JP3021571B2 - 超音波手術用ハンドピース - Google Patents
超音波手術用ハンドピースInfo
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- JP3021571B2 JP3021571B2 JP2201132A JP20113290A JP3021571B2 JP 3021571 B2 JP3021571 B2 JP 3021571B2 JP 2201132 A JP2201132 A JP 2201132A JP 20113290 A JP20113290 A JP 20113290A JP 3021571 B2 JP3021571 B2 JP 3021571B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は超音波振動子と振動伝達部材とを有する超音
波手術用ハンドピースに関する。
波手術用ハンドピースに関する。
［従来の技術］ 一般にこの種の超音波手術用ハンドピースを用いて処
置する場合は、振動伝達部材の先端を処置しようとする
生体組織あるいは結石に当てる。そして、この振動伝達
部材を通じて超音波振動子からの超音波振動を生体組織
あるいは結石に与え、この振動エネルギにより処置部を
切除あるいは破砕する。
置する場合は、振動伝達部材の先端を処置しようとする
生体組織あるいは結石に当てる。そして、この振動伝達
部材を通じて超音波振動子からの超音波振動を生体組織
あるいは結石に与え、この振動エネルギにより処置部を
切除あるいは破砕する。
このような超音波手術用ハンドピースは、超音波振動
時にその振動エネルギで振動伝達部材が発熱し、最悪の
場合は折損する虞がある。このため、外部から冷却水を
供給し、この振動伝達部材を冷却する必要がある。
時にその振動エネルギで振動伝達部材が発熱し、最悪の
場合は折損する虞がある。このため、外部から冷却水を
供給し、この振動伝達部材を冷却する必要がある。
特表昭63−500572号に記載のハンドピースは、外部の
冷却水源に接続される送水口金をハンドピースのカバー
または先端シースに設け、この先端シースと振動伝達部
材との間に配設した環状通路から先端部まで冷却水を送
水する一般的な構造を備える。この送水口金はハンドピ
ースに対して一体的に固定され、ハンドピースの向きに
係わらず一定の方向からのみ振動伝達部材に冷却水を供
給する。
冷却水源に接続される送水口金をハンドピースのカバー
または先端シースに設け、この先端シースと振動伝達部
材との間に配設した環状通路から先端部まで冷却水を送
水する一般的な構造を備える。この送水口金はハンドピ
ースに対して一体的に固定され、ハンドピースの向きに
係わらず一定の方向からのみ振動伝達部材に冷却水を供
給する。
また、送水口金をハンドピースに対して回動可能に取
り付けた例として特開昭61−279239号がある。このハン
ドピースでは、送水口金は先端シースに回動可能に取り
付けられている。
り付けた例として特開昭61−279239号がある。このハン
ドピースでは、送水口金は先端シースに回動可能に取り
付けられている。
［発明が解決しようとする課題］ 超音波手術用ハンドピースを作動するための超音波振
動オン・オフスイッチあるいは高周波電流オン・オフス
イッチは例えばフットスイッチ等の遠隔操作スイッチと
することも可能であるが、これらの操作用スイッチをハ
ンドピースに配置し、更にハンドピースの外周上を回動
可能とすることは操作性を向上させる上で望ましいもの
である。操作用スイッチをハンドピースに回動可能に配
置する場合には、術者は処置すべき部位の位置に応じて
最も都合よい向きにこのハンドピースを保持しつつ作動
することができ、術者の好みの位置で処置できる。
動オン・オフスイッチあるいは高周波電流オン・オフス
イッチは例えばフットスイッチ等の遠隔操作スイッチと
することも可能であるが、これらの操作用スイッチをハ
ンドピースに配置し、更にハンドピースの外周上を回動
可能とすることは操作性を向上させる上で望ましいもの
である。操作用スイッチをハンドピースに回動可能に配
置する場合には、術者は処置すべき部位の位置に応じて
最も都合よい向きにこのハンドピースを保持しつつ作動
することができ、術者の好みの位置で処置できる。
しかし、このように操作用スイッチを回動可能に配置
して操作性を向上させる場合、上記従来のハンドピース
のように送水口金が固定されていると、ハンドピースを
把持する向きによっては冷却水が振動伝達部材にほとん
ど接触しないことがある。ハンドピースに冷却水を供給
しても、振動伝達部材を冷却できず、最悪の場合は折損
の可能性がある。術中にこのような事態が発生すると極
めて危険である。また、送水口金をハンドピースに対し
て回動可能に取り付けた場合には、把持するハンドピー
スの向きに応じて送水口金を回動し、高い冷却効果が得
られる位置に設定することができるが、この送水口金の
位置調整に加え、操作用スイッチ等を術者の好みの位置
に設定することは極めて煩わしく、操作性が低下する。
して操作性を向上させる場合、上記従来のハンドピース
のように送水口金が固定されていると、ハンドピースを
把持する向きによっては冷却水が振動伝達部材にほとん
ど接触しないことがある。ハンドピースに冷却水を供給
しても、振動伝達部材を冷却できず、最悪の場合は折損
の可能性がある。術中にこのような事態が発生すると極
めて危険である。また、送水口金をハンドピースに対し
て回動可能に取り付けた場合には、把持するハンドピー
スの向きに応じて送水口金を回動し、高い冷却効果が得
られる位置に設定することができるが、この送水口金の
位置調整に加え、操作用スイッチ等を術者の好みの位置
に設定することは極めて煩わしく、操作性が低下する。
本発明は上述に鑑みてなされたもので、操作性を向上
すると共に、良好な冷却効率が得られる超音波手術用ハ
ンドピースを提供することを目的とする。
すると共に、良好な冷却効率が得られる超音波手術用ハ
ンドピースを提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本発明の超音波手術用ハンドピースは、超音波振動子
と、この超音波振動子の振動を先端側に伝達する振動伝
達部材とを有する超音波手術用ハンドピースにおいて、
前記超音波振動子の外周部に回転自在に配置された手動
回動部材と、この手動回動部材に設けられ、前記超音波
振動子を操作する手動操作部材と、前記手動回動部材の
内周面に設けられ、前記振動伝達部材に対向する位置に
開口する送水口と、前記手動回動部材に埋設され、前記
送水口と送水供給源とを連通する連絡路とを具備したこ
とを特徴とする。
と、この超音波振動子の振動を先端側に伝達する振動伝
達部材とを有する超音波手術用ハンドピースにおいて、
前記超音波振動子の外周部に回転自在に配置された手動
回動部材と、この手動回動部材に設けられ、前記超音波
振動子を操作する手動操作部材と、前記手動回動部材の
内周面に設けられ、前記振動伝達部材に対向する位置に
開口する送水口と、前記手動回動部材に埋設され、前記
