JP3021133U - 強酸性水生成機 - Google Patents

強酸性水生成機

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JP3021133U JP1995007890U JP789095U JP3021133U JP 3021133 U JP3021133 U JP 3021133U JP 1995007890 U JP1995007890 U JP 1995007890U JP 789095 U JP789095 U JP 789095U JP 3021133 U JP3021133 U JP 3021133U
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徹 武富
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気系が水路系からの漏水を被らないように
すること。 【構成】 塩水槽15から供給する高濃度の塩水と清水
供給管16を介して供給する清水とを混合して形成した
所定濃度の塩水を電解槽17内に供給し、該電解槽17
での電気分解により生成した強酸性水を切換弁18を介
して強酸性水槽20内に貯留し、該強酸性水槽20の強
酸性水を蛇口から吐出させるように構成した水路系A
と、該水路系Aを制御するため制御器21、電解槽用メ
インスイッチング電源22、ノイズフィルター23、開
閉器24、ブレーカー25、ヒューズ26及びトランス
27などの電気系Bとをケーシング1内に収納した強酸
性水生成機において、前記電気系Bが水路系Aからの漏
水を被らない位置に設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば病院などで消毒液として使用する強酸性水を生成するための 強酸性水生成機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば病院では細菌やウイルスの繁殖による院内感染を防ぐため、医療従事者 や患者の手などを薬液からなる消毒液で消毒しているが、その薬液に対して細菌 やウイルスが強い耐性を示し、特に、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 )という厄介な菌の感染が増加している。
【0003】 そこで、殺菌性を有する強酸性水を消毒液として使用することが考えられてお り、その強酸性水を生成する強酸性水生成機の一例として図3に示すものがある 。これは、矩形箱状のキャスター2付き基台部1aと、該基台部1aの後部から 立ち上がる立上り部1bとからなるケーシング1を有し、前記立上り部1bには 、その前面に塩水注入部3、操作盤4、強酸性水用第1蛇口5及び強アルカリ水 用蛇口6が設けられ、前記基台部1aには、その上部に手洗台7が設けられ、そ の前面上部に強酸性水用第2蛇口8が設けられ、その側面にコック9a付き可撓 性空気抜きパイプ9が設けられている。また、10は第1蛇口5用のフットスイ ッチ、11は第2蛇口8用のプッシュスイッチ、12は基台部1aの前面下部に 開閉可能に設けた開閉扉、13は空気抜きパイプ9を着脱可能に保持するホルダ ーである。
【0004】 前記ケーシング1の内部には、図4(a)及び(b)に示すように、前記塩水 注入部3に連通する塩水槽15から供給する高濃度の塩水と清水供給管16を介 して供給する清水とを混合して形成した所定濃度の塩水を電解槽17内に供給し 、該電解槽17での電気分解により生成した強酸性水を三方切換弁18a,18 b及び二方切換弁18c,18dからなる切換弁18を介して強酸性水槽20内 に貯留し、該強酸性水槽20の強酸性水を第1、第2の蛇口5,8から吐出させ るように構成した水路系Aと、該水路系Aを制御するためマイクロコンピュータ からなる制御器21、電解槽用メインスイッチング電源22、ノイズフィルター 23、開閉器24、ブレーカー25、ヒューズ26及びトランス27などの電気 系Bとが収納されている。なお、28は電源コードである。
