JP3021564B2 - ヘッドスイッチングパルス伝送装置 - Google Patents
ヘッドスイッチングパルス伝送装置Info
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- JP3021564B2 JP3021564B2 JP2188392A JP18839290A JP3021564B2 JP 3021564 B2 JP3021564 B2 JP 3021564B2 JP 2188392 A JP2188392 A JP 2188392A JP 18839290 A JP18839290 A JP 18839290A JP 3021564 B2 JP3021564 B2 JP 3021564B2
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- Japan
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- head switching
- switching pulse
- rotary transformer
- serial
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録装置で使用するロータリートラン
スのロータ側にヘッドスイッチングパルスを伝送する装
置に関する。
スのロータ側にヘッドスイッチングパルスを伝送する装
置に関する。
従来の技術 ロータリートランスのロータ側で複数個のヘッドを切
り換えて記録、再生を行なう場合、各ヘッドの切り換え
に必要なヘッドスイッチングパルスをロータ側に伝送す
る手段としてロータリートランスを用いて伝送する方法
が知られている。
り換えて記録、再生を行なう場合、各ヘッドの切り換え
に必要なヘッドスイッチングパルスをロータ側に伝送す
る手段としてロータリートランスを用いて伝送する方法
が知られている。
以下その構成の一例について第３図、第４図、第５図
を用いて説明する。第５図に示すように４個の回転ヘッ
ドA,A′,B,B′がヘッドシリンダ52に取り付けられてお
り、磁気テープ51を約180度巻き付けて走行させる。ヘ
ッドＡとＢ、およびＡ′とＢ′はそれぞれ180度対向し
て取り付けられ、ヘッドシリンダ52の回転180度ごとに
ヘッドＡとＢおよびＡ′とＢ′はそれぞれ第３図に示す
ヘッドスイッチング信号11および12により切り換えられ
て使用される。第３図において、ヘッドＡ′とＢ′で再
生された信号は再生アンプ16で増幅され、ロータリート
ランス７を介してステータ側に伝達され、再生バッファ
４を通って再生信号１となる。記録信号２は記録バッフ
ァ５を通しロータリートランス７を介してロータ側に伝
達され、記録アンプ17で必要な信号レベルまで増幅した
後ヘッドＡとＢに供給される。
を用いて説明する。第５図に示すように４個の回転ヘッ
ドA,A′,B,B′がヘッドシリンダ52に取り付けられてお
り、磁気テープ51を約180度巻き付けて走行させる。ヘ
ッドＡとＢ、およびＡ′とＢ′はそれぞれ180度対向し
て取り付けられ、ヘッドシリンダ52の回転180度ごとに
ヘッドＡとＢおよびＡ′とＢ′はそれぞれ第３図に示す
ヘッドスイッチング信号11および12により切り換えられ
て使用される。第３図において、ヘッドＡ′とＢ′で再
生された信号は再生アンプ16で増幅され、ロータリート
ランス７を介してステータ側に伝達され、再生バッファ
４を通って再生信号１となる。記録信号２は記録バッフ
ァ５を通しロータリートランス７を介してロータ側に伝
達され、記録アンプ17で必要な信号レベルまで増幅した
後ヘッドＡとＢに供給される。
次に、ヘッドスイッチングパルスをロータリートラン
ス７のステータ側からロータ側へ伝送する方法について
説明する。シリアルヘッドスイッチングパルス３は、第
４図に示すように、ステータ側で必要なヘッドスイッチ
ング信号11,12の立ち上がり部および立ち下がり部に当
る部分をパルスに置き換えたものであり、バッファ６を
介してロータリートランス７に伝送されるが、ロータリ
ートランス７を介することによって微分され、第４図に
示すようなシリアルヘッドスイッチング微分信号８にな
る。この微分された波形は量子化帰還回路13によって矩
形波に戻され、第４図のようなシリアルヘッドスイッチ
ングパルス９になる。シリアルヘッドスイッチングパル
ス９をシフトレジスタなどで構成したシリアル−パラレ
ル変換器14によりヘッドスイッチング信号11,12に変換
する。この例の場合、シリアルヘッドスイッチングパル
ス３にはヘッドシリンダ１回転当り４個のパルスがある
