JP3020572B2 - 色替え塗装装置 - Google Patents

色替え塗装装置

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JP3020572B2 JP2233925A JP23392590A JP3020572B2 JP 3020572 B2 JP3020572 B2 JP 3020572B2 JP 2233925 A JP2233925 A JP 2233925A JP 23392590 A JP23392590 A JP 23392590A JP 3020572 B2 JP3020572 B2 JP 3020572B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数の色塗料を単一の塗装ガンを用いて塗布
する形式の色替え塗装装置に関する。
(従来技術) 複数の色塗料を1つの塗装ガンを用いて塗布するに
は、カラーチェンジバルブによって選択された1つの塗
料をエアオペレートペイントレギュレータにより調圧し
た上、トリガーダンプバルブを介して塗装ガンのもとへ
と供給するような装置が用いられる。
この装置に用いられるエアオペレートペイントレギュ
レータは、ダイヤフラムによって区画された調圧室の一
方に所定の圧力に調圧されたエアを供給して他方の室内
を流れる塗料にこのエア圧を作用させて調圧するように
構成されており、またある色塗料から他の色塗料へ切換
える場合には、調圧室の一方にこの圧力よりも高く調圧
したエアを供給することにより、管路内に切換え供給さ
れた塗料洗浄用のシンナーに高い圧力を付与して塗料供
給管路内の洗浄を行うようにしている。
ところが、上述したようなこれまでの装置では、管路
内の洗浄終了後に調圧室の一方に供給した高い調圧用の
エアを直ちにエアオペレートペイントレギュレータ内よ
り排出することができないため、洗浄後に供給したつぎ
の塗料は残留エア圧を受ける結果、第3図に見られるよ
うに、切換え当初の何台かの被塗物面には規定圧以上の
圧力で色塗装が行われることになって、被塗物表面に施
す塗料の膜厚を被塗物毎に均一に管理することができな
くなるといった問題が生じるばかりでなく、塗料の供給
を断っても余剰の圧力により塗装ガンの先端から塗料が
たれて、被塗物の表面を汚してしまうといった不都合が
生じる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、色換え時においてもつぎの塗料
に対して直ちに規定の圧力を作用させて正常な塗装処理
を行わせることのできる新たな色替え塗装装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するための色替
え塗装装置として、複数の塗料及び塗料洗浄液を共通の
塗装ガンに選択的に給送する塗料供給管路に、エア圧設
定手段を介して供給する塗料調圧用エアにより動作する
塗料調圧手段を介在させるとともに、エア圧設定手段か
ら塗料調圧手段に至るエア供給管路に、エア圧設定手段
からのエアの供給停止に伴って塗料調圧手段内のエアを
排出するよう切換わるエア排出手段を介在させたもので
ある。
(作用) このように構成したことにより、色替えの際に塗料調
圧手段内に高い調圧用のエアを供給し、その圧力によっ
て調圧した洗浄液により塗料供給管路内を洗浄したあと
塗料調圧手段へのエアの供給を停止させると、塗料調圧
手段内の調圧用エアは迅速に排出されて、新たな塗料を
供給当初より所定の圧力に正しく調圧することができ
る。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例をなす色替え塗装装置の管
路構成を示したものである。
図において符号1で示した塗料供給管路の始端には、
複数の色塗料供給源21‥‥と、シンナー供給源22から必
要とする色塗料あるいはシンナーを選択的にマニホール
ド25へ送り出す複数の切換弁23‥‥を備えたカラーチェ
ンジバルブ2が設けられ、またこの下流側には、送り出
された色塗料あるいはシンナーに所要の圧力を付与する
エアオペレートペイントレギュレータ3とトリガーダン
プバルブ4が配設されていて、選択した1つの色塗料あ
るいはシンナーを管路1端の塗装ガン5へ供給すること