【0005】 従来、ケーシング1に設けた上中下の各棚30〜32のうち、その上棚30上 に、水路系Aの塩水槽15、電解槽17及び切換弁18と電気系Bのブレーカー 25、ヒューズ26及びトランス27とが配置されると共に、その上棚30の下 面に電気系Bのノイズフィルター23が配置され、また、前記中棚31上の支持 枠33に電気系Bの開閉器24が配置されると共に、その中棚31に対向する裏 蓋34に電気系Bの制御器21が配置され、更に、下棚32上に、水路系Aの清 水供給管16及び強酸性水槽20と電気系Bの電解槽用メインスイッチング電源 22とが配置されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、水路系Aと電気系Bとが複雑に交錯しており、特に、ケ ーシング1内の上部に水路系Aの電解槽17や切換弁18が配置されているため 、それから漏水が生じた場合、その漏水した強酸性水により電気系Bの制御器2 1、ノイズフィルター23、開閉器24及びトランス27などが腐食されたり漏 電が生じたりする虞れがあった。
【0007】 本考案は、上記従来の欠点に鑑み、電気系が水路系からの漏水を被らないよう にした強酸性水生成機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、塩水槽から供給する高濃度 の塩水と清水供給管を介して供給する清水とを混合して形成した所定濃度の塩水 を電解槽内に供給し、該電解槽での電気分解により生成した強酸性水を切換弁を 介して強酸性水槽内に貯留し、該強酸性水槽の強酸性水を蛇口から吐出させるよ うに構成した水路系と、該水路系を制御するため制御器、電解槽用メインスイッ チング電源、ノイズフィルター、開閉器、ブレーカー、ヒューズ及びトランスな どの電気系とをケーシング内に収納した強酸性水生成機において、前記電気系が 水路系からの漏水を被らない位置に設けられていることを特徴としている。
【0009】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、前記電解槽がケーシン グ内の中間高さ位置より下方に配置され、前記制御器がケーシング内の電解槽よ りも上方に配置されていることを特徴としている。
【0010】 請求項3記載の考案は、請求項1または2記載の考案において、前記切換弁が ケーシング内の中間高さ位置より下方に配置され、前記ノイズフィルターがケー シング内の前記切換弁の側方またはそれよりも上方に配置されていることを特徴 としている。
【0011】
【作用】
請求項1記載の考案において、塩水槽から供給する高濃度の塩水と清水供給管 を介して供給する清水とが混合されて所定濃度の塩水が形成され、その塩水は電 解槽内に供給されて電気分解され、それにより生成された強酸性水が切換弁を介 して強酸性水槽内に貯留される。そして、蛇口を開放することにより、その蛇口 から強酸性水を吐出させることができる。
【0012】 この場合、上記塩水槽、清水供給管、電解槽、強酸性水槽及び蛇口などの水路 系から漏水が生じても、その水路系を制御する制御器、電解槽用メインスイッチ ング電源、ノイズフィルター、開閉器、ブレーカー、ヒューズ及びトランスなど の電気系が漏水を被らない位置に設けられているので、その電気系が漏水した強 酸性水により腐食されたり漏電したりする虞れがなく、強酸性水の生成機能を長 期にわたって維持することができる。
【0013】 請求項2記載の考案によれば、前記電解槽がケーシング内の中間高さ位置より 下方に配置され、前記制御器がケーシング内の電解槽よりも上方に配置されてい るため、電解槽から漏水が生じても、その漏水した強酸性水により制御器が腐食 されたり漏電したりする虞れがない。
【0014】 請求項3記載の考案によれば、前記切換弁がケーシング内の中間高さ位置より 下方に配置され、前記ノイズフィルターがケーシング内の前記切換弁の側方また はそれよりも上方に配置されているから、切換弁から漏水が生じても、その漏水 した強酸性水によりノイズフィルターが腐食されたり漏電したりする虞れがない 。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1(a)及び(b)は本 考案の一実施例である強酸性水生成機を示すものであって、水路系Aの塩水槽1 5、清水供給管16、電解槽17、切換弁18及び強酸性水槽20と、電気系B の制御器21、電解槽用メインスイッチング電源22、ノイズフィルター23、 開閉器24、ブレーカー25、ヒューズ26及びトランス27とは次のように配 置されている。
【0016】 即ち、前記電解槽17はケーシング1の後壁と該後壁に開閉可能に設けた後扉 35との間の中間高さ位置に配置され、前記制御器21及びトランス27はケー シング1内の上棚30上の仕切壁36により密閉された密閉空間37に配置され ており、電解槽17から漏水が生じても、その漏水した強酸性水がケーシング1 内に浸入することがなく、その漏水した強酸性水により制御器21及びトランス 27が腐食されたり漏電したりする虞れがない。また、前記後扉35を開放して 、電解槽17の保守点検及び電解液の補充などを簡単に行うことができる。
【0017】 前記切換弁18(三方切換弁18a,18b及び二方切換弁18c,18d) はケーシング1内の中棚31上の塩水槽15の下方に配置され、前記ノイズフィ ルター23及び開閉器24は中棚31上の中央部に設けた支持枠33に配置され ており、そのノイズフィルター23及び開閉器24と切換弁18(及び電解槽1 7)とが離れているから、切換弁18(及び電解槽17)から漏水が生じても、 その漏水した強酸性水によりノイズフィルター23及び開閉器24が腐食された り漏電したりする虞れがない。
【0018】 前記ブレーカー25及びヒューズ26は、中棚31上のケーシング1の後壁に 配置されており、電解槽17及び切換弁18から離れているから、それらから漏 水が生じても、その漏水した強酸性水によりブレーカー25及びヒューズ26が 腐食されたり漏電したりする虞れがない。
【0019】 前記清水供給管16及び強酸性水槽20と電解槽用メインスイッチング電源2 2とは従来通りケーシング1内の下棚32上に配置されている。この場合、電解 槽用メインスイッチング電源22は、中棚31の下に配置されているから、電解 槽17や切換弁18から漏水した強酸性水により腐食されたり漏電したりする虞 れがない。なお、その電解槽用メインスイッチング電源22をステンレス板など からなる防食ケース内に入れておくことが好ましい。これによって、漏水した清 水や強酸性水により電解槽用メインスイッチング電源22が腐食されたり漏電し たりするのを確実に防止することができる。
【0020】 前記塩水槽15は、上棚30上に配置され、図3に示すように、該塩水槽15 に接続した塩水注入管15aが斜め前方に延ばされて塩水注入部3の底壁3aを 貫通して外部に露出され、また、前記塩水注入部3の底壁3aが立上り部1bの 前壁を窪ませることにより形成されて手洗台7に向けて斜め下方に傾斜されてい るため、塩水注入管15aから塩水槽15内に高濃度の塩水を注入する際に、た とえ塩水がこぼれたとしても、そのこぼれた塩水が塩水注入部3の底壁3a上を 通って手洗台7に排出され、ケーシング1内の内部機器に塩水がかかることによ る漏電などの事故を防ぐことができる。
【0021】 水路系Aの詳細を図2に基づいて説明すると、前記清水供給管16は、その一 端部が水道蛇口40に接続されると共に、その他端部が電解槽17に接続され、 その清水供給管16には、上流側から下流側に向かって電磁開閉弁41、減圧弁 42、定流量弁43及び流量センサー44が設けられており、前記減圧弁42及 び定流量弁43により水道水の水圧を所定圧以下に減圧し、前記流量センサー4 4により断水や水圧の著しい低下を検知し、その検知信号に基づいて前記電磁開 閉弁41を閉鎖して強酸性水生成機の運転を中断することができるようになって いる。
【0022】 前記清水供給管16の流量センサー44より下流側と前記塩水槽15とを接続 する塩水供給管45にパルスポンプからなる塩水供給ポンプ46が設けられ、清 水供給管16の塩水供給管接続箇所より下流側に混合器47と導電率センサー4 8とが設けられており、前記塩水供給ポンプ46を駆動することにより、塩水槽 15内から供給する高濃度の塩水と前記清水供給管16を介して供給する清水と を前記混合器47で混合して高濃度の塩水を希釈し、また、前記導電率センサー 48により塩水の濃度を導電率から検知し、その検知信号に基づいて前記塩水供 給ポンプ46を制御することにより、高濃度の塩水の供給量を調整し、これによ って、電解槽17に所定濃度の塩水を供給することができるようになっている。 なお、49は塩水槽15に付設した下限水位センサーであって、塩水濃度を検知 する導電率センサーを兼ねている。
【0023】 前記電解槽17と強酸性水槽20とが第1配管50、第1三方切換弁18a及 び強酸性水用元管51を介して接続されると共に、電解槽17と強アルカリ水用 蛇口6とが第2配管52、第2三方切換弁18b及び強アルカリ水用配管53を 介して接続され、前記第1三方切換弁18aと強アルカリ水用配管53とが連通 管54を介して接続されると共に、前記第2三方切換弁18bと強酸性水用元管 51とが連通管55を介して接続され、前記強酸性水用元管51の連通管接続部 より下流側に導電率センサー56と第1二方切換弁18cとが設けられると共に 、該強酸性水用元管51の導電率センサー56と第1二方切換弁18cとの間を 強アルカリ水用配管53に接続する連通管58に第1二方切換弁18dが設けら れており、前記両三方切換弁18a,18b及び両二方切換弁18c,18dは それぞれ交互に開閉するように連動連結されている。
【0024】 上記構成において、電解槽17での電気分解により塩素を含む強酸性水とナト リウムを含む強アルカリ水とが生成されるが、その生成初期には、第1三方切換 弁18aにより第1配管50と強酸性水用元管51とを連通させると同時に、第 2三方切換弁18bにより第2配管52と強アルカリ水用配管53とを連通させ 、また、第1二方切換弁18cを閉鎖すると同時に、第1二方切換弁18dを開 放し、これによって、第1配管50を通って流出する例えばpHが2以上の塩素 濃度の低い生成水を強酸性水槽20内に流入しないように強アルカリ水用蛇口6 から排出する。そして、前記導電率センサー56により生成水の塩素濃度を導電 率から検知し、その塩素濃度が設定値以上になれば、前記第1二方切換弁18c を開放すると同時に、第1二方切換弁18dを閉鎖して、塩素濃度が設定値以上 の強酸性水を強酸性水槽20内に貯留する。
【0025】 その後、電気分解の能力低下に伴って塩素濃度が低下して設定値に達した場合 には、それを検知する前記導電率センサー56からの検知信号に基づいて電解槽 17の極性を入れ換えると共に、第1三方切換弁18aを切換えて、第1配管5 0を連通管54を介して強アルカリ水用配管53に連通させると同時に、第2三 方切換弁18bを切り換えて、第2配管52を連通管55を介して強酸性水用元 管51に連通させ、また、第1二方切換弁18cを閉鎖すると同時に、第1二方 切換弁18dを開放し、これによって、第2配管52を通って流出する例えばp Hが2以上の塩素濃度の低い生成水を強酸性水槽20内に流入しないように強ア ルカリ水用蛇口6から排出する。そして、前記導電率センサー56により生成水 の塩素濃度を導電率から検知し、その塩素濃度が設定値以上になれば、前記第1 二方切換弁18cを開放すると同時に、第1二方切換弁18dを閉鎖して、塩素 濃度が設定値以上の強酸性水を強酸性水槽20内に貯留する。以後、同様の操作 を繰り返すことにより、pHが2以下の強酸性水のみを強酸性水槽20に貯留す る。
【0026】 前記強酸性水槽20は、例えば50リットルの強酸性水を貯留することができ 、この強酸性水槽20と前記第1蛇口5とを接続する強酸性水用第1配管59に はDCポンプからなる第1ポンプ60と前記空気抜きパイプ9とが設けられてお り、前記フットスイッチ10を踏むことにより、第1ポンプ60を駆動して強酸 性水槽20内に貯留されている強酸性水を第1蛇口5から吐出させることができ る。なお、第1ポンプ60を起動する際には、空気抜きパイプ9のコック9aを 開放して第1ポンプ60内の空気を抜くことにより、揚程差Hが大きくても、確 実に揚水することができる。また、強酸性水槽20と前記第2蛇口8とを接続す る強酸性水用第2配管61にはDCポンプからなる第2ポンプ62が設けられて おり、前記プッシュスイッチ11を押すことにより、第2ポンプ62を駆動して 強酸性水槽20内に貯留されている強酸性水を第2蛇口8から吐出させることが できる。なお、63、64は強酸性水槽20に付設した上限水位センサーと下限 水位センサーであって、塩素濃度を検知する導電率センサーを兼ねている。
【0027】 上記構成において、塩水槽15から供給する高濃度の塩水と清水供給管16を 介して供給する清水とを混合器47で混合して形成した所定濃度の塩水を電解槽 17内に供給し、該電解槽17での電気分解により生成した強酸性水を強酸性水 槽20に貯留する。そして、例えば病院内で医療従事者や患者が手を消毒する場 合には、フットスイッチ10を踏むことにより第1蛇口5から吐出される強酸性 水で手を洗えばよい。また、医療従事者や患者のスリッパや衣服などを消毒する 場合には、プッシュスイッチ11を押すことにより第2蛇口8から吐出される強 酸性水をバケツなどの容器に入れ、その容器に溜めた強酸性水でスリッパや衣服 などを洗えばよい。これによって、MRSAなどの繁殖をおさえて院内感染を防 ぐことができる。なお、強酸性水は時間の経過とともに還元されて中性の水に戻 るため、薬剤からなる消毒液のように周辺環境を悪化させることがない。
【0028】
【考案の効果】 請求項1記載の考案によれば、塩水槽、清水供給管、電解槽、強酸性水槽及び 蛇口などの水路系から漏水が生じても、その水路系を制御する制御器、電解槽用 メインスイッチング電源、ノイズフィルター、開閉器、ブレーカー、ヒューズ及 びトランスなどの電気系が漏水を被らない位置に設けられているので、その電気 系が漏水した強酸性水により腐食されたり漏電したりする虞れがなく、強酸性水 の生成を長期にわたって確実に行うことができる。
【0029】 請求項2記載の考案によれば、前記電解槽がケーシング内の中間高さ位置より 下方に配置され、前記制御器がケーシング内の電解槽よりも上方に配置されてい るため、電解槽から漏水が生じても、その漏水した強酸性水により制御器が腐食 されたり漏電したりする虞れがない。
【0030】 請求項3記載の考案によれば、前記切換弁がケーシング内の中間高さ位置より 下方に配置され、前記ノイズフィルターがケーシング内の前記切換弁の側方また はそれよりも上方に配置されているから、切換弁から漏水が生じても、その漏水 した強酸性水によりノイズフィルターが腐食されたり漏電したりする虞れがない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の一実施例である強酸性水生成
機の縦断面図、(b)は同機の横断面である。
【図2】同機の水路系を示す概略図である。
【図3】同機の斜視図である。
【図4】(a)は従来例を示す縦断面図、(b)は同横
断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 5 強酸性水用第1蛇口 15 塩水槽 16 清水供給管 17 電解槽 18 切換弁 18a 第1三方切換弁 18b 第2三方切換弁 18c 第1二方切換弁 18d 第2二方切換弁 20 強酸性水槽 21 制御器 22 電解槽用メインスイッチング電源 23 ノイズフィルター 24 開閉器 25 ブレーカー 26 ヒューズ 27 トランス A 水路系 B 電気系

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩水槽から供給する高濃度の塩水と清水
    供給管を介して供給する清水とを混合して形成した所定
    濃度の塩水を電解槽内に供給し、該電解槽での電気分解
    により生成した強酸性水を切換弁を介して強酸性水槽内
    に貯留し、該強酸性水槽の強酸性水を蛇口から吐出させ
    るように構成した水路系と、該水路系を制御するため制
    御器、電解槽用メインスイッチング電源、ノイズフィル
    ター、開閉器、ブレーカー、ヒューズ及びトランスなど
    の電気系とをケーシング内に収納した強酸性水生成機に
    おいて、前記電気系が水路系からの漏水を被らない位置
    に設けられていることを特徴とする強酸性水生成機。
  2. 【請求項2】 前記電解槽がケーシング内の中間高さ位
    置より下方に配置され、前記制御器がケーシング内の電
    解槽よりも上方に配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の強酸性水生成機。
  3. 【請求項3】 前記切換弁がケーシング内の中間高さ位
    置より下方に配置され、前記ノイズフィルターがケーシ
    ング内の前記切換弁の側方またはそれよりも上方に配置
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の強
    酸性水生成機。
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