が、その内の１個のパルスの幅を他の３個のパルス幅よ
りも広くしており、常にこの幅広のパルスの立ち上がり
がヘッドＡ′とＢ′の切り換え点になるように、リセッ
ト検出回路15で幅広パルスから第４図に示すリセットパ
ルス10を作り、シリアル−パラレル変換器14をリセット
している。
ス７のステータ側からロータ側へ伝送する方法について
説明する。シリアルヘッドスイッチングパルス３は、第
４図に示すように、ステータ側で必要なヘッドスイッチ
ング信号11,12の立ち上がり部および立ち下がり部に当
る部分をパルスに置き換えたものであり、バッファ６を
介してロータリートランス７に伝送されるが、ロータリ
ートランス７を介することによって微分され、第４図に
示すようなシリアルヘッドスイッチング微分信号８にな
る。この微分された波形は量子化帰還回路13によって矩
形波に戻され、第４図のようなシリアルヘッドスイッチ
ングパルス９になる。シリアルヘッドスイッチングパル
ス９をシフトレジスタなどで構成したシリアル−パラレ
ル変換器14によりヘッドスイッチング信号11,12に変換
する。この例の場合、シリアルヘッドスイッチングパル
ス３にはヘッドシリンダ１回転当り４個のパルスがある
が、その内の１個のパルスの幅を他の３個のパルス幅よ
りも広くしており、常にこの幅広のパルスの立ち上がり
がヘッドＡ′とＢ′の切り換え点になるように、リセッ
ト検出回路15で幅広パルスから第４図に示すリセットパ
ルス10を作り、シリアル−パラレル変換器14をリセット
している。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、シリアルヘッドスイッチ
ングパルス３の周波数が低いために、ロータリートラン
ス７のヘッドスイッチング伝送用チャンネルの巻線数を
多くしないと、ロータリートランス７を介してロータ側
にシリアルヘッドスイッチングパルス３を伝達すること
ができず、磁気記録再生装置の小型、軽量化の妨げにな
っている。また、一般にロータリートランスのクロスト
ークは低周波域では悪く、しかも巻線数が増えるほど悪
化するため、シリアルヘッドスイッチングパルス３が記
録信号２や再生信号１に飛び込み、悪影響を与えてい
る。
ングパルス３の周波数が低いために、ロータリートラン
ス７のヘッドスイッチング伝送用チャンネルの巻線数を
多くしないと、ロータリートランス７を介してロータ側
にシリアルヘッドスイッチングパルス３を伝達すること
ができず、磁気記録再生装置の小型、軽量化の妨げにな
っている。また、一般にロータリートランスのクロスト
ークは低周波域では悪く、しかも巻線数が増えるほど悪
化するため、シリアルヘッドスイッチングパルス３が記
録信号２や再生信号１に飛び込み、悪影響を与えてい
る。
本発明は上記課題を解決するもので、ロータリートラ
ンスでのクロストークが小さく、またロータリートラン
スを小型化することができるヘッドスイッチングパルス
伝送装置を提供することを目的とするものである。
ンスでのクロストークが小さく、またロータリートラン
スを小型化することができるヘッドスイッチングパルス
伝送装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のヘッドスイッチ
ングパルス伝送装置は、シリアルヘッドスイッチングパ
ルスの周波数を従来のｎ倍（ｎ≧２の整数）にしてロー
タリートランスに供給し、ロータリートランスのロータ
側に1/n分周回路を備えたものである。
ングパルス伝送装置は、シリアルヘッドスイッチングパ
ルスの周波数を従来のｎ倍（ｎ≧２の整数）にしてロー
タリートランスに供給し、ロータリートランスのロータ
側に1/n分周回路を備えたものである。
作用 本発明は上記の構成により、ロータリートランスに供
給するシリアルヘッドスイッチングパルスの周波数を高
くしているので、ロータリートランスのヘッドスイッチ
ング用チャンネルの巻線数が少なくでき、また、ロータ
リートランスでの他のチャンネルへのクロストークを小
さくすることができるものである。
給するシリアルヘッドスイッチングパルスの周波数を高
くしているので、ロータリートランスのヘッドスイッチ
ング用チャンネルの巻線数が少なくでき、また、ロータ
リートランスでの他のチャンネルへのクロストークを小
さくすることができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明の一実施例の４個のヘッドA,B,A′,
B′を使用した回転ヘッド型磁気記録装置に適用したヘ
ッドスイッチングパルス伝送装置のブロック図を示し、
シリアルヘッドスイッチングパルスの周波数を従来の４