送水口と送水供給源とを連通する連絡路とを具備したこ
とを特徴とする。
［作用］ 本発明の超音波手術用ハンドピースは、振動伝達部材
に送水する送水口が、手動操作部材を設けた手動回動部
材の内周面で開口するため、手動回動部材を回動して手
動操作部材の位置をずらすと、この手動操作部材の位置
に応じて送水口の位置がずれる。そして、外部の送水供
給源から、手動回動部材に埋設された連絡路を介して送
水口に送られ、この送水口に対向する振動伝達部材に送
水される。
に送水する送水口が、手動操作部材を設けた手動回動部
材の内周面で開口するため、手動回動部材を回動して手
動操作部材の位置をずらすと、この手動操作部材の位置
に応じて送水口の位置がずれる。そして、外部の送水供
給源から、手動回動部材に埋設された連絡路を介して送
水口に送られ、この送水口に対向する振動伝達部材に送
水される。
［実施例］ 第１図乃至第４図は本発明の第１実施例による超音波
手術用ハンドピースを示す。
手術用ハンドピースを示す。
第１図に示すように、超音波手術用ハンドピース10は
超音波振動子12とこの先端側から順に連結されたホーン
14と振動伝達部材16とを備える。超音波振動子12とホー
ン14とは内カバー18内に支持され、この内カバー18の外
側には外カバー20が配置されている。この外カバー20は
内カバー18に対して回転可能に装着されており、手動回
動部材を形成する。更にこの外カバー20の先端部には振
動伝達部材16を環状の間隙17を介して覆う先端シース22
が取り付けられ、外周部には超音波振動子12をオン・オ
フする手動操作部材としてハンドスイッチ24が配置され
ている。
超音波振動子12とこの先端側から順に連結されたホーン
14と振動伝達部材16とを備える。超音波振動子12とホー
ン14とは内カバー18内に支持され、この内カバー18の外
側には外カバー20が配置されている。この外カバー20は
内カバー18に対して回転可能に装着されており、手動回
動部材を形成する。更にこの外カバー20の先端部には振
動伝達部材16を環状の間隙17を介して覆う先端シース22
が取り付けられ、外周部には超音波振動子12をオン・オ
フする手動操作部材としてハンドスイッチ24が配置され
ている。
第２図はハンドスイッチ24の配線を示すもので、この
実施例ではハンドスイッチ24はスリップリング26,28を
介して超音波振動子12の高周波駆動電源に電気的に接続
されている。ハンドスイッチ24に導線25,25を介して接
続される外側スリップリング26,26は外カバー20の内周
面に配置され、これに対応して内カバー18の外周面に内
側スリップリング28が配置される。内側スリップリング
28に接続する導線29は１本の電源コード30にまとめら
れ、この電源コード30は第１図に示すように内カバー18
の後端側を貫通して外方に延長する。そして、第３図に
示すように内側スリップリング28は半径方向外方に突出
する複数の突起28aを介して外側スリップリング26の内
面に摺接し、外カバー20がどのような位置に回動しても
常に電気的な接続を確保する。
実施例ではハンドスイッチ24はスリップリング26,28を
介して超音波振動子12の高周波駆動電源に電気的に接続
されている。ハンドスイッチ24に導線25,25を介して接
続される外側スリップリング26,26は外カバー20の内周
面に配置され、これに対応して内カバー18の外周面に内
側スリップリング28が配置される。内側スリップリング
28に接続する導線29は１本の電源コード30にまとめら
れ、この電源コード30は第１図に示すように内カバー18
の後端側を貫通して外方に延長する。そして、第３図に
示すように内側スリップリング28は半径方向外方に突出
する複数の突起28aを介して外側スリップリング26の内
面に摺接し、外カバー20がどのような位置に回動しても
常に電気的な接続を確保する。
更に、このハンドピース10は振動伝達部材16を冷却す
るための送水供給機構を備える。
るための送水供給機構を備える。
この送水供給機構は第１図に示すように外カバー20の
先端側の内周面で、プローブすなわち振動伝達部材16に
対向する位置に開口する送水口32と、この送水口32に連
通されて外カバー20内に延設した連絡路34とを備える。
この連絡路34は外カバー20内を軸線方向に延設されてお
り、その後端側は内周面に開口している。第４図はハン
ドスイッチ24に対するこの連絡路34および送水口32の相
対的な位置関係を示す。このように、送水口32および連
絡路34は外カバー20に対して同じ側に配置するのが好ま
しい。
先端側の内周面で、プローブすなわち振動伝達部材16に
対向する位置に開口する送水口32と、この送水口32に連
通されて外カバー20内に延設した連絡路34とを備える。
この連絡路34は外カバー20内を軸線方向に延設されてお
り、その後端側は内周面に開口している。第４図はハン
ドスイッチ24に対するこの連絡路34および送水口32の相
対的な位置関係を示す。このように、送水口32および連
絡路34は外カバー20に対して同じ側に配置するのが好ま
しい。
そして内カバー18の後端には送水供給源に接続される
送水口金38が取り付けてある。この送水口金38は内カバ
ー18内に形成した軸線方向通路と半径方向通路とに順に
連通し、更にこの半径方向通路は内カバー18の外周面の
全周にわたって形成した周方向溝36に連通する。この周
方向溝36は外カバー20の後端側内周面に開口する連絡路
34と連通する。符号40は漏洩を防止するためのＯリング
である。
送水口金38が取り付けてある。この送水口金38は内カバ
ー18内に形成した軸線方向通路と半径方向通路とに順に
連通し、更にこの半径方向通路は内カバー18の外周面の
全周にわたって形成した周方向溝36に連通する。この周
方向溝36は外カバー20の後端側内周面に開口する連絡路
34と連通する。符号40は漏洩を防止するためのＯリング
である。
外カバー20には、第５図に示すように連絡路34に連通
する軸線方向の分岐路37を延設し、この分岐路37の後端
を外カバー20の後端面に開口させてもよい。この分岐路
37の後端開口はプラグ、キャップあるいはねじ35で開閉
可能に密閉する。このような分岐路37を設けることによ
り、ねじ35を取り外すだけで連絡路34のブラシ洗浄を容
易に行うことができる。
する軸線方向の分岐路37を延設し、この分岐路37の後端
を外カバー20の後端面に開口させてもよい。この分岐路
37の後端開口はプラグ、キャップあるいはねじ35で開閉
可能に密閉する。このような分岐路37を設けることによ
り、ねじ35を取り外すだけで連絡路34のブラシ洗浄を容
易に行うことができる。
なお、外カバー20は適宜の構造に形状することが可能
であるが、第６図乃至第８図に示すようにハンドスイッ
チ24の近傍の指の当たる部分に指かけ44を形成してもよ
い。符号42は外カバー20の後端側の把持用凹設部であ
り、42aは滑り止め用の突起あるいは溝である。この外
カバー20は、第６図および第７図に示すように指かけ44
を形成した部分と凹設部42を形成した部分とに前後部に
