記空気流通及び殺菌手段は、流入する外部空気に含まれた細菌を死滅させる ために、前記加熱板に近接させて取り付けられ、外部に向かって開口する端部を 有する加熱パイプと、一端部が内釜に向かって開口し、他端部が前記加熱パイプ に連結されたチューブとを含む。前記加熱パイプは、熱伝導性に優れた銅管によ り形成されることが好ましい。さらに、外部から流入した細菌を吸着するために 、前記チューブの内面には、一定の間隔で円環形状の突起を形成するとよい。
【0012】 前記のように構成された本考案の電気炊飯器によれば、炊飯時に発生する水蒸 気は、蒸気排出手段のボールバルブが蒸気圧によって上向きに移動することによ って排出される。炊飯が完了すると、ボールバルブがバルブシートに完全に密着 して蒸気の排出が遮断され、保温過程に移行する。
【0013】 保温過程時には、加熱パイプによって外部から流入する空気は殺菌されるので 、御飯の変質や黄変を防止できるとともに、蓋の開放を容易になすことができる 。さらに、保温時に発生する水蒸気は、蓋の内部に配設したほぼ水平のチューブ を通過する際に凝縮してチューブの突起間の溝に貯留される。従って、加熱パイ プによって殺菌された細菌は、チューブを通過しながら吸着されるので、浄化さ れた空気が電気炊飯器の内部に流入する。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下に、添付の図面を参照しながら本考案の実施の形態について詳細に説明す る。
【0015】 図1は本考案に基づく電気炊飯器の縦断面図である。なお、図1において、図 4に示す従来の電気炊飯器と同一部分には同一符号を付した。
【0016】 図1に示すように、本考案に基づく電気炊飯器は、上部が開放された本体1と 、本体1の上部にヒンジ結合された蓋3とを含む。本体1の内部には、米と水等 を収容するための内釜2が設置される。本体1の下部には、内釜2を加熱するた めの加熱板4が設置され、加熱板4は下部ヒータ5を備える。
【0017】 蓋3の一側には、蒸気排出手段10が設置される。蒸気排出手段10は、上側 および下側排出孔10a,10bと、ボールバルブ10cと、バルブシート10 dとを含む。炊飯時に一定圧力以上の水蒸気によって開放されるボールバルブ1 0cは、保温時には炊飯器内部と外部との間で空気が流通しないように、バルブ シート10dに完全に密着するように構成されている。
【0018】 本体1と蓋3の内部には断熱材7が充填され、その内部に複数の上部ヒータ6 が設置される。また、蓋3の内面には、複数の細孔8aを有する内蓋8が設置さ れる。
【0019】 本考案の特徴的な構造である空気流通及び殺菌手段15は、蓋3の内部から本 体1の内部に連続的に延びて炊飯器内部と外部との間で空気を流通させる空気流 通孔20として形成され、空気流通孔20の上部を構成するチューブ30と、空 気流通孔20の下部を構成する加熱パイプ40と含む。
【0020】 チューブ30の上端20aは、蓋3の蒸気排出手段10の真下の位置で開口し ており、内蓋8の細孔8aを通じて内釜2と常に連通している。そして、チュー ブ30は、蓋3および本体1の断熱材7の中を延びて加熱パイプ40の上端に連 結される。また、図3に示すように、チューブ30の内面には、細密な間隔で円 環状の突起31が形成されている。
【0021】 図1に示すように、加熱パイプ40の下端20bは、本体1の底面から外部に 開口している。また、図2に示すように、加熱パイプ40の中間部は、円環形状 をなして加熱板4の下面に当接している。なお、加熱パイプ40は銅管のような 熱伝導性に優れた材料で形成することが好ましい。
【0022】 次に、前記のように構成された本考案に基づく電気炊飯器による炊飯過程及び 保温過程について説明する。
【0023】 炊飯のために内釜2に水と米等を適量入れた後、下部ヒータ5に電源を印加す ると、下部ヒータ5は高温に発熱して加熱板4を加熱し、これに伴って加熱板4 と接触している内釜2が加熱されて炊飯過程が遂行される。
【0024】 一定時間が経過すると、水が沸騰して水蒸気を発生し、水蒸気の圧力によって バルブシート10d上に載せられているボールバルブ10cが上向きに持ち上げ られて水蒸気を外部に排出する。なお、この時、一部の水蒸気は、上端20aを 通じてチューブ30内にも流入するが、チューブ30は蓋3及び本体1の内部を 水平また下向きに延びているので、そこを通過する量は極めて少ない。蒸気排出 手段10を通じる蒸気の排出が完了すると、ボールバルブ10cは再びバルブシ ート10dに密着して下側排出孔10bを完全に密閉する。
