JP3020110U - 警報器 - Google Patents

警報器

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JP3020110U
JP3020110U JP1995007674U JP767495U JP3020110U JP 3020110 U JP3020110 U JP 3020110U JP 1995007674 U JP1995007674 U JP 1995007674U JP 767495 U JP767495 U JP 767495U JP 3020110 U JP3020110 U JP 3020110U
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JP1995007674U
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Inventor
準一 川瀬
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株式会社日東電気工事
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般家庭に広く普及しているインターホン回
路、又は設備を一部利用し、犯罪者等の区画内への侵入
を感知して通報することのできる警報装置を安価且つ製
作容易に提供する。 【構成】 電源投入後直ちに警備状態となり、インター
ホン回路に電気的に接続され、該インターホン回路の親
機又は小機のスピーカーを警報音の出力器として使用す
る侵入者に対する警報装置であって、(1)熱線感知セ
ンサー、(2)該センサーからの感知信号を無線発信す
る発信機、(3)該発信機からの無線信号を受信する警
報受信アンテナ、該受信アンテナからの出力信号を自己
保存し、継続信号にする回路、該継続信号を該インター
ホン回路に電気的に接続し、該インターホン等のスピー
カーに警報音を出力させる回路、一定時間経過後に警報
音を停止させるタイマー回路及び該継続信号を強制的に
解除するリセッター回路を含む警報受信機からなる前記
侵入者に対する警報装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防犯、警備及び通報の装置に関する。特に、犯罪者等の区画内への 侵入を感知して警報を発し通報する装置に関する。更に詳しくは、住居等のイン ターホン回路をそのまま利用し、その設備に送発信機、リレー回路、タイマー等 を追加するだけで、防犯、警備及び通報システムを構築できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年我が国の事業所や一般家庭において防犯警備の必要性が飛躍的に高まりつ つある。防犯上、人等の侵入を感知し通報する装置は、これまで多数存在する。 しかしそれらの装置は、警備会社やメーカーの専用機器を使用しなければならず 、これらは一般に高価であり一般家庭にはあまり普及していないのが現状である 。 また、赤外線や熱線等により来訪者等を感知し、その信号を受信し、人の来訪 を感知するようにした送受信機も多数存在する。しかしながら、これらの受信機 は、人の来訪を感知しさえすればよく、警報音を所望の相当時間鳴動させるよう には構成されてない。 このためには1信号1動作である受信信号を適当な時間保持する継続信号にす る回路や、その警報を一定時間後に解除する回路が必要であるが、これまで複雑 な回路のものが多く、その開発がかなり困難であったことも原因のひとつと考え られる。 一方、インターホン等の装置は、訪問者との通話通信装置であるが、これは安 価且つ便利なこともあってほとんどの一般家庭に広く普及している。 しかしながら、これまでのインターホン装置を一部利用して、その回路にセン サー、送信機、発信機、リレー回路、タイマー等の部分装置を追加することによ り、ユニークな警報システムを構築できる装置はこれまでのところ存在しなかっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題とするところは、この一般家庭に広く普及しているインターホン 回路、又は設備をそのまま利用し、犯罪者等の区画内への侵入を感知して所望時 間継続して警報を発し、また通報することのできる警報装置を安価且つ製作容易 に提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために本考案は、電源投入後直ちに警備状態となり、イン ターホン回路に電気的に接続され、該インターホン回路の親機又は子機のスピー カーを警報音の出力器として使用する侵入者に対する警報装置であって、 (1)侵入感知センサー、 (2)該センサーからの感知信号を受信機に伝送する手段、 (3)該伝送手段からの出力信号を受信し、自己保存し、継続信号に変換する回 路、該継続信号を該インターホン回路に電気的に接続し、該インターホン等のス ピーカーに警報音を出力させる回路、一定時間経過後に警報音を停止させるタイ マー回路及び該継続信号を強制的に解除するリセッター回路を含む受信機からな ることを特徴とする前記侵入者に対する警報装置を提供する。 