２分割し、相対的に回動可能としてもよく、また、第８
図に示すように一体的に形成してもよい。いずれの場合
も、ハンドスイッチ24の近部に指かけ44を設けることに
より、術中のすべりを防止し、ハンドスイッチ24の位置
の確認が容易となる。
であるが、第６図乃至第８図に示すようにハンドスイッ
チ24の近傍の指の当たる部分に指かけ44を形成してもよ
い。符号42は外カバー20の後端側の把持用凹設部であ
り、42aは滑り止め用の突起あるいは溝である。この外
カバー20は、第６図および第７図に示すように指かけ44
を形成した部分と凹設部42を形成した部分とに前後部に
２分割し、相対的に回動可能としてもよく、また、第８
図に示すように一体的に形成してもよい。いずれの場合
も、ハンドスイッチ24の近部に指かけ44を設けることに
より、術中のすべりを防止し、ハンドスイッチ24の位置
の確認が容易となる。
上記第１実施例のハンドピース10を使用する際には、
内カバー18に対して外カバー20を回動し、術者の好みに
応じて最も操作し易い位置にハンドスイッチ24を配置す
る。第１図および第４図に示すように連絡路34および送
水口32が、外カバー20内でこのハンドスイッチ24の側に
配置され、ハンドスイッチ24に対する相対的位置関係が
定まっているため、外カバー20を回動するとこの回動量
に対応して連絡路34および送水口32も回転する。送水口
32の位置はハンドスイッチ24の位置で容易に確認するこ
とができる。
内カバー18に対して外カバー20を回動し、術者の好みに
応じて最も操作し易い位置にハンドスイッチ24を配置す
る。第１図および第４図に示すように連絡路34および送
水口32が、外カバー20内でこのハンドスイッチ24の側に
配置され、ハンドスイッチ24に対する相対的位置関係が
定まっているため、外カバー20を回動するとこの回動量
に対応して連絡路34および送水口32も回転する。送水口
32の位置はハンドスイッチ24の位置で容易に確認するこ
とができる。
術者は一般にハンドスイッチ24をハンドピース10の上
方に設定するため、送水口32および連絡路34もハンドピ
ース10の上方に配置される。このため、外部の送水供給
源からの送水液は、送水口金38と、軸線方向および半径
方向通路と、環状溝36とを通り、外カバー20の後端側内
周面に開口する連絡路34に連通される。そして、外カバ
ー20内の連絡路34内を案内されて送水口32に至り、この
送水口32から下方に向けて噴出し、振動伝達部材16を効
率的に冷却する。この振動伝達部材16に供給された送水
液は振動伝達部材16と先端シース22との間に形成された
環状の間隙17中を先端に向けて流れる。
方に設定するため、送水口32および連絡路34もハンドピ
ース10の上方に配置される。このため、外部の送水供給
源からの送水液は、送水口金38と、軸線方向および半径
方向通路と、環状溝36とを通り、外カバー20の後端側内
周面に開口する連絡路34に連通される。そして、外カバ
ー20内の連絡路34内を案内されて送水口32に至り、この
送水口32から下方に向けて噴出し、振動伝達部材16を効
率的に冷却する。この振動伝達部材16に供給された送水
液は振動伝達部材16と先端シース22との間に形成された
環状の間隙17中を先端に向けて流れる。
したがって、このハンドピース10はハンドスイッチ24
を位置決めするだけで、振動伝達部材16を良好に冷却で
きる上方位置に送水口32および連絡路34を配置すること
ができ、操作性が向上すると共に、振動伝達部材16を良
好に冷却することができる。
を位置決めするだけで、振動伝達部材16を良好に冷却で
きる上方位置に送水口32および連絡路34を配置すること
ができ、操作性が向上すると共に、振動伝達部材16を良
好に冷却することができる。
第９図および第10図は第２実施例によるハンドピース
10を示す。
10を示す。
第２実施例のハンドピース10では、外カバー20が内カ
バーと一体的な本体カバーを形成しており、回転はしな
い。そして、この外カバー20の先端側で振動伝達部材16
の周部に、手動回動部材である回転カバー46を回動可能
に装着した構造を備える。この回転カバー46の先端側に
は先端シース22が取り付けてあり、ハンドピース10の作
動をオン・オフ制御するハンドスイッチ24はこの回転カ
バー46に取り付けてある。なお、このハンドスイッチ24
の電気的接続は上記第１実施例のようにスリップリング
を用いてもよく、あるいは、更に他の適宜の手段を用い
ることも可能である。
バーと一体的な本体カバーを形成しており、回転はしな
い。そして、この外カバー20の先端側で振動伝達部材16
の周部に、手動回動部材である回転カバー46を回動可能
に装着した構造を備える。この回転カバー46の先端側に
は先端シース22が取り付けてあり、ハンドピース10の作
動をオン・オフ制御するハンドスイッチ24はこの回転カ
バー46に取り付けてある。なお、このハンドスイッチ24
の電気的接続は上記第１実施例のようにスリップリング
を用いてもよく、あるいは、更に他の適宜の手段を用い
ることも可能である。
第２実施例のハンドピース10の送水供給機構は、第９
図および第10図に示すようにハンドスイッチ24の位置と
同じ側で回転カバー46に半径方向孔を貫通形成し、この
半径方向孔内に送水口金38を直接装着した構造を備え
る。したがって、第２実施例のハンドピース10では回転
カバー46の内周面に開口する送水口金38の開口端あるい
は半径方向孔の内側開口が、振動伝達部材16に送水液を
供給する送水口32を形成し、また、送水口金38が回転カ
バー46を貫通する部分あるいは半径方向孔がこの送水口
32に送水を案内する連絡路34を形成している。
図および第10図に示すようにハンドスイッチ24の位置と
同じ側で回転カバー46に半径方向孔を貫通形成し、この
半径方向孔内に送水口金38を直接装着した構造を備え
る。したがって、第２実施例のハンドピース10では回転
カバー46の内周面に開口する送水口金38の開口端あるい
は半径方向孔の内側開口が、振動伝達部材16に送水液を
供給する送水口32を形成し、また、送水口金38が回転カ
バー46を貫通する部分あるいは半径方向孔がこの送水口
32に送水を案内する連絡路34を形成している。
このハンドピース10を使用する際は、送水供給源に連
通する送水ホース39を第10図に示すように送水口金38に
接続し、回転カバー46を回動して術者の好みに応じて最
も操作し安い位置にハンドスイッチ24を配置する。これ
と同時に、送水口32および連絡路34の位置も設定され
る。外部の送水供給源からの送水液は、送水ホース39と
送水口金38と連絡路34とを案内されて送水口32に至り、
この送水口32から下方に向けて噴出し、振動伝達部材16
を効率的に冷却する。この振動伝達部材16に供給された
送水液は振動伝達部材16とシース22との間に形成された
環状の間隙17中を先端に向けて流れる。
通する送水ホース39を第10図に示すように送水口金38に
接続し、回転カバー46を回動して術者の好みに応じて最