倍にした場合について説明する。第１図において、第３
図と同番号のものは同じものまたは同等の働きをするも
のであり、その詳細な説明は省略する。
B′を使用した回転ヘッド型磁気記録装置に適用したヘ
ッドスイッチングパルス伝送装置のブロック図を示し、
シリアルヘッドスイッチングパルスの周波数を従来の４
倍にした場合について説明する。第１図において、第３
図と同番号のものは同じものまたは同等の働きをするも
のであり、その詳細な説明は省略する。
第１図において、シリアルヘッドスイッチングパルス
20は、第２図に示すように、従来の場合のシリアルヘッ
ドスイッチングパルス３の４倍の周波数になっており、
バッファ23を介してロータリートランス７に供給されて
いる。ロータリートランス７のシリアルヘッドスイッチ
ングチャンネルのロータ側には、ロータリートランス７
で微分された第２図のようなシリアルヘッドスイッチン
グ微分信号24を矩形波に戻すための量子化帰還回路25が
設けられており、第２図に示すようなシリアルヘッドス
イッチングパルス26を出力する。シリアルヘッドスイッ
チングパルス26は1/4分周回路27に入力され、第２図に
示すような、従来と同じ周波数のシリアルヘッドスイッ
チングパルス28が得られる。このシリアルヘッドスイッ
チングパルス28はシリアル−パラレル変換回路29へ入力
されて第２図に示すようなヘッドスイッチング信号32,3
1に変換されるとともに、リセット検出回路30に入力さ
れ、その幅広パルスが検出されて、第２図に示すような
リセットパルス33が形成され、シリアル−パラレル変換
回路29をリセットする。このヘッドスイッチング信号32
によりヘッドA,Bをシリンダの回転180度ごとに切り換
え、同様に、ヘッドスイッチング信号31により、ヘッド
Ａ′,B′をシリンダの回転180度ごとに切り換える。
20は、第２図に示すように、従来の場合のシリアルヘッ
ドスイッチングパルス３の４倍の周波数になっており、
バッファ23を介してロータリートランス７に供給されて
いる。ロータリートランス７のシリアルヘッドスイッチ
ングチャンネルのロータ側には、ロータリートランス７
で微分された第２図のようなシリアルヘッドスイッチン
グ微分信号24を矩形波に戻すための量子化帰還回路25が
設けられており、第２図に示すようなシリアルヘッドス
イッチングパルス26を出力する。シリアルヘッドスイッ
チングパルス26は1/4分周回路27に入力され、第２図に
示すような、従来と同じ周波数のシリアルヘッドスイッ
チングパルス28が得られる。このシリアルヘッドスイッ
チングパルス28はシリアル−パラレル変換回路29へ入力
されて第２図に示すようなヘッドスイッチング信号32,3
1に変換されるとともに、リセット検出回路30に入力さ
れ、その幅広パルスが検出されて、第２図に示すような
リセットパルス33が形成され、シリアル−パラレル変換
回路29をリセットする。このヘッドスイッチング信号32
によりヘッドA,Bをシリンダの回転180度ごとに切り換
え、同様に、ヘッドスイッチング信号31により、ヘッド
Ａ′,B′をシリンダの回転180度ごとに切り換える。
このように、本実施例によれば、ロータリートランス
７のシリアルヘッドスイッチングパルス用チャンネルで
伝送する信号の周波数を従来の４倍にしているので、ロ
ータリートランス７の巻き線数を従来の1/2にできる。
なぜならばバッファ23からロータリートランス側を見た
ときのインピーダンスは周波数に比例し、巻き線数の２
乗に比例するので、バッファ23の負荷インピーダンスを
変えないという条件の下では周波数をｎ倍にすることに
より、巻き線数を にすることができるからである。
７のシリアルヘッドスイッチングパルス用チャンネルで
伝送する信号の周波数を従来の４倍にしているので、ロ
ータリートランス７の巻き線数を従来の1/2にできる。
なぜならばバッファ23からロータリートランス側を見た
ときのインピーダンスは周波数に比例し、巻き線数の２
乗に比例するので、バッファ23の負荷インピーダンスを
変えないという条件の下では周波数をｎ倍にすることに
より、巻き線数を にすることができるからである。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ロータリートランス
を介してロータ側に供給するシリアルヘッドスイッチン
グパルスの周波数を高くすることができるので、ロータ
リートランスのヘッドスイッチングチャンネルの巻き線
数を減らすことができ、ロータリートランスの小型・軽
量化およびヘッドスイッチングチャンネルと他のチャン
ネルとのクロストーク量の低減を可能にするものであ