ができるように構成されている。
一方図中符号6で示した調圧用エア供給管路には、調
圧用エア供給源61からのエアを所要の設定圧に調圧する
機能とこのエアの供給を断つ機能を備えたブースタリレ
ー7が配設されていて、ここからさらに本発明の特徴部
分をなすエキゾーストバルブ8を介して上記したエアー
オペレートペイントレギュレータ3に調圧用エアを供給
して、カラーチェンジバルブ2を経て給送されてきた塗
料あるいはシンナーをこの調圧用のエアにより所要の圧
力に調整するように構成されている。
第2図は上記した調圧用エア供給管路6内のブースタ
リレー7と、エキゾーストバルブ8と、エアオペレート
ペイントレギュレータ3の詳細を示したものである。
ブースタリレー7は、そのケーシング内に調圧室71が
設けられていて、ここにはその内側壁に摺接して上下動
するピストン77が配設されている。この調圧室71はピス
トン77により上部調圧室71aと下部調圧室71bに区画され
ていて、その下部調圧室71bには、その下面中央にエア
通孔73が設けられていて、このエア通孔73を介して調圧
用エアの導入孔74と連通し、またこの下部調圧室71b
は、エア導出孔75を介して後述するエキゾーストバルブ
8に連通している。一方上部調圧室71aにはエア導孔72
が設けられていて、ここには、塗料用の圧力設定用リリ
ーフ弁92とシンナー用の圧力設定リリーフ弁93を介して
エア供給源91に連通する2本のエア供給管が3ポート3
位置切換弁94を介して接続している。他方、上記したピ
ストン77にはその外周面にバルブ78が設けられていて、
ピストン77が中立位置にあるときにこのバルブ78によっ
て調圧室71の側面に設けたエア排出孔76を閉止するよう
に構成されており、またこのピストン77には、エア通孔
73を貫通してその下方に突出するロッド77aが設けられ
ていて、このロッド77aの下端には、ピストン77が上始
点に達した際にエア通孔73を閉止するバルブ79が取付け
られている。
これに対し、ブースタリレー7とエアオペレートペイ
ントレギュレータ3との間に配設されたエキゾーストバ
ルブ8は、ブースタリレー7によって設定された調圧用
のエアをエアオペレートペイントレギュレータ3に導く
一方、洗浄用のシンナーからつぎの塗料への切換え時に
は、エアオペレータペイントレギュレータ3内に導入さ
れたシンナー用の高い圧力の調圧用のエアを急速に排出
させるように機能するもので、このケーシング81内に設
けた弁室82には、その軸心部に、ブースタリレー7のエ
ア導出孔75と連通するエア導入孔83が設けられ、またこ
の弁室82の一側には、調圧用エア供給管6を介して後述
するエアオペレートペイントレギュレータ3に連通する
エア通孔84が設けられ、さらに軸心部には、上記したエ
ア導入孔83とその対側に設けたエア排出口85を案内とし
てこれらの孔83、85を交互に閉塞する弁86が遊動自在に
配設されている。
他方、塗料供給管路1内に介在したエアオペレートペ
イントレギュレータ3は、ここに導入した調圧用エアの
圧力に応じて塗料及びシンナーをそれぞれ規定の圧力に
調圧するもので、このケーシング31内に設けた調圧室32
は、その内部に張設したダイヤフラム33により上室32a
と下室32bに区画され、その上室32aには、上記したエキ
ゾーストバルブ8のエア通孔84に連通する連通孔34が、
また下室32bには、塗料供給管1に連通する塗料導入孔3
5と塗料導出口36が設けられている。
このように構成された装置において、いまコンベアに
よって順に送られてくる自動車の車体のような被塗物の
表面に対してそれぞれ指定された色塗料を塗布する場合
には、色替え毎にカラーチェンジバルブ2の切換弁23を
切換えて、塗料供給管路1に洗浄用のシンナーを供給す
る。またこれとともに、圧力設定用エア供給源91に接続
する切換弁94を切換えて、シンナー用の圧力設定リリー
フ弁93により設定した例えば5.5Kg/cm2の加圧エアをブ
ースタリレー7の上部調圧室71aに導入する。これによ
り、ブースタリレー7のエア導入孔74から通孔73を経て
下部調圧室71b内に流入した調圧用エアは、ピストン77
を介して作用する加圧エアにより5.5Kg/cm2に調圧され