【0025】 次に、上部ヒータ6が作動して保温過程が遂行される。保温時に発生する水蒸 気は、内釜2内の水分の一部が蒸発したものであってその量は極めて少なく、ま た、その蒸気圧力も極めて低いので、蒸気排出手段10のボールバルブ10cを 押し上げることなく、上端20aを通じてチューブ30内に流入する。ここで、 水蒸気はチューブ30を通過しながら凝縮してチューブ30内部の突起31間の 溝に貯まり、この水は外部空気に含まれている細菌を吸着する役割を果たす。
【0026】 さらに、下部ヒータ5は制御回路(図示せず)によって保温時に約72℃の温 度を維持するように制御され、加熱パイプ40を加熱する。従って、保温過程に おいて、下端20bを通じて外部より流入する空気中に含まれている細菌は、加 熱パイプ40を通過しながら加熱殺菌され、さらに、チューブ30を通過しなが ら吸着されて、浄化された空気が内釜2内に流入する。
【0027】
【考案の効果】
本考案に基づく電気炊飯器は、空気流通及び殺菌手段を設けることによって、 炊飯時の水蒸気の流出に伴う炊飯器内部の減圧を防止して蓋の開放を容易にする とともに、保温時には流入する外部空気に含まれている細菌を効果的に死滅・吸 着して御飯の変質と黄変を防止することができ、従って、御飯を長時間良好に保 存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づく電気炊飯器の縦断面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った断面図である。
【図3】図1の「A」部分の拡大図である。
【図4】従来の電気炊飯器の縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 内釜 3 蓋 4 加熱板 5,6 ヒータ 10 蒸気排出手段 15 空気流通及び殺菌手段 20 空気流通孔 30 チューブ 40 加熱パイプ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開放された本体(1)と、前記本
    体(1)に収容される内釜(2)と、前記内釜(2)を
    加熱するために前記本体(1)の下部に設置された加熱
    板(4)と、前記本体(1)の上部に結合され、前記本
    体(1)を開閉する蓋(3)と、炊飯時に発生する水蒸
    気を外部に排出させる蒸気排出手段(10)とを有する
    電気炊飯器において、 前記蓋(3)及び前記本体(1)内に連続的に形成さ
    れ、外部から電気炊飯器の内部に空気を流入させると共
    に流入する空気を浄化する空気流通及び殺菌手段(1
    5)を設けたことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記空気流通及び殺菌手段は(15)
    は、 流入する外部空気に含まれた細菌を死滅させるために、
    前記加熱板(4)に近接させて取り付けられ、外部に向
    かって開口する端部(20b)を有する加熱パイプ(4
    0)と、 一端部(20a)が前記内釜(2)に向かって開口し、
    他端部が前記加熱パイプ(40)に連結されたチューブ
    (30)と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    電気炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記加熱パイプ(40)は、熱伝導性に
    優れた銅管により形成されることを特徴とする請求項2
    に記載の電気炊飯器。
  4. 【請求項4】 外部から流入する細菌を吸着させるため
    に、前記チューブ(30)の内面には、一定の間隔で円
    環形状の突起(31)が形成されたことを特徴とする請
    求項2に記載の電気炊飯器。
JP1995008726U 1994-08-22 1995-08-21 電気炊飯器 Expired - Lifetime JP3021760U (ja)

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KR9420712 1994-08-22

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