も操作し安い位置にハンドスイッチ24を配置する。これ
と同時に、送水口32および連絡路34の位置も設定され
る。外部の送水供給源からの送水液は、送水ホース39と
送水口金38と連絡路34とを案内されて送水口32に至り、
この送水口32から下方に向けて噴出し、振動伝達部材16
を効率的に冷却する。この振動伝達部材16に供給された
送水液は振動伝達部材16とシース22との間に形成された
環状の間隙17中を先端に向けて流れる。
したがって、第２実施例のハンドピース10によれば、
操作性の向上および伝導伝達部材16の良好な冷却が可能
となると共に、手動回動部材すなわち回転カバー46が小
さく、ハンドピース10の全体を小型化することができ
る。
操作性の向上および伝導伝達部材16の良好な冷却が可能
となると共に、手動回動部材すなわち回転カバー46が小
さく、ハンドピース10の全体を小型化することができ
る。
第11図および第12図は第３実施例によるハンドピース
10を示す。
10を示す。
第３実施例のハンドピース10は第２実施例と同様に外
カバー20が内カバーと一体的な本体カバーを形成し、回
転しない。この外カバー20の先端部には先端シース22を
装着する凹部が形成してある。先端シース22はこの凹部
内に２本のＯリング40を介して回転可能に装着され、手
動回動部材を形成する。この先端シース22は、外カバー
20の先端部に隣接する部分が拡径され、この拡径された
部分に手動操作部材であるハンドスイッチ24を装着して
ある。このハンドスイッチ24の電気的接続は上記第１実
施例のようにスリップリングを用いてもよく、あるい
は、更に他の適宜の手段を用いることも可能である。
カバー20が内カバーと一体的な本体カバーを形成し、回
転しない。この外カバー20の先端部には先端シース22を
装着する凹部が形成してある。先端シース22はこの凹部
内に２本のＯリング40を介して回転可能に装着され、手
動回動部材を形成する。この先端シース22は、外カバー
20の先端部に隣接する部分が拡径され、この拡径された
部分に手動操作部材であるハンドスイッチ24を装着して
ある。このハンドスイッチ24の電気的接続は上記第１実
施例のようにスリップリングを用いてもよく、あるい
は、更に他の適宜の手段を用いることも可能である。
第３実施例のハンドピース10では、送水供給機構の送
水口金38は回転不能の外カバー20に取り付けられてお
り、この送水口金38に一端を連通した案内路48が外カバ
ー20内に延設してある。この案内路48の他端は先端シー
ス22を装着する凹部の内周面に開口する。そして、外カ
バー20の凹部内に装着された先端シース22の後端部に
は、環状溝で形成した連絡路34と、この連絡路34に連通
する半径方向孔で形成した送水口32とを設けてある。こ
の連絡路34を形成する環状溝は２本のＯリング40,40間
で案内路48の開口と対応した位置に形成してあり、ま
た、送水口32を形成する半径方向孔はハンドスイッチ23
と同じ側に形成され、振動伝達部材16の周部に位置す
る。
水口金38は回転不能の外カバー20に取り付けられてお
り、この送水口金38に一端を連通した案内路48が外カバ
ー20内に延設してある。この案内路48の他端は先端シー
ス22を装着する凹部の内周面に開口する。そして、外カ
バー20の凹部内に装着された先端シース22の後端部に
は、環状溝で形成した連絡路34と、この連絡路34に連通
する半径方向孔で形成した送水口32とを設けてある。こ
の連絡路34を形成する環状溝は２本のＯリング40,40間
で案内路48の開口と対応した位置に形成してあり、ま
た、送水口32を形成する半径方向孔はハンドスイッチ23
と同じ側に形成され、振動伝達部材16の周部に位置す
る。
第３実施例によるハンドピース10を使用する際は、先
端シース22を手で回動することにより上記第1,第２実施
例と同様にハンドスイッチ24が術者の好みの最も操作し
やすい位置に配置される。このハンドスイッチ24の位置
決めと同時に、振動伝達部材16に送水する送水口32およ
び連絡路34も上方位置に配置することができる。したが
って、送水口金38に送られた外部の送水供給源からの送
水液は案内路48を介して環状溝したがって連絡路34に至
り、この連絡路34から送水口32を介して振動伝達部材16
に向け、この上方から供給される。
端シース22を手で回動することにより上記第1,第２実施
例と同様にハンドスイッチ24が術者の好みの最も操作し
やすい位置に配置される。このハンドスイッチ24の位置
決めと同時に、振動伝達部材16に送水する送水口32およ
び連絡路34も上方位置に配置することができる。したが
って、送水口金38に送られた外部の送水供給源からの送
水液は案内路48を介して環状溝したがって連絡路34に至
り、この連絡路34から送水口32を介して振動伝達部材16
に向け、この上方から供給される。
したがって、第３実施例のハンドピース10も操作性の
向上および振動伝達部材16の良好な冷却が可能となると
と共に、小型化されるにも係わらず、ハンドスイッチ24
と送水口金38とを別個の部材に形成でき、ハンドスイッ
チ24の位置決めの際に送水口金38が邪魔にならない。
向上および振動伝達部材16の良好な冷却が可能となると
と共に、小型化されるにも係わらず、ハンドスイッチ24
と送水口金38とを別個の部材に形成でき、ハンドスイッ
チ24の位置決めの際に送水口金38が邪魔にならない。
第13図は上記各実施例のハンドピース10に使用可能な
超音波振動子12を示す。
超音波振動子12を示す。
この超音波振動子12はホーン14のフランジ部14aに隣
接して電歪素子12aと電極12bとを交互に積層した構造を
持つ。これらの電歪素子12aと電極12bとは、一端をホー
ン14に固定したボルト12d上に装着され、これをナット
を兼ねる裏打板12cで強固に締め付けてある。この超音
波振動子12では各電極の折り曲げ部に半径Ｒの湾曲を付
してある。
接して電歪素子12aと電極12bとを交互に積層した構造を
持つ。これらの電歪素子12aと電極12bとは、一端をホー
ン14に固定したボルト12d上に装着され、これをナット
を兼ねる裏打板12cで強固に締め付けてある。この超音
波振動子12では各電極の折り曲げ部に半径Ｒの湾曲を付
してある。
このように電極12bの折り曲げ部を半径Ｒで湾曲形成
することにより、振動子12のインピーダンス値が下が
り、比較的低い電圧で駆動することができる。したがっ
て、振動子の絶縁破壊・漏れ電流が軽減でき、患者およ
び術者双方にとって安全性が増大する。
することにより、振動子12のインピーダンス値が下が
り、比較的低い電圧で駆動することができる。したがっ
て、振動子の絶縁破壊・漏れ電流が軽減でき、患者およ
び術者双方にとって安全性が増大する。
第14図乃至第22図は超音波治療器すなわち超音波手術
用ハンドピース50の開示例である。
用ハンドピース50の開示例である。
第14図のハンドピース50は送水管56をプローブ54に併
設した場合に、術者の視野を最大限に確保するものであ
る。
設した場合に、術者の視野を最大限に確保するものであ