さらにより具体的には、電源投入後直ちに警備状態となり、インターホン回路 に電気的に接続され、該インターホン回路の親機又は子機のスピーカーを警報音 の出力器として使用する侵入者に対する警報装置であって、 (1)熱線感知センサー、 (2)該センサーからの感知信号を無線発信する発信機、 (3)該発信機からの無線信号を受信する警報受信アンテナ、該受信アンテナか らの出力信号を自己保存し、継続信号にする回路、該継続信号を該インターホン 回路に電気的に接続し、該インターホン等のスピーカーに警報音を出力させる回 路、一定時間経過後に警報音を停止させるタイマー回路及び該継続信号を強制的 に解除するリセッター回路を含む警報受信機からなることを特徴とする前記侵入 者に対する警報装置をも提供する。
【0005】 本考案で用いられる伝送手段としては、既存の振動警報器、赤外線警報器等の 、侵入者を感知し、それを出力信号として有線または無線で伝送することのでき る装置であれば特に制限はない。ワイヤレスの熱線式検知送信機が好適に使用で きる。
【0006】 この伝送手段から発信された出力信号は、受信機により受信される。本考案で 用いられる受信機は、既存の受信機で何ら不都合ないが、ワイヤレスのリモコン 用受信機が好適に使用できる。この場合アンテナはワイヤレスリモコン用アンテ ナが好適に用いられる。
【0007】 この受信された信号は、いわゆる1信号1動作の信号であって、警報音を継続 させるためにはこの信号を継続信号に変換する必要がある。このため、受信機に 入った出力信号は、自己保存され継続信号にする。
【0008】 このための回路としては、市販の部品として安価に且つ容易に入手可能なキー プリレーを使用することが好ましい。オムロン製 小型基板用小型リレー MY 2K、またはG2VN等が好適に使用できる。また、この継続時間は予め所望の 時間に固定することも、また可変とすることもできる。例えば、15秒単位で最 大120秒までまたはこれ以上の任意の時間に設定することも可能である。
【0009】 該継続信号は、既在のインターホン回路に接続される。この接続は好適にはイ ンターホンの親機と端子を介して接続できる。該継続信号は既存のインターホン の親機または子機のスピーカー回路に送られる。そして、住居内又は住居外に警 報音を一定時間鳴動させる。
【0010】 本考案装置ではキープリレー動作と同時にタイマー回路も動作し、一定時間経 過後は警報音の鳴動を停止させるようになっている。タイマー回路は警報受信機 内に設けられている。これは長期不在時に鳴動が継続した場合、一定時間で鳴動 を停止させ、近隣への過剰な騒音被害を避けるためである。本考案ではタイマー としては、オムロン製 オンディレーリレー MY2V、またはセイコー電子工 業IC製タイマーS−8081Bとミヤマ電機製ディップスイッチMS−820 −040S等が好適に使用できる。
【0011】 本考案装置では強制的に警報を解除することができる。すなわち、警報受信機 本体に設置されたOFF照光押しボタンスイッチPB2によって行うことができ る。さらには、受信出力OFF動作を外部ワイヤレスリモコン装置を用いて働か せることによって、リモコン的に警報待機状態または警報を強制解除することが できる。
【0012】 又、室内親機と管理室親機とを電気的に接続しておれば、この継続信号は、室 外の管理室親機にも送ることができ、管理室での防犯管理も可能となる。 さらに、NTT電話回線により電話転送により外部の警備会社等への通報も可能 である。
【0013】
【作用】
本考案は、簡単な送受信機を追加するだけで、既設のインターホン等の設備を 警報機として利用することにより、防犯装置として作用する。
【0014】
【実施例】
以下図面を参照しながら本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は、既設のインターホン配線に警報発受信機を増設したときの本考案装置の 全体の概念を説明する図である。 1は、住居の窓である。窓ガラスを破壊して室内に人が侵入した場合、これを 感知して、警報発信機2(松下 ECA 1401)から無線信号が警報受信ア ンテナ3(ワイヤレスリモコン用アンテナ 松下 ECA 5200)に発信さ れ、警報受信機4のワイヤレスリモコン受信部(松下 ECA 5113)によ り信号が継続信号とされ、この継続信号が室内親機5(インターホン アイホン QE−1AT)に入り、警報信号が親機5または玄関子機6から警報が一定時間 発せられる。また、室内親機5から既設回線を通じて管理室親機7にも伝達され 、管理室親機7でも警報が発せられる。更に、電話回線9によって警備管理会社 8に通報させるシステム構成となっている。 本考案の実施例の場合、室内親機5と玄関子機6との回線は既設配線を用いた 。又、室内親機5と管理室親機7とも既設配線を用いた。管理室親機7と管理会 社8との回線はNTT電話回線9を用いた。
