JP3021161U - ポーラススタンプ用ホルダー - Google Patents

ポーラススタンプ用ホルダー

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JP3021161U
JP3021161U JP1995008875U JP887595U JP3021161U JP 3021161 U JP3021161 U JP 3021161U JP 1995008875 U JP1995008875 U JP 1995008875U JP 887595 U JP887595 U JP 887595U JP 3021161 U JP3021161 U JP 3021161U
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porous stamp
spring
holding
holder body
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JP1995008875U
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Inventor
和彦 今里
Original Assignee
株式会社ネクスト・アイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が減少すると共に、構造も簡単なポ
ーラススタンプ用ホルダーを提供する。 【解決手段】 金属押出型材から成るホルダー本体1
と、金属押出型材から成る保持部材2と、ホルダー本体
1の長手方向両端部に取付ける外側板4,4とを、接着
等で一体化する。ホルダー本体1と保持部材2との間に
一対形成されたスプリング収納溝5,5に、帯板部6と
帯板部6の上端から突出したバネ片7とをプラスチック
で一体成型した保持板材8,8を、上下スライド自在に
収納する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、インクを浸透させる機能を有するポーラススタンプ用ホルダーに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクを浸透させる機能を有するポーラスラバースタンプは、そのラバ ーを保持するホルダー等の部品点数が多く、そのため比較的高価であった。その 後、本考案者は実開平6−67049号(実願平5−16007号)として、新 しい構造のものを提案した。即ち、それは、図5に示すように、プラスチックの 押出成型によってホルダー24を一体化し、部品点数を減少させたポーラスラバー スタンプホルダーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
プラスチックの押出成型によって造られた従来の図5のスタンプホルダーは、 印版保護用のカバー(図示省略)を外してスタンプを立てた状態で、ポーラスラ バー20の印面25が紙15等に接触しないように、ホルダー24(印面25)を浮かせる ための帯板状の支持部材22及びホルダー24を上方へ弾発付勢するスプリング23が 設けられていた。しかしながら、この支持部材22及びスプリング23は、ホルダー 24に形成された極細い溝18,18中に組み込まれるため部品自体が小さく、それら を組み込むには手間となっていた。それに、部品点数が多くなり、コスト高にも なっていた。また、プラスチックの押出成型では精密な形状に成型することが困 難で、特に、極細い溝幅寸法の溝18の成型が至難であった。
【0004】 そこで本考案は、部品点数を減少すると共に、構造も簡単で、かつ、高精度の 溝幅寸法に極細い溝を作って支持部材のスムースな摺動を確保したポーラススタ ンプ用ホルダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案に係るポーラススタンプ用ホルダーは、金 属押出型材から成るホルダー本体と、金属押出型材から成るラバー収納用保持部 材と、上記ホルダー本体の長手方向両端部に取付ける外側板と、を接着等で一体 化して、上記ホルダー本体と上記保持部材との間に一対のスプリング収納溝を形 成し、この収納溝に、帯板部と該帯板部の上端から突出したバネ片とをプラスチ ックで一体成型した保持板材を、上下スライド自在に収納したものである。
【0006】 また、バネ片を、弯曲片持梁状として複数個列設すると共に、バネ片の先端に 膨出部を設けたものである。 また、バネ片を、両持梁状とすると共にその中間が凹凸波型に形成したもので ある。
【0007】 また、収納溝の溝幅寸法の、奥側を大とし、下方開口側を小としたものである 。そして、保持板材の厚み寸法の、上方側を大とし、下方側を小として段付部を 有するものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0009】 図1は、本考案に係るポーラススタンプ用ホルダーの一形態を示し、このポー ラススタンプ用ホルダーは、アルミニウム等の金属押出型材から成り縦断側面形 状が略A字型のホルダー本体1と、アルミニウム等の金属押出型材から成り、か つ、該ホルダー本体1の下部に設けられるラバー収納用保持部材2と、上記ホル ダー本体1と保持部材2の長手方向の両端部に取付けられる外側板4,4と、を 備えている。そして、上記ホルダー本体1、保持部材2及び外側板4,4は、夫 々接着やビス等で一体化されている。