る。
このハンドピース50は送水チューブ56が、本体部52の
内部から振動伝達部材すなわちプローブ54と先端シース
58との間の間隙を通して延出してある。送水チューブ56
の先端部は先端シース58からは突出せず、この内部に位
置する。
内部から振動伝達部材すなわちプローブ54と先端シース
58との間の間隙を通して延出してある。送水チューブ56
の先端部は先端シース58からは突出せず、この内部に位
置する。
第15図は第14図のハンドピース50の変形例である。こ
の場合には、先端シース58の先端部を更に細い細径部58
aに形成してある。
の場合には、先端シース58の先端部を更に細い細径部58
aに形成してある。
これらの第14図および第15図のハンドピース50は送水
管56が先端シース58内に配置され、先端を細く形成でき
るため、術者の視野を十分確保できると共に体内深部へ
の挿入が容易となる。
管56が先端シース58内に配置され、先端を細く形成でき
るため、術者の視野を十分確保できると共に体内深部へ
の挿入が容易となる。
第16図のハンドピース50は第14図および第15図と同様
に送水管56をプローブ54と先端シース58との間の間隙を
通して延出し、術野を最大限に確保することを目的とし
たものであるが、この送水管56は先端シース58の先端部
よりも突出した構造を有する。この場合には、プローブ
54の中心軸54aを先端シース58の中心軸58aに対して偏心
させて配置する。
に送水管56をプローブ54と先端シース58との間の間隙を
通して延出し、術野を最大限に確保することを目的とし
たものであるが、この送水管56は先端シース58の先端部
よりも突出した構造を有する。この場合には、プローブ
54の中心軸54aを先端シース58の中心軸58aに対して偏心
させて配置する。
これにより、先端シース58の径をプローブ54の径と送
水管56の径との和よりやや大きな径に形成することがで
きる。
水管56の径との和よりやや大きな径に形成することがで
きる。
第17図は、振動子60を収容するケーシング62にマニホ
ールド部材64を装着容易としたハンドピース50である。
ールド部材64を装着容易としたハンドピース50である。
ケーシング62のフランジ部に振動子フランジ部61およ
びマニホールド部材フランジ部65を付きあて、ナット66
でこれらのフランジ部61,65をケーシング62に固定した
構造を有する。送水はカバー68に装着した送水口金70か
らマニホールド部材64の環状溝72を介して、このマニホ
ールド部材に装着された送水管56に連通する。
びマニホールド部材フランジ部65を付きあて、ナット66
でこれらのフランジ部61,65をケーシング62に固定した
構造を有する。送水はカバー68に装着した送水口金70か
らマニホールド部材64の環状溝72を介して、このマニホ
ールド部材に装着された送水管56に連通する。
これによれば、送水管56をプローブ54の下側に配置す
る場合に、ケーシング62の中心軸に対して振動子60とマ
ニホールド部材64とこれに続くシースとのそれぞれの中
心軸が偏位していても、マニホールド部材64をケーシン
グ62に対して回転方向に位置決めしつつ装着する必要が
なく、簡単に組立てられる。
る場合に、ケーシング62の中心軸に対して振動子60とマ
ニホールド部材64とこれに続くシースとのそれぞれの中
心軸が偏位していても、マニホールド部材64をケーシン
グ62に対して回転方向に位置決めしつつ装着する必要が
なく、簡単に組立てられる。
第18図乃至第22図は送水管56をマニホールド部材64に
対して着脱容易としたハンドピース50を示す。
対して着脱容易としたハンドピース50を示す。
このハンドピース50は第14図のものと同様に本体部52
の内部からプローブ54と先端シース58との間の間隙を通
して延出してある。送水管56は例えば第17図に示すよう
なマニホールド部材72に装着される。
の内部からプローブ54と先端シース58との間の間隙を通
して延出してある。送水管56は例えば第17図に示すよう
なマニホールド部材72に装着される。
第19図に示す送水管56の装着機構は、マニホールド部
材72にＯリング等の弾性体74を設け、この弾性体74内に
送水管56の基端部を差込むようにしてある。送水管56は
この弾性体74との摩擦力で脱落が防止され、同時に液密
を確保する。また、第20図の装着機構はマニホールド部
材64に送水管取付ピース64aを設け、この送水管取付ピ
ースを介して送水管56を着脱自在に装着したものであ
る。
材72にＯリング等の弾性体74を設け、この弾性体74内に
送水管56の基端部を差込むようにしてある。送水管56は
この弾性体74との摩擦力で脱落が防止され、同時に液密
を確保する。また、第20図の装着機構はマニホールド部
材64に送水管取付ピース64aを設け、この送水管取付ピ
ースを介して送水管56を着脱自在に装着したものであ
る。
第21図の装着機構は第19図とほぼ同様であるが、この
送水管56は基端側の挿入部を硬性のパイプ状に形成して
ある。更に、この硬性の挿入部は基端方向に向けて徐々
に外径を縮径させた傾斜面56aを有する。第21図の傾斜
面56aは軸線方向に対して比較的大きな傾斜角に形成し
てあるが、第22図に示す傾斜面56bのように軸線方向に
対する傾斜角を小さくしてもよい。
送水管56は基端側の挿入部を硬性のパイプ状に形成して
ある。更に、この硬性の挿入部は基端方向に向けて徐々
に外径を縮径させた傾斜面56aを有する。第21図の傾斜
面56aは軸線方向に対して比較的大きな傾斜角に形成し
てあるが、第22図に示す傾斜面56bのように軸線方向に
対する傾斜角を小さくしてもよい。
いずれの場合も送水管56は液密かつ着脱容易に装着さ
れ、破損した場合にも極めて簡単に交換できる。
れ、破損した場合にも極めて簡単に交換できる。
［発明の効果］ 以上明らかなように、本発明によれば手動回動部材を
回動してハンドスイッチ等の手動操作部材の位置を術者
の好みに応じてずらすことができ、また、送水口が手動
回動部材の内周面に開口し、かつ、この送水口と送水供
給源とを連通する連絡路がこの手動開口部材に埋設され
ているため、超音波手術用ハンドピースの操作性が向上
すると共に、良好な冷却効率が得られる。
回動してハンドスイッチ等の手動操作部材の位置を術者
の好みに応じてずらすことができ、また、送水口が手動
回動部材の内周面に開口し、かつ、この送水口と送水供
給源とを連通する連絡路がこの手動開口部材に埋設され
ているため、超音波手術用ハンドピースの操作性が向上
すると共に、良好な冷却効率が得られる。
第１図は本発明の第１実施例による超音波手術用ハンド
ピースの概略的な断面図、第２図は第１図のハンドピー
スに設けたハンドスイッチの電気的接続関係を示す配線
図、第３図は第１図のIII−III線に沿う概略的な断面
図、第４図は第１図のIV−IV線に沿う概略的な断面図、
第５図は第１実施例の変形例の超音波手術用ハンドピー
スの概略的な断面図、第６図乃至第８図は第１実施例の
外カバーの外形構造を例示する説明図である。第９図お