【0015】 図2は、本考案の警報受信機の1例であるワイヤレスリモコン用受信機の外観 図及び内部要素の模式図である。 警報受信アンテナ3は本体20の頭部に設置されている。本体前面にはON照 光押しボタンスイッチPB1とOFF照光押しボタンスイッチPB2とが備えら れている。本体裏面には、左部に上から順に、ヒューズボックスF、リレーMY 3、キープリレーMY2K、オンディレーリレーMY−2V、端子台TB1が順 に設置されている。
【0016】 図3は、本考案の警報受信機の1例であるワイヤレスリモコン用受信機の回路 図である。 警報受信アンテナ3からの信号は、警報受信機ECA5113の回路に導入さ れる。警報受信機の受信出力は受信信号の受信によりON動作となる。リレーX (RY1)(オムロン MY3,AC100V)、キープリレーK(RY2)( オムロン MY2K,AC100V)を図のように並列に配置した。これにより 継続信号発生回路を構成した。発生した継続信号は、図示しない警報出力回路に 送られる。一方、オンディレーリレーTM(RY3)(オムロン MY2V,A C100V)のタイマー回路により、継続信号を時間制御した。 PB1は、照光押しボタンスイッチ(オムロン A3GT−97C1−H1E R)で、 PB2は、照光押しボタンスイッチ(オムロン A3GT−97C1 −H1EG)であり、警報を強制解除することができる。 電源は、AC100V 50/60Hzを使用した。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、前記のごとく構成したので、既設のインターホン等の設備を一部利 用でき、従来のこの種の防犯警報装置と比較してほぼ同等の防犯警備体制が、従 来の専用機と比較してはるかに安価かつ簡易に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】既設のインターホン配線に警報発受信機を増設
したときの本考案装置の全体の概念を説明する図。
【図2】本考案の警報受信機の1例であるワイヤレスリ
モコン用受信機の外観図。(A)は、正面の外観図。
(B)は、側面の外観図。(C)は、内部の要素配置を
示す模式図
【図3】本考案の警報受信機の1例であるワイヤレスリ
モコン用受信機の回路図。
【図4】本考案の警報受信機の電子部品を用いた別の1
例であるワイヤレスリモコン用受信機の回路図。
【符号の説明】
1 窓 2 警報発信機 3 警報受信アンテナ 4 警報受信機 5 室内親機 6 玄関子機 7 管理室親機 8 管理会社 9 電話転送 10 ヒューズ 11 外部端子 NP2 ON照光押しボタンスイッチ NP3 OFF照光押しボタンスイッチ F ヒューズボックス、 RY1 リレー、 RY2 キープリレー、 RY3 オンディレーリレー、 TB1 端子台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源投入後直ちに警備状態となり、イン
    ターホン回路に電気的に接続され、該インターホン回路
    の親機又は子機のスピーカーを警報音の出力器として使
    用する侵入者に対する警報装置であって、(1)侵入感
    知センサー、(2)該センサーからの感知信号を受信機
    に伝送する手段、(3)該伝送手段からの出力信号を受
    信し、自己保存し、継続信号に変換する回路、該継続信
    号を該インターホン回路に電気的に接続し、該インター
    ホン等のスピーカーに警報音を出力させる回路、一定時
    間経過後に警報音を停止させるタイマー回路及び該継続
    信号を強制的に解除するリセッター回路を含む受信機か
    らなることを特徴とする前記侵入者に対する警報装置。
  2. 【請求項2】 電源投入後直ちに警備状態となり、イン
    ターホン回路に電気的に接続され、該インターホン回路
    の親機又は子機のスピーカーを警報音の出力器として使
    用する侵入者に対する警報装置であって、(1)熱線感
    知センサー、(2)該センサーからの感知信号を無線発
    信する発信機、(3)該発信機からの無線信号を受信す
    る警報受信アンテナ、該受信アンテナからの出力信号を
    自己保存し、継続信号にする回路、該継続信号を該イン
    ターホン回路に電気的に接続し、該インターホン等のス
    ピーカーに警報音を出力させる回路、一定時間経過後に
    警報音を停止させるタイマー回路及び該継続信号を強制
    的に解除するリセッター回路を含む警報受信機からなる
    ことを特徴とする前記侵入者に対する警報装置。
JP1995007674U 1995-06-30 1995-06-30 警報器 Expired - Lifetime JP3020110U (ja)

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