【0010】 上記ホルダー本体1は、外側壁3,3中央に長手方向へ指掛け用の凹窪部9, 9が形成されていると共に、内側には、該ホルダー本体1を中空にし、かつ、左 右を連結する一文字状の補強壁部11が設けられている。また、ホルダー本体1の 下方は、上記保持部材2を収納するため下方開口凹溝状となっており、該保持部 材2の上部を嵌め込むための浅い凹溝10が上記補強壁部11に形成されている。さ らに、ホルダー本体1の上面には、見出し用シートを嵌め込むための浅い凹部12 が設けられている。
【0011】 上記保持部材2は、ポーラスラバー20を収納するため下方開口溝状となってい ると共に、上壁部13下部から突出した帯板状の押圧板部14,14を有している。ま た、保持部材2の外側壁16,16の下方には、外側へ折曲げて形成した段付部17, 17を有している。この段付部17,17にてポーラスラバー20の上面位置が規制され ている。このように、下方開口状の保持部材2の間口は奥よりも少し幅広くなっ ている。
【0012】 しかして、一体化したホルダー本体1と保持部材2との間、つまり、ホルダー 本体1外側壁3,3と保持部材2外側壁16,16との間に左右一対にスプリング収 納溝5,5が形成される。このスプリング収納溝5,5の溝幅寸法は、奥側5a が大となり、下方開口側5bが小となる。さらに、浅い凹溝10の左右内面が段付 部として、これに嵌め込まれる保持部材2の両角部が正確に位置決めされ、スプ リング収納溝5,5の溝幅寸法は左右均等でかつ高精度に維持できる。特に、仮 にホルダー本体1と保持部材2とを金属押出型材で一体に成型せんとした場合、 極細い下方開口側5bの溝幅は中子(押出口金)の強度と耐久性の面から製造が 至難であるが、本考案では別々に押出成型後に、凹溝10に嵌め込んで一体化し、 これを解決していると言える。
【0013】 図2の(イ)及び(ロ)は、上記スプリング収納溝5に収納する保持板材8の 左側面及び正面を夫々示している。この保持板材8は、帯板状の帯板部6を有す ると共に、該帯板部6の上端から弯曲片持梁状に突出したバネ片7…が複数個列 設されている。また、バネ片7…の先端には、円柱状又は球状等の膨出部19…が 設けられている。また、該保持板材8はその厚さ寸法が上方側を大とし、下方側 を小として段付部21を形成している。つまり保持板材8は、帯板部6の下端から 上端付近までの厚みを薄く、該上端付近からバネ片7先端までの厚みを厚くして 形成され、その厚みが変わる部分が段付部21となっている。これら帯板部6、バ ネ片7…及び膨出部19…は、プラスチックで一体成型して保持板材8となる。
【0014】 しかして、保持板材8,8は、図1に示す如く、スプリング収納溝5,5へ横 滑りさせて挿入される。このとき保持板材8の厚み寸法大の方を、収納溝5奥側 5aの溝幅寸法大の方に挿入し、かつ、保持部材2の段付部17と保持板材8の段 付部21とを対面させる向きにして挿入する。
【0015】 なお、収納溝5奥側5aの溝深さ寸法H1 と保持板材8の上方側高さ寸法H3 (厚み寸法大の部分の高さ)は略等しく設定され、収納溝5下方開口側5bの溝 深さ寸法H2 と保持板材8の下方側高さ寸法H4 (厚み寸法小の部分の高さ)は 、H2 <H4 に設定されている。
【0016】 ホルダー本体1、保持部材2及び外側板4,4を接着やビス等で一体化し、ポ ーラスラバー20を備えたものをサブユニット30と呼ぶと、該サブユニット30は保 持板材8,8によって支えられると共に、保持板材8のバネ片7…によって上方 へ弾発付勢されるため下方に下がらない。即ち、カバー31を外して紙等の上に立 てても、ポーラスラバー20印面25が紙等に接触しない。
【0017】 収納溝5に保持板材8を収納したサブユニット30は、図3に示すように、人の 力Fによって下方へ押下げられ、印面25が紙15へ当接する際、保持板材8のバネ 片7…が収納溝5の天井面26に押圧され、バネ片7…は夫々互いに向き合う方向 へ弯曲し、バネ片7,7同士が重なり合う。(又は、バネ片7,7の先端の膨出 部19,19相互が当接押合って、バネ片7,7の中間の弯曲形状が弾性的に変形す る。)このとき、バネ片7,7の先端に設けられた丸い形状の膨出部19,19は、 丸い形状であるため滑り易く、ホルダー本体1の一部(スプリング収納溝5の奥 内面)を摺動してバネ片7,7の変形を助ける。そして、力Fを除いてやると、 バネ片7…はサブユニット30(天井面26)を上方へ弾発付勢して印面25が紙15か ら離れる(図1参照)。つまり、保持板材8は収納溝5内に上下スライド自在に 収納されている。