よび第10図は第２実施例の超音波手術用ハンドピースを
概略的に示し、第９図は一部の断面図、第10図はその外
観図である。第11図および第12図は第３実施例による超
音波手術用ハンドピースを示し、第11図はその一部の断
面図、第12図は第11図のXII−XII線に沿う断面図であ
る。第13図乃至第17図はそれぞれ超音波治療具の開示例
を示し、第13図は超音波振動子の電極の説明図、第14図
は送水管を内包した治療具の外観図、第15図は第14図の
治療具の変形例の一部の断面図、第16図は更に他の変形
例の外観図、第17図は組立て容易な超音波治療具の一部
の断面図である。第18図乃至第22図は超音波治療具の更
に他の開示例を示し、第18図は外観図、第19図乃至第21
図はそれぞれ送水管装着機構の概略的な断面図、第22図
は送水管の一部の断面図である。 10……ハンドピース、12……超音波振動子、14……ホー
ン、16……振動伝達部材、18……内カバー、20……外カ
バー、22……先端シース、24……ハンドスイッチ（手動
操作部材）、26,28……スリップリング、32……送水
口、34……連絡路、36……環状溝、38……送水口金、40
……Ｏリング。
ピースの概略的な断面図、第２図は第１図のハンドピー
スに設けたハンドスイッチの電気的接続関係を示す配線
図、第３図は第１図のIII−III線に沿う概略的な断面
図、第４図は第１図のIV−IV線に沿う概略的な断面図、
第５図は第１実施例の変形例の超音波手術用ハンドピー
スの概略的な断面図、第６図乃至第８図は第１実施例の
外カバーの外形構造を例示する説明図である。第９図お
よび第10図は第２実施例の超音波手術用ハンドピースを
概略的に示し、第９図は一部の断面図、第10図はその外
観図である。第11図および第12図は第３実施例による超
音波手術用ハンドピースを示し、第11図はその一部の断
面図、第12図は第11図のXII−XII線に沿う断面図であ
る。第13図乃至第17図はそれぞれ超音波治療具の開示例
を示し、第13図は超音波振動子の電極の説明図、第14図
は送水管を内包した治療具の外観図、第15図は第14図の
治療具の変形例の一部の断面図、第16図は更に他の変形
例の外観図、第17図は組立て容易な超音波治療具の一部
の断面図である。第18図乃至第22図は超音波治療具の更
に他の開示例を示し、第18図は外観図、第19図乃至第21
図はそれぞれ送水管装着機構の概略的な断面図、第22図
は送水管の一部の断面図である。 10……ハンドピース、12……超音波振動子、14……ホー
ン、16……振動伝達部材、18……内カバー、20……外カ
バー、22……先端シース、24……ハンドスイッチ（手動
操作部材）、26,28……スリップリング、32……送水
口、34……連絡路、36……環状溝、38……送水口金、40
……Ｏリング。
Claims (1)
- 【請求項１】超音波振動子と、この超音波振動子の振動
を先端側に伝達する振動伝達部材とを有する超音波手術
用ハンドピースにおいて、前記超音波振動子の外周部に
回転自在に配置された手動回動部材と、この手動回動部
材に設けられ、前記超音波振動子を操作する手動操作部
材と、前記手動回動部材の内周面に設けられ、前記振動
伝達部材に対向する位置に開口する送水口と、前記手動
回動部材に埋設され、前記送水口と送水供給源とを連通
する連絡路とを具備したことを特徴とする超音波手術用
ハンドピース。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201132A JP3021571B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 超音波手術用ハンドピース |
| DE4040537A DE4040537C3 (de) | 1990-02-02 | 1990-12-18 | Ultraschallbehandlungsvorrichtung |
| DE4042435A DE4042435C3 (de) | 1990-02-02 | 1990-12-18 | Ultraschallbehandlungsvorrichtung |
| US08/094,910 US5391144A (en) | 1990-02-02 | 1993-07-20 | Ultrasonic treatment apparatus |
| US08/703,583 US5688235A (en) | 1990-02-02 | 1996-08-27 | Ultrasonic treatment apparatus |
| US08/911,135 US5836897A (en) | 1990-02-02 | 1997-08-14 | Ultrasonic treatment apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201132A JP3021571B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 超音波手術用ハンドピース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489041A JPH0489041A (ja) | 1992-03-23 |
| JP3021571B2 true JP3021571B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16435939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2201132A Expired - Fee Related JP3021571B2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-07-31 | 超音波手術用ハンドピース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021571B2 (ja) |
Families Citing this family (148)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4559561B2 (ja) * | 1999-08-10 | 2010-10-06 | 東芝医用システムエンジニアリング株式会社 | 画像診断装置 |
| US9060770B2 (en) | 2003-05-20 | 2015-06-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Robotically-driven surgical instrument with E-beam driver |
| US20070084897A1 (en) | 2003-05-20 | 2007-04-19 | Shelton Frederick E Iv | Articulating surgical stapling instrument incorporating a two-piece e-beam firing mechanism |