る。
を介してロータ側に供給するシリアルヘッドスイッチン
グパルスの周波数を高くすることができるので、ロータ
リートランスのヘッドスイッチングチャンネルの巻き線
数を減らすことができ、ロータリートランスの小型・軽
量化およびヘッドスイッチングチャンネルと他のチャン
ネルとのクロストーク量の低減を可能にするものであ
る。
第１図は本発明の一実施例のヘッドスイッチングパルス
伝送装置のブロック図、第２図は同ヘッドスイッチパル
ス伝送装置のタイミングチャート、第３図は従来のヘッ
ドスイッチパルス伝送装置のブロック図、第４図は同従
来のヘッドスイッチパルス伝送装置のタイミングチャー
ト、第５図は磁気ヘッドの配置を示す図である。 ７……ロータリートランス、20,26……シリアルヘッド
スイッチングパルス、24……シリアルヘッドスイッチン
グ微分信号、25……量子化帰還回路、27……1/4分周回
路、28……シリアルヘッドスイッチングパルス、29……
シリアル−パラレル変換器、30……リセット検出回路、
31,32……ヘッドスイッチング信号、33……リセットパ
ルス。
伝送装置のブロック図、第２図は同ヘッドスイッチパル
ス伝送装置のタイミングチャート、第３図は従来のヘッ
ドスイッチパルス伝送装置のブロック図、第４図は同従
来のヘッドスイッチパルス伝送装置のタイミングチャー
ト、第５図は磁気ヘッドの配置を示す図である。 ７……ロータリートランス、20,26……シリアルヘッド
スイッチングパルス、24……シリアルヘッドスイッチン
グ微分信号、25……量子化帰還回路、27……1/4分周回
路、28……シリアルヘッドスイッチングパルス、29……
シリアル−パラレル変換器、30……リセット検出回路、
31,32……ヘッドスイッチング信号、33……リセットパ
ルス。
Claims (1)
- 【請求項１】複数個のチャンネルを持つロータリートラ
ンスと、前記ロータリートランスの出力に接続する量子
化帰還手段と、前記量子化帰還回路に接続する周波数分
周手段と、前記分周手段に接続するシリアル−パラレル
変換手段とを備え、前記ロータリートランスに入力する
シリアルヘッドスイッチングパルスとして、前記分周手
段による分周倍の周波数のヘッドスイッチングパルスを
使用するようにしたことを特徴とするヘッドスイッチン
グパルス伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2188392A JP3021564B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | ヘッドスイッチングパルス伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2188392A JP3021564B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | ヘッドスイッチングパルス伝送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0474339A JPH0474339A (ja) | 1992-03-09 |
| JP3021564B2 true JP3021564B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16222834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2188392A Expired - Fee Related JP3021564B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | ヘッドスイッチングパルス伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021564B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4889262B2 (ja) | 2005-08-19 | 2012-03-07 | 理研ビタミン株式会社 | 脂溶性薬剤組成物 |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP2188392A patent/JP3021564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0474339A (ja) | 1992-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |