JP3020956U - 錠剤用容器 - Google Patents

錠剤用容器

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JP3020956U
JP3020956U JP1995007760U JP776095U JP3020956U JP 3020956 U JP3020956 U JP 3020956U JP 1995007760 U JP1995007760 U JP 1995007760U JP 776095 U JP776095 U JP 776095U JP 3020956 U JP3020956 U JP 3020956U
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JP
Japan
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container
tablets
opening
day
dose
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Application number
JP1995007760U
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English (en)
Inventor
桂子 上徳
Original Assignee
日本イーライリリー株式会社
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Publication date
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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 漸増投与される薬の量を、煩わしいチェック
なしでも間違わないようにする。 【解決手段】 漸増投与される錠剤をそれぞれの日の各
服用時に必要な量ずつ区分けして配列する錠剤用容器を
用い、この容器を、錠剤を収納する破断可能な複数の収
納部2をシート上に備えた容器本体4と、容器本体4を
表裏からはさむとともに容器本体4の収納部が露出する
開口6aと錠剤取り出し用の開口6bを表裏に有する台
紙5とから構成する。台紙5の開口6aは、日を縦また
は横の一方に、1日のうちに数回定められた服用時をそ
の他方にとったマトリックス配列上に形成し、台紙5に
は、日ごとの服用量に対応する開口6aを囲む外枠9
と、服用時ごとの服用量に対応する開口6aを囲む内枠
10,11,12とを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、錠剤用容器に関し、特に、漸増投与される錠剤を区分けして収納す る錠剤用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばパーキンソン病と診断された患者に対して投与する薬の量は、一 般に、最初の2週間は体を徐々に薬に慣らすために日を追って増量するものとし て定められている(漸増投与)。この期間中、定められた量の薬を患者が間違わ ずに服用できるようにするため、従来は、例えば、それぞれの日の朝食後、昼食 後、夕食後の服用量について記述した説明文や、それぞれの日の各食後の服用量 を表した表を、薬とともに患者に与えていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この場合、説明文や表には薬を指示どおりに服用するようにとの注意書きが設 けられているが、それでも患者が服用量を誤る可能性はあった。また、服用量の 間違いがないようにするには、何日目のどの食後の分まで服用し終わったかを患 者が服用の都度チェックしておく必要があった。
【0004】 したがって、本考案の解決すべき技術的課題は、パーキンソン病などの治療た めに漸増投与される薬の量を、患者がこのような煩わしいチェックをしなくても 間違わないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上述の技術的課題を解決するため、本考案によれば、漸増投与される錠剤を、 それぞれの日の各服用時に必要な量ずつ区分けして配列した錠剤用容器が提供さ れる。
【0006】 この錠剤用容器は、錠剤を収納する破断可能な複数の収納部をシート上に備え た容器本体と、該容器本体を表裏からはさむとともに該容器本体の収納部が露出 する開口と錠剤取り出し用の開口を表裏に有する台紙とからなり、台紙の開口が 、日を縦または横の一方に、1日のうちに数回定められた服用時をその他方にと ったマトリックス配列上に形成され、台紙が、日ごとの服用量に対応する開口を 囲む外枠と、服用時ごとの服用量に対応する開口を囲む内枠とを有し、台紙の各 外枠内に、日付記入欄が設けられたことを特徴としている。
【0007】 このように構成した錠剤用容器を用いれば、服用するたびに収納部を押して錠 剤が容器の取り出し用開口から取り出されるので、残っている最初の錠剤が次の 服用分であることが患者に明確に分かる。また、日付を外枠の中に記入できるの で、その日付からも錠剤の量が間違いないことを確認できる。このため、何日目 のどの食後の分まで服用し終わったかを患者が服用の都度チェックしなくても、 漸増投与される薬を正確に服用することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案に係る錠剤用容器の実施の形態を、図1から図6を用いて詳細 に説明する。なお、この錠剤用容器は、パーキンソン病などの治療のために漸増 投与される錠剤を収納する容器であって、2週間分を4枚に分けて収納するもの として構成されている。
【0009】 図1は1日目から7日目までの錠剤を収納する1枚目の容器の正面図、図2は 8日目から10日目までの錠剤を収納する2枚目の容器の正面図、図3は11日 目と12日目の錠剤を収納する3枚目の容器の正面図、図4は13日目と14日 目の錠剤を収納する4枚目の容器の正面図である。また、図5は図1のV−V線断 面図である。
【0010】 図5に示すように、この錠剤用容器は、錠剤1を収納する破断可能な複数の収 納部2をシート3上に備えた容器本体4と、容器本体4を表裏からはさむように 2つ折りになった台紙5とから構成され、台紙5には、容器本体4の収納部2が 突出する開口6aと、錠剤取り出し用の開口6bが表裏に位置を揃えて形成され ている。
【0011】 台紙5の開口6a,6bは、薬を服用し始めてから何日目であるかの表示7を 縦に、1日に3度の服用時として定められた朝食後、昼食後、夕食後の表示8を 横にとってマトリックス配列されている。1枚目の容器に関して言うと、薬の服 用量は、1日目と2日目は夕食後に1錠ずつ、3日目は朝食と夕食後に1錠ずつ 、4日目から7日目までは毎食後に1錠ずつであり、開口6a,6bは、これら の服用時に対応した位置にのみ形成されている。
【0012】 台紙5の表面には、日ごとの服用量に対応する開口6a,6bを区分けして囲 む外枠9と、服用時ごとの服用量に対応する開口を各外枠9の中で囲む内枠10 ,11,12とが形成されている。また、台紙の内枠10,11,12は、それ ぞれ図では斜線及び点描で示しているが、各服用時ごとに別の色または模様で区 分けされている。さらに、台紙の外枠内には、何日目であるかの表示7に加えて 、より正確な服用を期して、日付記入欄13が設けられている。
【0013】 8日目及び9日目の服用量は毎食後に2錠ずつ、10日目及び11日目の服用 量は毎食後に3錠ずつ、そして12日目から14日目までの服用量は毎食後に4 錠ずつであり、図2に示すように、2枚目の容器の外枠9は、8日目と9日目を 横に2列ずつ区切り、10日目は3列を区切っている。また、図3に示すように 、3枚目の容器の外枠9は、11日目を3列、12日目を4列で区切り、4枚目 の容器の外枠9は、図4に示すように13日目と14日目をそれぞれ4列ずつに 区切っている。
【0014】 上記構成の錠剤用容器に錠剤を入れておけば、服用するごとにその分の錠剤を 容器本体4の収納凹部2を破って取り出すことになるので、破れていない最初の 収納部2のある内枠(10,11,12のいずれか)から、次に服用するのに必 要な量の錠剤を間違いなく知ることができる。また、その錠剤の量が間違いない ことは、日付記入欄に記入した日付で確認することができる。
【0015】 次に、台紙5の中での容器本体4の配置について説明する。錠剤1が入った容 器本体4は、一般に、錠剤1を2列に配置し、各収納部2を1つずつ切り取るこ とができる構成になっている。例えば、錠剤1を5個ずつ2列に配列した容器本 体4を用いて2枚目から4枚目の容器を作成する場合は、図6に示すように、1 0個の錠剤を収納した切り取っていない容器本体4と、1列5個分を切り取った 容器本体4aと、2列4個分を切り取った容器本体4bと、1列2個分を切り取 った容器本体4cとを組み合わせて用いることができるが、組み合わせは任意に 変えることができる。また、図1に示した1枚目の容器の場合には、さらに仮想 線で示した部分14を切り取って使用すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態に係る1枚目の錠剤用容
器の正面図である。
【図2】 2枚目の錠剤用容器の正面図である。
【図3】 3枚目の錠剤用容器の正面図である。
【図4】 4枚目の錠剤用容器の正面図である。
【図5】 図1のV−V線断面図である。
【図6】 台紙内での容器本体の配置を示す図である。
【符号の説明】
1 錠剤 2 収納部 3 シート 4 容器本体 5 台紙 6a,6b 開口 7 日の表示 8 服用時の表示 9 外枠 10,11,12 内枠 13 日付記入欄 14 切り取り部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漸増投与される錠剤(1)を収納するため
    の錠剤用容器であって、 上記錠剤(1)を収納する破断可能な複数の収納部(2)をシ
    ート(3)上に備えた容器本体(4)と、該容器本体(4)を表
    裏からはさむとともに該容器本体(4)の収納部(2)が露出
    する開口(6a)と錠剤取り出し用の開口(6b)を表裏に有す
    る台紙(5)とからなり、 上記台紙(5)の開口(6a,6b)は、日(7)を縦または横の一
    方に、1日のうちに数回定められた服用時(8)をその他
    方にとったマトリックス配列上に形成され、 上記台紙(5)は、日ごとの服用量に対応する開口(6a,6b)
    を囲む外枠(9)と、服用時ごとの服用量に対応する開口
    (6a,6b)を囲む内枠(10,11,12)とを有し、 上記台紙(5)の各外枠(9)内に、日付記入欄(13)が設けら
    れたことを特徴とする錠剤用容器。
JP1995007760U 1995-07-26 1995-07-26 錠剤用容器 Expired - Lifetime JP3020956U (ja)

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ID=43156311

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