| US11896225B2 (en) | 2004-07-28 | 2024-02-13 | Cilag Gmbh International | Staple cartridge comprising a pan |
| US10159482B2 (en) | 2005-08-31 | 2018-12-25 | Ethicon Llc | Fastener cartridge assembly comprising a fixed anvil and different staple heights |
| US11246590B2 (en) | 2005-08-31 | 2022-02-15 | Cilag Gmbh International | Staple cartridge including staple drivers having different unfired heights |
| US7669746B2 (en) | 2005-08-31 | 2010-03-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Staple cartridges for forming staples having differing formed staple heights |
| US20070106317A1 (en) | 2005-11-09 | 2007-05-10 | Shelton Frederick E Iv | Hydraulically and electrically actuated articulation joints for surgical instruments |
| US8820603B2 (en) | 2006-01-31 | 2014-09-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Accessing data stored in a memory of a surgical instrument |
| US7845537B2 (en) | 2006-01-31 | 2010-12-07 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument having recording capabilities |
| US8708213B2 (en) | 2006-01-31 | 2014-04-29 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument having a feedback system |
| US8186555B2 (en) | 2006-01-31 | 2012-05-29 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Motor-driven surgical cutting and fastening instrument with mechanical closure system |
| US11793518B2 (en) | 2006-01-31 | 2023-10-24 | Cilag Gmbh International | Powered surgical instruments with firing system lockout arrangements |
| US20110290856A1 (en) | 2006-01-31 | 2011-12-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Robotically-controlled surgical instrument with force-feedback capabilities |
| US20120292367A1 (en) | 2006-01-31 | 2012-11-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Robotically-controlled end effector |
| US10568652B2 (en) | 2006-09-29 | 2020-02-25 | Ethicon Llc | Surgical staples having attached drivers of different heights and stapling instruments for deploying the same |
| US8684253B2 (en) | 2007-01-10 | 2014-04-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with wireless communication between a control unit of a robotic system and remote sensor |
| US20080169332A1 (en) | 2007-01-11 | 2008-07-17 | Shelton Frederick E | Surgical stapling device with a curved cutting member |
| US11672531B2 (en) | 2007-06-04 | 2023-06-13 | Cilag Gmbh International | Rotary drive systems for surgical instruments |
| US8931682B2 (en) | 2007-06-04 | 2015-01-13 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Robotically-controlled shaft based rotary drive systems for surgical instruments |
| US11849941B2 (en) | 2007-06-29 | 2023-12-26 | Cilag Gmbh International | Staple cartridge having staple cavities extending at a transverse angle relative to a longitudinal cartridge axis |
| US8636736B2 (en) | 2008-02-14 | 2014-01-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Motorized surgical cutting and fastening instrument |
| BRPI0901282A2 (pt) | 2008-02-14 | 2009-11-17 | Ethicon Endo Surgery Inc | instrumento cirúrgico de corte e fixação dotado de eletrodos de rf |