【0018】 図4の(イ)(ロ)は、保持板材8のバネ片7の他の形状を示している。図4 の(イ)は、帯板部6上端から複数個の弯曲片持梁状のバネ片7が二股弓状にな って突出した形状であり、先端には丸い形状の膨出部19…が設けられている。ま た、(ロ)は、帯板部6の上縁の左右から1本の両持梁状のバネ片7の両端が設 けられ、その中間が凹凸波型の形状に形成されている。なお、バネ片7の形状は 、(イ)及び(ロ)に示した形状以外にも考えられるが、バネ片7を適度な弾発 力に設定してプラスチックで一体成型することが望ましい。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0020】 (請求項1記載のポーラススタンプ用ホルダーによれば)ホルダー本体1と保 持部材2を、アルミニウム等の金属で個々に押出成型してから一体化するため、 高精度を要する極細い溝───下方開口側5bの溝の部位───でも造ることが できる。これによってスムースに帯板部6が上下摺動できる。また、保持板材8 をプラスチックで一体成型することによって部品点数が減少できると共に、収納 溝5へスムースに出入りし安定姿勢で収納され、組み立てが容易である。また、 断続して使用する場合、カバー31をせずに立てて置いても、ポーラスラバー20印 面25が机や紙面に接触しないので、インクで汚れず、かつ、無駄なインクの流出 を防止できる。
【0021】 (請求項2又は4記載のポーラススタンプ用ホルダーによれば)構造も簡単で 、部品点数を減少できると共に、適度な弾発力によって、スタンプに軽く、かつ 、適度な力を付加できて綺麗に押印することができる。
【0022】 (請求項3記載のポーラススタンプ用ホルダーによれば)膨出部19はホルダー 本体1の溝奥面と摺動してバネ片7,7が変形し易い。また、膨出部19,19同士 がお互い当接し合っても、抵抗なく滑って容易にバネ片7,7同士が重なり合う ことができる。また、バネ片7が変な具合に折れ曲がるのを防止できる。従って 、スタンプをスムースに押圧して押印することができる。
【0023】 (請求項5又は6記載のポーラススタンプ用ホルダーによれば)収納溝5の下 方開口側5bの幅寸法を小とし、帯板部6の厚みを薄くすることによって、スタ ンプ使用の際、帯板部6が邪魔とならずに所定位置に押印することができる。ま た、収納溝5の奥側5aの幅寸法を大とし、保持板材8上方側の厚みを厚くする ことによって、バネ片7の強度を大きくすることができる。また、保持板材8の 段付部21と収納溝5内の段付部17が引っ掛かり合って保持板材8が収納溝5から 抜け落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るポーラススタンプ用ホルダーの実
施の一形態を示す断面側面図である。
【図2】保持板材の左側面図及び正面図である。
【図3】バネ片の弾性変形を示す要部断面図である。
【図4】バネ片の他の形状を示す正面図である。
【図5】従来例を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 ホルダー本体 2 ラバー収納用保持部材 4 外側板 5 スプリング収納溝 5a 奥側 5b 下方開口側 6 帯板部 7 バネ片 8 保持板材 19 膨出部 21 段付部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属押出型材から成るホルダー本体1
    と、金属押出型材から成るラバー収納用保持部材2と、
    上記ホルダー本体1の長手方向両端部に取付ける外側板
    4,4と、を接着等で一体化して、上記ホルダー本体1
    と上記保持部材2との間に一対のスプリング収納溝5,
    5を形成し、この収納溝5,5に、帯板部6と該帯板部
    6の上端から突出したバネ片7とをプラスチックで一体
    成型した保持板材8,8を、上下スライド自在に収納し
    たことを特徴とするポーラススタンプ用ホルダー。
  2. 【請求項2】 バネ片7を、弯曲片持梁状として複数個
    列設した請求項1記載のポーラススタンプ用ホルダー。
  3. 【請求項3】 バネ片7の先端に膨出部19を設けた請求
    項2記載のポーラススタンプ用ホルダー。
  4. 【請求項4】 バネ片7を、両持梁状とすると共にその
    中間が凹凸波型に形成した請求項1記載のポーラススタ
    ンプ用ホルダー。
  5. 【請求項5】 収納溝5の溝幅寸法の、奥側5aを大と
    し、下方開口側5bを小とした請求項1記載のポーラス
    スタンプ用ホルダー。
  6. 【請求項6】 保持板材8の厚み寸法の、上方側を大と
    し、下方側を小として段付部21を有する請求項5記載の
    ポーラススタンプ用ホルダー。
JP1995008875U 1995-07-31 1995-07-31 ポーラススタンプ用ホルダー Expired - Lifetime JP3021161U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06176207A (ja) * 1992-12-02 1994-06-24 Tatsuno Co Ltd Icカードリーダライタ用接点清掃具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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