た上、その導出孔75からエキゾーストバルブ8の弁86を
押下げて弁室82内に流入し、さらにここからエア通孔84
を経てエアオペレートペイントレギュレータ3の上室32
a内に流入し、ここでダイヤフラム33を介して下室32b内
を流れる洗浄用シンナーにこの圧力を伝えて5.5Kg/cm2
に調圧したシンナーにより塗料供給管路1及び塗装ガン
5内に残留する塗料を排出して内部を洗浄する。
このようにして、マニホールド15から塗装ガン5に至
る塗料供給管路1内の洗浄を終えたら、つぎに切換弁94
を切換えて加圧エアの供給を断つ。
これにより、ブースタリレー7内のピストン77は、そ
の下面に作用する調圧用エアの圧力により上方へ変位し
てそのロッド77aの下端に設けた弁79によりエア通孔73
を閉止し、下部調圧室71b内へ流入する調圧用のエアを
断つとともに、調圧室71側面のエア排出口76を開放し
て、下部調圧室71bからエキゾーストバルブ8に至る管
路6内の調圧用エアを外部に排出する。
一方、これによりエキゾーストバルブ8内の弁86は、
その下面に作用する調圧用エアの圧力により上昇し、上
方のエア導孔83を閉塞するとともに、下方のエア排出口
85の流路を開放する。このため、エアオペレートペイン
トレギュレータ3の上室32a内に流入していた調圧用エ
アは、開放されたエキゾーストバルブ8の排出口85から
急速に機外へ排出されてダイヤフラム33を中立位置へ復
帰させる。
したがって、つぎに若干の時間、例えば1秒程度の時
間をおいてカラーチェンジバルブ2を切換え、新たに必
要とする塗料を塗料供給管路1に供給するとともに、切
換え弁93を切換えて塗料用圧力設定リリーフ弁92により
例えば2.2Kg/cm2に調圧された加圧エアをブースタリレ
ー7内に導入する。これにより、上述したと同様に下部
調圧室17b内に流入する調圧用エアは、ピストン77を介
してこの圧力に調圧され、ここからエキゾーストバルブ
8内の弁83を下方へ押下げつつエアオペレートペイント
レギュレータ3の上室32a内へ流入し、その圧力をもっ
てダイヤフラム33を2.2Kg/cm2に相当する位置へと変形
させて、下室32b内を流れる新たな塗料を必要な圧力に
調圧する。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、色替え塗装装置の
塗料調圧手段と接続する調圧用のエア供給管路に、エア
圧設定手段からのエアの流入停止に伴って塗料調圧手段
内のエアを排出するエア排出手段を介在させたので、色
替えの際に高い圧力で洗浄液を塗料供給管路内に流させ
べく塗料調圧手段内に高い調圧用のエアを供給した場合
でも、洗浄後のエアの供給停止とともに、塗料調圧手段
内の高圧エアを迅速に排出することができ、つぎの色換
えに要する時間を大幅に短縮することができると同時
に、新たな塗料に対してその供給当初より所定の圧力に
正しく調圧することができ、被塗物表面に形成する塗膜
の膜厚を常に一定に維持管理することを可能にするとと
もに、過大な圧力を付与させることにより生じる塗料の
タレ等を未然に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置の管路構成図、第
2図はその要部の構成図、第3図は色替え時に生じる塗
膜の膜厚変動を示した図である。 1……塗料供給管路 2……カラーチェンジバルブ 3……エアオペレートペイントレギュレータ 4……トリガーダンプバルブ 5……塗装ガン 6……調圧用エア供給管路 7……ブースタリレー 8……エキゾーストバルブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の塗料及び塗料洗浄液を共通の塗装ガ
    ンに選択的に給送する塗料供給管路に、エア圧設定手段
    を介して供給する塗料調圧用エアにより動作する塗料調
    圧手段を介在させるとともに、上記エア圧設定手段から
    上記塗料調圧手段に至るエア供給管路に、上記エア圧設
    定手段からのエアの供給停止に伴って上記塗料調圧手段
    内のエアを排出するよう切換わるエア排出手段を介在さ
    せたことを特徴とする色替え塗装装置。
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