| US8210411B2 (en) | 2008-09-23 | 2012-07-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Motor-driven surgical cutting instrument |
| US9005230B2 (en) | 2008-09-23 | 2015-04-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Motorized surgical instrument |
| US11648005B2 (en) | 2008-09-23 | 2023-05-16 | Cilag Gmbh International | Robotically-controlled motorized surgical instrument with an end effector |
| US9386983B2 (en) | 2008-09-23 | 2016-07-12 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Robotically-controlled motorized surgical instrument |
| US8608045B2 (en) | 2008-10-10 | 2013-12-17 | Ethicon Endo-Sugery, Inc. | Powered surgical cutting and stapling apparatus with manually retractable firing system |
| US8657176B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-02-25 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Tissue thickness compensator for a surgical stapler |
| US11812965B2 (en) | 2010-09-30 | 2023-11-14 | Cilag Gmbh International | Layer of material for a surgical end effector |
| US11849952B2 (en) | 2010-09-30 | 2023-12-26 | Cilag Gmbh International | Staple cartridge comprising staples positioned within a compressible portion thereof |
| US10945731B2 (en) | 2010-09-30 | 2021-03-16 | Ethicon Llc | Tissue thickness compensator comprising controlled release and expansion |
| US9272406B2 (en) | 2010-09-30 | 2016-03-01 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Fastener cartridge comprising a cutting member for releasing a tissue thickness compensator |
| US9320523B2 (en) | 2012-03-28 | 2016-04-26 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Tissue thickness compensator comprising tissue ingrowth features |
| US9629814B2 (en) | 2010-09-30 | 2017-04-25 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Tissue thickness compensator configured to redistribute compressive forces |
| CA2834649C (en) | 2011-04-29 | 2021-02-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Staple cartridge comprising staples positioned within a compressible portion thereof |
| MX350846B (es) | 2012-03-28 | 2017-09-22 | Ethicon Endo Surgery Inc | Compensador de grosor de tejido que comprende cápsulas que definen un ambiente de baja presión. |
| BR112014024102B1 (pt) | 2012-03-28 | 2022-03-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc | Conjunto de cartucho de prendedores para um instrumento cirúrgico, e conjunto de atuador de extremidade para um instrumento cirúrgico |
| US9101358B2 (en) | 2012-06-15 | 2015-08-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Articulatable surgical instrument comprising a firing drive |
| US20140001231A1 (en) | 2012-06-28 | 2014-01-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Firing system lockout arrangements for surgical instruments |
| US9289256B2 (en) | 2012-06-28 | 2016-03-22 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical end effectors having angled tissue-contacting surfaces |
| BR112015026109B1 (pt) | 2013-04-16 | 2022-02-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc | Instrumento cirúrgico |
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